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12月23日(木) この国の 祈り集めて 背負いたる 天皇陛下の 心思ひし

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 天皇誕生日。天皇陛下は、今日で77歳になられたということである。ご健康とご長寿をお祈り申し上げたい。
 ところで、戦後日本において、よく論じられてきたのは、そもそも天皇制とは一体何なのか。この時代性の中でどんな意味を持っているのかということであった。この点、私の考え方は、とても単純明快なものである。
 私は、天皇とは、日本国民1億2500万余人の祈りを一身に背負っておられる方だと考えている。それを、日本国憲法の第一条では、「日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴」と書き表したと解釈しているのである。
 しかし、このことは容易なことではない。国民の意識が、ある方向に向かっている時ならばいざ知らず、価値観が多様化し、国民の祈りも多種多様なものとなっている今、その全てを一身に引き受けられて背負われるのは、とんでもなく困難なことである。それを、黙々とこなしておられる天皇陛下、そしてご天皇家ご一家の皆様には、深く感謝申し上げたいと思うのである。
 今の世の中は、芭蕉が最上川を前に詠んだ句をもじると、「さ乱れを 集めて囃し もがき川」という時代である。そんな時代であるだけに、天皇陛下のご存在はとても大きいと思う。

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