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April 30, 2006

切山に 未来の使者が現れる 平家の里のロボット侍

180430

4月30日(日)

 午前中は、新居浜の自宅で、OAK・TREE誌5月号の最終修正と仕上げ作業。

 午後は、愛媛県と香川県の県境にある小集落、切山に向かう。ここは、その名が示す通り、山の中の集落である。総戸数30戸弱、人口は70名と聞いた。今は、立派な道路が出来ているが、昔は、川之江のまちからそんなに距離があるわけではないが、交通が不便であったらしく、今から800年以上前には、壇ノ浦の戦いに向かう道前の安徳天皇がここに隠れておられたという平家伝説のある村でもある。

 実はこの日、この切山の案内を行うロボット“切山侍”の披露式典があって、それに参加をしたのであった。この切山侍ロボットは、新居浜工業高等専門学校の出口助教授と生徒が一緒になって作ったもので、高さ180㎝、モーターで22箇所が動くようになっている。切山の中にある史跡12箇所を8分間にわたり、身振り手振りで語りかける。そして、霧山の歌に合わせて踊る。このロボットの手作り感覚が、また情趣をそそる。

 言わば、この切山は、先に述べた平家伝説、そして江戸時代の民家として国の重要文化財となっている真鍋家住宅等、古い日本を象徴する土地であるが、同時に、時代の最先端部であるロボットを備えた土地にもなったわけである。日本の過去を未来と同時に体験出来る村として、今後の新たな展開を期待したいものだと思う。

 尚、四国は山が多く、数多く山村があるが、その多くは、厳しい過疎に苦しんでいる。切山のように、将来に向かって新しい挑戦をしている地域は稀である。そこで、この地で“四国辺境サミット”開催を提案しておいた。またこの土地から新しい芽が生まれてくることを夢見た次第である。

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