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12月31日(木) 愛惜に 散る花びらの 多きこと 暮れに区切りを つけんと思わば

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 いよいよ平成20年の大晦日である。晦日というのは「三十日(みそか)」からきた言葉らしく、毎月の月末を「みそか」と呼び、そこから年末の12月31日を大晦日と呼ぶようになったらしい。
 こんなことはともかくとして、最後の日だからと、この一年を振り返ってみる。色々なことがあった一年であったと思う。加えて、不完全燃焼のことも、随分多く残ってしまった。「四国萬花繚乱キャラバン」も回り切れなかったし、橿樹舎の荷物整理も、残念ながら、道半ば。挨拶回りも出来ていないところが多く残ってしまった。あれこれ名残の残ってしまった年の瀬となってしまった。もっともっと長く咲いていて欲しいと思えども、無常に散りゆく数多くの花びらよ。あわれ花びら流れ…心に無理矢理区切りを付けて、進んでいこうと思う。

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12月30日(水) 政府では 成長戦略 打ち出せり アリャこのモチは 絵に描いたモチ

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 政府が、これから10年間を展望した成長戦略を閣議決定した。10年後に名目GDPを650兆円にまで伸ばすという内容(約150兆円の増加)で、そのためには、年率で3%以上の経済成長率を達成しなくてはならないということだ。どんな分野でそれを実現するのかと言えば、環境分野で50兆円、健康分野で45兆円としている。この2分野で、新規成長の約3分の2を達成したいと考えている様である。
 しかし、ならばどんな形でこの目標達成に向かっていくのかと文書を読んでみても、その具体敵内容は全く描き出されておらず、これからの検討だという。
 何だ絵に描いたモチか…神様頼りの鏡餅ということのようである。

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12月29日(火) 慣れぬこと 為さんと努む 営みも ようやくゴールへ 何とか間に合った!

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 この月末は、もっぱらOAK・TREE1月号の執筆と編集に明け暮れた。特に、編集作業は、これまで東京の田丸さんにオンブにダッコであったので、自分でやり始めてみると、とんでもなく時間がかかった。
 どうすればいいか分からなくなると、もう迷路に迷い込んでしまったみたいなもので、キーボードに向かって、あれこれと試行錯誤を繰り返しても、埒があかない。迷い悩み立ちすくみ、時間ばかりが過ぎていってしまう。結局、大晦日直前まで、この仕事にかかり切ってしまった。もう印刷所も、正月休みだから、印刷作業は、1月5日以降とのことだが、年内に出稿を果たせたというのに、少しばかりの満足感。一度、山を越えたので、これからは、少しは楽になるはず。来年は、定期発行できるようにしたいと思う。

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12月28日(月) 列島の 各地で今日が 納めの日 素浪人には 実感が無い!

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 テレビを見ていると、官公庁や企業の仕事納めの様子が報じられている。インタビューでは、これから、年末の大掃除だとか、帰省だとか語っている。笑顔が多い。
 しかし、私には、どうもその実感が湧いてこない。それもそのはず。「在野の政治活動」に入って以降、毎日が、ほぼ自由時間という環境にあるのだから、サラリーマンのような枠組みの中の仕事から解き放たれる感覚が生まれてこないのは、当たり前である。
 その分、私の場合、年中朝から夜まで、ただひたすら仕事である。休みの日というのは、基本的にない。それでも、自由な環境の下で、楽しみながら仕事が出来るのが、とても有り難いことである。

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12月27日(日) パソコンに ひねもす向かい 仕事をす 言うこと聞かぬは 赤ちゃん以上だ

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 終日、OAK・TREE1月号の編集作業。コンピューターに向かって、作業を行う。
 しかし、である。コンピューターは、中々思うようには動いてくれない。問題に出会うと、こうじゃないか、ああじゃないかと、様々な試行錯誤を繰り返すのだが、ちっとも動かない。そうなると、もうどうしようもない。
 赤ちゃんも中々思うように言うことを聞いてはくれないが、それでも、抱いたり揺すったりしてあやしている内に、機嫌が良くなって、笑顔になることもある。ところが、パソコンの場合は、正確な指示を出さない限り、動かない。誤動作するのは、命令が間違っているせいだ。それだけに、あくまで自己責任である。諦めてしまっては、こちらの負け。時間はかかるが、あきらめないで取り組む。そんな事情で、1月号も、出稿が遅くなった。ごめんなさい。

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12月26日(土) 人間が 人間たるには 人間の 人間としての 人間知るべし

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 四国人間論ゼミの日。本当は、先週の土曜日であったが、雪のため、一週間延期。
 テーマは、「賀川豊彦の人生と思想」。大正・昭和期に、貧民救済の強い意志を持って、労働運動や生協運動、普通選挙実現運動や世界平和運動など、およそ運動と名のつくもののほとんど全てに於いて、その先駆者となった人である。
 その思想の根底には、人間としての涙が宿っていたと私は思う。苦しんでいる人を見ては、居ても立ってもいられなくなり、自分に出来ることをどんなことでもやっていこうとした人である。その純粋な思いが、まるで磁石のように作用して、その回りに多くの人が集まってきた。そして多くの人が、育っていった。人間ならではのことである。
 私たちは、もっと人間を知らねばならないと思う。それも、人間として。

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12月25日(金) 税収が 当初予算の 4割と! こりゃもうまともな 国家じゃないね

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 来年度の政府予算案が閣議決定された。その一般会計の総額は、 92.3兆円。過去最大である。しかも、いわゆる埋蔵金をはじめとする税外収入を10.6兆円繰り入れても、国債発行が、44.3兆円と、これも過去最大。一方、税収見込額は、37.4兆円であり、これは何と25年前の水準なのだそうだ。
 日本国は、「借金地獄の底なし沼」にもう6割も体を沈めてしまっている姿である。しかも、今後の経済成長見込みにおいても、税収が急速に回復する見込みは立たない。民主党は、事業の見直しで、充分に財政運営が出来ると強弁してきたが、これはどうも「虚弁」であったようだ。これから先も、税収が伸びる見込みは立たないが、消費税は、今後4年間は増税しないともいう。
 これはもうまともな国家ではない。そんな認識が必要だと思う。

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12月24日(木) 辞めろとの 声圧倒的なら 尊重と 世論に漂う 鳩山政権

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 夜になって、鳩山総理の会見が行われ、自身の資金管理団体を巡る偽装献金問題に関しての釈明が行われた。約9億円のお金が母親から提供されていたが、それを隠すために偽装が行われたということのようである。これは、政治資金規正法によって定められた個人献金枠を遙かに超えた金額であり、その法的問題をクリアするために、母親から息子への贈与として扱い、6億円に及ぶ贈与税を納める形で決着させるようである。
 しかし、問題は、お金があったから、総理になれたのではないか、更に言えば、そのお金の力で、政権交代が導き出されたのではないかという民主主義政治の根幹に、大きな疑問を生み出したことである。
 それにしても、総理辞任について問われたのに対し、世論の動向で決めるという返答には驚いた。アァ世論の波間に漂う鳩山政権…。言葉もない。

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12月23日(水) 八甲田 雪中行軍 かくなるか 我雪道で プチ体験す

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 実は、昨晩は、「若葉書院」で泊まった。この敷地から上の林道まで登っていく坂道を、普通タイヤの自動車ではスリップして登ることが出来ず、新居浜に戻ることを諦めたのであった。翌日になれば、少しは雪も溶けて、動けるようになるだろうという見込みであった。
 しかし、山の夜は随分と冷え込んだ。屋外の温度計は、零下2度になっていた。しかも、夜が明けてからも、曇り空でなかなか雪が溶けない。そこで、自動車を加速して、一気に坂道を登ろうとしたところ、今度は、車輪を溝に落とし込んでしまったのである。万事休す。レッカー車の出動をお願いしようと一時は考えたが、いや待て、山村の住民は、雪と闘いながら生活をしているのだ。ならば、私ももう少し挑戦をしてみようと、いろいろな道具を繰り出して、雪からの脱出を試みた。結局、2時間半かかったが、何とか脱出に成功。雪国プチ体験であった。

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12月22日(火) ガソリン税 名前を変えて 出てきます 昔よく似た 歌があったね

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 税制を巡って、与党内部で様々な対立と議論があった。その一つが、ガソリン税を巡るやり取りであった。
 ガソリンなどにかかっている暫定税率に対して、民主党は、昨年来激しい反対運動を繰り広げてきた。そして、今年の3月には、参議院で審議未了となり、一度廃案となって大きな混乱を生み出したのを覚えておられる人も多いだろう。この夏の総選挙でも、この旗を掲げて、民主党は闘った。そして政権を獲得した。
 この問題をどう処理するのだろうと思っていたところが、結局、恐らく名前は変えることになるだろうが、税率は現状維持となった。名前を変えながら、さすらうガソリン税。昔、小林旭が、「京都にいるときゃ、忍と呼ばれたの」と歌っていた歌を思い出した。さしずめ「自民党時代にゃ、ガソリン税って呼ばれたの」となるのだろうか。???

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12月21日(月) 野口さん 宇宙に旅出の 姿見る 総理の心は 白色矮星?

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 ロシアのソユーズ宇宙船で、野口聡一さんが宇宙に旅立った。今回は、宇宙で約半年にわたって滞在予定とのことであり、大きな成果を上げていただくことを期待したい。
 ところで、鳩山総理である。自ら宇宙人を自称するだけあって、宇宙開発には強い関心を持っておられる。私たちが「日本宇宙議員連盟」を立ち上げたときも、民主党を代表される形で副会長に就任して下さった。その心中や如何にと考えている内に、総理が宇宙の白色矮星のように思われてきた。どういう意味かは、それぞれに想像していただければと思うが、宇宙に行けば、重力もなく、上下もない。肩に掛かる重圧もなくなるだろう。加えて、回りは真空でなにもない。うるさい人たちもいない。…総理の心は、今、宇宙を翔けているのではないかと思った。

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12月20日(日) 来年度 予算編成 大詰めに 今だ見えない 国家の姿

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 この日も寒い。橿樹舎で、書類整理と積もった機務の処理。手紙を書いたり、遠くへ送る荷物をまとめたり、OAK・TREEの原稿を執筆したり、書類整理をしたり…朝からずっと取り組んできたが、夜に至るも、メドがつかず。小さな世界のことにして、この按配。
 日本の国全体の問題となれば、さぞかし大変なことだろうと、テレビを見ると、案の定。例年だと、この時期は、来年度予算編成も、もう大詰めで、復活予算を巡る大臣折衝の時期である。永田町全体にそろそろ店じまいという空気が流れていたものだ。しかし、今年は、骨格部分でまだ方向が定まっていない。
 政治決着とは言葉が綺麗だが、最終的にどんな形でまとめあげるのだろう。政府の中では、各党がメンツを賭けて局地戦ばかり闘っているが、肝心の大戦略はどこにあるのだろうか…少し心配になってきた。

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12月19日(土) 道路上 1センチばかり 雪積もり 車動かず アァ 表面の力よ

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 天気予報では、今日も雪が降るかも知れないと報じられる。四国人間論ゼミを予定していたため、開催か延期か、最後まで迷ったが、会場が山中の「若葉書院」であるため、大事を取って、延期とした。
 それは正解であった。新居浜では、積雪もなく、この日は朝から青空も広がっていたが、もしも予約無しで来られる方がおられてもいけないと、新宮の若葉書院に行ってみると、かすかな積雪。約1センチくらいの雪が積もっていた。私の乗っている自動車は、普通タイヤのままであったが、このくらいならと雪中に突進。しかし、上り坂で立ち往生。雪道を甘く見てはいけないと反省。
 そこで考えた。世の中には表面(おもてずら)だけ良い人がいる。唾棄すべき人種だと思うが、結構うまく世渡りをしていく。あぁ、この雪道と同じで甘く見ちゃイケナイと思う。

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12月18日(金) 寒空に 暖かき日を 待ち望む COP15の 議論聞きつつ

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 日本列島全体が寒波の中に入ったようだ。四国でも、気温が5度くらいになっているらしい。この日は、橿樹舎でデスクワークに取り組んだが、家の中にいても寒くて、電気ストーブを引っ張り出してきて、初めて使う。夕方には、少し雪が舞ってきた。
 テレビを見ていると、デンマークのコペンハーゲンで開かれている気候変動に関する国際会議(COP15)の議論が中々集約できそうにないと報じられている。エネルギー使用量は、国家経済の基本ファクターであり、それぞれの国が、少しでも自国に有利な決着を得たいと議論しているのだから、集約が困難なのは当然のことである。
 それにしても寒い。冬がこんなに寒いのなら、少し温暖化が進んでもとは、少し無責任な発言だったか?

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12月17日(木) 年の瀬の 永田町での 繁忙を 思い出しつつ 眺む浮き草

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 臼杵で協議した内容の整理と共にOAK・TREE誌の執筆に取り組む。
 テレビを見ていると、永田町の混乱振りが伝えられている。選挙の時のマニフェストに反する予算・税制を組むか否かという問題が浮かび上がってきている。閣僚や党幹部の発言もバラバラで、とても政権の態をなしていないように思う。
 ふりかえって、この時期、私も随分忙しく永田町や霞ヶ関界隈を走り回っていたなと思う。朝から夜まで様々な会合の連続であった。そんな懐かしさを胸にテレビを見ていると、何だか変だ。アレレ、様々な議論が、時の流れのなかで、世論の風にただ流されながら、漂っているだけだ。これじゃ、浮き草と同じではないか。鳩山政権の姿が見えた気がした次第である。

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12月16日(水) 遠きより 訪ね来たれる 人のあり 積もれる憂い 語り合いたり

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 朝、臼杵港発のフェリーで再び八幡浜港へ。そして、更に松山へ。少し前に東京から持ち帰った自動車の登録変更のためであった。そこに電話が入って、富山から私に会いにやってきているのだが、会う時間はないかとのこと。よく聞くと、「地方再生リーダー育成塾」で中心的な役割を果たしていただいていた萩山峰人さんであった。
 前日に電話を頂いていたそうであるが、私は臼杵に出ていたので連絡が取れず、何はともあれ、駆けつけようと高速道路を自動車を走らせて、8時間以上もかけてやってきたのだと言う。そこで、子規記念博物館でお会いし、積もる話を行った。その多くが今の政治を憂う話であった。地方から、政治を正す運動を起こしていこうと語り合った。百年河清を俟つという言葉があるが、地方の小河川であれば、もっと早くキレイに出来るかも知れないと思う。

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12月15日(火) 臼杵路は 石仏と 心の小径 孤高なる 人を 慰む

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 朝、橿樹舎を出発して、八幡浜へ。そして、そこからフェリーに乗って、対岸の臼杵市へ。
 実は、来年の3月の末に、臼杵に作った「深田・心の小径」に関して、そこに立てた石碑に魂を入れるイベントを開催することになって、その打ち合わせに出向いたのであった。まず、現地の様子を確認した後、市役所で市長や教育長、担当者などと懇談。大旨の方針を決定することが出来た。
 その時に私からは、8項目の提案を行った。その内の1つが、「心の小径短歌」であった。「心の小径」を数字で語呂合わせすると、「5/5/6/5/3/4」となる。そこで、この字数で短歌を作ってみようというわけである。イラ短に掲載したのが、そこで例示をしたものである。いかがであろうか。
 夜は、後藤・前市長が塾長を務める「チャレンジ塾」で講演。

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12月14日(月) 内閣は 内で格闘 略して「内格」 合意が欠けて 「内欠く」かもね

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 永田町では、来年度の税制と予算を巡る議論が活発化しているようだ。加えて、普天間基地移転問題でも、閣僚の間での考え方の相違が顕著になってきている。今回のイラ短の中心にあるのが、閣議を行う机。この机を囲んで、閣僚達が激論を闘わせているのだろう。問題は、その机の上にダイナマイトが置いてあること。この爆弾に一体誰が火を付けて、内閣を爆発させるのだろうという懸念を思わざるを得ない。内閣は、「内格(もしくは{無い格調}」であり、「内欠く」と言ってもいいかもしれない。
 それにしても、少し前まで与党であった自民党と公明党の存在感が薄い。この両党を消してしまうために、わざわざ内輪もめを演出しているのならば、これは高等戦術なのであるが…。

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12月13日(日) 来年の 「発想鍵図」 描きました 人よ輝け! 「ゆちげ」の心で

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 終日、若葉書院での仕事。各種執筆、水源の整備、屋外の収納庫の設置など、いろいろな取り組みを行った。
 特筆すべき仕事は、来年の「発想の鍵図」を描いたことであった。それが今日のイラ短の絵である。
 来年は、ビジョン作りと同時に、人の育成にも本格的に取り組んでいきたいと考えている。その基本的な考え方をイラストで表現したものである。つまり、教育の場で、私は、「人間学」と「時代・社会のトレンド」を教え伝えていきたいと考えている。そして、勉強会の参加者は、その足場の上に、それぞれが夢と知恵と元気を育んで、その人間力で、「自分自身の人生の輝き」と「社会の生成発展」というウェイトが付けられたバーベルを持ち上げていくのである。
 いかがであろうか。こんな思いを御理解いただけるだろうか。

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12月12日(土) 「新」の字が 今年の漢字に 選ばれた 私にゃ「ススム」 「晋」でも良かった!

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 恒例の「今年の漢字」に、「新」が選ばれたと報じられていた。鳩山新政権の誕生やアメリカのオバマ新大統領の就任、また、新型インフルエンザの流行などからの連想ではないかとのことである。
 私も、16年間続けた国会議員を離れて、新しい人生に入った年である。だから、「新」の字に確かに共感がある。しかし、同時に、シンの読みなら、「晋」の字でも良かったなと思う。晋は、ススムとも読む。乱世を生きた青年・高杉晋作の晋でもある。ついでにいえば、私の名前にも、この晋が含まれている。
 立ち止まっていてはいけない。回りとなれ合っていてはいけない。進めよ、嵐を乗り越えて、という気持ちがある。ふりかえって、そんな一年だったと思う。

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12月11日(金) 三党首 話し合うのは 良いけれど その足元は 個々の氷塊

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 来年度の予算編成作業が進むなかで、沖縄の米軍基地問題などで不協和音が聞こえる与党3党の代表者の会合が開かれたそうだ。その話の内容は、知るよしもないが、お互いがしっかりと理解し合って、手を取り合って、この難局を乗り越えていこうという話になったという。
 今、鳩山政権は、激流の時代のなかに置かれている。しかも、政治主導を謳って始まった政権だから、官僚というこれまでのナビゲーターの姿も裏に隠れてよく見えない。さらに、三人の党首の顔も、本当の顔が必ずしも見えてこない。足元を見れば、それぞれの党が別々の氷塊の上で流されている様子である。その氷塊すら、いつ割れてしまうか分からない。ああ、不確実性の時代の与党トライアングル。

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12月10日(木) 檮原で 耳かき一本 贈られる 国民の声 よく聞くようにと

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 この日も、高知県西部のキャラバン。2日間で、15の市町村を回った。
 その中で、特記しておきたいと思うのは、山奥の町、檮原町で、中越町長にお会いしたことであった。この町は、高知と愛媛の県境の町。森林面積が91%を占めるという。このしばらくは、坂本龍馬がこの地域を通って、脱藩をしたということを観光に活かした地域作りを展開すると同時に、地域の木材を公共の建物にふんだんに使うという取り組みも進めている。12月ということもあって、夜のイルミネーションも美しかった。
 そのリーダーである中越町長は、もう残り10日で引退ということであった。その場でプレゼントされたのが、一本の耳かき。その袋には、「ゆすのき耳かき」と書かれていた。人の話をよく聞けということですねといったら、うなずいておられた。

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12月9日(水) 甘やかし やがて壊れる 家庭あり 大丈夫かい 日本ファミリー

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 高知県西部へのキャラバンを行う。その道中、ラジオでニュースを聞いていると、来年度予算編成作業が始まったなかで、国債発行額が問題になっているということだ。先の総選挙で、連立三党は、子ども手当や石油関連暫定税率廃止、高校教育費無料化など、さまざまな公約を掲げて闘った。そして、その財源を問われて、事業をきちんと見直せば、そのお金を生み出せると強弁をしてきた。しかし、経済不振もその一因ではあるが、うまくその財源を見いだせないようだ。甘い言葉を語ってきたツケをどう払うのかという話になってきている。
 家庭でも、子どもを甘やかして育てると、青年期に家庭内暴力を起こして家庭が崩壊することがあるという。日本の国がそうならなければと、祈るような気持ちである。

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12月8日(火) 政治家は 座れるイスが 称えられ 刺身のツマなり 当の本人

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 香川県西部地域へのキャラバン。観音寺市と三豊市を回る。
 その中で特記すべきは、大平正芳・元総理の記念館を訪問したことであった。来年が、丁度生誕百周年にあたるということで、大平先生の業績を称えるDVDも作製したと見せていただいた。約30分に及ぶビデオであったが、中々良くできていた。そして、先生の人生と業績を称える展示も見せていただいた。
 しかし、国を代表して、大きな仕事を為した人の展示としては、ささやかすぎるのではないか、しかも、何年にどんなポストに就き、その時の写真や記念品はこれ、といった展示がほとんどである。本人自身の人柄や思想を、もっときちんと展示していいのじゃないかと思った。もっとも、政治家の記念館というのは、どこもよく似ているのではあるが…。

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12月7日(月) 盆栽を いじるが如き 外交よ 国際社会は 嵐と言うのに

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 COP15がデンマークで始まる。また、北朝鮮問題でボズワース米特別代表が新たな動きを始めている。イラクやアフガニスタンなどのテロの動きも気にかかる。ドバイ問題に始まる国際経済の動きも、大変だ。言わば、国際社会は、嵐のまっただ中といった状況である。
 それなのに、日本の政治の動きは、天下太平。ご老公が鳩山連立内閣と銘打った盆栽いじりに精を出しているとみえるのは、少し酷な評価であろうか。盆栽の枝振りを見ると、枝毎に民主、社民、国民新党とあり、かなりその幹はねじれているようだ。自民、公明の枝は、切り落とされて机の上に。ああ、美学もいいが、本気で仕事をして欲しいとの声も聞こえ始めた。

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12月6日(日) 初めての ことには時間が かかるもの 試行錯誤に 森が深くて

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 OAK・TREE誌12月号の最終修正を行う。これでようやく出稿となる。随分遅れてしまった。
 実は、この原稿自身は、11月20日頃にほとんど出来上がっていた。それが何故2週間以上も出稿までにかかったか。それは、ひとえに私自身が文字入力作業と編集をやったからであった。コンピューターに向かって、何度、コンピューターの馬鹿野郎と叫んだことだろう。
 こちらの指示が少しだけでも違ったら、思い通りに動いてくれない。上手く動かない理由を探り始めると、とんでもなく深い森に迷い込んだような気持ちになる。延々と道に迷い続ける羽目になる。最後は、東京の田丸さんにお手伝いいただいて、ようやくゴールへ。終わってみれば、いい経験だったと笑っている…。

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12月5日(土) 花火とて 他に燃え移りゃ 大惨事 大丈夫かい 普天間問題

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 ロシア中部ペルミのナイトクラブで火災が起こり、103名が死亡し、130名以上が負傷と伝えられる。何でも原因は、室内パーティー用の花火がプラスチック製の燃えやすい天井に引火したということらしい。
 日本の国でも、今、花火遊びが行われている。普天間問題を巡る閣僚の意見対立である。議論は活発にやればいい。しかし、軍事に関する問題に、アメリカは、とても神経質である。言うならば、ちょっとした火花にすぐに引火してしまう性質を持っている。その旗の下での火遊びは、ちょっと危険すぎる気がするのだが…。
 火消しの水の入ったバケツを持って、呆然と立ちすくむ岡田外相が、何となく可哀相…。

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12月4日(金) 議論無き 臨時国会 閉会し 日本政治に 冬の入り口

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 臨時国会が閉会した。政府提出法案は、全て成立とのことであるが、会期末の与党の暴走ぶりは、異常であった。議会制民主主義は、議員・政党相互の良識と信頼に基づいて成立するものである。残念ながら、今の国会には、良識はなく、力を誇示し突っ走る与党と、非力な野党が居るだけであった。論戦と言っても、聞く耳を持たない自己主張ばかりで、言葉は、全くかみ合っていなかった。もうこれでは、民主主義と語ることも出来まい。
 これから、来年度の予算編成と税制改正の作業である。与党内部でも非建設的な水掛け論が広がっている。どうもこれから日本政治は、冬の季節に入っていくような気がしてならない。

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12月3日(木) 友愛は 良識足場の 力なり そをあざ笑うなり 権力闘争

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 翌日に、臨時国会の閉会と社民党の党首選告示を前にして、日本政治に動きが。社民党・福島党首は、普天間基地問題に関して、自分たちの主張が受け入れられなければ、重大な決意も(連立離脱)と発言。国民新党・亀井代表は、郵政問題や経済対策などで、少数政党の横暴との批判に対し、少数も多数もない、と語った。
 鳩山総理は、友愛精神を掲げて、新しい政治の実現を目指している様子であるが、これでは中なかだというのが正直な印象である。人は、遠きものよりも、目の前のものに関心を持ち、それに動かされるということだろうか。
 日本政治、益々混迷となりそうである。

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12月2日(水) 人前で 在野の政治 語るたび 思い出される 大学受験

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 昼まで、橿樹舎でデスクワーク。それから、新居浜と西条を回り、松山へ。
 実は、私が学んだ愛光学園の卒業生達が、経済問題を語り合い、交流する懇話会を結成していて、そこで講話をするようにと声がかかって、出かけたのであった。話題は、皆さんの希望を聞いてみると、何故在野の政治を目指したのかということであったので、その考え方や今後の政治の展望について、思いのあるところをお話しした。大旨御理解を頂けたのではないかと思う。
 それにしても、自分の人生の決意を語るのは、多くの面接官の前で試験を受けているようなものだ。大学受験を思い出した。

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12月1日(火) 日銀の 金融緩和 薄氷を 踏む思いなり 冬の白川

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 今日から12月。師走と言われるだけあって、何かと気ぜわしい。国会も、与党だけで会期延長を決め、それに反発する野党は、審議拒否。いつまでも変わらない国会風景である。
 この日のトピックは、日銀がデフレ対策、景気対策として、金融緩和にさらに踏み込んだこと。0.1パーセントの固定金利で、10兆円の資金を市場に送り込むと発表した。日銀としては、苦渋の決断であっただろう。冬の白川に張った氷の厚さは、僅か0.1センチ。その上を歩む総裁の心境は…。

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