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3月31日(水) 年度末 何だか暗い 話題が多い 社会を支える 力の衰弱?

 平成21年度の最後の日。私と娘は、この日の朝から、新居となる1ルームの学生マンションの荷物整理や家具の組み立て、さらに必要な手続きなど。結局、一連の作業は、夜の11時頃までかかった。

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 この日のニュースの話題は、1つは、1995年3月に国松孝次警察庁長官(当時)が銃撃された事件が、昨日午前0時で時効を迎えたということ。これは、警察が総力を尽くしても、犯人逮捕に至らなかったということで、警察への信頼度を著しく損なったに違いない。もう一つ気になったのは、昨年冬のボーナスが、前年対比でマイナス9.3%と大幅な下落(調査を始めて以来最大の下落幅)になったことであった。
 色々なことが下落するのは、その支えが弱まったせいではなかろうか。そんな視点で様々な問題を見てみると、同じ脈絡で取り上げることのできる問題が数多くある気がしてきた次第である。

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3月30日(火) 花開き 野に光満つ 春の日に 娘は門出 夢に旅立つ

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 娘が、この4月からの大学生活に向けて、新居浜を出発。
 時丁度、桜の花が満開の時期を迎え、その他の花々も今を盛りと野に咲き誇っていた。辺り一面が、すっかり春の風景である。
 人生の門出には、やっぱりこの季節がよく似合う。新しく芽吹いた葉が、この春の日差しの中でどんどんと大きく成長していくように、娘もこれから大きく伸びていって欲しいと思う。
 今回は、新居での引越荷物の整理や新しい家具の組み立てもあるので、私も同行。そこで、列車車中で話をしていると、ずいぶんと大人びてきたものである。年齢的にも、もう2ヶ月足らずで20才になるわけだから、それも当然である。もうこれからは、完全に自分の足で歩き始めるのであろう。嬉しいような寂しいような気持ち…。

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3月29日(月) モスクワの 地下鉄内部で テロ起きる 陰の世界の 暴力事件

 モスクワの中心部、大勢の乗客でごったがえす地下鉄内部で連続自爆テロが起きた。死者38名、負傷者70名に及ぶ大きな規模の自爆テロとのことだ。新聞によれば、チェチェン共和国や隣のイングーシ共和国で活動するテログループによるものではないかという観測が為されているらしい。それにしても、被害に遭われた方々は、一般の市民である。偶々、爆発時に、自爆テロ犯の近くにいたというだけの人たちである。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたい。

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 世界中で、テロが無くならない。そもそも、この社会の様々なもめ事が、話だけでは決着がつかないから、暴力発動ということになる。その時に法の正義に基づいて暴力発動すれば、戦争であり、法によらず正義を実現しようとすれば、テロになる。私たちは、法によらず正義を実現しようとする人たちのことを、もっと知らなくてはならないと思う。

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3月28日(日) このまちに すごい人々 集まりて 臼と杵とで つく心モチ

 この日、「深田・心の小径」に魂を宿す気持ちで、様々な行事に参加をした。午前中は、50ある石碑の回りに花壇を作り、地域の小中学生が責任を持って花を植えるという取り組みを始める式典であった。それから、私が碑文の説明をしつつ、心の小径を参加者と共に歩く。

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 午後は、臼杵市民会館で、「すごい人サミット」。今回は、心の小径に登場する50名の人物の中から、二宮尊徳、坂本龍馬、魯迅、諸葛孔明の4名を取り上げて、その人になりきった4名のパネラーが現代の問題、特に教育問題を語り合った次第である。
 この日のイラ短で、杵を持っているのが、中野市長。臼杵市民の心をしっかりと掴んで、心の小径(臼)を活用して、多くの人の心モチをついていくのだという趣向である。心輝く町が、こうして作られていくのだと思う。

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3月27日(土) 臼杵には 静かに流れる 時と人 過去から今へ そして未來へ

 朝、新居浜の自宅を出発して、臼杵へ。臼杵合流組を含めて、市外からの参加者は、総勢21名。

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 明日、「深田・心の小径」の碑の回りの植栽式典、心の小径を歩く会、すごい人サミットなどが行われるのに先立って、他地域から参加の人たちで、まず、臼杵石仏見学や臼杵市内の人物観光を行い、夜は、「心の小径」に関係する人たちの交流会が行われた。交流会には、中野市長,
後藤前市長も参加され、全体で約70名の会であった。そんな行事に参加し、言葉を交わしつつ、徐々に参加者の心に火を付けていったのであった。
 臼杵の町は、古い時代からの歴史を宿した町である。そこに穏やかな人たちが静かに生活をしているという印象である。私たちからすると、もっと積極性と活力があっても良いのではないかと感じられるが、それも、この町の遺伝子から発している特性ならば、そこで余り無理をしてはいけないとも思う。

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3月26日(金) バラまきて なおバラまける 政治かな 心に広がる ウィルスを案ず!

 子ども手当法案が成立。中学卒業までの子ども一人あたり月額1万3000円が給付されることになった。来年度からは、この金額がさらに倍になる予定。

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 この政策kは、年々深刻化している少子化問題に対して、その有効な対策として打ち出された意義は理解するが、それにしても、もっと知恵を使うことはできなかったのであろうかと思う。率直に言って、究極のバラマキ政策である。加えて、高校無償化やガソリンの新税制なども、今回の予算の中に盛り込まれている。その一方、消費税は、4年間は上げないと公約し、鳩山総理は、いつもこれを確認する発言を繰り返している。
 これは、もうまともな政治の姿ではないと言わざるを得ない。財政の危機的状況はもちろんだが、ここまで国民迎合甘やかしウィルスを各方面にばらまいては、日本人の心がひどい流行病にかかってしまう。心配だ。

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3月25日(木) 悠長に 構えてばかりは おられぬと 遊鳥動きて 郵貯改革

 郵政事業の見直し法案を今国会中に成立させると、亀井大臣が活発に動いている様子。特に郵貯の預け入れ限度額を1000万円から2000万円に引き上げる案について、物議を醸している。しかし、亀井大臣は、批判に対して、そんなものはどこ吹く風といった姿勢で、我が道を突き進んでいる。

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 その姿を今日はイラ短にしてみた。遊鳥とは、その漢字の通り、遊んでいる鳥、他と余り群れず、悠々と遊ぶ鳥のことである。時に、他の鳥をおびき寄せるためのおとりの意味にもなる。しかし、悠々と泳ぐその姿と裏腹に、その目の前には、この夏の参議院選挙の滝が待ち受けている。余り悠長に構えてばかりはいられない事情がある。だから、亀井大臣は、強引に押し切ることになるだろう。
 それが、吉と出るか、凶と出るかは、やってみなければ分からないと思う。

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3月24日(水) 年度内 予算成立 果たせども 永田町には 春霞かな

 国会では、参議院で来年度当初予算の採決が行われ、賛成多数で可決。予算が成立をした。
 鳩山政権として、初の本格予算であり、その間には、総理自身や小沢幹事長の金銭疑惑が大きく取り上げられたり、閣内での意見が様々な形で出てきたりして、中々大変な国会審議であったと思う。しかし、年度内に成立させることができ、内閣は、一応の面目を保つことができた。

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 しかし、永田町を取り巻く環境は、相変わらず厳しいままである。いや、もしろ時と共に厳しさが増し加わってきていると言った方が正確だろう。
 時丁度、春の初め。春霞がかかったり、黄砂が飛んできたりする季節である。そう言えば、国会議事堂も、霞の中。その空を、ポッポポッポとハトが飛ぶ。大丈夫かいなと思う。

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3月23日(火) 大学に 合格果たす 我が娘 ロボット学科に 父は喜ぶ

 随分長く、イラ短日記をさぼってしまった。その理由は、私の娘が、この23日に後期国公立大学入試の合格発表があって、ようやく合格を決めてくれたのだが、その後の入学手続きや引越の対応などに、思った以上の時間を必要としたからであった。それらの手続きや作業を終えて、4月2日夜にようやく東京から帰ってきて、そこから日常の仕事のペースに戻ったという次第。

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 娘が合格をしたのは、「ヒューマンメカトロニクス学科」。要するに、ロボットに関する学科である。これには、父として、とにかく嬉しいことであった。早速、娘には、長期休暇の時には、父と一緒にロボット製作にあたることを約束させる。日本がこれからどんどんと高齢社会への歩みを早めていくわけであるが、その時にロボットが果たすべき役割には極めて大きなものがある。その開発作業に父子で一緒に取り組んでみようというわけである。

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3月22日(月) この四国 鳥になりたる 気概にて 大きく広く 論じ合うなり

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 引き続き、この日は、若葉書院で「四国OAK・TREEフォレスト」。テーマは、「四国を考える88の視点」。
 昨年の9月に四国に戻ってきて以来、約半年間、四国各地を訪ねたり、四国に関する本を読んだりする中で、私の頭の中に形成されてきた四国像を、箇条書きにして、参加者にお示しをし、語り合ったのであった。
 そこで大切にしたのが、一つ一つの事象に目を奪われず、四国全体を眺める大局観ということ。言い替えれば、高いところを飛ぶ鳥の目になって、四国を1つの世界として眺めるということであった。加えて、単なる評論家にならないために、四国全体を動かさんとする実践家の姿勢を尊ぶべきことも強調をした。そこで、「四国州初代知事」を目指す人たちの会を立ち上げてみてはどうかということも提案してみた次第である。
 私たちが動く中から、四国が動き、四国kが動く中から、日本、そして世界が動く…というわけである。

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3月21日(日) 人なくば 辻立ちしても 教えんと 45才の 石田梅岩

 若葉書院で、「第2回教師人間論ゼミ」を開く。この日のテーマは、「石田梅岩の人生と教育思想」。
 石田梅岩とは、江戸時代の初期から中期にかけての京都の町で、「心学」を説き広めた人である。彼は、少年期から商家に丁稚奉公にでていたから、ちゃんとした学問を受けた人ではない。仕事の合間に本を読み、良い話が聞けるとなれば、出かけていってその話を聞くという程度の耳学問と言って良い程度の勉強しかしていない。しかし、心の中に生まれた疑問は、自分自身でとことん考え抜くという基本姿勢を持っていたようである。

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 そして、大悟した後、45才からは、自らその教えを多くの人々に語りかけるのである。その時の言葉、「自分は無学だから、そんな人間の話を聞きに来る人は少ないだろう。その時は、町角に立ってでも、その志あるところを述べる決意だ」と。考えさせられた言葉であった。
 考えさせられた言葉であった。

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3月20日(土) 見渡せば 争うことのみ 多かりき 世界は今や 戦国時代

 終日、OAK・TREE4月号の執筆編集と、明日・明後日の勉強会に備えての準備に取り組む。そこで、机の前に座って、あれこれと思いを巡らせた一日でもあった。

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 そこで感じたこと。それは、今の時代は、何に付けても争うことの多い時代だということである。協調姿勢でいては、腰が引けていると批判されてしまう。常に何かに向かって戦い続け、そこで何が何でも勝利を納めることこそが、世間から賞賛を受ける大前提であるようだ。だから、何事も勝負であり、闘いだということになってしまう。
 この一週間の事件や問題を振り返ってみても、本当にここまでぶつかり合わなくてはならなかったのだろうかと思われることが多い。経済の世界だって、もう「共存共栄」などという言葉は死語となってしまい、ただ力と力のぶつかり合いがあるだけといった印象になってきている。本当にこれで良いのか。???である。

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3月19日(金) 久し振り 家で過ごせし 我が娘 せっせせっせと 家の片付け

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 一昨日の夜、娘が新居浜に帰ってきた。昨年4月より大阪の予備校に通っていて、中々故郷に帰れなかったのであった。この3月中旬でようやく大学受験も全て終わり、戻ってきた娘。その娘を待っていたのが、自宅の片付けであった。
 特に、台所は、私自身が料理を作ったりしないものだから、荷物を引っ越し時のままに放置していたのであったが、それを娘がきちんと片付けてくれた。見違えるばかりに整理された台所を見ていると、いつの間にか娘も、こんなに成長したのだと、思いひとしおのものがあった。
 考えてみれば、娘も、もう2ヶ月で、満20歳。成人である。そのことに心から嬉しく思うと同時に、何故か、一抹の心の寂しさを覚えたのであった。

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3月18日(木) クロマグロ 禁輸決議は 否決され 土地公示価は また下がりけり…

 カタールのドーハで開催中のワシントン条約締結国会議の第1委員会で、大西洋・地中海で捕れるクロマグロの国際取引全面禁止を求めるモナコ提案を採決した結果、賛成20,反対68、棄権30で否決された。世界最大の消費国日本の主張が通った形である。

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 もう一つこの日に関心を抱いた報道は、全国各地の土地取引実態を示す公示地価に関するものであった。全国2万7千余の調査地点の99.6%までで地価の下落を示していて、この割合は、1970年の調査開始以来最大であったという。その下落幅は、全国平均で、商業地は6.1%、住宅地は4.2%のマイナスであったという。異常な下落振りである。日本経済にとって、大きなマイナス要因になっているに違いない。
 一方に良いことがあれば、もう一方に悪いことがあるというのが世の常。さて、これからの日本の針路はいかに…。

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3月17日(水) 日銀は 金融緩和を 追加せり 労使の話じゃ 定昇維持へ

 日本銀行は、昨年の12月に引き続いて、一層の金融緩和に踏み切った。これまでの10兆円は、ほぼ上限まで枠が使われてしまったらしく、今回はそれを倍増する20兆円規模にする考えである。この背景には、鳩山政権からの圧力もあったようである。

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 一方、給与のアップを巡る労使交渉も、ベアは認めないものの定期昇給は維持する方向でほぼ決着を見たようである。大企業の業績は好転する動きが出てきてはいるが、経営側としては、まだまだ手綱を緩められる状況ではないとの考えであったようだが、結局は労働側に押し切られた格好である。
 共に、やむなく対応をしたという印象が残る。こんなことも、今の世の中が混乱していて、責任を担う側に確乎たる方針を打ち出しにくい面が生まれていることであろうか。

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3月16日(火) 石仏が 御覧なられる 碑の回り 花を植えんと 整備されけり

 昨日夕刻から、臼杵の市役所で、月末に開催予定の「すごい人サミット」の打合会。パネラーを務めてくださる方々と話し合って、方針を決定。良い会になりそうな予感。

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 今日は、朝から、臼杵の町を散策。歴史のある城下町だけに見所も多く、落ち着いた風情を楽しんだ。それから、50の石碑の並ぶ公園を訪れた。ここは、国宝・臼杵石仏の真ん前に広がる公園であり、石仏の見守る地に、多くの人が求める心の言葉を設置して、心の響き合う場を生み出そうと考えた次第である。
 今回訪れてみると、それぞれの石碑の前部が、花壇になるように整備されていた。この月末の会の時に、地域の小学生たちがこの花壇に花を植えて、市民の手でこの公園の魅力を高めていく取り組みを始めて下さるのだそうだ。心強く思った次第である。

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3月15日(月) 波高し 臼杵へ向かう 船旅に 鑑真和尚の 信念思う

 昼前に、自宅を出て、八幡浜港に向けて車を走らせる。この日の夕刻から、大分県の臼杵市で、月末に開催されるフォーラムの打合会を行うためであった。

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 八幡浜港から臼杵港までのフェリーに乗る。そこで問題は、この日の風であった。海上はかなりの波であった。このフェリーには、スタビライザーが付いていて、安定を保つ仕組みになっているそうだが、それにもかかわらず、随分揺れた。私は、最初は夕刻の会合の準備を船中でしようと考えていたが、途中で気分が悪くなって、船室で寝転がった。それでも我慢できないくらいの揺れ方であった。
 そこで思い出したのが、鑑真和上のこと。平安時代、日本に渡ろうとして何度も船が難破。その苦労の中で失明したが、それでもくじけず、挑戦を続け、ようやく日本に到着。唐招提寺を開基した。その和上の苦労を思えば、このくらいのこと…と思った次第。

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3月14日(日) 捨て果てて また捨て果てて 遊行せり 南無阿弥陀仏と 一遍上人

 四国人間論ゼミの日。午前10時から、まず「早春の志の道を歩く会」。広島県福山市からの参加者と様々なことを語り合いながら、歩く。天気晴朗。野の花は、まだこれからという所だが、幾つかの花が咲き始めていた。

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 午後からは、「一遍上人の人生と思想」をテーマとした人間論ゼミ。一遍上人というのは、鎌倉時代の初期、松山の道後に生まれた僧であるが、全国各地に遊行して、踊り念仏を広めたことで知られている。その思想は、正直なところ難解な物であった。特に、如何なる人であれ、一度「南無阿弥陀仏」の名号を唱えさえすれば、あの世で成仏できるという浄土宗の教えは、説明がとても困難であった。それを広く説くために、一遍は、自らに厳しさを求め、諸国を遊行したということか。心の中に宿題が残されたような気分であった。これからも折に触れて、学び考え続けたいと思う。

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3月13日(土) 就職は 春は名のみの 風の寒さよ 2割の学生 止まり木見つけず

 今春の新卒学生の就職内定状況が発表される。大学生も、高校生も、約8割の内定率に留まり、卒業までに残り1ヶ月のこの時期に到るも、2割の学生がまだ就職先を決めていないという厳しい状況である。しかも、今後、この状況が好転する可能性は低く、就職できなかった人たちは、ニート、フリーターや、無職のままに引きこもってしまう人たちも生まれてくることになるのだろう。テレビ画面に登場する学生たちの声を聞いていると、これまでに何十社もの企業の入社試験を受けながら、採用されなかったと、疲れ切った顔で語っていた。

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 長い間飛び続けてクタクタになりながら、止まり木を見つけられないでいる鳥たちが、日本上空をくるくると飛び続けている。これは、日本社会の基本問題である。若者を育てられない社会は、将来に希望を失ってしまうことになる。何とかしなくてはならない。そんな危機的な思いが胸に生まれてきた次第である。

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3月12日(金) 我が娘 受験最中 部屋探し 天気晴朗 花粉に苦しむ

 朝、娘を受験会場に見送った後、その大学近くで、不動産会社を訪ねて、部屋探しを行う。女の子だけに、安全問題なども気になり、その物件のセキュリティー対策が十分配慮されているかというだけでなく、通学路に危険が潜んでいないかといったことも、自分で歩いてチェックした次第である。

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 それにしても、この日は晴天。春の日差しの下で、さぞ快適な一日だっただろうと思われるかも知れないが、実は、大変。この日、一気に杉の花粉が飛散したようで、大量に花粉を浴びながらの難行苦行であったのである。
 しかし、昔から、「禍福はあざなえる縄のごとし」といわれるように、ここでの難行が、福に結びつくこともあるに違いないと心に決めて、「最も花粉が多く到った日は、娘(彩佳)が奮闘する日」などと駄洒落を考えたのであった。

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3月11日(木) 茨城の 空港開く 喜びよりも 不安に満ちる 時代なんだね

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 この日上京。東京で、幾つかの用事を片付けた後、新横浜駅で娘と出会い、多摩方面へ。娘の受験への付き添いである。
 この日の話題は、茨城空港の開港。しかし、お祝いムードはほとんど無くて、今後の空港運営に対する懸念を報じるニュースがほとんどであった。つまり、ほとんど定期航空路線が誘致できないままに、この開港日を迎えたということである。空港経営がうまくいかなければ、税金から補填をしなくてはならなくなる。その原因としては、まず、需要見通しの甘さがあるが、その他にも、計画から開港までに随分長い時間がかかっていて、その間に、環境の変化が生まれていたこと、更に、その変化の中で、地元県民の意識の変化も生じていたことなどが挙げられそうである。
 それにしても、今は、新しい状況が生まれたとき、喜びよりも、不安を語りたがる時代なんだと思う。

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3月10日(水) 日弁連 トキ・クロマグロの ニュース見て 当たり前では 通用しないぞ

 今日もニュースから。大きな話題は、歴史と伝統を誇る日本弁護士連合会の新しい会長に、宇都宮弁護士が選ばれたこと。これまでの会長は、東京弁護士会をはじめとする大都市部の弁護士会が推薦をした候補が必ず当選してきたという常識が、この瞬間に否定されたのであった。

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 それ以外にも、放鳥前のトキ9羽が、イタチ科のテンと見られる動物の侵入によって殺害されたと報じられた。放鳥前の檻を設計した人が全く想定していなかったような小さな隙間から侵入をしたものらしい。さらに、クロマグロの国境を越えた売買禁止が決定される見込みが高くなってきたとの報道もあった。世界全体が貿易の自由化に向かって、ひたすらに駆け続けてきた中で、その逆の動きが生まれ始めているということである。
 最近、こんな形の常識を否定するような報道が多くなってきた。私たちも心して対応していかなくてはならない。

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3月9日(火) 真実を 覆い隠して 幾歳ぞ 内向き論理に 宿る病じゃ

 ニュースを見ていると、今日も、色々な話題が報じられていた。
 特に大きな話題になったのは、外務省が長い間、日米間での密約といわれるものは存在しないと発表してきたが、政権交替に伴って、きちんとした調査を行ったところ、その存在が確認された。その他にも、公益法人問題について、仕分け作業がこれから始まるという報道。更に、汚職に関わる問題など。

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 これら全てに共通しているのは、日の当たりにくい場所で問題が起きているということである。陰になった部分では、カビが生える、ノミやダニが発生する、ゴキブリが駆け回る、ネズミがでてくる。そんなことが、日本社会でも起きているということだ。日本社会は内向きの論理で動いているとよく言われる。そこに様々な病が生まれてきているということである。

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3月8日(月) 普天間の 移設を巡る 提案書 安全保障の 視点が見えない

 米軍普天間飛行場の移転先を協議(競技?)する沖縄基地問題検討委員会が首相官邸で開かれた。この場には、社民党と国民新党が、それぞれに移転候補地案を提示して、これからの取りまとめ作業の出発点を明らかにした。そこでもっぱら語られたのは、住民の意向がどうかという点であったようである。つまり、できるだけ住民の反対が少なくなるように(つまり、政治家が言い訳しやすくなるように)、移転先を決定したいという願いの下で作成された提案であるということである。

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 私は、この姿勢に、現代日本政治の基本問題が現れているように思う。日本の安全保障をどんな形で実現するかという基本問題が十分に論じられず、ただ世渡り術の様な次元でしか国防問題が考えられていないとしたら、これは、むしろ「国亡問題」なのではないか?そんな気がしたのであった。

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3月7日(日) イラクでは 針路を決める 総選挙 死者40人でも 成功なのか…?

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 イラクでは、米軍撤退後の国作りの方向を決めていく国民議会の総選挙が行われた。
 私は、イラク問題に関しては、余り詳しく知らないので、この選挙の後の議会構成がその後のイラク情勢をどんな形にしていくかといったことは全く分からない。しかし、想像を絶するのは、この総選挙を妨害しようと、各地で爆弾テロが起こったということである。報道によって、死亡者数は随分異なるが、欧米系メディアでは、38人と報じられているようである。
 それに対するイラク政府の発表は、今回の総選挙は大した混乱もなく成功したというものであった。
 ハテ、これだけ多くの人が死傷する状況でも、混乱がなかったと言い切れる世界がこの地球上にあるということである。日本の中でのモノサシで他の国のことを考えては大きな過ちを犯してしまうということのようである。

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3月6日(土) 宇高線 連絡フェリーの 存廃を これから議論と 会合開けり

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 岡山県の宇野と香川県の高松を結ぶフェリーが、この暫く赤字続きで、もうこれでは存続ができないと、航路廃止を国土交通省に申請したのが、約2週間前のこと。地元では、これは大変と大騒ぎであったようである。そして、その結果、この日、関係者が集まって、存続をいかに図るかと連絡協議会が開催されたとのことである。
 確かに交通インフラが損なわれることは、地域住民にとって大変な問題である。
 それにしても、もう船は、蛍の光を奏でながら、桟橋を離れて遠く去っていこうとしている段階になって、やっぱり困るから戻ってこいと桟橋から大声で叫んでいるようなものであり、もっと早い段階で何らかの対処はできなかったのかという思いはある。こんな点にも、日本の政治行政システムの基本問題が潜んでいる気がしてならないのである。

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3月5日(金) 出掛けしは 閑谷学校 ゆかりの地 教頭相手の 教育講話

 昼前に新居浜の橿樹舎を出て、向かったのが、岡山県の備前市。この日、午後3時から、備前市内の小中学校の教頭先生たちが学校運営について研修をする会合を開くということで、私にその講師を依頼されたのであった。

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 備前市といえば、備前藩の藩校・閑谷学校のあった場所である(現在もその講堂は、国宝の指定を受け、当時のままで残っている)。山田方谷先生も、この閑谷学校で、教鞭を執られている。いわば、教育者にとって、聖地ともいうべき土地である。
 それだけに、教育の原点ということについて、私は語った。その内容を簡明に語れば、こんなになる。「現在の教育問題を解決する基本的考え方は、教師が本物の教師になることであるし、学校が本物の学校となること。それだけだと思う」と。

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3月4日(木) 自らで 確定申告 済ませたが その時思った 恐竜絶滅!

 昼過ぎから、確定申告の会場に出向いた。自分で確定申告に行くのは、随分久しぶりのことである。これまでは、国会事務所の秘書に関係資料を手渡せば、手続きを全て済ませてくれていたが、今は、たった一人の身。自分で何から何までやらねばならなくなったからである。しかも、この頃は、e-TAXとかいって、インターネット上でこの申告を済ますことができるということで、私も一度はチャレンジしてみたが、住基カードなどの準備が必要ということで、今回は、断念。手続き会場に行って、税務署の職員の力を借りて、無事、申告を終えることができた。

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 唐突な話だが、その時に私の頭の中には、恐竜絶滅の話題があった。恐竜絶滅は、隕石が地球に衝突したためだという説がほぼ確定的と、日本人研究者が発表したというニュースを聞いていたからである。今の日本財政は危機的。その財政赤字が日本国を絶滅させることにならねばいいがと、念じた次第である。

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3月3日(水) ひたすらに 難路駆け抜け まず予算 通過させたり 理系の総理

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 3月3日は、ひな祭り。テレビを付けていると、ひな祭りの歌が聞こえてくる。その歌を聞くともなく聞いていると、ほのぼのと春の訪れを感じさせられる。戸外の日差しも、そんな気持ちになって眺めてみると、随分と春めいてきたような気がする。
 加えて、国会は、前日の夜の衆議院本会議で、平成22年度予算を可決し、衆議院を通過。これで、予算の年度内成立が確実となった。鳩山総理の心中も、大きな一山を越えた気持ちになっているのではあるまいか。
 そんな気持ちを、イラ短に描いてみた。こういう場面は、やはりみゆき夫人が横にいる方が、華やいでいい。しかし、こんな場面でも、笑顔にならない総理は、やはり理系出身だからであろうか。もうすぐに、次の問題に頭がいっぱいになっているということかも知れない。

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3月2日(火) 道中に 仁科博士の 記念館 我思いしは 他の核融合

 昨晩は、福山市での講演会の後、主催メンバーとの交流会。そして、そのまま福山で宿泊。
 そこで、この日は、この近隣地域のキャラバンを行うことにした。具体的には、福山市、井原市、笠岡市、里庄町のそれぞれの役場と名所を自分の自動車で駆け巡ったのであった。

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 その道中、偶然であったが、日本の原子核物理学の父とも言われ、湯川秀樹博士や朝永振一郎博士を育てられた、仁科芳雄博士の記念館の看板を見つけて、せっかくの機会と訪ねた次第である。地域の公民館と一緒になった建物であったが、2階建ての建物のそれぞれの部屋には、博士の人生や業績、また、科学啓発的な内容も含めて、盛り沢山に展示をしていた。興味深く見せていただいた次第である。
 その時の私自身の心の中は、これから社会的核融合をいかに起こすかということ。仁科博士が、目を白黒させている気がした。

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3月1日(月) 弥生なり 草木弥々(いよいよ) 生え育つなり 我、福山にて 「本物」語れり

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 3月、いよいよ春の訪れである。私にとっても、昨年9月に四国に戻り、在野の政治活動に入って、丁度半年を過ぎ、新段階に一歩を踏み出すという記念すべき日であった。
 この日の夕刻、私は、福山市で、講演の場に立っていた。テーマは、「本物に学ぶ経営」。主催は、福山青年会議所で、会場のホールには、約600人の方がやってきていた。
 私は、激動の時代の中で、経営者も本物の経営者になることが求められていると訴え、具体的には、松下幸之助と石田梅岩の人生と経営思想を語りかけた。後で聞いてみると、好評であったそうだ。
 ちなみに、「本物」の定義は、自分自身が幸せであり、しかも、周りの人たちも幸せにする生き方と考え方をしている人、というものであった。これは、私自身の信念でもある。みなさんは、この定義をどう思われるだろう。

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