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9月30日(火) イラ短を 毎日描いて 丸二年 今後は質だ! サァ ブレイクだ!

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振り返れば、この1日1イラ短マラソンを始めたのが、一昨年の10月1日。ということは、これで丸二年間を完走したということになる。つまり、この2年間に731枚のイラ短を描いたことになる。そして、この夏のパレスチナへの訪問時等に、特別なイラ短を書き加えてきたから、それらを加えれば恐らく800枚に及ぶだろうと思う。更に、その以前のものまで含むと、1500枚くらいか。

歌人と呼ばれる人たちが一生涯にどれくらいの短歌を詠んできたのか私は知らないが、数だけから言えば、一応歌人の名に値する分量なのだろうと自己満足。量は、時を経て、質に転化すると言われる。私も、このイラ短をただ量産することだけを目標とするのでなく、そろそろ質の向上という点にも取り組んでゆきたいものだと思う。

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9月29日(月) 新総理 所信表明 演説は 民主に対する 代表質問?

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衆議院の本会議。24日に船出した麻生総理の所信表明演説が行われる。この演説全体を通してのキーフレーズは、「日本は強くあらねばなりません。明るくなくてはなりません。わたしは悲観しません。わたしは決して逃げません」という基本姿勢を表明した点にあったと考える。日本の国の困難に対して、毅然と立ち向かおうとする総理の考え方がよく示されていた。

そして同時に、民主党に対して、与野党間の政策を巡る論戦を呼びかけた異例の演説でもあった。

総理は、「日本の底力」を引き出して、この国を更に飛躍発展させることが総裁選の公約であった。その考え方は、私が強く賛同するところである。今後のご活躍をお祈り申し上げたい。

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9月28日(日) 教育は 互いに通じる ものがある 国・規模などが 違っていても!

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昨日は、中国社会科学院主催のシンポジウム全体会の後、以前から訪問を希望していた中国共産党中央党校を訪問した。党校は、中国共産党における教育機関であり、全国各地の省や市に設置されている。そして、この中央党校は、その中心にあたる学校であり、局長級以上に昇任する時には、この学校で必ず半年から1年間の教育を受けなくてはならないと定められているらしい。広大な敷地に数多くの施設が建てられていて、総合大学のような雰囲気であった。ここで、副校長の李君如先生とお会いし、懇談。

そして今日は、朝、北京空港を発って、関西国際空港へ。ここで少し時間があったので、全国に青年育成のネットワーク運動を展開している上甲晃先生のお宅を訪ね、率直な意見交換を行う。

教育について、色々なことを考えた、この2日間であった。

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9月27日(土) 楽観も 悲観も不可なり 現実に 生き抜く努力が 時代を拓く

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朝から、「日中平和友好条約締結30周年記念シンポジウム」が、中国社会科学院で開催される。私にも、日本の政治家を代表しての挨拶を求められ、2004年に中国で開催した新世紀文明国際シンポジウムでの議論を紹介しつつお話をさせて頂いた。

この中で、一番強く参加者の胸に響いたのは、「三匹の蛙」の話であった。ミルクポットの中に落ちた三匹の蛙。つまり、楽観主義ガエルと悲観主義ガエルは、各々“何とかなる”、“どうしようもない”と何もしないままミルクの中で溺れて死んだが、残りの一匹、現実をしっかり見据えながら最善の努力を尽くした蛙は、一昼夜ミルクの中で泳ぎ続けた結果、ミルクをバターに変えて、このポットから外に飛び出せたという話である。

外交とは恐らく、こんな現実的で地道な努力が求められるものだと思う。

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9月26日(金) あぁ無常 70年前 ここで撃たれし 銃弾が 日本の運命(さだめ) 決めしと言うか

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朝、成田空港を出発して、中国の北京へ。中国社会科学院日本研究所から招待され、日中平和友好条約締結30周年記念シンポジウム「戦略互恵関係を深めて、東アジアの和諧社会を構築する」に参加するためであった。

昼前に北京空港到着。夕刻の王・社会科学院副院長主催の歓迎レセプションまでに時間があったので、廬構橋事件(昭和12年7月7日)の舞台となった廬構橋と、そこに建設された「抗日戦争記念館」を訪れた。この事件から日中戦争が始まり、日本は第2次世界大戦に引き込まれてゆくことになる。

この事件を中国側がどう取り扱っているのかに強い関心があった。ただ、短時間の見学であり、また、歴史認識を巡る微妙な問題を孕むので、結論を急がず、これから少し頭の中を整理してみたいと思う。

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9月25日(木) 国会の 変人ふたり 去ってゆく 表明同じ 日となる不思議

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衆議院議員会館で、記者会見を開き、私が次期総選挙に出馬しないことを公式に表明した。その理由は、主に、現在の政治に対する国民への不信感に対して、私が国会議員として十分に答えられるだけの展望を持ち得ておらず、これから国民の中(特に四国)を行脚して、その解答を求めることにしたいという思いになったからであった。それを、「平成の水戸黄門・弘法大師であり、21世紀のソクラテス」と表現した次第である。これからもっともっと厳しい茨の道を歩むことになりそうである。

奇しくもこの日、小泉純一郎・元総理も、不出馬と今期限りの引退を明らかにした。これで国会の変人二人が、共に永田町から消えてゆくことになる。変人政治家がこれから在野で活動する中で、この国に何が生まれてくることになるのだろうと思う。

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9月24日(水) 荒波に 船出せんとす 麻生丸 試練を越えて 強力内閣

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国会で首班指名選挙が行われ、麻生太郎総裁が、第92代内閣総理大臣に選出される。そして、その後に閣僚が任命され、新内閣のスタートとなった。

荒波の中での船出である。国会のねじれ状態は、少しも改善されていない。それどころか、総選挙が目前ということで、野党の攻撃がますます強まってくるだろう。政策上の諸問題も、今回の総裁選で、特段の新しい展開が生まれているわけではない。加えて、総裁選途中に起こったリーマン・ブラザーズ経営破綻問題が、国際金融・国際経済に大きな影を投げかけている。

まさに八方塞がりと言っていいような厳しい環境での出発である。大変だろう。しかし、それだからこそ、良いのかも知れない。この困難を乗り越えてこそ、道が拓けるという内閣だと思う。

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9月23日(火) 百年に 一度のピンチは 百年に 一度のチャンスだ ランランラン?

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野村證券がリーマン・ブラザーズ欧州部門を買収と発表。

ちょうど一週間前、リーマン・ブラザーズ破綻の時に、グリーンスパン前FRB議長が、「これは50年に一度か100年に一度の危機だ」と話していたが、野村證券は逆に“危機はチャンス”と、この買収を進めたということのようである。「世界が100年に一度の危機ならば、我々にとっては、これは100年に一度のチャンスだ」と語っていた言葉が、印象深く耳に残った。

イノベーションとは、まさにこんな形で進んでゆくものだと思う。

全体がピンチにある時、“そうじゃない、これはチャンスだ”と新しいビジネスモデルを提示し、積極果敢に挑めばこそ、そこに新しい道が拓かれてゆく。

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9月22日(月) 麻生氏が 総裁就任 これからは 逆風前に 逃げない政治

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午後2時から、自民党本部で「党大会に代わる両院議員総会」が開かれ、党所属国会議員と各都道府県連代表者各3名による総裁選挙が行われた。その結果、麻生太郎候補が、投票総数の66%強にあたる351票を獲得。他の4候補に大差をつけての当選を果たした。

麻生総裁は就任挨拶の中で、総裁の最大の務めは、“来る総選挙での勝利”と述べ、全党に一致団結を呼びかけた。

今、国民の中に生まれている政治不信は、とても根深い。生活崩壊を前にして、もう政治のパフォーマンスには騙されないぞと身構えている。それだけに、政権政党がどれほど実質的な対策を打ち出してくるのかということを、冷めた目で見ている。麻生総裁の言葉通り、逃げない覚悟の政治が必要である。

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9月21日(日) 信頼を 寄すべき人への 不信感 日本社会の 劣化が悲しい

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前日、現職の巡査が、ゴルフでホールインワンをしたと虚偽の申請をして、保険金を搾取していたとして、逮捕された。まぁ、何とも小賢しいというか愚かというか、もう言葉も失ってしまうような事件である。日本の警察官は、そして世界に誇った警察システムは、ここまでの劣化状態になっているのかという気持ちである。

人々が心から信じられる人が、社会の中から段々と失われてきているようだ。この暫く、子供の殺人事件が続いている。身近にいる人を信じられない子供というのは不幸である。食べ物への不信感も高まってきている。国民はどうやって自分の身を守ればいいのだろう。

この社会全てがおかしくなってきている。まずは、シンボルとなるべき人が、自分の身を正すことが大切だ。

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9月20日(土) 人生は 絶対矛盾の 自己同一だ マスコミ諸氏よ どうこれを成す

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地元のアカデミック・デー。午後、「四国人間論ゼミ」。テーマは、「ラッセルの幸福論」。今回は、東京からもメンバーが駆け付けてくれた。ラッセルの語る幸福とは、自分自身が選び取ってゆく幸福。自らの力で実現してゆく幸福である。

夜は、地元の「OAK・TREEフォレスト」。西条市で開いたが、多くの人が集まってきてくれた。私の進退を心配してくれている人たちであった。そこで、この場では、私の率直な思いを語った。

この2つの会合には、マスコミの記者たちも数多くやってきていた。しかし、こんなに多く来ても、それで報道内容が少しも深まるわけではない。一人の記者が深く取材し、真摯な報道をして頂く方が世のためになると思うのだが、…。新しい情報を扱う人たちが、一番イノベーションから遠いところにいるのかも知れない。

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9月19日(金) 混迷の 世には何より 人作り… しかし 力至らぬ 我ぞ悲しき

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午後、地方再生リーダー育成塾の卒塾生たちが、私のことを心配して集まって下さる。次期総選挙に出馬しないかも知れないという噂が伝わったらしい。集まった方々が、各々に思いのこもった言葉を投げかけて下さり、とても有難い気持ちであった。

これから混迷が予想される時代に、最も大切なことは、人をきちんと育成することである。そして、未来のビジョンに対する確信の下に、そんな人たちを正しく導くことである。私のこの小さな力からも、今、確かに育ってゆこうとする人たちが生まれつつある…。それがとても嬉しかった。こんな人たちに囲まれると、私自身がそのリーダーたるに相応しいかどうかと考えざるを得ない。今、時代は動いている。私は鬼にならねばならないと思う…。

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9月18日(木) イチローが “こんなヒットが僕らしい…” ムムム… こいつは ただものじゃない

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リーマン・ブラザーズ経営破綻の余波が続く。各国政府も中央銀行も、金融恐慌を引き起こさないように、様々な手を打ち出してきているが、株価は下落。経済の先行きへの不安感も生まれてきている。

そんな重苦しい問題が多い中で、明るい話題として提供されたのが、アメリカ大リーグで活躍中のイチロー選手が、200本安打を達成したというニュース。毎年毎年安定してこれだけの成果を上げ続けるというのは、真の実力なのだろう。特に、何があっても動じない精神面の強さには驚かされる。

その記念すべき200本目の安打は凡ゴロ。イチローの足でやっと出塁したヒットであった。そのことについてのイチロー選手のコメントは…「こんなヒットが僕らしい」…大した男である。

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9月17日(水) テレビでは 河野議長の 引退を 伝えていたが こりゃ僕とは違うね

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河野洋平衆議院議長が引退を表明。私自身が進退の問題を抱えているだけに、この種の報道に敏感になっていることを感じる。

ただ、私自身は、出馬しないとしても、後方に退くという思いではない。今、年齢が53才。これからより良い仕事を行うために、どんな道を選択すべきかというところで、逡巡をしているのである。だから、ある年齢に達して、やるべきことを十分にやったから満足という引退ではあり得ない。むしろ、次期総選挙に出なくても、そこから先の道は、更に厳しい茨の道である。在野の政治家として、権力を離れた時、自分に知恵と誠意で道を切り拓く力があるかどうかが問われる。しかし、この点こそが、イノベーションの原点ではないかと思う。

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9月16日(火) リーマンの 経営破綻の 大波は 人も社会も 全て飲み込む

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米国の証券会社リーマン・ブラザーズが経営破綻。世界中がこの報道にショックを受けて、全面的に株安となる。これまでも、サブプライムローン焦げ付き問題が取り上げられる度に、その深刻な状況を聞かされてはいたが、いよいよこの事態にまで立ち至ったかという思いである。

サブ・プライムローン問題の闇は、とてつもなく深いと思う。ほとんど所得のない人でも、このサブ・プライムローンの融資で家を購入出来、しかも、その値上がりによって、この家を担保にすれば、更に新車やプレジャーボートを買うことが出来たというのだから…。

この破綻は、金融界に大きな波紋を呼ぶのは当然だが、更にこれまでの人の生き方・考え方の転機となるものかも知れないなと思う。

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9月15日(月) 百歳を 越えるお年の 高齢者 自殺者数を 追い越しにけり

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敬老の日。新聞では、百歳以上人口が過去最多の3万6276人になったと報じていた。日本の人口1万人あたり約3人である。まだまだ数少ないとは言え、昔は、百歳を越える人は本当に数少ない存在であったから、日本は長寿大国になったものだとしみじみと実感。

それから気がついたのは、百歳以上の人の数が、日本の年間自殺者数を越えたこと。一方で、自ら生命を絶つ人が数多くいる反面に、生命を大切にして長寿を全うされる人あり。これは、何ともアンバランスなことである。イノベーションは、社会のアンバランスに気付くところにヒントを得て生まれるという。ならば、このアンバランスから、私たちは何を生み出してくることになるのだろう。

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9月14日(日) 安全を 大堤防に ゆだねしが アリの一穴 大惨事生む

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朝からテレビ報道のトップは、全日空のカウンターに設置している端末のトラブルによって、飛行機の運行が大混乱しているというものであった。この結果、5万人もの客に影響を与えたということである。

現代の情報社会は、ほんの小さなトラブルが大問題となる社会である。今回のトラブルも、かつてならば、その場の担当者が少し機転を効かせてうまく処置すれば、それでほとんど何の問題にもならない程度のトラブルだったのだと思う。しかし、それがネットワーク上で広がってしまうと、もうどうしようもなくなってしまうのである。あたかも、一人ひとりが自らの身を自分で守るのでなく、巨大堤防に安全を全くまかせきったところが、そこに生じたアリの一穴によって、広大な地域が水没してしまったというようなものであると思った。

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9月13日(土) 気がつけば 吾に変化が 求められ 自分自身が 実験台なり

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正午から、椿山荘で、関東愛媛県人会の秋の大園遊会。県人関係者が約700名も集まる盛大な会である。大輪県人会長や加戸愛媛県知事の挨拶があり、県人が共に力と心を合わせつつ、愛媛県を発展させてゆこうと意気が上がる。私は、この後に少し時間を頂いて、昨年作った「伊庭貞剛」を歌って披露する。郷土の偉人顕彰に歌を使っていこうじゃないかという提案であった。

その後、「致知」創刊30周年記念式典へ。私自身が次期総選挙の進退問題を抱えていたので、渡部昇一先生や鍵山秀三郎先生、また致知出版社長の藤尾秀昭先生のお話を聞きつつ、心の整理をしたいと考えたのであった。各々のお話に考えさせられることが多かった。

これからは、私の人生自身が、新時代へのイノベーションの実験台である。

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9月12日(金) 人一度 虚像に生きる 道採らば 後は空しく 虚守る人生

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イエローハット本社を訪問して、鍵山秀三郎相談役と懇談。用件は、鍵山先生に私の地元新居浜にお越し頂くことの挨拶と調整であったが、話題は様々な問題に広がった。そして、教育問題にしろ、社会の様々な問題にしろ、最後は人の考え方と姿勢に行き着くという結論となった。

人は、より多くのことを知れば知るほど、賢明な生き方になるかと言えば、むしろこれは逆で、知識人ほど、回りの人から信頼されず、本人も不幸せな人生を生きてしまっているという人が多い。これは、言行を一致させていないせいだろう。ふと、昔、鍵山先生に教えて頂いたこんな言葉を思い出した。

“人は、一度虚像の中で生きることを選んでしまうと、後は、その虚像をひたすら守ることが、その人の人生になってしまう”と。

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9月11日(木) 事故米で 仮面剥げたる この社会 本体見れば 古いままなり

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海外から輸入された事故米が、工業用としてではなく、食用として流通していた事件の影響が広がっている。福田総理は、この事件の早期解明を指示した。

私たちは、今、情報社会と呼ばれる時代に生きていて、この世の中の様々なことを知り、また、どんなことでも知り得ると考えてきたが、生活の身近なところにある食の問題についてさえ、こんな未知の部分があったことを知って驚いている。これは、情報ネットワークや機器等の技術・道具が飛躍的に進歩しているのに対して、社会システムや人々の思想の例が十分に対応出来ていないせいである。

今後は、この情報社会に対応する社会イノベーションと思想イノベーションを進めてゆかねばならないと考える。

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9月10日(水) 私は どこにも属さぬ 素浪人 我を信じて 天下を語る

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自民党総裁選の告示日。結局、5名の候補が立候補。総裁のイスを巡っての戦いが始まる。

私自身は、今回は傍観者。この時代の荒波の中で、特定の1人を応援することで、その後に何らかの縛りを受けるよりも、自由人として、奔放に今後の政治を考えてゆきたいという思いが胸にあるからである。言わば、幕末期の素浪人。これは、利害を中心に考えれば、損な生き方かも知れないが、私は、誰にも遠慮することなく、天下国家を自由に論じられる、そして縛られずに自らの信念で行動出来るということの方が大切だと思う。それが私の信条である以上、ここで自ら不自由な環境をあえて選ぶことはない。

私は、常に自由なイノベーターたらんとするのである。

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9月9日(火) これからは 知恵と誠意の ネットだね 軍備と金では 生まれぬ平和

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午後4時から、JICA(国際協力機構)で、職員を相手に講演。この夏に訪れたパレスチナでのJICA職員の活躍ぶりを報告し、また、これからの時代に“夢・知恵・元気”を胸に抱いて国際的に活動することの大切さを訴えた。JICA職員と言えば、世界の問題の先端部で仕事をしている人たちだけあって、よく響き合うことが出来たと思う。

これからの時代に大切なのは、軍事力と金力だけではないと思う。知恵と誠意が必要だ。その知恵と誠意のネットワークをこれからどう築いてゆけるかが問われている。それでこそ、世界の紛争を解決できる日がやってくるはずだ。これがイノベーションである。JICAの更なる活躍をお祈りしたい。

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9月8日(月) 耐えましょう 総選挙にて 勝つまでは 何かおかしい 今の民主党

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民主党代表選挙の立候補届け出日。結局は、小沢一郎代議士一人だけの立候補であり、これで無投票3選が決定。結局、民主党は、今後の党の路線を巡って、公開の場でダイナミックに議論を行うチャンスを自らが放棄したということである。そして、その理由はと言えば、“目前に迫ってきている総選挙こそが大切であり、ここで党内が分裂している印象を国民に与えるのはまずい”ということのようである。

これでは、戦時体制下の軍部の論理と同じである。そのような強権的・秘密主義的・管理主義的な人たちが、総選挙さえ終えたらすぐに、手のひらを返したように、民主的・開放的政治に切り替えられるだろうか。どうもこの国は、民主主義ということを誤って理解しているところがある。“我慢しましょう、勝つまでは”というのは、やっぱりおかしい。

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9月7日(日) 世界中 既成秩序が 崖崩れ オイラと言えば デストロイヤー…

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この日も、自民党総裁選の話題がテレビで賑やかに報じられている。その中で気になった報道が数点。

一つは、大相撲の露鵬関が、先日来問題となっている大麻問題で自分が処分を受けるなら、法的措置も辞さないとの意向を示したとのこと。

二つは、アメリカ共和党の副大統領候補となったペイリン氏が、初の女性副大統領候補として、セレブ級の注目度を集めているということ。

三つめは、大阪府の橋下知事が、生番組で「くそ教育委員会が」と発言して、顰蹙を買っているとのこと。

これまで世の中の常識とされてきたことが、こんな1つひとつのことがアリの一穴となり、崩れてゆくのだろう。こんな報道を面白がりながら見ている私自身も、既成秩序のデストロイヤーなのかも知れない。

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9月6日(土) 政権は 銃口からこそ 生まれると 語りし人を 思い出したよ

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自民党総裁選の様子が、朝からテレビで報じられている。この段階で、7名もの名が上がっている。“老若男女”様々であり、百花繚乱。これらの議員が、色々なテレビ局を駆け巡りながら、持論を展開している。

しかし、この討論を聞きながら、言葉は所詮言葉に過ぎないという気がしてきた。人間のコミュニケーションの中で、言葉というものが、どの程度のウェイトを占めているものなのだろうか。“目は口ほどにモノを言う”という有名な言葉もある。“百見は一行に如かず”という言葉もある。

やはり、新しい時代は、行動から作り上げられるものだと思う。その意味では、毛沢東の“政権は銃口から生まれる”という言葉はズシリと重い。イノベーションは行動と共に生まれるものと、私も心に銘記しておきたい。

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9月5日(金) 表面の 立場・言葉は 違えども 同じ根見つめ 生きてゆきたし

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朝9時から、清和政策研究会の会議室で、“国家の基本問題に関する意見交換会”開催。この会は、自民党総裁選を目前にし、清和研内部においても、会員が各々に推す候補が異なり、きしみが見えてきているので、こんな時こそ、選挙ではたとえ敵味方であっても、国の基本問題を考える上では仲間という舞台を残しておこうという思いから始めたものであった。これから毎日、開くことにした。

この日は、色々な人が会に出入りして頂き、約20名の国会議員が参加して下さった。

イノベーションを進めるには、考え方や立場の異なる人たちが出会い火花を散らす中に、より本質を見つめつつ考え合うという場が必要である。ここがそんな場になることを願う。

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9月4日(木) 大局の 判断なせるは 理なるべし 情に流され 誤るべからず

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大阪府の橋下知事が、“大阪府内にある伊丹空港の廃止に言及”とテレビが報じている。この問題は、かつて堺市の沖合いに関西国際空港を建設する方針が決められた時に、この開港時には伊丹空港を閉鎖するとしていた合意が、地元の反対により、これまでうやむやとされてきた問題であった。少し前に、近隣地に神戸空港も開港し、更に競争が激しくなる中、関西国際空港の経営問題も絡んで、こんな発言となったものと思われる。当然、地元は猛反発をしているらしい。

しかし、政治は、大局の判断を理で行わなくてはならない。情に振り回されては、目先では正しいようでも、将来の批判を免れない。人類のイノベーションの歴史が、それを教えていると思う。

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9月3日(水) ルールとは 戦うリングの 構えなり 真の勝負は ここにはあらず

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午後2時から、自民党本部の8階ホールで、両院議員総会。福田総理の辞意表明を受け、今後の総裁選挙運営について、選挙管理委員会から、提案が行われ、それが決定される。

この過程では、参加議員から様々な意見が出された。特に、一般党員の投票権の扱いを巡って、紛糾をした。確かにルールをどう定めるかということは、選挙結果に少なからぬ影響がある。だから様々な思惑も生まれるのだろう。しかし、ルールは、余程大きなバイアスを持つものでない限り、所詮手続きの問題でしかないというのも事実。競うルールが、最終的な勝敗を決めるわけではない。そのルールの下での創意工夫と努力、それが勝敗を決める。イノベーターには、そんな覚悟も必要だと思う。

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9月2日(火) 武士道は 進退示す 教えなり 福田総理の 退陣に思う

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夜、PHP東京本部で「第3回武士道勉強会」。例によって、武士道精神と今後の武士道協会運営の考え方をお話させて頂いたのだが、その冒頭には、昨晩の福田総理退陣問題を取り上げさせて頂いた。

つまり、“出処進退と武士道”ということをテーマにした話であった。

よく知られている通り、“葉隠”の冒頭には、“武士道とは死ぬことと見つけたり”とある。つまり武士とは、義に生き、不義に死を選ぶのである。より具体的に言えば、社会的役割の自覚の中で、その任に身を置き世に尽くし、そして、その役割の終了、ないしはその役割を果たし得ない状況の中で、身を退くのである。その意味では、私は、福田総理の出処進退は見事であったと思う。いかがであろうか。

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9月1日(月) 生と死は イノベーションの 原理なり 頭整理す 辞職の 報聞き

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この日の夜、突然、福田総理が記者会見を開き、内閣総理大臣を辞職することを発表。永田町はてんやわんやの騒ぎとなる。テレビも、番組内容を変更して、この問題を報じる。一体何があったのかという詮索や、無責任だといった批判の声が、テレビから次々に流れてくる。

しかし、生命あるものが、いつの日か生命を終える日がやってくるのは必然。私たちの社会も、人々が、一方では生命を終え、その一方では新しい生命が生まれることを通して、変化し進歩してきたのであろうし、生物界だって、この生死の悠久の営みの中に、自然淘汰の作用が働き、進化が生まれてきたのであろう。

ならば、人の世のこの生死こそが、最大のイノベーション。そんな気がしたのであった。

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