« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

7月31日(土) 新車駆り 長き旅路を 始めけり この夜は車中で 泊まる実験

 これからほぼ一週間に及ぶ長旅になるので、終日、片付けるべき仕事に専念。夕刻からは、愛光学園の同窓会に顔出し。その途中で失礼をして、旅路に着く。

Mx4500fn_20100812_220057_006

 夜に自動車を走らせたのには、訳があった。夏休みに入ったばかりの土日は、高速道路上限千円政策の効果もあって、高速道路の渋滞が予想されたのであった。特に、神戸から京都を過ぎるところまでは、大渋滞が予想されたので、この日の夜の内に通り過ぎてしまおうと考えたのであった。そこで、ひたすらに車を走らせる。その甲斐あって、午前0時頃、京都を過ぎて、滋賀県へ。これで大丈夫と、高速道路のサービスエリアで、車中泊。
 暑くてあまり深い眠りは得られなかったが、それでも、4時間くらいは眠った気がする。
 これから、全国各地を走るとなると、車中で眠るキャラバンも多くなってくるだろう。今回は、その実験でもあったのである。

|

7月30日(金) 酷暑には 熱き人々 思うなり 心頭滅却 火もまた涼し

 明日から北陸地方と新潟県のキャラバンに出掛けるということで、旅全体のラフスケッチを描いてみた。
 今回のキャラバンでは、7月4日に新潟市で行う講演だけが、既定のスケジュールであり、そのほかは、基本的に自由である。そこで、私は、この酷暑の中を、熱き人々を訪ね歩くという基本コンセプトで、旅を設計することにしたのであった。

Mx4500fn_20100812_220057_005

 福井では、道元禅師や藤野厳九郎先生、富山では、万葉歌人である大伴家持、新潟では、上杉謙信・河井継之助や良寛和尚、といった調子である。そんな人たちの人生の足跡に触れ、思想について考えてみたいと思う。計画していなくても、その道中で、偶然出会う先人もいるだろう。また、今の時代に活躍中の人たちとの出会いも楽しみである。
 思い切り心が熱くなる人たちを訪ねてみたいと思う。かくすれば、心頭滅却し、火もまた涼しくなるだろう。

|

7月29日(木) じごく(地獄)から 4つの点を 外したら しこく(四国)となれり こりゃ意味深長!

Mx4500fn_20100812_220057_004

 この日の午前、新しく購入した自動車の諸手続が終了し、納車された。車種は、ホンダのインサイト。ハイブリッドカーであり、燃費がいいことが選択の理由であった。
 その自動車のナンバーは、「530・ね・459」である。ディーラーの請求書に、希望ナンバー取得経費が最初から記入されていたので、ならばと希望して取得したナンバーであった。どういう意味なの?と首をかしげられる方もおられるかも知れない。これは、「ごみゼロね・四国」と読む。ごみのない美しい四国を作っていこうという願いをこのナンバーに込めたというわけである。
 しかし、しばらくナンバープレートを見ていて、この数字「459」が「地獄」とも読めることに気がついた。そして同時に、「じごく」から濁点を4つ外したら、「しこく」になるということにも。ならば、様々な深刻な課題を抱えて苦しむこの地獄から、4つの県名を書いた濁点を除けば、「四国」になる。これはいったい何だろう?意味深長である。

|

7月28日(水) かねてより 死刑批判の 法務相 議論喚起と その執行せり?

 民主党政権になって初めて、二人の死刑が執行されたという。しかも、その執行を認めた法務大臣は、かねてから死刑廃止を語ってきた千葉景子女史。

Mx4500fn_20100812_220057_003

 何が何だかよく分からない話である。さらに、千葉法相は、その死刑執行の現場に法相として初めて立ち会いをしていたというし、また、これから、法務省内に死刑問題を検討する会議も立ち上げるのだという。
 法相のこの一連の動きによって、確かに、国民に対して、死刑問題の存在を印象づけることはできたのかも知れない。しかし、ならば、死刑を執行された死刑囚は、その宣伝のための当て馬であったということになるのだろうか。
 昔から、「極右は、極左に通ず」とも言われ、極端同士は、主張は異なっていても、その手法はよく似るものだと語られるが、極端な人権論者は、極端な人権否定論者に似てくるということだろうか。???である。

|

7月27日(火) 秋葉原 事件の犯人 口開き 動機語るも 意味不明なり

Mx4500fn_20100812_220057_002

 秋葉原の無差別殺傷事件の公判が開かれ、加藤智大被告に対する被告人質問が東京地裁で始まった。
 その場で、加藤被告は、この事件を起こした原因を、①自分自身の考え方、②インターネット掲示板上での嫌がらせ、③掲示板に強く依存した生活のあり方の3つを取り上げて語ったらしい。
 しかし、この裁判を傍聴した被害者や遺族にとってみれば、こんな理由をいくら並べられても、おそらく何の共感も生まれてはこないだろう。こんな訳の分からない動機によって、簡単に命を奪われたり、健康が損なわれたりした人たちの怒りは、少しも収まることはないだろう。意味不明。それは、被害者たちをますます困惑させているに違いない。テレビに登場して、したり顔で人の心理を解説している人たちは、いったい、これをどう私たちに分かる様に語って下さるのだろうか。現代社会の闇を深くしているのは、人の心なのか。

|

7月26日(月) 選挙では 別れ久しい 人たちと 熱く政治を 語り燃えたよ

 夕刻から、今治市で懇談会。今治の人たちとは、平成6年の選挙制度改革によって、選挙区が異なることになった。そこで、選挙におけるつながりは薄くなってしまったが、昔のことが懐かしく、かつて中選挙区時代に後援会の中核を担って下さった方々と、この日は、夕食を摂りながら奔放に語り合ったのであった。いわば、同窓会の様なものだろうか。

Mx4500fn_20100812_220057_001

 考えてみれば、もう小選挙区制が導入されてから、15年余である。十年一昔というならば、一昔半前の仲間たちである。しかし、いざ会って話し始めてみると、あっという間に、その年月は埋められていった。いやむしろ、この年月が、選挙に伴う葛藤もなく、氷り付けになって止まっていただけ、化石の様に、昔の純粋な気持ちがそのままに残されていたということかも知れない。会が始まって、10分か20分の間に、昔の賑やかな仲間たちになっていった。政治の理想を巡っての話も、当たり前の様に語り合った。ありがたい仲間だと思った。
 その時、ふと、人工衛星ハヤブサの地球期間のことが、頭をよぎったのであった。

|

7月25日(日) 地位もなく 金も持たない 裸の聖者 鏡の中から 間違えるなよ!

Mx4500fn_20100729_163909_006

 教師人間論ゼミの日。テーマは、「マハトマ・ガンジーの人生と教育思想」。インド独立の父と呼ばれるガンジーを取り上げて、お金も持っていなければ、地位もない、さらに、素っ裸に腰巻きを巻いただけという風采の上がらない姿で、何億ものインドの民を導いて独立を成し遂げた、ガンジーの生き様や思想を語った。
 今、教育界も、混迷しているところがあるが、その理由として、一般には、資金不足や環境の問題を取り上げることが多い。それらを否定するわけではないが、私は、同時に、教師自身の生き様や考え方も、その大事な要素として考えなくてはならないと思う。
 ガンジーは、語る。「権力についていない私たちにも、自分の基準を高める責任がある」と。真実と非暴力に立脚し、奉仕の精神で生き抜いていく中で、常に自分自身が高き目標に挑戦し続けることが大事だと語るのである。いかがであろうか。自分を映し出している鏡の中のガンジーは、何を語りかけているだろうか。

|

7月24日(土) アナログの 死刑執行 一年後 国民巻き込む ことの困難

 アナログテレビ向けの電波が停止されるまで、ちょうど一年となった。朝から、テレビでは、この話題が次々に取り上げられ、デジタルテレビへの切り替えを急ぐようにと伝えていた。

Mx4500fn_20100729_163909_005_2

 アナログ放送停止とは、アナログテレビにとっては、死刑執行と同じ意味を持つものだろう。もうこの世に生きることが許されないということである。もちろん、デジタル放送対応のチューナーを付加すれば、まだしばらくは使えなくはない。しかしこれは、死刑執行が猶予された様なものであり、無罪放免ではない。チューナーを付加するのでは、デジタル放送の特質が十分に生かされるという使い方ではないからである。
 今回の切り替えは、国民生活に深く根を張ったシステムを、その根底から切り替えるというものである。それだけに、困難にも大きなものがある。もしかしたら、これからの社会改革の一つの試金石といえるものかも知れないと思う。

|

7月23日(金) 本質に マナコ閉ざして 装いを 新たにしたとて 何がどうなる?

 厚生労働省は、長妻・厚労大臣が主催する「高齢者医療制度改革会議」に対して、75歳以上を対象とする現行・後期高齢者医療制度に代わる新制度の骨格を提示した。その一番大きな変更は、75歳以上の高齢者に対して別立ての制度にするのをやめたことである。たしかにこれで、高齢者を年齢で差別するのかという批判に対しては、一定の答えとなるのだろう。

Mx4500fn_20100729_163909_004

 しかし、そもそもこの制度が始まった原点には、高齢者医療費の増加に対する歯止めの意味があったはずである。その高齢者医療に対する財源の手当もなく、ただ表面的なところで差別を無くしましたといって、いったい何の意味があるのだろうか。これじゃ、お年寄りに、若者と同じデザインの服を着せましたといっているのと同じことである。本質から目を閉ざして、表面だけを飾ることばかりをしていると、かえって為すべき対応を遅らせてしまいかねない。そんなことを思い、暗澹たる気持ちになったのであった。

|

7月22日(木) 衝突し 脱線したとて 大混乱 今後の国会 脳裏に浮かべり

 この日の未明、神戸市須磨区の山陽新幹線のトンネル内で、作業用車両同士が衝突・脱線したせいで、朝から、この区間の新幹線が運休。数多くの乗客に、大きな影響を与えたという。テレビを見ていると、テレビカメラに向かって、怒りをぶつける人、あきらめ顔で呆然としている人など、様々の表情が映し出されていた。

Mx4500fn_20100729_163909_003

 私は、ふと、これからの国会のことを脳裏に浮かべていた。国会は、夏の参議院選挙の結果、衆参でねじれ現象を起こしている。民主党も、こうなると、数の力で押し切るということもできないだろう。国会は、大きく国民的な合意が成立している法案以外は、そのたびに衝突脱線を繰り返していくということになるのかもしれない。そのたびに政治という列車は運休。乗客は、その利害関係者、もっと広くいえば、国民ということになるが、そのたびに、怒り、嘆き、呆然とし、あきらめるということになるのだろうか。その結果、政治を国民が見限るとすれば、日本の国は、危機的なことになる。大丈夫か。

|

7月21日(水) 今月も ようやく原稿 出稿せり 我がピラミッドに 一石積むなり

Mx4500fn_20100729_163909_002

 OAK・TREE8月号の原稿を仕上げて、出稿する。今月も、月末までに10日間を残して出稿することができた。昨年9月に四国に戻った当初は、慣れないこともあって、毎号出稿が遅れ、そのせいで、読者の皆さんのところにもずいぶん遅く届くことになり、ご迷惑をおかけしてしまっていたが、もうこれからは大丈夫という気持ちである。
 とは言いつつも、このOAK・TREE誌は、一号一号がなかなかの難作業である。原稿書きから入力、そしてその修正と編集まで全て終えてしまえば、もうくたくたである。出稿する瞬間には、精根が尽き果ててしまったというまでに、持てる力を使い尽くしている。それだけに、この雑誌に対する私の思い入れには、強いものがある。例えれば、巨大なピラミッドの石を、一つずつ積み上げている様な気持ちである。
 このピラミッドが完成したときに、いったい何が起こるのだろうか。もうすぐ、300号である。さらに先をしっかりと見据えながら、歩み続けたいものである。

|

7月20日(火) アレレ、また 公約いずこ 菅総理 看板確かに 元のままだが

 永田町では、来年度当初予算の概算要求基準を巡っての動きがある。予算規模や国債発行限度額、また、各省庁の要求限度の基準などが大体決定した様だ。まだ、民主党内に異論があるということで、閣議決定までに、もう少し時間を置く考えの様である。

Mx4500fn_20100729_163909_001   

 しかし、これまで民主党が野党時代に官僚主導の予算編成ではないかと強く批判してきた手法が、今回、ほとんどそのまま踏襲という形になったことには、違和感がある。また、予算編成の戦略本部になると、鳴り物入りで導入されたはずの「国家戦略室」が、結局、総理の提言組織という位置づけになってしまったということである。自民党政権を批判し、改革をすれば、全てうまくいくと強弁してきたことが、次々に骨抜きになってしまう。これで本当にいいのだろうかと首をかしげざるを得ない。

 菅総理は、こんな疑問にいかに答えるのであろうか。看板は残っているのだから、それでいいのだと語るのか。

|

7月19日(月) 海の日に 産みの苦しみ 味わえり OAK・TREEの 出稿控えて

 海の日で、国民の休日のこの日、私は、OAK・TREE誌8月号の最終仕上げと執筆に取り組む。新居浜の中島さんと岡山の佐藤さんが手伝ってくださる。この調子だと、明日、何とか出稿できそうだ。

Mx4500fn_20100719_152216_008

 それにしても、雑誌の出稿前には、産みの苦しみというものがある。少しずつ執筆したり、それを入力したりしているうちは、まだまだ余裕があって、鼻歌交じりに仕事をしていることもあるが、最終仕上げの段階となると、もう、出稿日に向かって、時計をにらみながらの全力投球の仕事になる。そして、そのすべての仕事を終えて、原稿とそのデータを郵便局に届けた後の開放感は、これ以上のものは無い。その瞬間に向かっての難行苦行というわけである。
 つい、鼻歌が出る。「海は広いな大きいな」と歌ううちに、いつしか、「産みはつらいなうれしいな」となってしまっている。このイラ短も、出稿前の最後の作品。ラストスパートである。

|

7月18日(日) 橿樹舎の 前の広場の 夏祭り 地域の人と 語り合いたり

 OAK・TREEフォレスト勉強会の日。満州問題について語る。それから、参加してくださった石村さんと服部さんが労働奉仕を申し出てくださったので、ならばと、ヤング・リーフ・ハウスの敷地内の草刈りと先日来の大水で壊れてしまった取水口の修理を行った。心から感謝申し上げたい。
 その後、ここで少し仕事をした上で、新居浜へ。自宅に戻ると、その敷地の斜め前にある自治会館前広場で、地域の夏祭りをやっている最中であった。そこで、遅まきながらその輪の中に入る。
 私がこの船木に引越しをしてから、もう3ヶ月余りで2年になる。しかし、各地のキャラバンをしているか、そうでなければ、執筆などのデスクワークをしているので、普段、地域の皆さんとの交流は少なく、まだ名前と顔が一致する人は少ない。そこで、この機会と、いろいろな方と話し合った。心触れ合う暖かい人々であった。

Mx4500fn_20100719_152216_007

|

7月17日(土) 満州の 歴史学べば 学ぶほど 知らぬですまぬ 日本の履歴書

 終日、デスクワーク。主には、OAK・TREE8月号の原稿執筆とその編集、そして、翌日に開催するOAK・TREEフォレストのテーマ、「近現代史の中の満州」の準備である。

Mx4500fn_20100719_152216_006

 私は、満州の問題について、その概要だけは知っていたつもりであったが、この夏に満州への旅を行うについて、せっかくの機会と、集中的に学び始めたのであった。そうすると、日本の近現代史とは、まさに満州と朝鮮半島の歴史であることを改めて思い知らされたのであった。
 とても不思議なことであるが、これだけ深い関係があり、多くの日本人が汗と血を流した土地であるにもかかわらず、満州という土地は、現代日本人の意識から排除されてしまっている気がしてならないのである。しかし、この土地の歴史は、日本の国の履歴書の中心に置かれねばならないものであろう。知らないですむ問題ではないと思う。

|

7月16日(金) イラ短と まちの未来が ドッキング 異地域異業種 異文化融合

 昨日のうちに、岡山県高梁市に移動。夕刻の4時から、高梁国際ホテルのロビーでイラ短展を開催する準備を行った。その後、地元メディアの取材対応を行った後、イラ短展のオープニングセレモニー。そこには、約20名の方々が集まってくださった。心温まる会であった。
 そして日が替わって、今日からいよいよ2週間のイラ短展。これは、私にとって、イラ短でその地域の問題点や可能性を表現しようという実験である。その表現においては、その土地に違和感の伴うことをあえてとりあげている。つまり、その異なったもの同士を、強い精神力、特に創造力や信念で結び合わせていくという試みなのである。そこからさらに新しい発想が生まれ、同時に人が育ってくることを夢見ている。

 Mx4500fn_20100719_152216_005

 最近は、宇宙でのランデブーとドッキングと言っても、珍しい事ではなくなった。出会いと融合から、確かに何かが生まれてくるはずである。そう信じたい。

|

7月15日(木) 三原市じゃ 教育長との 話し合い 教育組織の 力信じて

 昨晩は、今治市での講演のあと、自動車を駆って、対岸の三原市までやってきて宿泊。
 この日の朝は、まず、三原市の教育委員会を訪ねた。そして、桧山教育長と懇談。

Mx4500fn_20100719_152216_004

 実は、桧山教育長は、今年の3月末と6月末に福山青年会議所が主催して開催した講演会にもお越しになっておられ、私の考え方に強い支持を示してくださっている方であった。そこで、この日は、教育問題をめぐっての意見交換を行ったのであるが、その中で、さらに共感を覚えるところがあり、これから、三原市の教育に関して、私も少しばかりの協力をすることとなった次第である。
 教育の問題は、理屈だけでは動かない。まず教師が納得しなければならず、さらに、親や地域社会の理解も必要である。それには、実践とそれを通しての幅広い理解が得られなくてはならない。大変ではあるが、これから力を尽くしてみたいと思う。

|

7月14日(水) 企業での 研修会で 講演す 経済組織の 力信じて

Mx4500fn_20100719_152216_003

 夕刻から、今治市のある企業で、研修会の講師を務める。テーマは、「本物の人生とリーダーシップ」というものであった。参加者は、約45名。この会社は、全国の各地に100を超える店舗を持っているということで、その管理職を育てる必要から、普段から力を入れて研修を行っているということである。それだけに、社員皆さんは、この種の話を聞くことに慣れていて、集中力の高い研修会を行うことができた。また、社長の方針で、この場には、社員だけでなく、外部の人も招いておられ、各地で地域起こしや教育活動を展開している人たちも、参加していた。
 私は、企業などの経済組織も、啓蒙活動を展開していく中で重視をしていかなくてはならないと考えている。それは、企業研修では、企業の存亡や各社員の生活を賭けて、この種の研修を行っているわけであり、その真摯さの中からこそ、新しい時代を切り開くエネルギーが生み出されてくると信じているからである。

|

7月13日(火) 高価でも 仕事の道具は 惜しむまい 新車を買うのは これが初めて

 終日デスクワーク。その合間に、自動車の販売店を訪ねて、新車の購入を決めた。
 それは、これまで私が乗ってきた自動車が、平成5年製造の車で、もうすでに17年目になり、あちこちにガタが出てきていたからであった。特に、このしばらくは、エンジンオイルの消費が著しく、2ヶ月に一度、3ℓくらい補給しなくてはならず、このままでは、キャラバンの途中でエンストを起こす懸念があると指摘されていたのであった。

Mx4500fn_20100719_152216_002

 そこで、新車買い替えならば、この9月末までならエコ特例で25万円の補助があるということもあって、ならばこの際と、買い替えを決断したのであった。自動車は、プりウスは納車が間に合わず、結局、ホンダのインサイトにした。費用は、手続き費用も含めて、230万円余り。定職に就いておらず、定収の無い身には、決して楽な出費というわけではないが、これも、仕事の道具。5年くらいきちんと乗れば、今は一年で2万キロくらい走っているから、ちゃんと元は取れるという判断であった。私が生まれて初めて新車を買う決断をした日であった。

|

7月12日(月) 菅総理 敗北会見 聞いたけど こりゃカン違い ひどいもんだね

 昨晩の夜、民主党が参議院で過半数を確保できないことが明らかになった時点で、菅総理は、記者会見を開き、敗北の弁を語った。その中で、「唐突に消費税問題を切り出して、国民の理解を得られなかった」ことを第一の理由に挙げ、謝罪を行った。

Mx4500fn_20100719_152216_001

 実は、このようなコメントが出されるだろうと予想はしていたが、それでもずっこけてしまった。国民の現政権への不信感は、消費税問題といった具体的な政策課題そのものというよりも、むしろあまりに安易に約束をして、簡単にそれをひっくり返す不定見さにこそあったからである。消費税を5パーセントも上げるとなれば、国民生活にも、企業活動にも大きな影響が出るのは必至である。だから、当初、菅総理がこの問題を切り出したとき、相当の覚悟と定見を持っているはずだと思ったのである。しかし…であった。そして、この会見での腰砕け。こりゃいくらなんでも、ひどすぎる。総理の発言は、風船の如しである。

|

7月11日(日) 国会は 再びひどく ねじれしか これも時代を 映す鏡か?

 四国人間論ゼミ。テーマは、「菊池寛の人生と思想」。菊池寛が、高松市の出身で、少し前に、その記念館も訪れていたので、今回取り上げてみた次第である。菊池寛には、時代に対する鋭敏な感性と商才を感じるが、人間的な魅力については、まだ語るに足るまでの理解に至らなかった。

Mx4500fn_20100714_145403_006

 この日の夜は、参議院選挙速報を見ながら、書類整理。事前予想の通り、民主党・国民新党の与党が苦戦。結局、現与党だけでは、参議院の過半数に15議席足りないという大敗北。その結果、再び、日本の国会は、衆参両院で大きくねじれてしまうことになった。
 それを受けて、テレビの解説などでは、国会議員や政党の批判が相次いでいたが、私は、そうとばかりは思わない。国政は、特に選挙は、その時代の社会や国民を映し出したものと考えているから、この結果は、今の日本、そして、今の時代を映し出した結果だと思う。ならば、これからは、日本社会自身のねじれに思いを致すことも必要だろう。

|

7月10日(土) 水害は 遠きところの ことかなと 思いおりしが 私も被害者

Mx4500fn_20100714_145403_005

 翌日の四国人間論ゼミの準備のため、ヤングリーフハウスに行く。そこで、川の水を引いている水道のコックをひねってみるが、水がまったく出ない。どうしたことかと、水源を調べに行ってみると、取水口が、見事に破壊されてしまっていて、そこにつないでいたホースも、流されてしまっていた。かなり大きな岩までも、流されていて、その辺りの岩場の形状までも変わってしまっていた。それを見ると、今回は、相当の水が出た様である。
 しかし、これも、自然界のなせることとなれば、仕方のないこと。とりあえずこの日は、修理するために必要な道具やパーツを持っていなかったので、川からバケツで水を汲んで応急処置。
 私たちの日常生活の中でも、ずいぶん遠くで起きている、自分と全く関わりのないことと考えていたことが、実は、自分自身の問題であったりすることがある。心しなければと思った次第。

|

7月9日(金) 安保理が 議長声明 出した日に 日本じゃ少女が 自宅の放火

 国連の安保理が、韓国の哨戒艦沈没事故に関して、議長声明を発表した。北朝鮮をあまりに窮地に追い込んで、北東アジア地域を不安定化させたくない中国が、最後まで、北朝鮮を名指しで批判することを受け入れない姿勢を示したため、少し曖昧な表現の残る文面となり、また、強制力を伴わない議長声明の形に落ち着いたと解説されていた。それにしても、海の上で、いつ魚雷攻撃されるか分からないということでは、安心して航海もできない。

Mx4500fn_20100714_145403_004

 この日、日本では、兵庫県宝塚市で、中学3年生の少女が、家族に不満を持っていたと、同級生と一緒に自分の家に放火して、家族を死傷させた。内情はまだよく分からないが、不平不満があるからと、いつ火をつけられるか分からないというのじゃ、これまた安心して生活ができない。
 世の中、何か変だ。どうしてこんな極端なことが次々に起きてくるのだろう。社会の根っこの部分に大きな病気が生まれているのではないだろうか。

|

7月8日(木) 世の中にゃ 極端ばかり 多かりき 降ればどしゃぶり 降らねば日照り

Mx4500fn_20100714_145403_003

 梅雨前線の影響で、日本各地で豪雨災害が起こっている。鹿児島県などは、何日にもわたって大雨が続き、いつどこで土石流が発生するか分からないとも報じていた。
 どうもこの頃の天候は異常である。大雨が降るとなると、日本各地で豪雨災害が起こり、雨が降らないとなると、日本各地で水不足である。極端なことが多い世の中だなあと思う。
 これは、天候の問題ばかりではない。政治だって、極端から極端に大きく揺れ動く傾向があるし、経済活動だって、ジェットコースターみたいに激しく上下する動きが多い。世の中全体が、異常である。
 既成組織や既成秩序などといわれるものは、一方向に向かう静かな変化には結構強いが、上下左右にと激しく揺さぶられることには弱い。今、この現象の中に、古いものが破壊されつつあるということだろうか。

|

7月7日(水) 若人の 戸惑う様子 見るにつけ 教えぬことの 大罪思う

 松山市にある聖カタリナ大学で、一年生を対象とする講義を行う。大学に入学してすぐの時点で、学生が一度きちんと人生の生き方・考え方についての整理された話を聞いておくことが、その大学生活をより充実したものにできるのではないかと考えてのことであった。

Mx4500fn_20100714_145403_002

 約150名の学生を相手に、大教室でお話をした。その反応は、約半分は、真剣に耳を傾けていただいたと思う。そして、残りの半分は、この種の話をどんなに聞いたらいいのかよく分からないで、戸惑いながら聞いていた様に思う。しかし、それも無理のない話で、自分の聞き慣れていない話というのは、なかなか耳に入ってこないものである。私も、できる限り具体的な事例を織り込む話をしたり、歌を織り込んだりと工夫をしてみたが、必ずしも響き合いのある授業とはいえないものであった。
 人生をいかに生きるかということは、どんな人にとっても大切な課題に違いない。そんなことをしっかりと教えない、日本教育の問題を思った。

|

7月6日(火) 大相撲 実況中継 中止と決まる 重量力士も 土俵際かな

Mx4500fn_20100714_145403_001

 NHKの福地茂雄会長が記者会見を開き、11日に初日を迎える大相撲名古屋場所の実況中継を中止することを発表した。その代わりに、取り組み終了後に、20分程度のダイジェスト版を放送するらしい。NHKも、国民からの受信料で運営されている組織である以上、国民から強い批判が寄せられている大相撲の野球賭博問題に対して、一定のけじめがつけられるまでは、今まで通りの対応というわけにはいかなかったのであろう。
 それにしても、大相撲を会場で直接見ている人というのは、ごくわずかであり、中継放送が行われないとなれば、国民の関心が頓に薄らいでいくことになる懸念がある。相撲は国技と言われているが、それも、国民からの支持あってのことであり、このしばらくの相撲界の不祥事によって、批判が強まれば、先行きに不透明なものも生まれかねないと思う。その意味で、日本相撲協会という重量力士も、いまや土俵際。世論の風圧に押し切られない様に、自らをきちんと律していただきたいと思う。

|

7月5日(月) ようやくに ネット学校 1年生 ホームページの 校門を入る

 長らく、インターネット上で、この「イラ短日記」のブログ以外の情報発信は行っていなかったのであるが、この日に初めて、様々な勉強会の案内をホームページ上に掲載をした。とは言っても、まだ未完成で、そのページを開いても、きちんとした表示ができるまでには残念ながら至っていない。

Mx4500fn_20100710_175959_005

 それにしても、「ようやく」というのが実感である。昨年9月に四国に戻ってきて以来、まず膨大な荷物の整理から始めて、とにかく生活の基本機能を立ち上げ、次に最低限の仕事がこなせる態勢作りを行い、更に、小さな作業空間を作り、月に二度くらい、アルバイトの人にも来てもらえるようにもなった。OAK・TREE誌も、あまり遅れずに出せる様になったし、様々な勉強会も、曲がりなりにも開ける様になった。そこで、ようやくホームページ作りに取り組める様になったというわけである。
 小学一年生が、入学式の日に初めて校門前に立った気分。これからである。

|

7月4日(日) 選挙まで 一週間と いうけれど 何が何やら ちっとも分からん

Mx4500fn_20100710_175959_004

 日本の未来を占う選挙とも位置づけられている参議院選挙。その投票日まで、残りが一週間である。そのせいか、朝からテレビでも、ずいぶん賑やかに各党の代表者による討論が行われている。
 しかし、しかし…なのである。本人たちは至って真剣に話しているのかも知れないが、議論が全然かみ合っていない。完全に言いっぱなしの世界である。最初から、議論をかみ合わせて何らかの建設的な考え方や政策を引き出そうなどとは考えておらず、ただ、自分の主張ができれば、そしてそれが、少しでも国民の心に響いたら大成功、と考えているのだろうから、それも無理のない話ではあるが。
 各代表が、それぞれ独自の歯車を手にしているが、その歯車を見せびらかすばかりで、それらを相互にかみ合わせて動かしてみようとする気配もない。退屈になって、途中でテレビを消してしまった…。

|

7月3日(土) 今週も よくやったなと 振り返りつつ 更に登らん 一層の高楼

 週末の土曜日。翌日曜日には勉強会を予定していなかったので、今日は腰を落ち着けてのデスクワーク。特に、頂いた手紙などに対する返事を書いたり、OAK・TREE誌の執筆、読書、書類整理など、気にかかっていた仕事を次々に片付けた一日であった。

Mx4500fn_20100710_175959_003

 振り返って、この一週間も、慌ただしい思いで駆け回った。バッジを外したら暇なのではないかと皆さんは想像をしておられるようであるが、毎週、新しい挑戦が何かあって、結構忙しいのである。そして、その挑戦を終える度に、一段ずつ階を登って行っているような実感がある。
 中国・唐の時代の詩人に、王之換という人がある。その人の有名な詩に、「千里の目を窮めんと欲して、更に上る一層の楼」というのがある。もっと遠くを見ようとして、もう一つ上の階に上っていくという意味だ。この気持ちがよく分かる気がしてきた次第である。

|

7月2日(金) 7月の 声聞きてより 気もそぞろ OAKの筆を 取り初めるなり

 この日、OAK・TREE8月号の原稿執筆にかかる。四国に戻ってきた当初は、原稿の入力も編集も慣れなくて、ずいぶん時間を要したが、最近はだいぶ慣れてきて、一つ一つの作業がかなり速くなってきた。7月号の場合、かなり集中的に作業を行ったので、執筆開始から出稿まで、要した日数がちょうど7日間。専念すれば、大体一週間で出稿できるという自信を得ることができた。ただ、この7月は、いろいろな会合が多くなってきているので、少し時間的な余裕を見て、今日から執筆を始めたという次第である。

Mx4500fn_20100710_175959_002

 これから約一週間で原稿を書き上げ、その後の一週間で、その文章修正や編集作業を終えてしまいたいと考えている。そんなに考えると、十分な時間があるわけではない。たとえれば、背中に火がついたカチカチ山の狸である。カチカチと音を立てて動く時計を意識しつつ、どんどんと作業を進めていきたいと思う。

|

7月1日(木) 株式は 最安値なり 一方で 景況感は プラスに転ぜり

Mx4500fn_20100710_175959_001

 7月。考えてみれば、もう、平成22年も、半分が過ぎてしまったということである。改めて、時の経つ速さを感じる。うかうかしていると、在野の政治家生活期間として当初設定した2年間というのは、あっという間に過ぎて行ってしまうかもしれないと少し不安に思う。
 この日は、経済を巡って、2つの話題。一つは、東京株式市場での株価。この日の日経平均株価の終値は、前日比191円安の9191円60銭。今年の最安値であり、昨年11月以来7ヶ月ぶりの安値水準になったという。もう一つは、日銀が発表した6月の短期経済観測調査結果。企業の景況感を示す業況判断指数が、大企業製造業において、プラス1となり、約2年前のリーマンショック以前の水準に戻ったとのこと。
 相反する結果が同時に出されると、暑いのか寒いのかよく分からない。三寒四温の日本経済といったところか。

|

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »