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1月31日(日) 歴史には もしもは無いと 言うけれど 今現在も もしもの連続

 日本と中国の歴史研究者が、政府間の約束に基づいて、両国の歴史の共同研究を行ってきたが、この度、その結果を発表。当初から予想されたとおり、近現代史に於いて、見解が一致せず、両論併記となった事項が多かったようだ。

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 しかし、それでも、両国の研究者が一緒に研究を行った意義は大きいと思う。残念ながら、両国共通の歴史基盤を構築するには至らなかったようだが、双方の立場や考え方を理解することができ、歴史事実やその認識に於いて、一致しない部分を少なくとも明確にすることができたはずである。何らのきちんとした議論もなく、感覚的に相互に批判し合っていたことからすると、大きな前進であると思う。
 歴史にはもしもは無いとよくいわれるが、そんなことはない。現在進行中のことですら、もしもの連続であると思う。

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1月30日(土) デカダンス デブリ・ディレンマ デスマッチ でも何と言っても デモシカデフレ

 昨日、平成21年の消費者物価動向調査の結果が発表される。前年対比で、マイナス1.4%の下落であり、過去最大の下落率だそうだ。

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 経済は、インフレよりも、デフレに対応するのが、政策的に難しいとよく言われる。ここで、日本経済全体が萎縮してしまえば、日本の経済システム全体が、がたがたになってしまい、国民生活も、行き詰まってしまいかねない。心配だ。
 今、日本社会・日本政治を覆っているもの…デカダンス、デブリ(雪氷の堆積・・財政赤字や懸案の累積)、ディレンマ、デスマッチと、デで始まる外来語を連ねてみた。それぞれ大変な問題ばかりだが、日本産業の出戻り(デモ)デフレ、経営者の仕方ない(しか)デフレの今後が心配だ。

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1月29日(金) 新幹線 架線が切れて 立ち往生 米中間でも 架線危うし

 新幹線が、その架線が切れて、列車に電力を送れなくなり、立ち往生。架線の修理が終わるまで、3時間余り、新幹線は止まり、終日、ダイヤは乱れた。いくら日本がその技術を誇る新幹線といっても、電気が送れなければ、どうしようもない。

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 一方、アメリカと中国の間も、その空気が微妙である。台湾に対して、アメリカ政府が武器の売却を決定したことにより、一気に友好ムードが冷え込んできているようだ。もちろん、懸案はこの問題だけでなく、グーグル検閲問題やチベット問題なども、両国間の基本問題として、大きな火種になっていて、これから先が展望しにくい状況である。そして、これら問題の更に奥には、米中間の巨大な貿易不均衡問題もある。外交の場での主導権争いも顕著になってきた。友好の電力が送り続けられるのかどうか、暫く注視する必要がありそうだ。

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1月28日(木) 国会で 補正予算が 成立す されど政府は 沈みゆくのみ

 鳩山内閣の支持率の調査結果が発表された。支持すると解答したのが45%に対して、不支持が47%と、初めて不支持率が上回ったと言うことだ。

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 その最大の理由は、小沢幹事長の問題だという。しかし、それ以外にも、普天間基地移転問題の混乱振りや経済の不調なども、国民の不満を拡大しているのだろう。
 丁度、この日、補正予算が、国会で成立をした。これは、内閣の実績として、評価されるべき事であるが、その声はほとんどなく、ただ不平や不満が渦巻く状況になってきている。鳩山内閣という潜水艦は、海の底に向かって、沈み続け、いよいよ潜望鏡を延ばしても、世の中が見えなくなってきているということだろうか。

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1月27日(水) ウィルコムが 更正法を 申請す 体が進歩に 追いつかぬかな

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 携帯PHS電話のウィルコムが、会社更生法を申請したらしい。ウィルコムといえば、安価で高速なデータ通信を売り物に、かなり頑張っていたように思っていたのだが。聞いてみれば、決算は黒字であり、現状で倒産というわけではなかったらしい。しかし、この業界は、日進月歩の進歩の中に置かれている業界であり、次の世代のシステムを構築しようとして、その資金の当てがつかず、結局、更正法申請に至ったと言うことのようだ。
 言わば、世の進歩に合わせて走っていこうとしたのだが、体力がそれに追いつかず、もんどり打って倒れ込んだと言うことか。お年寄りが、運動会で、もっと速く走れるはずだと、気持ちはどんどん先に行くが、体がついて行かなくて倒れることがよくあるが、そんなものかと納得。

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1月26日(火) 偶然に 芭蕉が逝きし 場に立てり 我は今月 奥の細道

 朝、宮城県を発って、大阪へ。午後4時から、娘の進学を巡っての面談であったが、少し時間があったので、地下鉄で、大阪の街中へ。そこで偶然、松尾芭蕉終焉の地に出会った。「旅に病んで 夢は枯れ野を 駆け巡る」という辞世の句を詠んだ場所である。その句碑の前でしばしの時間を過ごした。

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 考えてみれば、この1月の15日には、東京の深川で、長く住み、ここから奥の細道の旅に出発したという場所を訪れた。昨日まで滞在した宮城県では、松島はじめ何カ所かで芭蕉の句碑に出会った。そして、今回の終焉の地である。芭蕉との浅からぬ縁を感じた次第であった。私も、漂泊の政治家(漂白の政治家かも知れない???)、芭蕉の心情を胸に歩んでいきたいと思う。

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1月25日(月) 仙台は 千代の祈りの 城下町 そを知ろしめす 若き武者あり

 この日は、朝から松島へ。松尾芭蕉をはじめとして、古来から、多くの人がこの地をたずね、その美しい風景を愛でてきた。その魅力が一体如何なるものか、自分の全身で味わってみたという次第である。
 その後、午後4時から、村井・宮城県知事講演会の新春講演で講師を務める。参加者は約500人。「本物に学ぶ生き方」をテーマにして、約1時間半のお話をした。この混迷の時代には、表面を飾っただけの人間には、この時代を動かす仕事はできないと思う。「なりきれる、やりきれる、すてきれる」生き方を大切にして、全身全霊を注ぎ込んで生きる人でなければならないと語り、そんな人を本物と呼びたいと訴えた次第。会場には、良き人たちが集っていた。

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 村井知事は、現在49才。2期目を務めている。若武者として、千代の都で頑張って欲しいと願う。

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1月24日(日) 青葉城 伊達政宗の 眼中に 今の日本は いかに映るぞ?

 この日の朝、伊丹空港から仙台空港に飛来。そこでレンタカーを借りて、宮城県南部を先ず走る。名取市、岩沼市、角田市などである。そして、夕刻からは、仙台市内。青葉城跡に登り、伊達政宗像に対面した。それから、東北大学や話題のアウトレット店などの視察。

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 それにしても、乱世を知恵才覚と度胸で生き抜いた伊達政宗が、今の時代に生きていたらどうであったろうか。奇策を次々に繰り出して、新しい時代を作り上げる活動を行っていただろうか。
 そんなことを思いながら政宗像を見上げていると、その目線の先には、燃えさかる永田町があるのではないかとさえ思った。正に、この国は今、戦国時代なのかも知れない。

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1月23日(土) 飛ぶ鳥を 落とす勢い 小沢氏を 落とす勢い 東京地検

 暫く宮城県に行っていて、そこから帰ってからは、OAK・TREE2月号の入力と編集に専念していたため、なかなかイラ短を描くことができなかった。また、これから、精力的に描きまくろうと思っているので、宜しく。

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 さて、1月23日のトピックといえば、やはり、小沢一郎・民主党幹事長が、東京地検から事情聴取を受けたこと。特捜部は、小沢氏本人の刑事責任追及を視野に捜査を進めているらしい。土木工事に関する贈収賄事件としての立件を目指しているのだろうか。そうなれば、幾ら大きな権力を手にしている小沢幹事長といっても、一気にそこで力を失うことになるだろう。正に、飛ぶ鳥を落とす勢いを持っていた小沢氏が、今度は、自分自身が落ちていく番になる…皮肉なものである。民主党内での権力闘争がここで封印を解かれて、大混乱となる予感がする。

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1月22日(金) 言葉とは 因果なものよ 軽いのも 重すぎるのも 世は受け入れず

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 国会は、衆議院の予算委員会。鳩山総理は、小沢民主党幹事長の金銭疑惑、そして、検察庁との対決姿勢に関しての自らの発言に関して、それが誤解を与えるものならば、撤回と発言。君子は、過ちてはそれを正すに躊躇なし、ということかも知れないが、少し、多すぎる気がする。それが、発言の軽さと取られ始めているようである。
 一方、この日は、誤認に基ずく有罪判決を受けたとされる菅家さんの再審裁判で、この問題を担当した森川大司・元検事が出廷をして、証言をした。その中で、謝罪がなかったとして、菅家さんは、涙ながらの記者会見。検事という法の番人としての発言の重さということについて、改めて考えさせられた。
 とかくこの世は難しいとは、夏目漱石の言だが、言葉というものも難しいものだなと痛感。

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1月21日(木) 日本は 純債務すら GDP越え もう限界だ 借金地獄

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 日本経済新聞を読んでいると、「日本、名実とも借金大国」との見出しが目に飛び込んできた。借金に、名も実もあるものかと思いつつ記事を読んでみると、名とは、総債務残高での評価ということであり、実とは、その債務残高から政府が保有する資産を差し引いた純債務残高を指しているということのようだ。そして、この純債務残高においても、来年度には、ついにイタリアを追い抜いて、先進国中最悪の国になるということだ。
 純債務で、GDP比104.6パーセントに達するらしい。これはもう、尋常な数字ではない。私には、こんな借金を経済成長著しい国ならまだしも、今の日本が返却出来るという絵をどうしても描くことが出来ない。
 それに対して、この危機感の無さは、いったい何なのだろうか。…言葉を失ってしまう。

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1月20日(水) 公開と 非公開との せめぎ合い 国会周辺 コウモリが飛ぶ

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 国会は、本会議での代表質問が終了。これから衆議院予算委員会での審議となる。
 ここまでの議論の全体的な印象を語れば、民主党は、一方で行政の公開原則ということを強く主張しながら、、もう一方で、民主党首脳の金銭問題を巡っては、手のひらを返すように、非公開姿勢になるなど、ダブルスタンダードを使い分ける政党であり、政権であるという印象が強かった。これでは、昨年夏に当選したばかりの新人議員は、かなり当惑をしているのではなかろうか。
 ふと、想像してみる。国会議事堂の空を、ある時はケモノとなり、ある時は鳥になるコウモリが、多数乱舞している景色を。少し気が重くなってきた。

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1月19日(火) 日航が 負債2兆で 破綻せり ボサッとしてたか 国策会社!

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 日本航空が、19日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。負債総額は、グループ2社を含んで2兆3221億円に上るという。これから、今5万人余りいる社員の数を、1万5千人余り削減したり、37機あるジャンボジェット機を廃止したりして、再建を目指していくということだ。
 それにしても、ここまで経営状態が悪かったとは驚きであった。国策会社として発足した歴史から、政治や行政からの影響を受けやすい体質であったのだろうと思うが、この数字を見れば、もう経営の態を為していなかったと言えるのではなかろうか。強い依存体質の中で、時代の変化に鈍感であったということか。
 今日は、少し厳しいイラ短となってしまった。

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1月18日(月) 3D 映画と今日は 初見合い 惚れてしまえば アバターもエクボ

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 昨晩は、娘と夕食。その後、大阪で宿泊。午前中少し時間があったので、行ってみたのが、梅田の映画館。「タイタニック」以来、久々の映画をキャメロン監督が制作し、観客動員数も、前作に迫る勢いという「アバター」という映画だった。
 この映画は、3D映画としても、話題になっていた。3D眼鏡をかけて見るのだが、最初はやはり少し違和感があった。しかし、段々と時間が経つ内に、画面に引き込まれていき、途中からは、もう完全にこの映画にのめり込んでしまっていた。とてもいい映画であった。3D映画ならではの魅力でもあったと思う。
 今回が、3D映画との初見合いであった。そして、上映が終わる頃には、すっかり惚れてしまっていた。そこでだじゃれ。「アバターもエクボ」。エクボとは、「エいがみて、クいなく、ボっとうした」。

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1月17日(日) 地震から 15年目と なる日には 長き祈りの 仏見上げる

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 この日は、阪神淡路大震災から丁度15年となる。朝からテレビでは、特集番組が組まれていた。そこでは、身近な人を亡くして、未だその思い出から立ち直れないでいる人たちが紹介されていた。
 15年前といえば、私が国会議員に初当選して、1年半後のことである。この半年前には、妻を病気で亡くしていた。私は、震災の1週間後には、一人で神戸の町を歩いたが、その時に、様々な思いが胸に溢れて、涙が止まらなかった記憶がある。
 昨年の年末には、かつて歩いたのと同じ場所を歩いてみた。崩れたり傾いたりしたビルは、完全に撤去され、もう外見上は、傷跡は残っていなかった。しかし、人の心の中の傷跡までは、治し切れていないということだろう。
 私は、この日、京都の東寺にいた。そして、弘法大師が構想したという、講堂の立体曼荼羅の前で、佇んでいた。もう1200年間も、じっとその場に鎮座している仏たちを見ていると、そこに宿された祈りの深さに、涙が出てきそうになった。

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1月16日(土) なつかしき 人等と酒席を 楽しめり 浮世じゃみんな 悪酔い気味だが

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 夕刻まで予定が入っていなかったので、上野に出て、国立科学博物館をじっくりと見て回る。また、国立博物館で、土偶展を開催中だったので、これもゆっくりと見る。それから、秋葉原に行き、ジャンク店を中心に買い物。
 そして、夕刻から、これまで東京でお付き合いのあった方々との新年会。急の御案内であったが、約50名の方々が集まって下さり、楽しい会となった。この変化激しい時代の中で、新しい時代を切りひらいていこうとする同志の皆さんであることを確認した次第である。
 それにしても、民主党は、政権に就いて初の党大会を開催したのだが、小沢幹事長は、検察との全面対決を表明したそうだ。検察批判の酒を無理矢理飲まされている民主党議員皆さんは、きっと悪酔いをしていることだろうなと思う。

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1月15日(金) 地方から 日本動かす 種火たれ 地方議会の 特別講演

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 昨晩遅く、上京。朝一番で、江東区に向かい、安田庭園と芭蕉記念館を見学。その後、江戸川区に移り、江戸川区議会での講演。テーマは、「先人に学ぶ行財政改革」。行財政改革問題担当の委員長である、須賀清次議員の要請によるものであった。区議会議員のほぼ全員と行政の部課長、合わせて約50名が参加している会であった。
 私からは、私が何故「在野の政治家」になったかという話から切り出して、備中松山藩の行財政改革に辣腕を振るった山田方谷の人生と思想、改革手法などをお話申し上げた次第である。好評であったそうだ。
 今、永田町では、政治資金問題を巡って、業火が燃えさかっているが、この場では、善なる思い仁基づく小さな種火に火を灯した気持ちであった。ここから、日本を動かす燎原の炎が燃え上がって欲しいと願ったのであった。

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1月14日(木) ハイチでは 巨大地震で 大被害 ハネダじゃ突然 システム障害

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 ハイチで12日に起きた大地震の被災状況が、次々にテレビ映像で届くようになる。マグニチュード7程度の地震ということだが、建物の倒壊がひどく、死者は10万人に及ぶかも知れないということである。
 一方、この日、羽田空港の管制システムに不具合が生じ、着陸できない飛行機が続出したという。この日に稼働したプログラムに不具合があったらしい。
 この社会では、常に、何らかの予期しないことが発生する。そして、それに対して、常に最善の答えを出すことが求められる。しかし、これが中々難しい。常日頃からの心構えがないと、適切な対応というのは出来ないものだ。
 ふと、昔、新井正明先生に教えられた「変至らざる無く、応当たらざる無し」という言葉を思い出したのであった。

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1月13日(水) グーグルが 中国市場の 撤退も… 巨大国家の 情報戦かも?

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 報道によると、世界一のインターネット検索会社であるグーグルが、中国政府が今後もネット検閲を続けるならば、中国市場からの撤退も視野に入れて、交渉を行う姿勢を明確にしたという。この暫くも、中国の人権活動家の情報に対して、政府関係と見られるところから、激しいサイバー攻撃を受けたらしい。アメリカ政府も、このグーグル社の動きに同調し、貿易摩擦や台湾への武器売却問題などと同等の米中関係の懸案と位置づける方針という。
 いよいよアメリカ政府も、中国の情報に関する閉鎖性を、経済問題にも密接に関係する不公正問題と取り上げて動く決断をしたということか?貿易赤字が大きく膨らむ中で、貿易黒字を異常なまでに膨らませている中国に対して、情報戦が始まるという予告かも知れない。

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1月12日(火) 高梁に 高く聳える 灯台よ その灯の下に 集えよ学人

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 朝から、森さんと一緒に高梁市を訪問。近藤市長と、今後の高梁市における人間学教育のあり方について、意見交換を行うのが目的であった。
 高梁市は、元々は、備中松山藩である。その藩で、幕末期に藩の財政改革をはじめとして、様々な藩政改革を成し遂げた男が、山田方谷。知る人ぞ知る傑物である。その方谷が活躍した時代と今の時代は、よく似通った所がある。ならば、私たちも、山田方谷の人生と思想に学び、この時代を切りひらく知恵と元気を生み出していこうではないかと考えたのであった。
 2月の中旬に市民が集まるシンポジウムを開催し、その上で、春以降に「平成牛麓舎(仮称)」という教育機関を立ち上げることになりそうである。多くの人に集って欲しいと思う。

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1月11日(月) 人間を 学ぶ心の ハーモニー スピリットオケの 初演奏会

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 夕刻から、岡山市内で、岡山人間論ゼミの新年会。事前には50名くらいの人数と聞いていたのだが、開会前にぞくぞくと皆さんが駆けつけてくれて、結局、82名の参加者であったそうだ。「小野さんは、バッジを外した方が人が集まるんですね」と、少し皮肉っぽいご意見もあった。
 この会では、毎年、私から、約1時間のお話をして、その後に酒杯を傾けつつの懇親会となる。今回は、在野の政治活動において、一体いかなる活動を考えているかという点を中心にお話をしたが、その話には、聴衆皆さんと大きな響き合いがあった気がする。強い一体感を覚える会であった。喩えていえば、私の指揮の下に、皆さんがそれぞれの精神の力を発露され、それが妙なるハーモニーを生み出しているという印象であった。これからが楽しみである。

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1月10日(日) これまでは 縁も無かりし 宇和の地に 学燈1つ 赤々と燃ゆ

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 午前10時から、四国人間論ゼミによく参加して下さっている山本さんの企画で、愛媛県西予市の宇和という地域で、初めての人間学講座。とは言っても、私がここで話をするのが初めてということで、山本さんは、これまで営々とこの活動を続けてこられたそうだ。
 約2時間、人間として「本物」であるということは、一体いかなる生き方なのかということを中心にお話をし、さらに意見交換も行った。後で聞いてみると、参加された方々も、何かを感じ取っていただいた様子で、後で随分反響があったそうだ。
 まだ小さな灯かも知れないが、これまでほとんど縁の無かった宇和の地に、赤々と燃える学燈が生まれたようだ。今年は、このような灯火を各地に生み出していきたいものだと思う。

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1月9日(土) 年初より 各地走りし 後始末 この数日は 我が家の整理

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 今年は、元旦から5日まで、愛媛を離れて、大阪の娘の所へ行っていたので、戻ってみると、その間の仕事が山になっていた。まず、新年に届いた年賀状に目を通し、溜まった新聞を読み、また、年末から新年のイラ短日記も書いた。その他、OAK・TREEの原稿執筆や書類整理の仕事もあった。そんなことをあれやこれやと片付けていると、あっという間に時間が過ぎていってしまう。
 明日からは、各地の講演やキャラバンの予定が入っている。まあ、遠大な目標の下で、人間業ではない仕事をしているのだから、全てをうまくこなせないのも致し方のないことと、そんなに割り切って走るしかないなと思う。それにしても、今年も手を抜かず、全力投球をするぞと、いささか力が入りすぎているかも…。

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1月8日(金) トラブルの 予兆はとっくに あったはず JAL突然の 墜落炎上

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 日本航空の経営問題が、大きく論じられている。どんな形で再生を図るかという点で、私的整理か、法的整理かの決断時期が迫ってきているようだ。また、年金の給付水準の切り下げ問題についての結論も、目の前である。日本のフラッグキャリアとして、今後、見事に再生することを祈る気持ちである。
 それにしても、この経営問題は、最近になって、急に大きな問題として浮上をしたが、約8000億円に及ぶ債務超過ともなれば、かなり以前から、今日の事態が予見されていたはずである。恐らく、社内では、様々な対策が検討され、その実施にも一定の努力が払われたに違いない。しかし、結局は、この墜落炎上の事態に至るまで、血を流すまでの大決断は行われなかったようだ。この体質こそが問題である。ここに、現代日本の大きな闇を見る思いである。

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1月7日(木) 菅大臣 円安期待と 言及す 猛獣使いに ならんとするか

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 財務大臣に新たに就任した菅大臣が、就任記者会見の中で、円相場に言及し、「経済界では90円台半ばが適切との見方である」とまで語ったそうである。その発言を受けて、相場は、一気に円安方向に動いたらしい。この発言に対しては、他の大臣も、また多くの経済評論家も、不適切な発言であったと批判した。
 私も、経済企画庁で総括政務次官を務めたことがあるので、この為替の問題に対しては慎重でなくてはならないと思っている。言ってみれば、為替相場は、その変化を巡って、猛獣の如きディーラーたちが、血を流して闘っている場である。それだけに不用意な発言は、どんな影響を生み出してくるか分からない。猛獣たちから、襲われることもあるかも知れない。菅大臣は、財務省の権力を背景に、猛獣使いになるつもりなのか…そんなことを思った次第。

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1月6日(水) 小沢氏に 面従せる者 昇進し 真の同志は 距離置く不可思議

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 昨年暮れから、体調の不調を訴えて検査入院中であった藤井財務大臣が、総理に辞意を表明。総理も、慰留に努めたが、結局は、健康問題ならば仕方がないと、辞意を受け入れ、その後任に菅大臣を指名した。
 私は、永田町を離れて、既に4ヶ月余りとなり、永田町で一体何が動いているのか、ほとんど情報も得られなくなってきているが、テレビの情報だけで判断しても、今回は何とも不思議な人事であった。それは、今回の人事で財務大臣に就任した菅大臣にしても、国家戦略本部担当大臣兼務となった仙石大臣にしても、元々は、反小沢と考えられていた議員であった。そんな人たちが昇進し、自由党時代以来、ずっと側近であった藤井大臣が離任するとなれば、これは一体???なのである。この裏には、ここで表現できかねる事情があると思うが、いかがだろう。

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1月5日(火) 何でまた 「在野の政治」? と第一声 和歌山県に 知事を訪ねて

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 朝一番、和歌山県庁を訪問。予約無しで知事室を訪れると、丁度、仁坂知事が在席。お会いして短時間の会話。
 その時の知事の第一声は、「何で国会議員を辞めたの?」という率直なもの。何で、和歌山の知事とそんなに親しいのかと不審に思われるかも知れない。実は、私が約10年前に、経済企画総括政務次官を務めていたとき、仁坂さんは、私と一緒に経済企画庁で働いていて、よく色々な問題について、議論を闘わせていたのであった。その後、3年前に、和歌山知事選挙に立候補して、見事当選。今年また選挙という時だけに、ご激励を申し上げた次第である。
 私からは、在野での政治の考え方を知事にお話しした。考えてみれば、私も、この場が、この件での第一声であった。

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1月4日(月) 奥の院 小一時間の 冥想に 大日如来が 姿を見せたよ

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 さらにこの日は、和歌山県の高野山まで脚を延ばした。在野の政治家として、四国各地を歩いて回るのに、弘法大師の心に触れておきたいと思ったからであった。だから、今も弘法大師が生きて住んでおられると伝えられている、奥の院の御廟の前で、小一時間、ひたすら冥想にふけった。
 木々の間から、光が漏れてくる。その光景が、冥想する私の心と響きあって、何とも心地よい気持ちになってきた。私は、何も悟ったというわけではないが、その心地よさの中に、太陽を象徴し、全宇宙を体現しているといわれる、大日如来の姿を感じ取ったのであった。何故、弘法大師は、都から遠く離れたこの高野山に霊場を開こうとされたのか。何となく、この体験から、分かったような気がしてきたのであった。

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1月3日(日) 政治家が 奈良の大仏 様を見りゃ 光背仏は 金や権力

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 引き続いて、この日は、奈良市内を回る。喜光寺、菅原神社、平城宮跡、興福寺、東大寺、そして、奈良国立博物館と回った。ちなみに、前日は、橿原神宮以外に、當麻寺、久米寺、法隆寺、中宮寺も回った。これだけ多くの寺を回ると、当然のことながら、そこに祀られている仏像も数多く拝観した。
 東大寺の大仏を仰ぎ見ていたとき、ふと思った。「仏像は、その光背に様々な仏を引き連れていることが多い。それが、力の象徴的意味を帯びているのだろう。ならば、政治家の場合、この光背仏に相当するものは何だろう?」と。それは、恐らく、金であり、権力であり、地盤であり、ポストであり、人気であり、etc。こんなに考えると、政治家という種族が何を求めているか、目に見える形になってくるなと思ったのであった。

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1月2日(土) 橿原に 国打ち立てし 先人の その炎ぞや 我が心とす

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 大阪の南西部地域を経由して、奈良県へ。この日の目的地は、「橿原神宮」。昨年1月に、我が自宅兼活動拠点を「橿樹舎」と命名して以来、一度、その名前が類似しているこの神社に参拝をしたいと考えていたのであった。また、神武天皇が、この場で建国を宣言し、自らその長に就いて以来、2670年とされる。その場で、これからの新たなる建国事業への思いを深めたいと考えたのであった。
 その途中、水平社博物館にも立ち寄ってみたが、その横には、「神武天皇社」という社殿があり、この場こそが、真の即位の場であると書かれていた。どちらが本当かなどといったことは、私には判断のしようもないが、奇しくも、一日に2ヶ所の建国の場を訪れたことになる。
 その建国の熱い思いを、私も胸の炎として抱いていきたいと思った次第。

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1月1日(金) 三鈷杵を 胸に宿せし 初春は 今年勝負と 我 風を呼ぶ

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 平成22年の正月。在野の政治家になると、新年の会合の案内が激減。また、私の娘が、もうすぐセンター試験ということで、故郷に帰らず勉強したいとの殊勝なる言葉もあり、私の方が、娘がいる大阪に出掛け、親子で正月を迎えることにした。朝、家を出発。途中、気になる土地、そしてその場の寺社で合格祈願をしながら、大阪へ。娘とは夕食を共にしながら、新年を祝った。
 その道中、今年一年の基本方針をあれこれと考えながら、自動車の運転。その結果、①「在野の政治活動」を通して、新時代の政治家像の樹立、②「暮らしは低く思いは高く」という基本信条の下、社会の根っこの役割に尽力、③夢・知恵・元気で構成される「原子核」の融合反応のイメージで、「エネルギー溢れる新しい動きの創造」の3点を年間方針にした。今年は勝負だ。さあ、天気晴朗なれど,風強し。

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