2月29日(金) 日本が こんな姿で いいのかい? 国会審議は ゲームじゃないぞ
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ニューヨーク原油が、先物取引市場で103ドルの値をつけたと報じられている。この暫く、原油価格は急騰、その勢いは中々収まってはこない。経済活動、とりわけ価格は、市場原理にゆだねれば、需要と供給がうまくバランスとれて、妥当なところに落ち着くと、古典経済学は講ずるが、実際は全く異なるということだ。需要は、油の価格が高くなると、長期的には低減方向に動くとしても、短期的には、調整力は余りない。また供給は、産油国がOPECで産油量を決定しているわけだから、大きく人為的コントロールの下に置かれている。市場のなせることではない。しかも、産油国は、政府ファンドを用いて、間接的に石油価格を高騰させ、そこでも利益を得る仕組みを働かせているように見える。新しい経済原理が必要な時だと思う。
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OAK・TREE3月号を完成させて出稿。またこの日は、花粉症の治療等も。
夜は、内閣府の経済財政関係若手官僚との勉強会。
私は、かねてからマクロに国のことを考える時、その根幹にあるのは、経済財政と教育であると考えている。そして加えていうならば、外交防衛と国内治安の維持である。国家が為さねばならないことの基本は、これだけであると言っても過言ではない。残りは、地方自治体がやろうとすれば出来る。
その“経済財政”が、今大きく揺れている。財政面は、巨額の財政赤字、経済面は、石油・資源・食料の高騰や余剰マネーの投資行動の変化、米国の影響力の低下、サブプライムローン問題の深まりが重なり合って、混沌としてきている。それは同時に、財政問題に対しても影を投げかけている。
危機的であるこの点に、私も少し力を注がねばと考えた次第である。
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午前中、西条市で青年たちとの会合。昼過ぎには、“十河信二~歌と語りで伝える人間論~”と題した人間論ゼミ。更に、新居浜管工事業協同組合の皆さんとの意見交換会等。
特に、新しい可能性を切り拓けたと思うのが、人間論ゼミであった。
これまでの人間論ゼミは、私から、その人物の足跡や思想を語りかけ、その後、自由に論じ合うという形であったが、今回は、昨年末にCDを出したこともあり、その歌を中心に置いてみようと考えて企画したものであった。
最初に参加者が歌の練習。その後、私からその歌詞を書いた思いや、その人物のすごいところをみんなに語りかけ、そして最後にみんなで一緒に歌うという流れであった。後で、とても良い会だったと言われた。歌には、人の心を開かせる力がある。そこに人間論が響いたのだ。そう思う。
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午前、環境委員会。昼に中央政治大学院の運営委員会。その後、丸の内で開かれた次世代ロボットシンポに参加。ロボット政策推進議員連盟の考え方や活動について、お話をする。
この次世代ロボットシンポは、家庭や社会にロボットを展開することを想定して、各省庁が連携して技術開発や応用研究等を行っていることについて、広く周知させ、意見を集約するために開催したものであった。その中には、他国における研究内容についての紹介もあった。
多くの研究者の努力によって、技術面においては、長足の進歩である。これからは実用分野をいかに切り拓くか、私たち政治家の仕事も求められていると思う。
その後、JRで地元へ。例によって読書・企画作りに没頭。
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マイクロ・ソフトが基本ソフトの技術情報を無償で公開すると発表。
ソフト界の巨人も、各地で裁判に訴えられ、高額の罰金を課せられている状況であり、時代の荒波に抗することがかなわなかったということである。また別の見方をすれば、コンピューターの世界も、最初は、ハードが稼ぎ頭であったのか、次にソフトに移り、更に今は、コンテンツに重心が移行するという中で、その軸足を移しつつあるということでもあるのだろう。
20世紀終盤のサクセス・ストーリーの主人公も、時代の荒波の中でその変身を求められている。世の中の全てが、荒波の中と考えるべきだろう。
新聞、テレビでは、自衛艦がインド洋上での油の補給活動を再開したことが小さく報じられた。船が日本に戻ってくる時の、あの過熱した報道ぶりは一体何だったのだろう…この落差は、私の頭ではとても理解できないものであった。
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ハクション議連の総会開催。丁度スギ花粉の飛散が始まったところであり、しかも、例年以上の花粉飛散と予測されているせいか、マスコミ関係の関心も強いようである。
振り返って、このハクション議連のスタートが平成7年のことであるから、これまでかれこれ13年にもなる。その間、色々な問題提起を行い、また具体的な施策推進にも努めてきた。しかし…というのが、正直な気持ちである。
勿論、人の体、健康に関する事であるから、解決は容易ではないとしても、少し遅すぎる…というのが、率直な思いである。2000万人を越える国民が苦しんでいる問題に、この程度の対応では、いずれ国民から行政の不作為で、訴えられるだろうと、その場での私の発言もいつしか少し大きな声になっていた。
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朝、自衛隊のイージス艦「あたご」が、小さな漁船に衝突。漁船を沈没させるという事故が起きる。
午前11時からの自民党総務会で、この問題が取り上げられて、自衛隊からの報告を受けたが、全く要領を得ない。多くの総務が、事故の内容、原因、幹部等への連絡の経緯等について、問い正すが、最後まで曖昧な答弁に終始。
日本の国を他国のミサイルから防衛する最新鋭艦が、このような初歩的な事故を起こしたことも意外であれば、国防のため、最高レベルの情報組織を有しているはずの自衛隊が、この程度の事故で、その的確な情報把握が出来ていないということも、驚きであった。
どうも自衛隊は、外見と内実は相当に違っている…そんな気がした次第。
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地元に戻らず、東京の仕事。主には、文章執筆と書類整理。
この暫く、中央政治大学院の仕事が加わった分、仕事量が倍増しているような印象である。土、日の時間を上手く使わないと、とても仕事が片付かない。超ハードな仕事ぶりであると思う。道を切り拓くために、いいことだと思う。
昨日は、文部科学省が学習指導要領を発表したが、授業時間数が30年ぶりに増加して、「ゆとり教育」が修正されたと報じられている。論調は大旨好意的である。やはり、人は、少年期、青年期に頭も鍛え上げなければならないという考え方が広まっているのだろう。
懸命に何かに打ち込む、辛くてもそれを乗り越える。そんなことが、人生には大事だ。自分自身の日常生活を振り返りつつ、そう思う。
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地元にて、朝、ふぐ供養祭。昼、伊庭オペラの打合会。午後、新居浜物産協会との懇談会。夜は、政治等を語り合う任意団体「十得会」との懇談会と、一日に色々な会合を開いた1日であった。
これらの会では、率直に考え方を語り合い、また、色々なアイデアを出し合ってゆく。そこから建設的な動きがスタートすることを願って開いているものである。
今、私の政治的基盤は大きく揺らいでいる…。それ故に、今は形式的なことに努力しても、もう仕方がないというところまで立ち至っている。裸である。これが却って良いことだと思う。お陰で、これまでの慣習や慣行に捉われず、実質的になさねばならないことに直裁的に取り組める。
“人間万事塞翁が馬”である。結構なことだ!良いことだ!絶壁に立つ私の思いである。
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昼の時間に、地方6団体による、「道路特定財源」緊急総決起大会が憲政記念館で開かれる。これは、道路特定財源の暫定税率分を廃止して、ガソリン等の値段をさげるべきだと民主党が主張していることに危機感を抱いた地方自治体首長が、東京に集まり、国会議員を招いて開いた大会であった。
ここには、各党代表もやって来て、各々の党の主張も行った。民主党からも、菅代表代行が来て、その主張を行ったが、その話が余りに観念的であり、それには会場から激しいやじが飛んでいた。
その様子を見ながら、この姿が政治のダイナミズムかも知れないなと思った。意見の違いを乗り越えるためにこそ、政治には、様々な知恵と努力が求められるのである。
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ドトールコーヒー の鳥羽会長にお会いして、武士道協会のことで意見交換。創業経営者というのは、単刀直入に本題に切り込んでこられる。会うなり、“武士道というのを一言で説明してもらえませんか?”と。
そこで、私がお答えしたのはこんなことであった。
“武士道は、昔、経団連会長をしておられた土光敏夫さんの座右の銘「暮らしは低く、思いは高く」を、人生において実践するものだと思います。「暮らしは低く」の行き着く先は死です。だから「武士道は死ぬことと見つけたり」なのです。その一方で、武士は、高く人の生き方への理想を持ちます。この間を埋める人間の生き様、それこそが武士道だと思います”と。
言い替えれば、武士道とは、人間が最も輝く生き方とも言えるだろうと思う。
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パレスチナのガザ地区で聾学校を開校し、運営しているジェリーシャーク校長が来日中であり、日本・パレスチナ友好議員連盟役員と懇談をしたいと、議員会館をお訪ね下さる。御法川事務局長と共に、お話を聞かせて頂く。
ガザ地区のことは、時々テレビで放送されているが、直に話を聞いてみると、状況は相当にひどいようである。イスラエルによる経済封鎖がなされているが、生活必需品で手に入るのは、最低限の食料だけといった様子で、教育に使う紙も無ければ、子どもが使う補聴器の電池もないのだという。
子ども達を犠牲にして、この地域の大人たちは、一体何をしているのだろう。他山の石ではない私たちも、真剣に考えるべき問題がありそうだ。
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東京は雪。そこで、宿舎に籠もって、ずっとデスクワーク。主には、OAK・TREE3月号の原稿執筆と、この一週間に行う様々な講義のための資料作成等の準備、そして、書類整理であった。
その仕事の合間にテレビを見ると、中国で作られた殺虫剤入り餃子の話が、報道番組のメインであった。輸入商社も、中国政府、日本政府も、本腰を入れて原因調査をしているようだが、未だその原因が霧の中ということのようである。状況から判断すれば、偶発的事故とは考えにくく、誰かが意図して起こした事件のようである。ならば誰が、そしてどんな目的で起こしたことなのだろう。
雪の舞う風景を窓越しに眺めながら、人の心の闇を見る思いがして、心の中まで冷え冷えとしてきたのであった。
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夕刻、全日本教職員連盟本部事務所の会議室で、役員の皆さんとの懇談会。中心のテーマは、“教育問題の背景にある社会思想問題”。こんなにいうと、随分大変なテーマのようだが、要するに、この暫くの日本社会では、競争と対立ということが色々な場で多く見られるが、子どもを育てるために必要な環境は、むしろ調和した和やかな環境なのではないかという問題提起をさせて頂いて、参加者と活発な意見交換をさせて頂いたものである。
調和を生み出すためには、一人ひとりがしっかりとした主体性を自らに確立すると同時に、他との関係をうまく形成することも必要である。つまり、人間学をしっかり学ぶことが大切というのが、この会合での結論であった。
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