« 12月4日(土) こりゃやっぱり いくら何でも いかんぞな 若い人らに 世を捨てさせちゃ | トップページ | 12月6日(月) 有明の 月眺むるは 風雅なり 有明の 堰眺むるは 風刺なり »

12月5日(日) そろばんに 生命を賭けて 家守る 身につまされし 武士の家計簿

Mx4500fn_20101214_174018_001

 夕刻から、映画を見に行く。「武士の家計簿」という加賀藩の実話を元にした映画であった。江戸末期、刀の替わりにそろばんで、藩や自分の家の財政の立て直しに力を尽くした武士、猪山;直之を主人公として、その回りの人間模様を描き出した映画であった。
 この主人公は、自分の家の財政が破綻していることを知って、徹底的な経費節減と財産整理を行う。回りの家族は、武士としての世間体に最初は強くこだわるが、最後は、むしろ自分からその取り組みに協力するようになっていく。そして、見事、家の財政の再建を成し遂げるのである。その途中には、自分の息子からの強い反発も受けるが、その息子が、明治の世になり、大村益次郎からの懇請によって、新政府軍の財政の責任者として働くようになって、改めて父親の偉大さに気付くのである。
 そろばんを武器に全身全霊を賭けて、時代に対して、また身近な人たちに対して、戦いを挑む主人公の姿が感動的であった。その主人公の生き方・考え方に触れて、我が身を顧みて考えさせられた次第である。

|

« 12月4日(土) こりゃやっぱり いくら何でも いかんぞな 若い人らに 世を捨てさせちゃ | トップページ | 12月6日(月) 有明の 月眺むるは 風雅なり 有明の 堰眺むるは 風刺なり »