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12月7日(火) あかつきの 別れにゃなごり 尽きぬもの 200日もの 旅路思えば

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 朝の9時前、金星探査機「あかつき」が、ロケットエンジンの逆噴射によって、飛行速度を落とし、金星の周回軌道に入る予定であったが、ロケットの噴射時間が計画よりも短くて、失敗。金星の横を通過してしまった模様。次にこの探査機が金星近隣にやってくるのは、約6年後であり、その時にエンジンをちゃんと作動させることが出来れば、再起させることができるが、その望みは薄いようである。少し前に、小惑星探査機「はやぶさ」が、奇跡の地球生還を果たして、大きな話題になったが、今回は、ちょっと厳しそうである。
 ところで、「あかつき」といえば、夜明け、明け方の意である。そして、「あかつきの別れ」とは、夜をともにした男女が、まだ暗いうちに起きて別れること。なごり尽きない別れのことである。この探査機も、地上から打ち上げられて後、200日もかけて、ようやく金星に到達したのであった。その長旅の正否が、このたった12分間の逆噴射にかかっていたということである。これでは、なごりおしく、正に「あかつきの別れ」そのものであった。

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