中東は 多次元矛盾の集積地
10月17日(火)
日本財団ビルで、虎ノ門DOJOという勉強会が開かれ、それに参加。テーマは、“イスラエルから見た中東情勢”元イスラエル大使の茂田宏氏の講演であった。
そのお話をお聞きして、改めて中東問題の困難さを思い知らされた。そして同時に、国際社会は、正義を判断のモノサシとし、利害調整を委協への呼び水としながら、この地域の和平を何とか実現しようとこれまで努力をしてきたが、果たして、このやり方で解決できるのだろうかと思った。
正義は、双方に各々の正義がある。一方が正しくて、もう一方が間違っていると、双方が同じ考えになれるならば、問題は、とっくに解決しているはずだ。また利害というのも、単純ではない。イスラエル、パレスチナの国・地域の各々の内部にも、複雑な利害関係を抱えている。一本のモノサシでとても測り切れるものではない。
この話を聞きながら、川勝平太先生が、21世紀には、真→善→美の順ではなく、逆に日本的な美に始まり善を問いかけ真理に至るという道順の文明が大切でないかと、著書に書いてあったことを思い出した次第である。




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