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11月30日(金) ガチンコの 相撲力士も 土俵を降りりゃ 和して囲める ちゃんこ鍋かな

20071130

 国会の対立が続き、動かない。小沢代表の発言は、相変わらず強硬。全くのガチンコ相撲で、状況が動かない。

 ふと考える。相撲力士は、土俵を降りても、対立し、ぶつかり合っているのだろうかと。恐らくそうじゃないはずだ。いくら土俵の上では厳しく対峙しても、一度土俵を降りたら、チャンコ鍋を仲良くつつき合っているのじゃないか。ウラとオモテ、ホンネとタテマエの使い分けと言われればそうかも知れないが、現実社会には、少なからずこんなところがある。第一、“殺してやる”と叫びながら戦うプロレスなど、巡業のバスの中でまでその戦いを続けていたら、本当に殺人事件になってしまう。

 これまでのように、裏舞台での調整が出来ないならば、表舞台に対立を調整する仕組みを作っておかないと、国の基本問題において、どこまでも調整が出来ないことになってしまう。当たり前のことだが、今の国会は…トホホ…。

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11月29日(木) 地方には 元気を奪う こと多し 私の努めは 夢知恵ポンプ

20071129

 朝8時半から、愛媛県の国保制度に関する意見交換会。全県の市町村長ないしは、その代理者が出席をして、国保制度改革を巡って、国会議員と意見を交わす場である。毎年この時期に行われている会である。

 それにしても、アレレ…と思う参加者数である。以前は、愛媛県下70市町村長が集まっていたから、大きな会議室で開催されていた。それが今は、20市町と、3分の1以下の数となったのだから当然のことである。

 しかも、この20市町の代表者には、どうも元気がない。各地方自治体が、財政的に困窮していて、事業も思うように出来ないというだけでなく、職員給与カット等、気が重くなることに取り組まざるを得ないのだから、さもありなんという思いである。

 この厳しい時代なればこそ、思い切り知恵を出して乗り切ってゆかねば…と、思い新たである。

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11月28日(水) 自らの 利に目のくらむ 人間が 国防トップじゃ やり切れないね…

20071128

 この日、人間学講座は、幕末の財政家・山田方谷。山田方谷の人となり、その考え方、手腕等についてのお話を行った。

 一方、テレビを見ると、守屋武昌・前防衛事務次官とその妻逮捕の報道…。この財政危機の時代に、しかも国を守るという国民からの信頼が最も求められる役職において、その事務方トップのところで贈収賄が行われていたとは…とてもやり切れない気持ちである。

 これからの日本政治は、国民に対して厳しいこともお願いしてゆかなくてはならない時代である。この時に、そのリーダーと目される人が、自分自身の利益を仕事を通して図っていたなどということが許されようはずもない。

 改めて、人間としていかに厳しく自らを律して生きてゆかねばならないか、公の仕事に就く人の覚悟が問われなくてはならない時である。山田方谷の話をしながら、私が今取り組んでいる人間学講座の重要性に、思いを巡らせた次第。

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11月27日(火) 地域力 レンタルショップで 借りられず リーダー育てて 自ら育てん!

20071127

 終日、様々な行事、会合。

 その合間に、政策大学院大学の橋本久義教授をお訪ねした。そして、来年1月からスタートを予定している自民党中央政治大学院の「地方再生リーダー育成塾」の講義と指導をお願いする。先生からは、快諾のご返事を頂いた。

 この塾も、いよいよ具体的プランを煮詰める段階である。“地域作りは人づくりから”とよく言われるが、現実には、中々地域リーダー育成の取り組みは進んでいない。今回、自民党でその取り組みを行うことにしたのも、福田総理の地域再生のかけ声に対して、党の立場から実質的な支えをしなくてはならないという思いあってのことである。

 地域の活力は、地域に住む人自身が燃えて生み出してゆかなくてはならないものである。これから、その具体的なプロジェクトが動き始める。私の胸には、これからの時代を拓く新たな決意が生まれてきた次第である。

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11月26日(月) 先人が 持てる無限の エネルギー 「人間学」にて 我が力と為す

20071126

 午前中、西条駅前に「四国鉄道文化館」が完成し、その記念式典が行われる。ここには、第4代国鉄総裁を務められた十河信二先生の顕彰館も作られている。ここが、これからの顕彰運動の足場となるだろう。

 この式典を終えてから、次は新宮へ。「志の道」を歩きたいと、全日本教職員連盟役員の皆さんがお訪ね下さったのである。約2時間かけて、ご案内をして、それからヤング・リーフ・ハウスで教育懇談会。教育者が人間学を学ぶということの重要性を中心として、活発な話し合いが行われた。

 その後、JRで上京。

 世の中は、総じて“人間学”への関心を深めていると思う。時代の激流の中で、自分がいかに生きるべきかと問いかける人が増えてきているせいであろう。今日の1日の活動も、底流には、色々な人の先人に学びたいという気持ちが流れていた。そう言えば、十河信二先生が新幹線計画にゴーサインを出さなければ、私もこんな形で東京と地元の往復が出来なかったのだ…と、移動中の新幹線車中で苦笑した次第。

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11月25日(日) 元気だった 力尽くした 邪心無かった そして少しは 成果もあった

20071125

 午前中、10月に亡くなった叔母の法事。昼から幾つかの会合を回り、夜は、自宅で書類整理や雑用。

 もう平成19年も残り僅かである。残り1ヶ月余りの間に片付けなくてはならない仕事を書き出して見ると、驚くほど多くの仕事がある。しかも、国会は開会中。更に、今も多くの仕事が、オン・ゴーイングであり、残務処理だけに時間を割ける訳ではない。

 まぁ、しかし…と考える。今の私には、仕事がほとんど全て。今年も全力投球でここまで歩んでこれた。大病をすることもなく、事故に会うこともなく、働き続けられたことは幸せなことである。しかも、邪心なく、正しいことを信じて歩んできた気もする。そして、その結果、随分色々な成果も、私の回りで生まれ始めていると感じている。

 “仕事の報償は、次の良き仕事である”という言葉もある。これほど、今の私が納得出来る言葉はない。

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11月24日(土) この国を 大きく変えた 教育者 時空を超えて 四次元サミット

20071124

 引き続いて、今度は京都。昨年「第1回・日本を変えたすごい人サミット」を霊山歴史館で開催をしたが、今回は、話題を絞って「教育問題」をテーマとしたため、それにふさわしい会場として、京都市立学校博物館を会場とした。

 昨年と同じ趣向で、過去の“すごい人”の研究者や子孫がその人になり替わって、教育問題を論じるという設定であった。今回は、石田梅岩、二宮尊徳、吉田松陰、新島譲の4氏にご登場頂き、現代教育を論じ合って頂いた次第である。

 この議論の取りまとめとして、①京都市の「日本の心の首都」としての役割、②「心田を耕す教育」「汗を流す教育」の重要性、③教育界で「人間学」に取り組む必要性、④「人物観光」へのアプローチ、⑤「人間学」を実践者として現代に活かす視点の重要さ。これらの点を、参加者に対して諮り、満場の賛成により、採択させて頂いた。 
 今回は、教育問題に絞って論じ合った。しかし、それでも時間が足りない印象であった。参加者も同じ印象であったと聞いたそのくらい意義深い会であった。

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11月23日(金) 大正の 時代は正に 桶狭間 狭き谷間が 未来を示す

20071123

 朝、東京駅を出て、岐阜県の大正村へ。実は、もうすぐ大正100年(西暦2012年)を迎えるので、このプレ行事として、この日、文化祭が行われたのだが、その1つの会合で、私に講演とパネルディスカッションが依頼されたのであった。私自身も、日本の歴史の中でとかく忘れられがちな“大正時代”というものをきちんと認識する上で、自分でも少し研究してみたいテーマなのであった。

 このフォーラムでは、10枚のイラ短を使った。その1枚が、今回のイラ短である。大正時代は、明治時代と昭和時代の狭間にある実質わずか14年余りの短い時代。しかも、西洋列強に追いつき追い越せと懸命に駆け抜けた明治時代。そして、日中戦争から太平洋戦争へ、そして、その焼け跡からの復興と、劇的な時代であった昭和時代の間にあって、印象もとても弱い。とかく忘れられがちである。

 しかし、私は、日本の歴史にとって、大正時代とは、天下の方向を定めるきっかけであった桶狭間の戦いに相当する時代ではなかったかと感じている。これから、その点をよく研究してゆきたいと思う。

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11月22日(木) 夏の日に 日陰選びし 人たちが 立冬過ぎて 求む日だまり

20071122

 自民党内で来年度税制や予算の議論が始まり、多くの会合が開催され始めた。ここで行われている議論の特徴は、もっと現場の問題にしっかりと目を向けよというものである。

 これまで、日本の国の再生のために、そして、何よりも財政を再建するために、みんなで少し我慢をしなくてはならないという主張の時代であった。その強い日差しの如き総理の下で、日陰を選んでいた人たちが、段々と寒さに耐え難くなってきたのだろうか。国民への暖かい配慮をにじませる福田総理の下で、暖かい日だまりを熱望し始めているような印象である。

 そう言えば、私も、宿舎から議員会館まで10分程の道を歩いて通っているのだが、少し前まで、強い夏の日差しを避けるように、日陰のある側の歩道を歩いていたのだが、今は逆。少しでも日のよく当たる歩道を歩こうとしている。今の日本政治と較べながら、ついつい、苦笑いをした次第である。

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11月21日(水) あぁ天よ 我に試練 与えたまえ そんな心境 この無茶苦茶さ

20071121

 来年の税制や予算の議論を前にして、色々な会合が多くなっている。そのような中、私自身も、環境ビジネス議連、日本・宇宙議員連盟、人間学講座(伊庭貞剛)を中心になって開催。この日も、無茶苦茶に慌ただしい1日であった。
 
 その一連の行事が終わり、事務所に戻った時に、厚生労働省の石井労災補償部長が、私の議員会館に飛び込んで来られた。お話をお聞きすると、全国各地に展開されている労災病院(全国30ヶ所余)が、独立行政法人の整理合理化の動きの中で、1つのターゲットになっているということであった。私の地元にも、愛媛労災病院があるため、事前に情報提供ということであったようである。

 しかし、この問題は、今、地域医療の問題について、大きな不安が起きている中で、地域中核病院の1つである労災病院が混乱に陥ることは、地域にとっても大問題となる。そこで早速に動き、この問題を考える議員連盟を立ち上げることにした。

 あぁ、天よ、我に七難八苦を与え給え…山中鹿介の心境である。

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11月20日(火) この歌詞が 語る教育 3要素 歌と講演 コラボレーション

20071120

 午前中、諸会合に参加。そして、午後1時からの本会議後、飛行機で松山へ。

 実は、この日は、松山の愛媛県民文化会館を会場として、全国の給食関係者が集まる大会が開催されていて、その後に開かれる全国学校栄養士協議会の研修会で、私が講演をすることになっていたのであった。全国各地の学校栄養士の皆さんが、150名くらい集まっておられる場での講演であった。

 学校給食大会の後であり、お疲れもあるだろうと、まずCDの歌を聞いて頂いた。少し前に収録したばかりの歌「十河信二」である。“何故、講演で歌…?”といぶかしがる人もいただろう。しかし実は、この歌がその後の講演の伏線となるものであった。人間がより良く生きるための3つの要素を歌詞として織り込んだものであった。そして、そのことを学校給食の中で子ども達に伝えて頂きたいと、お話をしたのであった。好評であったようだ。

 改めて、歌の持つ大きな力を感じたのであった。

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11月19日(月) 地方とは 八方輝く クリスタル 私の頭も クリスタルになる

20071119

 地方問題について考えることの多かった1日。

①午前10時に、片山虎之助先生の所に、「地方再生リーダー育成塾」の講師の依頼でお伺いする。地方に人材をUターンさせる政策の必要性を語ると、賛同をして下さる。講師依頼も快く引き受けて下さる。

②12時から憲政記念館で、地方六団体の大会が開かれ参加。この大会の狙いは、危機的状況にある地方財政の実態を訴え、来年度予算において、これ以上の地方交付税の減額が行われないようにとの主張を行うものであった。この問題は、地元でもよく聞かされている問題である。十分配慮してゆかねばならないと思う。

③午後4時から、イタリアから地方議会議長の代表が来日中であり、イタリア大使館からの依頼で懇談をする。イタリア北部の美しい田舎の議長であり、地方振興問題について語り合う。

 これから地方に力を与えてゆくために、何を為せばいいのだろうかというのが、私の1つのテーマである。衆知を集めつつ、道を切り拓いてゆきたいと思った。

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11月18日(日) 忙しくとも 健康である そのコツは 臨済禅師の 言葉に尽きる

20071118

 各地で文化祭が開かれている。そこで、ご案内を頂いたところを順に回っていきながら、知り合いに出会うと、声をかけて近況をお聞きする。この日も随分数多く回った。そして、夕刻のJRで上京。

 何とも慌ただしい。これだけ忙しく動きながら、何とか体も心も健康を維持しているのは、他から強制されて仕事をしているということではないからであろう。勿論、様々な会合等は、こちらの都合で開いてくれるものではなく、また欠席する自由のないものも多く、その意味では半ば強制であるが、それでもその中に、出来るだけ自らのテーマを持って参加するように努めているので、言わば半分は自分の意志といったものであろうか。こんなことも、政治生活が長くなる中で、自然に身につけた知恵である。

 どんな環境にあっても、自分が主体的に関わる意識を忘れない。またそんな形での取り組みを必ず行う。あぁ…これは、臨済禅師の言葉、「随所に主となれば、立処皆真なり」そのものではないか。

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11月17日(土) 人生の 最大遺物 それは 勇ましく 高尚なれる 生涯なりや

20071117

 月1回、地元で四国人間論ゼミとOAK・TREEフォレストを開催する日。地元活動の中で、最もアカデミックな気風の満ちる一日と言って良いだろう。

 四国人間論ゼミのテーマは、「内村鑑三の人生と思想」。このテーマは、色々な事情があって、二度にわたって先延ばしをしてきたものである。その分、私の心の中で、より深く考えを巡らせることが出来た。取り上げたのは、「後世への最大遺物」という講演録であった…。人は、色々なものをこの世の中に残してゆこうとする。第1にお金だ。しかし、空しい。第2に事業だ。これは誰にでも残せるものではない。第3に文筆だ。これにも特殊な才能が必要。そこで誰にでも遺すことが出来て、利益ばかりで害のないものがある。それで何であるかならば、勇ましい高尚なる生涯だ…こんな主張であった。

 私自身、50才を過ぎて早2年余り。人生の後に何を遺せるかというのは、私のテーマでもある。考えさせられる言葉であった。

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11月16日(金) 地元にて 声お聞きする 会開く あぁこうすれば うまくゆくんだ

20071116

 昼頃、谷垣政調会長に、ロボット政策推進議員連盟としてお会いして、これからこの議連で取り組む「テクノ・ケア法案」について、事前のご説明をしてご理解を頂く。また、午後には、前参議員議員の清水嘉与子先生にお会して、来週の環境ビジネス議連について、事前の打ち合わせを行う。

 その後、JRで地元へ。新居浜駅に着くと、その足で、地域薬剤師の皆さんが役員会を開催している場へ直行。今現在、薬剤師皆さんが抱えておられる問題、また、薬剤師業界としての今後の展望等について語り合った。

 この会では、私から質問をする形で懇談を進める方法を使ってみた。通常、政治家が有権者と話をする場合、まずは今の国政状況などをお話した後で、残った少しの時間、参加者と意見交換をするというのが普通のパターンであるが、この頃は、テレビが十分に国会のことも伝えているので、そんな話をしても冗長である。むしろ、皆さんのお考えを知ることが大切だと割り切ったのである。

 その結果、とても話がはずんだ。色々な情報を頂くことが出来た。これが基本形。今後の会合には、このやり方を使おうと考えた。

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11月15日(木) 散る紅葉 テロ特措法 ドルと株 さぁ知恵を出せ 与党も野党も

I20071115

 国会は、テロ特措法に展望が開けないまま混乱が続く。一方、経済の方も、サブ・プライムローンの問題を引き金にして、ドルが大きく下落。そして、世界中の株価が落ち込んでいる。

 窓の外に目をやれば、秋の深まりの中、銀杏の葉が散り始めている。その葉が散るが如く、日本社会においても、色々なものが風の中を舞い始めている。

 そんな中を、福田総理は総理になっての初訪米。新しい風を、アメリカから引き込むことが出来るのだろうか。
 それにしても、季節は思索にふさわしい今日この頃。この閉塞状況の中で、国会議員に期待されているのは、対立し合うことではなく、その緊張感の中で、より良い知恵を出すことだ。

 参議院は、野党が過半数を大きく超えている。ならば、野党にも知恵を出す責任がある。大きな知恵が求められる時だ。

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11月14日(水) 世のために 頭も心も フル回転 事務所戻りて 至福の一時

20071114

 1日に3つの主催行事を動かした日。

 まず朝一番に東京OAK・TREEフォレスト。その後、幾つもの部会や調査会の後、午後2時からハクション議連。そして、午後4時から、自民党中央政治大学院の「人間学講座・第2講(吉田松陰)」である。その後も、幾つかの会合。

 さすがに、1日に3つもの会合を準備して、そこで話もするとなると、なかなか大変である。夕刻になると、もう精根尽き果てたという感じで、議員会館の椅子にへたり込んでしまう。

 しかし、その時の充実感!一日、自分の信念の下での仕事に取り組み、全力を出し尽くしたと感じる時の快感は、これ以上のものがないという感じである。

 人は、全身全霊、持てる力を尽くし、人のため世のため働いたという実感を持ち、そして、その結果として、自分自身が大きく成長出来たと感じる時に、至福の思いを胸に抱くものであるようだ。私たちは、そんな喜びを求めて、精一杯働くということではないだろうか。

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11月13日(火) 国もよし 地方もよければ 国民も 「三方よし」の 知恵やなからん

20071113

 愛媛県からの陳情を受ける。その内容は、道路特定財源を守ることと、地方交付税への配慮を求めるものであった。

 今、地方財政は危機的状況である。この暫く、三位一体改革の名の下で、補助金を廃止し、交付税を減額、その一方で地方財源を充実してきたが、結果的には、地方に入るお金はかなり減額されてきている。好景気といいつつ、大きな利益を上げている大企業の少ない地方は、税収面でも相当苦戦を強いられている。地方自治体や地方議員の皆さんの声を聞いていると、この頃は、国に対する恨み節にまでなってきている印象である。

 ふと、近江商人の「三方よし」の教えを思い出した。「売り手よし、買い手よし、世間よし」というものである。みんながうまく納まっていく商売が最高の商売で、そうであればこそ長く続くという教えである。

 今の財政問題で言えば、「国家よし、地方よし、国民よし」の「三方よし」が大切。私たちは、知恵をもっともっと出してゆかねばと思う。

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11月12日(月) 月曜に 下ごしらえを しておいて あと一週間 自転車操業!

20071112

 この日は、引き続き執筆と、これからの1週間の準備作業が中心。

 この1週間の間に、私が主宰する形の会合だけでも、ロボット政策推進議連、東京OAK・TREEフォレスト、ハクション議連、人間学講座・第2講、地元薬剤師会との話し合い、四国人間論ゼミ、地元OAK・TREEフォレスト等と目白押しである。その合間に、部会、本会議、委員会、総務会等が入ってくる。

 だから、月曜日は、この一週間の仕事が順調に動くように、頭の中を整理し、段取りを整える日でもあるのである。問題点のチェック、調査、資料作成等、ある程度の下ごしらえをしておいて、そこから一気に走り始めるのである。

 走り始めたら、もう止まれない。出来る限りの準備の下での自転車操業である。そう考えると、この月曜日の存在が、何よりも有難い。

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11月11日(日) さらさらと たださらさらと 水の流るる そんな心で 今日も励まん

20071111

 終日、執筆と書類整理。よくもまぁ、こんなに多くの仕事が山積していることだと、その山の高さにあきれてしまう。とは言いつつ、何からでもとにかく手をつけて、1つひとつ片付けてゆかないことには、山全体が低くなるはずもなく、ただ坦々と仕事に取り組む。

 昔、私のお気に入りの短歌があった。こんな短歌である。

 「木の根あり 岩もあれども さらさらと たださらさらと 水の流るる」

 政治の世界で生きていると、なかなか“さらさら”というだけでは通用しないことも多いが、それでも、心の中は、やはりさらさらと水の如く流れていたいと思う。

 水は、無色透明…私心が無くなれば、心乱れることも少なく、生きてゆけるのかも知れないな…などと思ったりする。

 夜になる。一日、力を尽くして格闘した跡を見れば、確かに山は少し低くなっている。その達成感の中、かすかな満足感に満たされる一瞬である。

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11月10日(土) 小さくも 質優れたる 親切ならば こりゃ月面の 大きな一歩

20071110

 久し振りに週末の東京滞在。午前中、色々な執筆作業。

 午後一時から、虎ノ門のニッショーホールで開かれた、“小さな親切運動全国フォーラム”に参加。ご挨拶を申し上げる。こんなことをお話した。

 “小さな親切と聞くと、その反対は大きいとなるのだろうが、この大小は、量を評価して語っているものだ。決して質の問題ではない。ちなみに、アポロ11号のアームストロング船長が、月面に人類初の一歩を記した時、「私にとって、この一歩は小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩である」と語ったことが有名であるが、質的に素晴らしい一歩ならば、それがその後に大きな流れを作り出し、やがて大きな歩みになるという意味が込められているようだ。私達は、小さくとも、真に価値のある親切を広める運動をしてゆこうじゃないか”と。

 その後、上野の国立科学博物館で開催中の「大ロボット博」を視察。まだ、ロボットも実用化というには遠く、その意味では、小さなロボットが大きな未来の可能性を担っているということだ。あぁ、面白いなぁ…。先のことと合わせて感じた次第。

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11月9日(金) あの夏も いつしか冬の 入り口に 天行健なり 春遠からじ

20071109

 臨時国会の会期末を前にして、新テロ特措法の成立を期して、12月15日までの会期延長が行われる。

 いつしか回りの景色も変わってしまった。あの暑い夏の参議院議員選挙。それに続く国会…記憶の中には、あの時期の暑さが焼きついている。

 しかし、その夏も過ぎ、更に秋も終わり、立冬を経て、暦の上ではもう冬である。季節は巡る。中国の易経にこんな言葉がある。“天行は健なり。君子は自ら彊めてやまず”と。冬の訪れは、同時に、もう暫くすると春が訪れてくることを予感させるものでもある。

 国政も、まだ暫くは、冬の季節のような重苦しい雰囲気が続くのであろうか。しかし、いつまでも続くものではない。やがて、春がやってくる…。そう信じて、この冬の期間も、怠ることなく、次の春に花を咲かせるべきものを準備し、その根を育むことに力をつくしてゆこうと思う。

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11月8日(木) 歌声に 心響ける 出会いなり 言葉も国家も 越えて溶合

20071108

 スペインから7名の国家議員が来日されたので、日本・スペイン友好議員連盟として、お迎えをして、意見交換。しかし、段々と議論が個々の政策次元の小さな問題に入り込んでしまい、懇談の場全体が少し白けたような雰囲気になったので、場の雰囲気を切り替えようと、私から、今、両国の間で心の交流が大切であるとして、随分昔に、スペイン人の神父さん(バリエスさんといわれた)から教えて頂いたスペインの学生の歌を披露した。すると、スペインの国会議員皆さんも、それに合わせて歌を歌って下さり、一気に場が和んだ。

 やっぱり歌の力というのはすごいと思う。その歌を共に歌う全ての人の心を、一気に響き合わせてゆく力がある。

 これから国際交流の場では、心と心の響き合いを生み出すために、もっとこの歌を活かしてゆくべきではなかろうか。

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11月7日(水) 激動の 時代に開く 知恵の花 これぞ思考の 三原則!

20071107

 自民党中央政治大学院における、「学院長による人間学講座」の開講日。

 第1講のテーマは、「安岡正篤~思考の三原則」であった。この場には、安岡正篤先生のご子息の安岡正泰先生も駆けつけて下さり、私の話の後でお話を頂いた。

 今、社会が混乱をしているのは、人間の頭の中が混乱をしているからである。1人ひとりが何を行えばよいのかが分からなくなって、短期的に、しかも一面だけの思い込みに基づき、ただただ枝葉末節のことをしているのだから、社会全体に統一感や調和が生まれてくるはずがない。それを指摘して、激動の時代を生きる知恵を与えてくれるのが、この思考の三原則であると語った。曰く、「長い目で、総合的多面的に、根幹を大事に判断せよ」ということである。

 この日は、約50名の方々が集まって下さった。これから毎週一回ずつこの講座を開く。私にとっての長くて厳しい千日回峰行の始まりである。

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11月6日(火) 人こそが 地域を興す 扇の要 人を育てよ しっかり育てよ

20071106

 夜、総務省で地域活性化問題の勉強会。地域活性化に取り組む若手官僚たちが集まってくれた。
 
 ここで私からお話をさせて頂いたのは、福田内閣の下で、地域間格差を小さくし、地域を再生させる取り組みが始まろうとしているが、その鍵は、人材力にあるということであった。だから、人を育てる取り組みをきちんと行わないならば、恐らく、いつまでもこの過疎や限界集落の問題は解決されえないだろうということであった。そして、その人を育成する方向は、“夢・知恵・元気”の3要素を大きく伸ばすことではないかという考えをお話しした。

 これから、政府において「地域再生戦略」が策定されることになるが、その中で、人の要素をどこまで取り上げ、具体的な方向を指し示すことになるのだろうか…大きな課題であると思う。

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11月5日(月) ロボットも 奈良の時代の 工芸も 響き合うなり 血筋の故か?

20071105

 朝、奈良先端科学技術大学院大学を訪問。ここで私の同級生がロボット研究室の教授をしているので、その視察である。昼食をはさんで、研究所の様々なロボットを見せて頂いた。その後、同じ地区にあるATR(国際電気通信基礎技術研究所)へ。ここでも幾つかの先端的ロボットを見せて頂いた。

 更にそこから、奈良の国立博物館へ。丁度、正倉院展を開催中であったので、その展示を見せて頂いた。

 ロボットという時代の先端を走る研究と、もう1200年以上も前の古い工芸品…対照にあるような2つの分野を、同じ一日で見学をしたのだが、私には、この2つの分野が響き合って感じられた。

 今のロボット技術には、日本の古い時代からのDNAが受け継がれているということだろうか。年月を越えた祖先と子孫が巡り会ったようなものかも知れない…と思う。

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11月4日(日) 文化祭 笑顔広がる 語らいに 私もいつしか 年を……とりけり

20071104

 この日は、葬儀が2件あった以外は、新居浜市内の文化祭回りである。この文化祭に行くと、色々な人に会える。その人たちは、お祭りであるから、ほとんどの人が笑顔である。そんな人たちと和やかに話をする。何ということもないことであるが、こういう穏やかな会話が心地よくなってきたということは、私も、それなりの年齢になってきたということかも知れない。文化祭は、色々な方が、自分の趣味で取り組んでいることの発表会である。人間の基本的な喜びというものは、こんなところに宿っているのかも知れないと思いつつ、作品を見て回る。

 それから、この日は大阪へ。翌日の「けいはんな地区視察」に備えて、大阪の難波で宿泊である。折角の機会であり、夜の難波を歩き回ってみる。大阪は、東京とは全く肌合いが違うまちだということを皮膚に感じる。

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11月3日(土) この町が 生まれこのかた 70年 のどかな一日 平和の尊さ

20071103

 朝、河川敷の清掃活動に行く。10時から、新居浜市制施行70年記念式典。その後、娘の所属するダンス部の競技大会とのことで、その様子を見に行く。それから、新居浜市登道商店街での街頭講演会。更に、垣生校区芸能祭。次に、知り合いの息子の結婚式。それから12月中旬に世に出すCDのタイトルや装丁、解説パンフレット等の打ち合わせ…そして、夜遅く、自宅に戻り子どもの相手。

 慌ただしいが、のどやかな一日…。ふと思う。パキスタンでは、この日、ムシャラフ大統領が、国内の暴動を阻止するため、非常事態宣言を出したそうだ。国際ニュースを見ていると、世界の各地で混乱が続き、血を流す戦いが続いている。

 日本は、平和だ…平和であることは、何よりも尊いことだと思った次第。

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11月2日(金) 風吹きすさび 波荒れ狂う そんな船上 遠くを見れば 動かぬ山々

20071102

 福田総理と小沢代表との党首会談が行われる。この場で連立政権の樹立が話し合われたということで、その後の永田町は大騒動であったらしい。(実は、私は地元会合のため、永田町を早く出発。夜になって、ニュースでこの様子を見る。)

 民主党は、夜遅くまで役員会を開き、この大連立は、国民の理解を得られないと拒否。それを受けて、小沢代表は辞意を記者会見で示す。まさに大嵐という感じである。参議院選挙で与党が大敗したことが、結局この混乱を生み出している。与野党が対立しているから法案が成立できないというだけですむ話ではない。これはゲームではなく、現実の国の舵を取る仕事である。混乱が続けば、国内的にも対外的にも、益々深刻な事態を呼ぶことになるだろう。そして、それは、自民党だけでなく野党も含めて、この嵐の中で何が起こってくるか分からないという状況を生み出してくる。

 このような時は、遠くを見ることだ。遠い目標を見定め、波に大きく揺られても、その進路を見失わないことだ。

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11月1日(木) 遺伝子を かけ合わせつつ 新玉の 日本政治を 生み出したきかな

20071101

 福田政権が発足して1ヶ月余。所信表明演説、代表質問、予算委員会等をこなしてきたが、この臨時国会最大の課題である“新テロ特措法”問題は、なかなか進まない。結局、石破防衛大臣は、テロ特措法の期限切れに伴い、インド洋上の海上自衛隊部隊に撤収を命令。この日の夜、活動を停止して日本に向かった。5年11ヶ月ぶりの中断である。

 一方、この事態を受けて、翌日2日には、福田総理と、民主党・小沢一郎代表との間で、党首会談を行うことになったと伝えられている。

 福田総理の胸の内はと言えば、これから先にも、与野党で考え方の異なる法案が次々に国会に提出され審議されるが、今の状況では、とても展望が拓けない。自民党の純血主義は、長期の連立政権の中で既に失われているわけであり、この際、自民党のDNAと民主党のDNAをかけ合わせて、新しい政党を生み出すくらいの覚悟なのではなかろうか。

 短歌中の「新玉」とは、新年の意味。恐らく、この語源は、“新しい魂”の意だろうと考える。

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