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2月28日(日) 列島に チリ大地震の 津波寄す 情報津波は 常のことだが…

 前日チリで起きた、マグニチュード8.8の大地震による津波が、日本列島に押し寄せてきた。場所によれば、1.5メートルもの高さの津波であったという。太平洋沿岸地域には、津波警報が出され、警戒態勢がしかれた。
 幸い、この津波の被害は、比較的軽微で、胸をなで下ろしたのであるが、この時、それにしてもと思ったのが、世界各国から押し寄せてくる情報の大津波のことであった。

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 今回のチリ地震に起因する津波は、目に見えて潮位が上昇し、岸辺の地域に見てすぐに分かる被害を及ぼしたが、情報世界で日常的に押し寄せてくる津波については、ほとんどの人が余り気にしていないし、その被害がどうだと語る人もいない。しかし、この情報社会の津波の方が、実は広範に深刻な問題を生み出しているのでは無かろうか。この機会に、こんなことも考えてみたいものである。

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2月27日(土) 社会への その入り口で 立ち竦む 日本青年 凍っちゃ駄目だよ

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 年度末を1ヶ月後にして、テレビのニュース番組で、就職問題が取り上げられることが多くなってきた。かつての「就職氷河期」と言われた時代よりも、就職環境が厳しくなっていて、この時期になってもまだ就職先が決まらないという若者が多くなっているということである。
 学校を卒業して、初めて社会人としての人生が始まろうという時に、その扉が固く閉ざされていて開かないという体験は、若き人たちにどんな社会観と人生観を与えていくことになるのだろう。恐らく社会に対して、それが自分を守り育ててくれるものという印象は持たないだろう。逆に、社会を自分を排斥するものとして捉え、それに敵意さえ抱く若者が増えてきているのではないか。それが心配だ。
 氷河期の寒さに、心までも凍らせてしまわないようにと祈らざるを得ない。

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2月26日(金) キムヨナと アサダマオとの 対決に 両国気質の 違いを見たよ

 注目の女子フィギュアフリープログラムの演技が行われ、キムヨナが、総合得点228.56で金メダル。浅田真央は、205.50で銀メダルであった。

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 今回の競技は、浅田に少しのミスがあるにはあったが、明らかに実力としても、キムヨナが浅田を上回っていたと思う。そして、キムヨナは、競技の後に少し涙ぐむ場面もあったが、始終毅然と振る舞っていた。正に強きヒーローであった。
 それに対して、浅田は、いつも回りに気を遣い、笑顔と控えめな語り口調で応対をしていた。そして、キムヨナに敗れたときは、悔し涙でインタビューにならないくらいであった。それは、涙のヒーローではなかったか。
 多くの日本人は、そんな浅田に対して、惜しみない賛辞を送ったのである。その姿勢は、韓国人とは、全く異なっていた。面白いなと思った次第。

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2月25日(木) 我が娘 受験最中 父行くは 旧予科練と 元桜町

 娘の大学受験日。議員在職中には、娘のことを余りかまってやれなかったので、在野の今こそ、できる限りの対応をしてやろうと、受験の付き添い。可愛い子には旅をさせよと言うが、この時は例外と、全くの親ばかである。

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 そして、その場が茨城県であったので、娘を大学に送り届けた後、せっかくの機会と、私は、以前から気にかかっていた2ヶ所を訪ねた。その一つが、「二宮尊徳記念館」。二宮金次郎が、人生の中で最も苦労をして立て直した、桜町があった場所である。もう一つが、霞ヶ浦隣接地に新設された、「予科練平和記念館」。若年の兵士養成学校があった場所に、この2月に建てられたというものである。
 この2ヶ所で、私は、受験会場で頑張っている娘を頭に思い浮かべながら、展示を見、話を聞いた。娘よ、とにかく力を尽くせと。

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2月24日(水) 経団連 政争狭間に 足すくみ 献金主導に 白旗揚げる

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 報道によれば、日本経済団体連合会は、今後、政治献金の斡旋を中止する決定を行ったという。政権交替が起こり、今の政権与党が、基本的に大企業に厳しい姿勢を取っていることもあり、これまでと同じルールに基づいて献金を各党に行うわけに行かなくなったという事情があるからだと報じられている。加えて、政治と金の問題が国会で論議されている中で、あえて火中の栗を取りに行く危険を冒す必要もないと判断したのであろう。そこで、与党野党の双方に対して、白旗を掲げて、中立宣言をしたのだと言ってもいいかもしれない。
 それにしても、経団連斡旋の政治献金の総額は、30億円に及んでいたという。政党にとって、小さな金額ではない。そして、これは、経団連斡旋以外の政治献金にも大きな影響を及ぼすに違いない。国会での企業献金全面禁止の議論にも、この決定が、何らかの波及効果を持つだろう。
 今後、日本政治全体にそんな影響を及ぼすことになるのだろうかと考えた次第。

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2月23日(火) 世の中は 寝るより起こすに 手間要す 国会審議と もんじゅの再開

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 この日曜日(21日)に行われた長崎県知事選挙で、自民・公明両党が支援した前副知事が当選し、民主党など与党3党が推薦した候補が大敗を喫した。また、町田市長選挙でも、同様の結果となった。これを、世論の潮目と受け止めたか、自民党は、昨日(22日)から国会の審議拒否に突入。本会議も委員会も欠席をした。
 一方、国の原子力安全委員会は、昨日、ナトリウム漏れ事故で停止中の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」について、その運転再開に必要な評価作業を行った結果、運転再開を認める決定を行なった。事故は、平成5年のことであったから、15年間も、もんじゅは停止し続けていたことになる。あの事故当時、私は、衆議院の科学技術委員会視察に同行したが、当時の動燃の対応の不手際がここまで休止期間を長引かせたと思っている。
 何にしても、国会も、寝るよりも起きる方が難しい。これからどう動くのか見守っていきたいと思う。

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2月22日(月) 2が続く 時刻に祈りを 捧げんと 待ちて気付けば もう逃げにけり

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 2月2日のイラ短日記でも、2の連続する日時について触れたが、今日は、更に多くの2が連続する日時である。テレビを見ていると、このことに因んでのイベントが開かれたり、JR駅では、記念入場券の販売なども行われたらしい。
 私も、滅多にないことであるので、この2が連続する時刻に、何かお願い事をしようと身構え待っていたのであった。しかし、今回も、色々な仕事に取り組んでいて、ふと気がつくと、もう23時。今回も、空振りに終わってしまったのであった。2月は、逃げるように速く過ぎていくとよく言われる。同じく、この22時22分22秒という時刻も、逃げていってしまったのだ。とても逃げ足の速い奴だったと思う。考えれば、私の人生だって、あっという間に走り去っていくものかも知れない。今回のことは、そのことを教えてくれたのだと思う。

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2月21日(日) 教師にも 人間学が その根ッコ 伸びゆく子どもと 響き合うには

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 今日も、若葉書院で、人間論ゼミ。とは言っても、今回は、教師を対象とした人間論ゼミのスタートであった。
 まず最初に、この「教師人間論ゼミ」を始めた思いを参加された皆さんに語りかけた。人間学こそが、教師にとって最も大切な勉強なのではないかと。つまり、教師人生の木の根っこをなすのが、この学問ではないのかとお話申し上げたのであった。
 子どもとは、毎日毎日伸びよう伸びようとする存在である。だから、本当に伸びゆく力を持つものを本能的に見分けているのではなかろうか。だから、人間学を学び、きちんとした人生の根っこを培っている人に強く心響かせているのではなかろうか。そんな基本的な考え方で、これから月に一度、このゼミを開いていきたいと考えている。関心ある人の参加をご歓迎申し上げたい。

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2月20日(土) 土佐国の 小領主なる 長宗我部 元親の代に 四国の統一

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 四国人間論ゼミを開催。テーマは、「長宗我部元親の人生と四国の戦国時代」。織田信長や羽柴秀吉が日本統一を目指して獅子奮迅の活躍をしていた頃に、四国でその統一に向かって活躍した戦国武将である。
 元親が生まれた頃の長宗我部家は、石高にして6000石程度の領地しか持たない小領主であり、他の領主たちから侮られていたという。元親がまだ幼少の頃、父親は、周辺の領主たちから攻められて命を落としている。そんな男が、青年期以降、次々に領地を拡大して、本人が47才になった1585年には、ほんの少しの期間でしかなかったが、四国全体を統一して、そのトップに君臨をしたのであった。
 これから四国が1つの四国州に向かって動く可能性を持つ今、元親の四国統一への熱情に学ぶべきことがあるかも知れないなと思う。

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2月19日(金) 泥沼に 清く咲くなり 蓮の花 混濁の世に 一陣の風

 昔、何故、蓮の花が仏前に飾られるのかと言えば、泥沼の中から茎を伸ばして、この上なく清らかな花を咲かせるからであると聞いたことがあった。また、世の中がいかに乱れ汚れていたとしても、それに汚されることなく、美しく清廉な花を咲かせる政治家になれよと励まされたこともあった。

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 今、国民の間に、日本政治に対する失望感が急速に広がってきつつあることを感じる。政治状況は、益々混沌としていきそうである。そんな中で清廉な花を咲かせる蓮とは、一体何なのだろう。どこに咲いているのだろう。
 オリンピックでは、フィギュアの高橋選手が、日本人男子フィギュアスケート競技に於いて、初の銅メダルを取った。この種の栄誉に対しては、何のためらいもわだかまりもなく、拍手を送ることができる。混濁の世に吹いた一陣の風のような気がしたのであった。

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2月18日(木) 言葉とは 軽きものなり お互いの 心同志に 響き無ければ

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 今日の新聞を見ると、昨日の鳩山総理と谷垣・自民党総裁の間で行われた党首討論の記事が出ていた。そして、その解説記事もあったが、余り積極的な評価をしたものはなく、多くがマイナス評価であったと思う。
 今の日本政治における議論は、話せば話すほど、お互いが離れていくという感じである。さらに、その人自身においても、話せば話すほど、その存在感が希薄になっていく。何か変な感じである。
 考えてみるに、言葉というものは、基本的に軽いものなのではないかという気がする。それに重みを与えるのは、本人の生き様であり、信念の強さでは無かろうか。だから、鳩山総理がガンジーを語っても、何かピンとこないのである。何だか言葉が本人から遊離して、空間をふわふわと漂っているような気がしてきたのである。

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2月17日(水) てなもんや 三度笠だね 国会も ドタバタ喜劇の 先駆者が逝く

 俳優の藤田まことが亡くなったという。藤田まことと言えば、私の子ども時代に、「てなもんや三度笠」で人気を博していた。あんかけの時次郎とかいう役をやっていた。白木みのるが演じる珍念も、大人気であった。とても懐かしい気持ちになった次第である。

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 ところで、「てなもんや三度笠」というテレビ番組は、旅の道中で出会う様々なことを題材にした喜劇であった。これからどう話が展開するか分からないおもしろさがあった。いわば、ドタバタ喜劇の先駆けであったのではなかろうかと思う。
 そんなことを考えていると、今の国会も、同様の何が起こるか分からない珍道中を歩いているようなものである。そこで、今日のイラ短では、国会議事堂にも、三度笠を持たせてみた次第。

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2月16日(火) マスコミを オリンピックが ハイジャック 世の中どこへ 飛んでることやら

 バンクーバーで行われている冬季オリンピックの報道が賑やかである。NHKの定時のニュース番組でさえ、競技が継続中であれば、先送りされてしまう。ハテ、そんなに多くの人が、テレビにかじりついて、オリンピック競技を見ているのかといぶかしく思ってしまう。特に、日本人が活躍しそうな注目競技になれば、もうこの世の中には、オリンピック以外の話題は何もないといわんばかりの報道振りである。

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 マスコミという航空機は、オリンピックによってハイジャックされてしまったようなものである。そして、この航空機は、そして、地球社会や日本社会が一体どこに向かって飛んでいることやら。
 私は、オリンピックブームというものも、作られたものだと思っているが、それにしても、異常な報道振りである。

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2月15日(月) 統計じゃ 5%の 成長と 言えど肌には 北風寒し

 内閣府の発表によれば、昨年の10月から12月までの4半期の実質国内総生産の伸びは、前期比1.1%のプラスとなり、これを年率換算すれば、4.6%もの伸びを示したという。しかし、私たちが皮膚感覚で感じる景気は、決して良い状況ではない。この差は、いったい何なんだろうかと思う。

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 実質経済成長率であるから、デフレ傾向が強まる中で、成長率が実際以上に大きな数字になるということだろうか。それとも、これまでずっと低い数字であったから、その低い水準から比べるので、少し状況が改善されると、こんな数字になるということだろうか。
 何にしても、経済状況が改善してこないと、人々の気持ちも重苦しくなってしまい、社会全体も暗くなってしまう。新しい成長分野を育てていかねばならないと思う。

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2月14日(日) 人々の 祈り宿せし 博物館 これは心の オリンピック?

 昨日は、高梁市のフォーラムの後、夜は、福山市で、青年会議所と人間道指導者育成会の中心メンバーとの勉強会。そしてそのまま福山市で宿泊。
 そこで、この日は朝から、江戸時代に数多くの漢詩を作ったことで知られる菅茶山の記念館や旧居、また、明王院など、以前から気にかかっていた福山市内の施設を回った。その最後に訪れたのが、日本履き物博物館であった。そこには世界中の履き物を収集展示していた。そして、そこに一緒に併設されていたのが、日本郷土玩具博物館であった。

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 日本中から収集された伝統的な玩具が多数展示されていた。それに添えられた説明文を読んでいると、心が段々と熱くなってきた。多くの人々の心が宿っている気がしてきたからであった。今、バンクーバーで冬季オリンピックが開催中だが、さしずめ、ここでは、心のオリンピックが開かれているような気がした次第。

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2月13日(土) 高梁に 新使命あり 方谷の 思いを形に 時代拓かん

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 高梁市で、山田方谷先生生誕205年記念フォーラム開催。これは、約5年前に、生誕200年を記念したフォーラムを開き、今後の取り組みについて、宣言を採択していたので、ここで一度、その見直しをしておこうという意味を持ったものであった。加えて、このしばらくの日本は、更に混乱を増し加えていて、いまこそ方谷先生の教えを再評価して、この国の進路を指し示すべきだという意味合いもあった。
 参加者は、約200名。会場はほぼ満席であったが、その人数よりも、参加者がとても熱心に耳を傾けてくださったことが嬉しかった。特に中心で準備と運営に当たられた人たちの燃え方は尋常のものではなく、これだけの熱い思いが生まれているならば、この町から新しい動きが必ずや生まれてくるに違いないと、確信した次第であった。学ぶ心日本一の町となって、ぜひ日本の国を動かす地になって欲しいと願った次第である。

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2月12日(金) 偶然の 出会いぞ 山中鹿介 七難八苦に 我試す人

 高梁市内と吉備高原を自動車で走る。各地の様子を自分自身の五感六感で掴んでみたいと考えたのであった。訪問した主なところを列挙すると、成羽美術館、山中鹿介の墓、岡山県総合教育センター、吉備高原学園高校、吉備プラザ、重森三玲庭園美術館、方谷駅、方谷園など。

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 特に印象深かったのは、山中鹿介の墓への参拝であった。山中鹿介といえば、「天よ、我に七難八苦を与えたまえ。限りある身の力試さん」という言葉が有名である。毛利の軍に捕まえられて、備中松山城に連行の途中、この辺りで殺害されたということのようである。この言葉が気にかかっているところであったので、墓参りをして、しばらくの間、墓の前で思いを巡らせたという次第である。
 旅をしていると、色々な出会いがある。それが、旅の醍醐味である。

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2月11日(木) 今日の日は 神武天皇 建国し 「おおすみ」上がり 我新たなり

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 建国記念の日。神武天皇が、今、橿原神宮のある場で初代天皇に即位された日とされている。加えて言えば、日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられ、成功した日でもある。私事を言えば、若葉との結婚記念日でもあった。
 そんな日に、私は、夕刻に岡山の高梁市に向かっていた。明後日に予定されている「山田方谷先生生誕205年記念フォーラム」の打合会、そして懇親会に参加するためであった。
 私は、これからこの高梁市で、「平成牛麓舎」と命名した社会教育活動を展開することを考えている。そして、その下馴らしという意味合いも持つのが、今回のフォーラムなのである。言わば、新しい一歩を踏み出す日といってもいいかもしれない。それには、この日が何よりもふさわしい日であるという気がしたのであった。

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2月10日(水) 永田町じゃ 新大臣が 就任す 私ゃ四国で 仕事の仕分け

 この日、鳩山総理は、行政刷新担当大臣に枝野幸男・元政調会長を起用。
 枝野代議士といえば、少し前に、民主党内で行った事業仕分けの責任者。その活動が、国民的に高い支持を得たことで、それを政府の中で本格的に推進して、人気回復を狙ったということか。とりあえずは、お手並み拝見という気持ちである。
 ふと思う。私は、四国に戻って、在野の政治を展開していこうとしているが、それに先だって、まずは、仕事の仕分けからのスタートであった。そして、この約半年間の活動の中で、仕事を一つ一つ軌道に乗せてきた。まだまだやらねばならない準備作業は、数多く残っているが、それでも半年分の時間にふさわしい仕事は、やってこれたのではないかと考えている。私の仕事場からは、いつもコツコツと音が聞こえてはいないだろうか。

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2月9日(火) 森部屋へ 初めての客 迎えけり 小空間に 日の光差す

 自宅兼仕事場である橿樹舎に、今日は来客が2組。一階のフォレストルームへの客は、昨年9月に東京の荷物を搬入して以来、初めてのことである。

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 一組は、これからOAK・TREE誌の編集を手伝ってくれることになった中島さん親子、そして、もう一組は、元・日本弁理士会会長を務められた小池晃先生と名本さん。ここまで半年かけて、コツコツと荷物整理を進めてきて、ようやく小さなスペースができたというわけである。小さな机を置いて、その回りにイスを8基置いただけの空間しかないが、その辺りには、ぽっと温かい日差しが差しているような気がした次第。
 東京からは、約250箱の段ボールを持ち帰ったが、今残っているのは、約40箱。まだまだ段ボール箱の森であるが、それでもよくもここまで片付いたものと、自己満足。

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2月8日(月) サントリー キリン合併 霧消せり 資本の論理 越えるは何ぞ!

 国内飲料メーカー大手のサントリーとキリンの合併交渉が行き詰まり、この日、合併断念が発表された。これから国際社会に進出していくときに、大きな企業規模が必要と、交渉が進められてきたものであった。テレビの解説を聞いていると、サントリー側が、同族がほとんどの株式を保有する株式未公開企業であり、株式交換比率の設定によっては、サントリー側の支配権を強めてしまうことが大きな障害であったのだという。はてな?である。

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 それにしても、資本の論理で始まった交渉が、結局、破綻。その資本の論理を越えるものが一体何だったのかというのが、興味深いことである。本当に経営権を巡る問題だけであったのだろうか。もっと根深い問題が何かあったのでは? と、げす(下種)の勘ぐりをした次第である。

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2月7日(日) 積み上がる スクラップの中 西安で 昔求めし 空海拓本

 今日も、橿樹舎整理の話題。書類の整理をしていたとき、積み上がった書類の中から、1つの封筒が出てきた。その封筒には、「空海大師像」と書かれていて、その上に大雁塔のマークが入っていた。その中には、一枚の大きな拓本。

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 これは、もう15年くらい前、初めて西安を訪れたときに観光名所である大雁塔に登ったことがあったが、その時に買い求めたものであった。恐らく空海が青年時代に西安で勉強していたときの姿を描いたものであろう。若き僧が、筆を手にしている構図の絵の拓本であった。
 今、私は、「平成の弘法大師」を目指して、各地を歩き回っている。その心に、この拓本は、何かを語りかけているような気がした。乱雑に積み上がるスクラップの中に隠れていた空海。そこに、現代の混迷の中の弘法大師を連想した次第である。

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2月6日(土) 半年経て やっと小机 展開す 我が橿樹舎にも 春の訪れ

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 今日は、昨年9月に東京から引き上げてきて以降、時間を見つけてはコツコツと進めてきた、橿樹舎の整理作業にとって、画期的な節目となる日であった。その内容を聞けば、何だそんなことかと呆れられそうであるが、一階のフォレスト・ルームに、やっと小さな机を広げることができたのであった。加えて、玄関を入ったところの整理も行い、正面入り口から、この机の所までも、すんなりと入れるようになった。これで、この建物で、ようやく小集会を開くことができるようになったというわけである。
 約40年前、アポロ11号のアームストロング船長が月面に人類初の足跡を印したとき、「この一歩は小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩である」と語った。今回のことは、私にとって、集会を開けないという意味でゼロであった場所が、小なりといえども、一になったわけで、革命的なことであったのである。ふ~。疲れたね。

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2月5日(金) 「リコール」にゃ “生き返らせる” 意味もある ふと頭には 井上陽水

 トヨタ自動車のリコール問題が大きく取り上げられている。アメリカでは、今年秋の中間選挙を意識した動きにもなってきて、政治問題の色彩を強めているらしい。どうも、トヨタ側の危機対応のミスといった印象がしてならない。

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 ふと頭に浮かんできたのは、井上陽水。随分昔の歌であるが、「傘がない」の冒頭には、「都会では自殺する若者が増えている」との歌詞がある。対応のミスにより、サッカーで言えば、オウン・ゴールに近い形で得点を奪われた感じである。また、「人生が二度あれば」という歌もあった。もう一度やり直せるモノならば、と思っている人も多いのではないだろうか。
 それにしても、リコールという言葉には、「生き返らせる」という意味がある。自動車が修理によって生き返ると同時に、トヨタも、この困難を乗り越えて、生き返って欲しいものである。

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2月4日(木) 立春と 言えども春は どこに立つ 気温は低いし 心も寒い

 立春である。暦の上では、今日が春の始まりだそうであるが、その実感はない。
 それは、第1に、気温がずっと冷え込んでいるからである。外気温からすると、真冬のまっただ中である。

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 それから第2には、様々な事件や問題を見ていると、気持ちが重くなる。とても、春だなんて浮かれている場合じゃないと思う。心が冷え冷えとしてくるのである。
 「冬来たりなば、春遠からじ」という。この日本の国に、多くの国民が喜び、活動的になる、春の季節が早くやってくることを心待ちにしたいと思う。

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2月3日(水) 来年の ことを言いては 笑う鬼 そんな世間に 豆まく気持ち

 今日は節分。言わずと知れた、「鬼は外」と大声で叫びながら、豆を播くという日である。その慣習が、今年も、全国各地で行われたようだ。

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 鬼と言えば、「来年のことを語れば、鬼が笑う」という表現がある。そんな先のことなんか分かったものじゃないということだろう。しかし私は、これから10年後、さらには、100年後の日本の絵を描き出すことに務めたいと考えている。世間からは、また訳の分からないことをしようとしているなと、陰口をたたかれていることだろう。私は、そんな世間に向かって、節分の豆をまきたいと思う。「オニ(おかしな人間の略)は外」と大声で叫びながら。

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2月2日(火) 2が10個 並びし瞬間 何為せり? 我テレビ見て 書類の整理

 後になって気がついた。今日、2月2日は、今年が平成22年という事で、日時表示で、秒表記まで考えると、何と2の数字が10個並ぶ瞬間があるということを。つまり、平成22年2月2日22時22分22秒という時である。

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 この瞬間、一体何をしていたのかと振り返ってみると、取り立てて語ることの何もない、何とも普通のこと。つまり、テレビを付けっぱなしにして、それを見るともなく、机回りの書類整理をしていたのであった。
 通り過ぎた後に、この瞬間、もう少し何らかの意義あることをすれば良かったと反省。ただ、すぐに気持ちを切り替えた。何故かと言えば、20日後の2月22日ならば、2が11個並ぶ瞬間があることに気がついたからであった。
 皆さんも、この日、何か考えてみませんか。

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2月1日(月) 角界に 新風吹かすと 貴乃花 今吹く風は 寒い北風

 日本相撲協会の理事選挙が行われ、注目の的であった、貴乃花親方も、10票で当選した。今回の理事選では、貴乃花親方は、これまでの慣例を破って、一門からの推薦無くして立候補した。様々な締め付けや圧力もあったと思うが、それに屈せず、自分の意志を貫いた。マスコミも、世論もこの動きを後押ししたようだ。

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 協会の慣行・慣例を土俵外に押し出して、勝利を納めたということだろう。とりあえずは、これで良かったと思う。
 しかし、貴乃花理事が取り組まねばならないことは、ここから先、平坦な道ではなさそうである。相撲の人気回復をいかに行うかに始まり、朝青龍の問題、麻薬の問題、体質改善問題など、多くkの課題がある。寒い北風に負けず、頑張って欲しいと思う。

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