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7月31日(金) 永田町 イラ短日記も サヨウナラ すぐに赤ちゃん 産まれるけどね…!

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7月の最後の日。国会議員として過ごした長い年月の最後の月の終わりである。
 
8月末には、愛媛に戻り、四国で活動する「在野の政治家」となる。従って、この「永田町イラ短日記」も、そのタイトル名や内容も、新たなものに切り替えてゆかねばならないということである。とはいえ、これからも、このイラ短表現を続けてゆきたいと思うし、もっともっと大きく飛躍するものにしたいと思う。ただ、「永田町イラ短日記」という名では、この一枚が最後になるのである。
 
これから、私の新しい人生に合わせて、このコーナーも刷新したいと思う。

長い間のお付き合いに、まず御礼申し上げる次第である。

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7月30日(木) 月日経て 出会いは何を 残せしか 人の心に 光宿せしか

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夜、東京OAK・TREEフォレストの会員交流会を、屋形船を使って行った。これが実質的なお別れ会ということで、40名余りの人たちが来て下さった。有難いことである。
 
船の窓から外の景色を眺めていると、当然のことだが、次々に夜景が変わってゆく。それが私には時の流れを象徴しているように思えた。考えてみれば、私は、東京での16年余の間、時の流れの中に身を委ねながら働いてきた。色々な人と出会い、共に何かを行い、そして別れていった。その集積が、これまでの政治人生であった気がする。
 
船の中では、色々なことを語った。そして、希望者には、その場でイラ短を描いてプレゼントをした。その時、各々の人生の中で、私との出会いは何を残したののだろうかと思い続けていたのである。

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7月29日(水) 成人が 18歳か 20歳(はたち)かに まず問われるは 自身の自覚

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法制審議会の民法成年年齢部会が、成人の年齢を18歳からとするのが妥当という最終報告書を提出した。各種選挙の投票権や契約を巡る権利等について、大人として認定する年齢を20歳から18歳に引き下げようというものである。
 
しかし、違和感があったのが、テレビで18歳の若者たちにインタビューをしている返答。自分はまだ子どものままでいたいと答えていることであった。そして、テレビ画面に映った姿が、何とも子どもっぽいのである。
 
立場が人を作るという言葉もあるから、実際に18歳という年齢で大人の権利を与えられ、また世間も大人としての振る舞いを期待するようになれば、段々とこのギャップが狭くなってくるのかもしれない。それにしても、日本の若者の自覚がまず必要だということだ。

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7月28日(火) 師道こそ 子供の瞳を 輝かす 信じ敬して 子供は育つ

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終日、都内の挨拶回りを行う。この中で特記すべきことは、朝9時から武道館で行われた全日本少年剣道錬成大会であった。全国各地の少年剣士が、武道館のフロア一杯に集まっていて、盛大な開会式であった。
 
私が、いつも、このような武道大会に行って感じるのは、こどもたちの目がとても輝いていることである。それはよく、目前の勝負に勝つという具体的な目標を持っているせいだと言われることがあるが、それだけではあるまい。勝負だけなら、他のスポーツでも同じである。恐らくは、武道の師が、信頼と尊敬の中で、人間の生き方・考え方をきちんと教え、伝えているせいではないかと思う。師道の大切さを思った次第。

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7月27日(月) 挨拶に 訪ねし家の 団欒に 若き時代の 走馬灯見ゆ

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昼過ぎから、神奈川県の挨拶回り。これまでお世話になった人たちのところを次々に回った。昨年亡くなられた森清先生の御霊前にお参りしたり、昔私が学んだ松下政経塾での意見交換もこの機に行った。
 
夜は、昔、工場実習時に松下電送湘南事業所で事業部長をしておられ、大変お世話になった山本さんのお宅を訪れる。一家みんなで歓迎してくれて、夕食まで頂いた。奥さんは、病気で車イス生活をしておられたが、心を尽くしたお話をして下さった。もうこの実習の頃からすると、30年近くなる。人情の暖かさ、豊かさを改めて感じた。時計が、一気に若かった頃に戻った気がした一時に、私は走馬燈を見ている気がしたのであった。

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7月26日(日) 各党が 次々示す マニフェスト 時代動かす 巨大マグマか

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各党が、次々に総選挙に向けてのマニフェストの概要を発表している。まだ正式なものでなくても、選挙区で活動する候補予定者が演説に使えるものが必要だということなのだろう。
 
それらをテレビや新聞の報道で見ると、有権者に過剰に迎合的なものになっている気がしてならない。財源が限られているにも関わらず、サービス合戦の大盤ふるまい。また、官僚等の悪代官を作り上げて、よってたかってのたたき合い。こんなことをしていて、本当に国は大丈夫かという気がしてならない。
 
しかし、良いこともある。道州制や地方分権、公務員改革等、長い時間をかけても動かなかった案件が、一気に動き始めている。やっぱり選挙は、善きにつけ悪しきにつけ全てを一度に動かすマグマのような力を持っている。

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7月25日(土) 長年に 積もり重なる 書類見て 我、エベレストを 連想せるかな

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解散後、初の土曜日。これまでは、東京都内の挨拶回りを中心に置いて動いてきたが、この週末は、事務所と宿舎の書類整理に力を注ごうと思う。
 
この16年余の政治生活は、数多くの書類に埋もれながらの仕事であった。毎日、膨大な量の書類が、中央省庁や様々な団体から私の部屋に届けられる。それらに一応目を通した上で捨てるというのが、私の仕事の原則であった。だから、随分多くの書類を読み、そして捨ててきた。しかし、その上で残った書類というのも、また膨大な量である。

これらを出来るだけ整理して、愛媛に持ち帰る荷物を少なくしよう。そう決意すると、目の前の書類の山が、あまりに高く峻えるエベレストの峰のように見えてきたのであった。

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7月24日(金) 人間は 足りぬ養分 あるならば 自然にそれを 食べたくなるんだ

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昼過ぎから、都道府県会館の会議室で、全国学校給食振興期成会の定期総会が開催され、参加。行ってみると、参議院から2人の国会議員が参加していたが、衆議院議員は私1人。みんな選挙準備で、それどころではないのだろう。
 
御挨拶の中で、私は、給食関係の皆さんに、子どもを健やかに育てることこそが大目標なのだから、体の養分だけじゃなく、心の養分も、給食と共に与えて欲しいとお願いをした。

少し前に世に出した「本物に学ぶ生き方」の本が、結構良い調子で売れているようだ。この暫くの日本では、人々の心の養分が足りなくなっていて、人々がそれを強く求め始めているということではないかと思う。体に栄養分が足りなくなると、それを含む食物が欲しくなるのと同じことじゃないかとお話をした。

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7月23日(木) 国政は 暑い盛りの マラソンへ… 国の未来を 拓いて欲しい

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引き続き、挨拶回り。加えて身辺の整理も始める。
 
テレビのニュースを見ると、麻生総理も、様々な団体に対する支援依頼で歩いているという。総理が直々に私たちの団体に挨拶に来られたのは初めてだ、と団体側がコメントする姿が、映像で流されている。総選挙は、8月30日だと言う。そうすると、まだ1ヶ月以上もある。
 
真夏の厳しい暑さの中で、1ヶ月余り、マラソンのようなレースが続けられるとなると、これは大変だ。倒れる人が続出じゃないかと懸念する。その一方で、この混迷する日本をこれからどうするかということを巡って長い時間にわたって議論が行われるというのは有意義なことだと思う。アメリカの大統領選挙だと、予備選を含むと1年以上の戦い。これも、民主主義のコストだろうか。

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7月22日(水) あぁこれが 職責離れて 天命に 生きゆく者の 喜びなのだ

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前日の解散を受けて、早速、東京での挨拶回りを始める。
 
私の総選挙不出馬表明からすると、もう10ヶ月も経っているので、お会いする方々の中に戸惑いや葛藤は全くなく、挨拶の後は談笑となる。私も、これまでの職責から無事解き放たれた解放感があり、胸がはずんでいる。そして同時に、今後の取り組みに向けての使命感に胸がときめいている。
 
あぁ、この感覚なのだと思う。日本社会を見つめる私の思いと永田町の政治感覚の間には、大きなギャップがあった。しかし、そのギャップに対して、職業政治家としての責任感・義務感から、自らを殺して生きてきた長い年月であった。そこから自由になるということはこんなに爽快なことであったのだ。この喜びを、これからの人生で大切にしたいと思う。

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7月21日(火) あっけなく 国会解散 なされけり 人の死だって よく似たものだ

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いよいよ衆議院の解散日。
 
午前中、形式だけの両院議員懇談会。私もここで発言を求めて挙手するが、指名を頂けず、長年の思いを胸に閉じ込める。
 
そして、午後1時から本会議。議長席の後ろから議場に入った官房長官が、紫の錦紗に包まれた解散詔書を議長席に届け、それを議長が朗読して、それで終わり。議場にバンザイ三唱の声が響きわたるが、私はバンザイという気にもならず、それを静観。
 
これだけのこと。ここに至るまでに色々なことがあったが、終わってみれば、あっけないものである。考えてみれば、人間が死を迎える時も同じこと。痛いの、苦しいの、死にたくないのと言っていた人が、死の時は、意外なほどに静かに旅立つものだ。一枚の紙により、国会が死んだということだ。

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7月20日(月) 解散の 前日、娘と 観劇す 人形の情に 心が湿る

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朝、新居浜駅をJRで発ち、大阪へ。衆議院の解散前日は、たった1人の娘と一緒に過ごそうと、新大阪で待ち合わせ。そしてそこから、国立文楽劇場へ。娘がまだ人形浄瑠璃を見たことがないということであったし、この日には、特別企画で「生写朝顔話」という演目を全幕通してやるということも聞いていたので、これを鑑賞。
 
やはり人形浄瑠璃は、長い年月にわたり、風雪に耐えて残ってきたものだけに、奥が深い。何故、人形がこんなに血が通ったような動きになるのか不思議である。加えて、この世のどうしようもない誤解と悲哀と因果を情感たっぷりに描き出しているところに、心の中の乾きが、いやされる気がする。

観劇後、夕食を摂り、最終便ののぞみで上京。

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7月19日(日) 人生の 時限爆弾 時刻む 我地元にて 最後の挨拶

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朝から新居浜市の自宅の整理と書類整理。午後になり、古くからの支援者のところへの挨拶回り。いよいよ2日後に衆議院解散と内定しているので、国会議員としての最後の御挨拶回りである。
 
そして夜は、地元沢津の後援会幹部の方々にお集まり頂いての会合。これまでの経緯と、今後の在野の政治家としての活動方針を御説明し、御理解を頂く。この暫く、政治不信の声が日々強まってきているせいか、私の考え方に対して、賛同する御意見がとても多かった。
 
いよいよ時限爆弾爆発まで2日を残すばかり。これまでの政治人生を振り返りつつも、その人生航路を断絶して、新しい人生を切り拓いてゆくのだと、覚悟を新たにした次第である。

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7月18日(土) 福山に 人間道の 城建てん 人は石垣 人は城なり

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広島県福山市での「本物に学ぶ生き方」講演会で、講演。
 
この主催をして下さったのが、武田康裕さん。もう随分以前から、人を育てることが一番大事なことと、幅広く人材育成の活動を行ってきた方である。いよいよこれから、本格的にその運動を育成してゆきたいと、この度“人間道指導者育成会”という団体を立ち上げるそうである。その皮切りに、今回、私の本を使っての会を開きたいと、私を招いて下さったのであった。
 
行ってみると、熱心な人たちが約40名集まっていた。会の終了後にも、中心メンバーとの懇談会を開いたが、この人たちがなかなかしっかりとした方々であった。今後の活動が楽しみである。

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7月17日(金) 世の中を 高見見物 するならば リニア建設 ハテナですよね?

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リニア新幹線建設問題で、そのルートを巡る議論が起きている。建設主体であるJR東海は、出来る限り路線距離を短くして、建設費を安くする上に、所要時間も短縮したいと考えているのに対して、通過県である長野県側が、県中心部に向けて迂回するルートを要望している為である。各々の言い分はよく分かる。

しかし…である。日本の国土に本当にリニア新幹線が必要なのかという疑問がある。今進みつつある情報社会は、明らかに人々の意識を変えている。今後更に高度の情報機器が生まれ、それを当たり前に使う時代となった時に、高速大量輸送機関は必要か。そう考えると、リニア新幹線そのものが、0秒で自由に情報収集や交換ができる時代においては、迂回路ということではないのか。

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7月16日(木) 病名を 顕わにすべきと 思うけど その体力も 無き自民党かな

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自民党内が大混乱だ。麻生内閣に対する不信任案を衆議院本会議で一致して否決したものの、麻生総裁ではとても総選挙を戦えないと、両院議員総会での、総裁選前倒し実施を求める動きが激しさを増してきているからである。
 
私は、問題を隠し続けるよりも、それを早期に公然と示し、問題点を共有した上で、的確な緊急対策をとることが政治においても大事だと考えているから、両院議員総会開催に賛成した。

しかし、残念ながら、もう自民党には再生のエネルギーもなく、良識もなく、ただ延命治療をするしか手がない状況のようにも思える。私たちは、今の状況が総裁だけの問題ではなく、党全体が弱ってしまっていることに起因していることにもっと早く気がつくべきだったと思う。

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7月15日(水) 今日もまた 1つ灯(ともしび) 消えにけり 我が魂に 熱を残して

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午後一番、新居浜市の陳情に同行。国土交通省内を一緒に回る。そして、午後4時から、永田町人間学講座。
今回は“レーニン”を論じる。ソビエト連邦建国の父と呼ばれる人で、共産主義の是非は別として、国民の窮乏に対して身を投じて革命に立ち向かった姿には心動かされるものがある。全世界に共産主義革命への動きが燎原の火の如く広がった理由が理解できた気がした。
 
実は、今回が最後の永田町人間学講座であった。昨年暮れにスタートして、ほぼ毎週開催をしてきた。合計で27講に及んだ。永田町政治にどれだけの足跡を残せたかは分からないが、私自身にとってはとても意義深い活動であったと思う。

代議士生活の最期に、また1つの火が消えた。

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7月14日(火) 国会は 既に死ねりと 叫びたし 内閣巡る 討論聞きて

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衆議院本会議が開かれ、野党から提出されていた内閣不信任案を否決、一方参議院本会議も開かれ、麻生総理に対する問責決議案は可決される。
 
私は衆議院議席で、各党代表による討論を聞いていたが、要するに、理屈なんていうものはどうでもつけられるという内容であった。これでは国民の共感も、国家としての基本方針も、何もあったものではない。賛成の側は、賛成の為の材料を集めて大声で早く解散しろと叫んでいるだけだし、反対の側は、ただ自分たちは麻生内閣の与党だから、何が何でも守ると言っているだけ。これは、国会の議論じゃない。言論の府に、もう魂は失われたのかと情けない気持ちである。
 
ニーチェは、神は死んだと叫んだ。私は、国会は既に死んだ!と叫びたい気持ちである。

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7月13日(月) 為すべきを 為すが政治の 本務なり それ怠りた ツケ回り来る

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昨日は、注目の東京都議会選挙と奈良市長選挙。
 
結果は、東京都議選では、民主党が54議席で第1党となり、自民・公明両党で過半数を獲得することはかなわなかった。また奈良市長選では、民主党推薦の33歳の青年が当選を果たした。自民劣勢のドミノ倒しが始まった印象である。
 
それを受けて、麻生総理は、都議会選敗北を陳謝すると同時に、7月21日の衆議院解散、8月30日の投票という日程を固めたと報じられている。いよいよ決戦の夏。しかし、自民党にとっては厳しい夏となりそうだ。

国民の不満は強い。そして根深い。これは、政治が、たとえ批判があっても時間がかかっても為すべきことを為すという強い意志を失ったことのツケだと思う。

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7月12日(日) ようやくに 戦の火ぶた 切られるか 思えば長~い 道のりでした

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終日、東京で執筆と書類整理。テレビでは、総選挙間近と、様々な政治討論番組等が放送されている。いよいよ明日は、野党が共同で内閣不信任案を衆議院に、そして、総理に対する問責決議案を参議院に提出するのだそうだ。そうなると、参議院の問責決議案は可決されるはずだから、それ以降、国会は実質的に動かないこととなる。一路、解散総選挙に向かって動き出すということになるのだろう。
 
昨年秋以降、いつ解散があってもおかしくないと言われながら、随分長く続いてきた国会である。いよいよ解散となると、つい私の執筆の筆にも力が入ってきたのであった。

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7月11日(土) トンネルを 抜ければそこは 雪国だった 心の根雪に 種火灯せり

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昼過ぎ、東京駅から、上越新幹線で越後湯沢へ。この土地は、川端康成が雪国を執筆した土地だそうである。湯沢温泉や多くのスキー場がある。
 
実は、同郷の林田大蔵さんが若い頃、この土地でスキー場開発に携わっていたことがあり、その縁で今も、この地の青年達と勉強会をしているので一度来て話をして欲しいと招かれたのであった。
 
勉強会参加者は約40名。雪国の人は、その厳しい自然環境の中で生きてゆかねばならないため真面目な人が多いとよく聞くが、正に真剣に生きんとする人たちであった。その人たちに、“夢出せ、知恵出せ、元気出せ”の基本理念の下、地方に活力を生み出すために大切な考え方をあれこれとお話をした。

新潟の地に小さな火種が生まれた気がした。

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7月10日(金) 争乱を 武力で押える 政府かな 何故血を流す 我が胸騒がし

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新疆ウイグルでの争乱が、この数日間大きな問題になっている。イタリアにいた中国の胡錦涛国家主席も、サミットへの参加を取りやめて帰国したそうだ。
 
次々と警官や軍が省都ウルムチ等に送り込まれ、武力での押さえ込みにかかっているようである。それにしても、何故、世の中には、こんなに力と力とがぶつかり合うことが多いのだろう。
 
人と人が、利害や思想の対立の故にお互いを傷つけ合うようなことを避けようと、社会全体で共存し合うルールが作られている。そして、それが損なわれた場合は、国家権力がその対立の調整に入って、殺傷事件を避けようと、長い年月の経験を積んできたはずだ。なのに、何故?この問題は、私のライフワークの1つである。

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7月9日(木) 年毎に 人の姿は 変われども 変わらぬ根ッコが 厳然とある

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四国中央市の井原巧市長をはじめとする市関係者が上京され、国土交通省への陳情を行うのに同行。内容は、港湾整備と国道11号バイパスの建設促進であった。私は、折角の機会であり、陳情の後に、国土交通省の方々への議員辞職の挨拶も行った。
 
考えてみれば、政治人生の中で、随分多くの回数、こんな陳情に参加してきたと思う。その間、大臣も、事務次官も、もうすっかり顔ぶれが変わってしまっている。しかし、行政は、人が変わろうと、年月が過ぎてゆこうと、余り変わりなく、脈々と、そして坦々と続けられている。

そんなことを思うと、1人ひとりの官僚が枝葉であり、花であり、その奥に、その生命の源たる幹や根が宿っているというイメージで、国土交通省が見えてきた。

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7月8日(水) 学び合い 成長し合う 仲間こそ 我が人生の 宝物なり

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朝8時より、東京OAK・TREEフォレスト。解散日程が固まったようだから、恐らく今回が最後のフォレスト会合である。事務所からの案内状にも、その一言が入っていたらしく、不参加者の通知の中にも、名残を惜しむ文面が入っているものもあった。約15年間、ほぼ毎月会合を開いてきた。長い間共に歩んで下さった方々に感謝したい。
 
そして、午後4時からは、永田町人間学講座。今回のテーマは「世宗」。朝鮮王朝4代目の王。多才で朝鮮王朝のレオナルド・ダ・ヴィンチのような王である。
 
利害で結びつくのではなく、学び合い成長する気持ちで響き合ってきた人たちとの学びの場である。この人たちこそが私の宝物だったのだと思う。

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7月7日(火) サヨウナラ ライフボートと バッヂ君 失望胸に サラバ国会

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この日の夜は、「21世紀構想研究会」での講演。マスコミ関係者や企業経営者が集まって、時代や社会についての勉強会を継続的に開催している会であった。
 
主催者から与えられた演題が、「さらば国会議員、さらば永田町」というものであった。回りの環境により仕方なく議員辞職するのではなく、むしろ、私の側が今の日本政治に訣別を宣言するという響きがあって、なかなか良いタイトルである。実際、私は、永田町で費やす時間が惜しいのだ。永田町では、真摯に国の課題を取り上げ、誠実にその解決に取り組むという最低限の姿勢が残念ながら損なわれてしまっている。だから、サラバなのだ。ライフボートもバッヂも捨ててゆくのだ。

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7月6日(月) 政治には カネにまつわる 事件(こと)多し 出すと入るでは 随分違う

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政界のお金を巡る話題2題。

1つは、民主党・鳩山代表の資金管理団体に個人献金をしたとされる寄付金の中に、もう既に死去している人が含まれているという話。死者が自らの意志で献金するということはあり得ず、一体どんな背景があったのか、気にかかる。
 
もう1つは、韓国の李明博大統領が、選挙中の公約を果たし、自宅以外の全財産を寄付したと伝えられたことである。政治家は、金銭欲を切り捨てて仕事に取り組まなければ、様々な誘惑の中で、時に誤った対応をしてしまいがちである。また、回りの人たちに対しても、毅然とした姿勢を示さなければ、周国が金銭を巡る問題を起こしがちである。自ら、その姿勢を示したということか。

政治とカネ…古くして新しい問題である。それにしても…と思う。

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7月5日(日) 川勝氏 「富国有徳」 旗印 静岡県より 国動かすか?

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終日、デスクワーク。
 
この日の夜、注目の静岡県知事選挙の開票が行われ、民主党推薦の川勝平太氏が当選を果たした。テレビでは、生命を賭けて県政に取り組むと語っていた。
 実は、川勝氏とは、2004年に中国の蘭州・敦煌で開いた新世紀文明国際シンポジウムで御一緒させて頂いたことがある。混乱した議論を、見事に整理して示す能力に秀でた方だと私は感じていた。
 
今、地方の側から国政を動かそうという胎動が起きているが、官僚システムと一定の距離を置こうとする川勝氏が、今後どのような静岡県政を生み出し、またそれが国政に反映されることになるのか、興味深い点である。
ご活躍をお祈りしたい。

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7月4日(土) 個々ならば 何ということ 無いけれど 集い響けば 心充実

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午前中、インド大使館の新築落成式典が行われ、日本・インド友好議員連盟を代表して、中山太郎会長の祝辞文を代読する。この後、折角の機会であり、近所にあった千秋文庫やイタリア文化会館を訪れて展示物を見る。また、靖国神社を参拝し、それから、PHP東京本社で開かれていた武士道協会に顔出し。この日は、仏教の立場から、田中成明先生が講師を務めておられた。

その後、事務所での書類整理、そして、夜は八重洲ブックセンターで本を購入し、大学時代の同級生が会って話をしているというので、その場に顔出し。
 
何ということもなかったけれど、心豊かに充実した気持ちになった一日であった。

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7月3日(金) 王道は 策を弄さず ひたすらに 本質真っ直 歩む生き方

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新型インフルエンザウィルスの中に、インフルエンザ特効薬のタミフルに耐性をもつものが国内で発見されたと報じられる。どんなメカニズムで新しいウィルスが生み出されてくるのかよく知らないが、人間側が色々と対策を打っても、その網の目をすり抜けるものが生まれてくるということでは、正にイタチゴッコ。対症療法と呼ばれるものには、とかく、この傾向がある。
 
考えてみれば、日本政治も同じこと。策を弄して、その場をうまく切り抜ければいいと考える議員も多いが、そんなものは簡単に見破られるだけ。それに抜本的対策が打たれなければ、それが逆に、弱点ともなりかねないことになる。
 
やはり、本質からの答を求めるのが王道だと思う。そんなことを考えた。

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7月2日(木) 心とは 響けば大きく 膨らんで 逆なら重く 沈む不思議さ

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5月に「本物に学ぶ生き方」を出版して下さった致知出版社の藤尾秀昭社長が私と田丸秘書を夕食会にお招き下さった。そして、今の日本のこと、政治のこと、教育のこと等、幅広い話題を語り合った。楽しい時間であった。
 
論語中に、“友あり、遠方より来たる。 また楽しからずや”とあるが、この友とは心の響き合う人のことに違いない。人の心は不思議である。響き合わない人と共に過ごす時間は、ただ心を重くするだけだが、響き合う相手ならば、時と共に心が大きく膨らんで、自分自身も、より大きな人間になったような気持ちになる。それが快くて、人はそんな仲間を求め合うのであろう。これから、私もそんな心の響き合う場を広く作り上げてゆきたいものだと思う。

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7月1日(水) チャーチルは 歴史を学び 確固たる 政治信念 築きけるかな

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永田町人間学講座で「チャーチル」を講じる。チャーチルは、近代イギリスを代表する政治家。多くの困難に対して、揺るがない強い信念で立ち向かったことが知られている。
 
今回は、河合秀和の「チャーチル」(中公新書)を足場に論じさせて頂いたが、その中心的主張は、政治家は歴史をよく学び、自らの歴史観をきちんと形成せねばならないということであった。この歴史観こそが、確固とした政治的信念を生み出すものであるからである。
 
この日には、部分的な内閣改造が行われた。その報を聞きながら、麻生総理は、いかなる歴史観の下に、政治を行っているのだろうかと思った。

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