12月31日(日) この年も 巡り巡りて 大晦日 天行健なり 明日は新年
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この日は、新宮のヤング・リーフ・ハウスへ行く。建物のすすはらい(清掃)と来年度の活動計画作成が目的である。
この1年間も、この場の四国人間論ゼミを、1度も欠かさず開催をしてきた。また、OAK・TREE誌250号記念の全国OAK・TREE大会開催時に、鍵山秀三郎先生にお越し頂いて、入り口の石碑の除幕式を行わせて頂いた。少しずつではあるが、この地に段々と多くの人の暖かい心が宿り始めている気がする。
いよいよ来年は、ヤング・リーフ・ハウス開設10周年である。“10年偉大なり”とよく言われる。困難なことも多かったけれど、何とか10年間の風雪に耐えて、この建物は歩み続けてきた。そう思うと、この月日がとても愛おしいものだった気持ちになってきたのである。
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終日、自宅で書類整理。1年間忙しく過ごしていると、もう大変な書類の山である。年末までに時間を見つけては、段々と片付けてゆかなくてはならないと思う。
しかし、書類は、目に見えるものなので、蓄積したものが形としてよく分かるが、ならば私自身のこの1年間はどうだったであろうかと思う。1年間、全力投球を続けてきた。日本各地を走り回り、多くの人に話をし、勇気づけてきた。執筆も、毎月のOAK・TREE誌をはじめとして、随分多くの文章を書き残してきた。それで、日本の国はどれくらい変わったのであろうか。私の力で、この国をどれくらい動かすことが出来ただろうか。
そんなことを考え始めると、何とも心もとない気持ちになってしまったのである。
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四国中央市回り。このまちは、今は日本一の紙製品出荷額を誇る市になっている。全世界の紙の1%がこのまちで作られているらしい。
このまちは、客観的に見て、大規模に紙を生産するのに必ずしも適地ではなかった。狭い平野、少ない水資源、労働力だって十分にあったわけではなかった。しかし、先人が、土地が無いなら土地を作ればよいと、海を埋め立てて広大な工業用地を作り、水が無いなら山の向こうを流れる銅山川から引いてくれば良いと、ダム建設と大規模疎水事業を行い、労働力は、全国各地から集め、原材料は世界中から輸入を行った。
このまちを見ていると、全ては、少数者の強い意志によって物事は動くのだと思う。このまちの歴史には、夢追い人を勇気づける力があると思う。
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これから地元の挨拶回り。今日が新居浜市、明日が西条市、そして明後日が四国中央市である。昨日一日寝ていたお陰で、体温も37.4度くらいまで下がり、軽度の活動ならば、ほとんど支障なく身体を動かせるようになった。余り無理をしすぎないように注意しつつ、主に企業回りを行う。
そんな中で、訪問した先々で、色々なご意見をお聞きする。大企業は、いざなぎ景気を越える長期の景気拡大といわれる中で、非常な好業績を上げているが、その一方で、中小企業の皆さんの顔色は余りさえない。売り上げは伸びているが、単価が中々上がらなくて、石油が値上がりしたり、労働コストが高くなる中で、大変な苦労をしている様子。
これから、格差問題の解決に、大きな力を注いでゆかねばと考えた次第である。
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「終日、嘔吐と下痢でダウン。昨日から体調がおかしかったのだが、今朝になって、熱も39度8分もある。ここに来て、1年間の疲れが一気に吹き出したようで、丁度行事も何も無かったので、一日寝て過ごす。これだけ熱があると、いくら寝ても起きたくならないで寝ていられるのが不思議である。こんな感覚は、久し振りのことである。
病気は辛いもので、かからなければならない方が良い。しかし、良いことが1つあった。それは、嘔吐と下痢が続いたお陰で、体重が減り、体重が90㎏の壁を一気に突き抜けて、89.6㎏となったことである。この暫くダイエットに努めて、91㎏くらいまでは減っていたが、そこから中々減らずにいたのである。それが、ついに80㎏台へ。
政は正なり。言ったことを守るのが政治家であるが、中々難物であった体重の公約も年末ギリギリに、病気のおかげで果たすことが出来た。そう思えば、病気も有難いものである。
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引き続き今日も予算会合花盛り。様々な会合に忙殺される。そんな中で、TEPIAホールで開かれた「ロボット大賞」の事前見学会に出席。数多くの応募の中から、いくつかの部門賞が設けられていて、今年の大賞は、お掃除ロボットが受賞をしていた。
展示を見ていると、ロボットがかなり社会のニーズに近づいてきていることを感じた。工場の中からロボットが飛び出して、現実社会や生活の中に入ってくる流れの中で、外見からして、ロボットがソフトな雰囲気を漂わせるものに変わってきている。社会の注目度も高い分野であるだけに、実用に向かっての一歩が各分野で生まれてくれば、今後、どんどんと進化が進んでゆくこととなるだろう。
これから先、どんな成長を示すこととなるのか、大いなる希望と共に、受賞ロボットを見せて頂いた次第である。
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国会閉会日。重要法案成立のために、保険をかけて、4日間会期延長をしたが、無事、先週中に処理を終えていたため、この日は単に形式的閉会手続きを行っただけであった。
振り返って、約3ヶ月間の臨時国会。安倍政権船出の国会であったが、色々な問題提起がなされた国会でもあった。安倍政権は、戦争と占領時代を引きずり続けた日本政治に決別して、新時代を切り拓く政治を目指している。そこで、国民の心に絡む政治課題にも積極果敢に挑戦してゆこうとしているが、その取り組みに安倍政権自身がどう取り組んでよいか、まだ暗中模索である上に、野党等も、どう対応してよいものか、戸惑いがある。
ここで水入り、新年からが本格的勝負である。
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財務省の予算内示を明後日に控え、段々と予算を巡る会合や説明が多くなってきた。当然、身辺に慌ただしさが増し加わってきている。そんな中で、この日は、弁理士制度推進議連も開催され、今後必要とされる改革課題等について議論を行った。
世の中は激しく動いている。知的財産権を巡っても、時流は大きく動き、諸制度の妥当性も揺らいできている。そんな変化の中にあって、国民の利便性と経済合理性等を判断基準として、必要な改革を恐れずに押し進めるのが、小泉政権を引き継いだ安倍政権のイノベーション路線である。しかし、既得権益を巡って、目前に峻え立つ壁は高く厚い。この知財分野でも、その壁がある。そんな壁を打ち破り、新しい秩序を作るのが我々の仕事である。これからも心して取り組んでゆきたいと思う。
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臨時国会の閉会日。ただ、教育基本法案や防衛庁の省昇格法案が参議院で最終段階であり、不測の事態が起きてはならないとのことで、若干の会期延長を行う本会議が開かれ、閉会日は、19日の火曜日まで延ばされる。
この日は、ハクション議連も開催。来年度予算と今後の取り組みについて説明を受け、意見交換をした。このハクション議連は、もう活動実績が10年を越える。免疫・アレルギー科学総合研究センターや花粉観測システム立ち上げなど、色々な実績は上げてきたが、ならば、アレルギー症がこの社会から減ってきているかといえば、逆だ。年々患者の増加が報告されている。
来年は、いよいよ問題解決にメスを入れてゆくぞと、心に決めた次第である。
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この日は超多忙。朝から各種部会、そして、私が事務局長を務める環境ビジネス議連。その後、清和研総会、衆議院本会議とあり、それから、二松学舎大学での講義。これは今日が最終講義であった。
そして、夕刻からは、東京は有楽町マリオン前で、「第1回東京ゆちげ街頭講演会」。多くの方々のご協力の下、約1時間にわたり、12のミニ講演を次々に行う形で展開した。小雨の降る中でのことであり、通行人は少なかったが、これはアポロ11号アームストロング船長の月面への第一歩と同じ。“この一歩は小さな一歩であるが、人類にとっては大きな一歩である。”そんな感慨を胸に抱いた次第である。これからこのゆちげ講演会を全国で行うことにしたいと思う。
その後、東京OAK・TREEフォレスト忘年会。
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荒川貴雄君が大阪からやってきた。私の事務所で働くことを希望している青年である。来春、大学卒業であり、その前に、大学生を300名くらい集めて、人生の生き方、考え方を研修させる会を開催しようと、今その準備を進めているところである。大学生に対する人間学運動を始める起爆剤となる可能性を持つ青年である。だから率直に話をさせて頂いた。
私の事務所程度の小さな組織でも、よく誤解が生じる。私自身は非常に明快に方針を示しているつもりでいても、現実の動きが全然別の方向に向かってしまうことがある。それは、間に色々な人が入った場合に多い。各々が思い込みに基づいて判断したものを重ねると、何人か経る内に全然別のものとなる。伝言ゲームと同じである。それだけに、ダイレクトに本質的なことを語り合う気風が、組織には必要だと考えている。
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夜、全日空の大橋会長にお招き頂いて、少人数の懇談会。これは、大橋会長の故郷が岡山県高梁市であり、幕末期にこの地で活躍された山田方谷先生を経営上の師の1人としておられることから、山田方谷先生に強い関心を持つ人が集まって、語り合おうではないかという趣旨の会であった。人物を中心に、響き合う心を持って語り合う会は、とても楽しい会であった。
その最期に、私から、先月末以来、日本経団連と相談をしている人間学初級知識検定制度について、その説明をさせて頂いたところ、参加された方々から、建設的なアドバイスを幾つか頂いた。
この日本の国に、人間としての良識を取り戻す運動などというと、つかみどころがなくて、しかも遠大な目標のようであるが、要するにまずは、この思いを持つ人たちの輪を作る事なのだと気がついた次第である。出来ないと言っていては、今、飛行機が空を飛んでいるはずがないではないか。
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この週末は地元に戻らず、東京で山積する仕事に立ち向かう。ここでまず、宿舎の書類整理から取りかかったのが間違いであった。書類というのは、分量的に少ないように見えても、1つひとつ目を通しながら、必要なことを頭の中に焼き付けつつ処理をしてゆくと、結構時間のかかるもの。午前中で片付けられるかと思った仕事であったが、一段落して気がつくと、もう夕刻であり、結局、一日仕事となってしまった。
書類というものは、関心のない人にとっては、ただの紙クズでしかない。価値ゼロである。しかし、思いを抱いている人には宝物。札束と同じである。
それだけに、私はいつもワクワクしつつ書類整理をしているのだが、この心境は、回りの人に中々ご理解を頂けない様だ。
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この暫く、永田町は、道路特定財源の一般財源化問題で揺れている。マスコミの政治報道も、この問題一色。四国ブロック両院議員会でも、この道路特定財源の一部を本州四国連絡橋の料金引き下げの財源として使って頂きたいと、中川秀直幹事長に要請を行う。
そんな中で考えた。物事は、その時の勢いで、一気にバラバラに壊してしまうのは簡単なことだ。しかし、後になって、やっぱりああしていれば良かったと思った時は、大変だ。この道路特定財源は、とても大きな財源で、今後これだけのものを新たに作ろうとしても、中々出来ないものである。
ふと、タリバンによって無惨に破壊されてしまった、アフガニスタンのバーミヤン仏教遺跡のことが頭をよぎっていた。
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清和政策研究会の幹事会。私は清和研で常任幹事と政策委員長代理を務めている。この日は、道路特定財源の一般財源化問題が政策課題として浮上している中で、地域活性化のための道路高度活用事業に、この財源を振り向けることを提案した。
私は、過疎に悩む地方が必要としているのは、道路そのものよりも、その道路をいかに活用して、より良い地域を作るかという夢であり、知恵であると考えている。また、その夢を実現するために道路整備が必要というのならば、その道路は将来にわたって有効に利用されるわけだから、鋭意整備を進めるべきだと考える。つまり、まず道ありきではなく、まず夢ありきということに、発想を切り替える必要があると考えているのである。
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夜、PGA(Parliament's Gloval Action )の夕食会。
世界各国から、数多くの国会議員が集まっていた(50カ国、130人)。
私が座った席の隣には、日本語を話す在日カナダ大使のジョゼフ・キャロンさんがいたので、もっぱら、キャロンさんと話す。こういう場に来ると、いつも、英語を自由に話せないので、肩身が狭い思いをしてしまう。
これまで、英語をしゃべれるようになろうと、どれ程の努力をして来ただろう。しかし、いつも忙しさの中で、三日坊主になってしまう。そこで、いまだに簡単な日常会話を越える会話が出来ないし、少し専門用語がはいってくると、たちまち聞き取れなくなってしまう。習うより慣れろと言われるが、これから毎朝、毎日の新聞の概要を英語で3分間スピーチをすることをこの場で決意。
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松山で、「愛媛県障害者福祉推進大会」。500名くらいの参加者であっただろうか。知事、県議会副議長、関谷参議院議員の後に、私からの挨拶。障害者自立支援法に関して、障害者皆さんが政府に対して不満や不信を抱いている気がしたので、少し思いを込めた話をさせて頂いた。
その基本は、障害者も各々に自ら歩むべき道を持って歩んでいるのだから、もっと強く主体性を持って歩んで欲しいし、受け身ではなく、社会に対して、小さな事であっても何らかの貢献をしてゆこうと考えて欲しいということであった。
人は、生命ある限り、自分自身の足で歩まねばならないと私は思う。自分の足が使えない人は、創意工夫して、何らかの方法を使い自分の力で歩むことを考えなくてはならない。その生き方こそが、人を輝かせる生き方であると信じているからである。
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