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2月29日(水) 雪の中 ライオンキングを 観賞す 党首討論 その最中に

 昨夜から、関東地方は大雪。朝目をさましてみると、新宿辺りでも、10㎝位の積雪であった。そんな中を、地下鉄で永田町に向かう。私が現職の時代に、特に親しく付き合っていた谷畑孝代議士に面会することになっていたからである。この訪問は、特別の用件があったわけではないが、時々電話で話をする中で、現在の日本の政治状況について、意見交換をしてみたいと思ってアポイントを入れたものであった。久しぶりの顔合わせで、思いのあるところを語り合った。その後、通路で幾人かの知り合いの国会議員にも出会った。

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 それから向かったのは、浜松町。ここにある劇団四季の劇場で、妻と娘ともどもミュージカル「ライオンキング」を鑑賞するためであった。妻たちは前日、茨城で宿泊していたので、やってこれるかどうか気をもんだが、無事に到着。昼食をとった後、このミュージカルを3人で見た。見事な舞台衣装と演出のミュージカルであった。
 考えてみると、ちょうどこの時間に、国会では党首討論。現職の政治家でいたころは、とてもではないが、あれこれと忙しくて、こんな時間は取れなかったなと思いつつ、少しばかりの寂しさを感じた時間であった。

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2月28日(火) 現代に 生きる孔子を 賞す式 何故だか我も 伝播賞なり

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 午前中は、昨晩お世話になった佐藤さんとともに、すぐ近くの栃木県真岡市にある「二宮尊徳資料館」を訪問。展示物を見せていただいたり、墓参りをしたりする。それから餃子の町、宇都宮市に移動し、そこで餃子の昼食。
 ここで、妻と娘と別れて、私は東京へ。実はこの日の夕刻から、孔子の第75代目子孫である孔健さんが会長を務める世界孔子協会が主催する「孔子文化賞」の授賞式が開催されることになっていて、私もそこに招かれていたのであった。この「孔子文化賞」というのは、日中友好の懸け橋として尽力し、孔子と論語の推進の普及に貢献した人物に贈与される賞である。今年は、稲盛財団理事長の稲盛和夫氏、会津藩校日新館の名誉顧問・高木厚保氏、そして作家の一乗真也氏の3名がこの賞を受賞された。
 なお、私には、「孔子伝播賞」という賞が与えられた。孔子文化賞のレベルには至らないが、孔子の思想を広く世に伝えてきた功績によるものとのことである。もっとも本人は、そんな賞に値することをやってきただろうかと、少し疑問符も付いていたが、わざわざ断ることもないと思い、頂いた次第である。
 表彰会場には、第一回受賞者である野村克也氏とその夫人もやってきていた。色々なことを興味深く見せていただいた授賞式であった。

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2月27日(月) 親として 娘の引っ越し やったると 気力に満ちて 腕まくるなり

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 昨晩、東京に到着。今日は、いよいよ引っ越しの日。朝一番から、娘の荷物を新居に運ぶ。
 最初は、こんなことも親の仕事だと、気力に満ちて腕まくりして引っ越し作業に取り組んだ。しかし、これまでの部屋は2階であったがエレベーターがなく、また新しい部屋も、今度は3階の部屋だが、やはりエレベーターがない。水平移動は、自動車・宝船ビタミン号で行うので、特に問題はないが、垂直移動は、腕にかかえて階段を昇ったり降りたり…。思った以上に運ぶ荷物も多くて、普段肉体労働をしていない私には、結構な運動量となったようである。普段の運動不足を反省した次第である。それでも、何とか午後3時すぎにほとんど運ぶ作業を終了。
 そしてそこから次に向かったのが、茨城県の筑西市。これまで長い付き合いの日本男児、佐藤さんを訪ねるためであった。まず会社に訪問すると、家族が全員がそろって待っていて下さった。佐藤さんの息子の嫁・友美さんは、昔、私の国会事務所で秘書を務めていただいていた女性。もうすでに元気な子供3人を産み育てていて、その子供たちもそろって挨拶してくれた。そこから夕食の会場へ。ここでは、佐藤さん夫妻、友美さん、そして私たち夫婦と娘、そこにこのそば屋の主人も加わって、楽しいひとときを過ごした。苦あれば楽あり、ということか。

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2月26日(日) グーグルが 個人情報 ひとまとめ こりゃ要するに 丸裸ってこと

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 インターネット検索最大手のグーグルが、プライバシーポリシー(個人情報保護方針)を3月1日に変更すると発表。波紋を広げている。この変更に伴って、同社の60以上のサービスで収集する個人データをひとまとめにするらしい。これによって、利用者のニーズがより明確になり、各個人に対してより的確な検索結果を提供できるようになると同時に、そのニーズに合致する広告などの提供や新たなサービスも可能になるとしているようである。
 しかし、欧米では、プライバシー侵害の懸念が浮上、グーグルに対して、導入延期を要請しているらしい。また、ハッカー攻撃により個人情報が盗まれる恐れも指摘されているようだ。
 グーグル側は、これによって、新たな個人情報を取得するわけではないから問題はないと説明しているが、いかがだろうか。
 情報というものは、一つひとつは断片的なものであっても、それらが集積されれば、全体となる可能性を持つ。そこで今回描いたイラ短は、それぞれのサービスで集められている個人情報が、例えば帽子であり、靴下であり、ズボンであり、シャツであり、パンツである…としたときに、その一つひとつでは大した問題ではなくても、一人の人間について、すべてを除いていけば、結局その人は丸裸となってしまう。そんなことだと理解したのであった。

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2月25日(土) 古戦場 山崎合戦 関ヶ原 桶狭間など 巡ってみたよ

 私の娘が、大学三年生になるのと同時に通うキャンパスが変わることから、これまで住んでいたアパートの引っ越しをしたいというので、その引っ越しの手伝いのため、「宝船ビタミン号」で東京へ向かう。その道中に、せっかくの機会でもあるので、戦国時代の古戦場巡りを行うことにした。

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 朝自宅を出発し、まず向かったのが、三木の古戦場。秀吉が、水も漏らさぬ包囲をして、長期戦の末に陥落させた城である。そこから次に、秀吉が明智光秀を討ち取った山崎の合戦場、東軍と西軍が激突した関ケ原、さらには、織田信長が今川義元を討ち取った桶狭間である。そしてこの日は、浜松で一泊。
 翌日は、徳川家康が武田信玄に敗れた三方が原と、織田信長が武田軍を破った長篠の戦場を訪ねる予定である。
 本やテレビでは、このような戦を幾度となく見てきたが、やはり現地に立ってみると、受ける印象はずいぶん違うものである。例えば、長篠の戦いなどは、こんなに狭い盆地で戦われたのかという印象であった。関ケ原にしても、こんな狭い地域に東西両軍の兵が何十万人も集積していたのだろうかと思われる場所であった。
 この古戦場巡りを通して、戦国時代がずいぶん身近なものになった気がした次第である。

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2月24日(金) 子曰く 「巧言令色 少なし仁」と AIJの ことかと思う

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 企業年金を中心に約2,000億円の資産を運用する投資顧問会社「AIJ投資顧問」に対して、金融庁は、金融商品取引法違反の疑いで、一ヶ月の業務停止命令と業務改善命令を出した。証券取引等監視委員会が同社を検査したところ、200億円の残金しかなく、預託されたはずの大半の資金が消失している模様とのこと。これまで、AIJは、投資家に対して、約10年で元本が3.5倍に増えたなどと、高利回りで大きな収益を上げているのと虚偽の情報を伝え、資金を集めていたようである。
 同社に預託されていた年金資金は、その大半が建設業、電気工事業などの中小企業が加入する総合型の厚生年金基金のものだそうで、今後、顧客の厚生年金支給に大きな影響を与える恐れがある。
 昔、石川五右衛門は、「真砂の砂は尽きるとも、世に泥棒の種は尽きまじ」と述べたそうであるが、この種の詐欺事件は、手を変え品を変え、よくも尽きることがないものだと思う。それだけ騙す側が様々な手を使って顧客を騙し抜いているということであろうが、同時に、安易に大きな利益を得たいと考える欲ボケした人たちが世の中に多くいるということでもあろうか。
 論語の中にある「巧言令色少なし仁」という言葉を、現代人は改めて考えてみる必要がありそうだ。

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2月23日(木) 大阪府 教育・職員 条例に 連想したるは ロボトミー術

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 大阪府の松井一郎知事は、この日開会の二月定例議会に「教育基本条例案」と「職員基本条例案」を提出。この二条例案は、知事が幹事長を務めている「大阪維新の会」府議団が、単独で過半数を占めているので、可決されることが確実である。
 まず、「教育基本条例案」は、教育委員会主導の教育行政を、政治と住民が関与する形に転換し、硬直化した公務員制度を抜本的に見直すのが狙いである。知事は、教育委員会と協議して教育振興基本計画を作成することとし、教育委員の取り組みが不十分であると判断した場合、知事は教育委員の罷免を検討するとしている。また、各校長の採用は、原則公募とし、三年続けて定員割れの府立高校は廃校対象とするなど、競争原理の導入を謳っている。さらに、不適格教員の免職条件も織り込んでいる。
 「職員条例案」は、職員の昇任を年齢性別にかかわらず、本人の意欲や能力に基づき適材適所に配置するとし、上司の職務命令に違反した行政職員の処分を明確にするなどしている。
 府民の公務員に対する強い批判に対応する条例案と言えそうであるが、一方で、副作用も懸念される。ふと頭によぎったのは、脳内を外科手術し、精神病を改善させようとするロボトミー手術であった。

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2月22日(水) 新居浜の 次代を担う 経営者らに 夢と原則 語った一夜

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 日本人28人が死亡したニュージーランド南部地震から今日でちょうど一年。首都クライストチャーチで開催された遺族参列の追悼式典の様子がテレビで報じられていた。この地震で崩落したビルは、構造的問題を抱えた建物であったともいわれていて、遺族の怒りや悲しみ、やるせなさを思わざるを得なかった。
 この日の夜は、新居浜市の若手経営者が開催している勉強会「新創研」の会合に招かれ、講演。世の中が日々変化し、日本における経済活力が低下していると指摘される中で、中小企業経営者がいかなる考え方を胸に抱いて取り組まねばならないかということについて、私の思うところを率直にお話しさせていただいた。その基本は、一方に大きな夢を持ち、もう一方にはきちんとした原則を持つことが大切だということであった。
 この話をしながら、先に述べたニュージーランド地震で崩落したビルのことを思った。崩落前のビルは、とても大きく立派に見えるビルであった。しかし、そのビルを支える構造部材に十分な強度がなく、またその配置が的確ではなかったと指摘されている。人生における原則というのは、この構造部材である。強くてしかも適正に配置された構造部材であってこそ、大きな建物を支えられる。つまり、大きな夢を支えることができる。そんなことを考えた次第である。

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2月21日(火) 南方で 鄧小平が 経済の 開放訴え もう20年?

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 中国の大きな変化を生み出したエポックとも言うべき取り組みに、鄧小平の「南巡講話」がある。これは、鄧小平が、1992年1月から2月にかけて、武漢、上海、深せんなど、中国南部を視察しつつ、経済問題に対する重要な声明を発表した一連の行動を指している。その南巡の最終日から、今日でちょうど20年ということである。
 鄧小平は、「市場経済にも計画が、社会主義にも市場がある」として、これらは単に経済的手段であるにすぎず、経済においては、社会主義と資本主義に、その質においては違いがないとまで指摘したものである。これを契機として、中国社会は、一気に経済の自由化に舵を切り、その後の著しい経済発展への道筋をつけたと評価されている。
 鄧小平といえば、その有名な言葉に、「白猫でも、黒猫でも、ネズミを捕るのが良い猫である」というものがある。これは、彼の作った言葉ではなく、生誕地・四川省に古くから伝わる諺なのだそうだ。毛沢東が、鄧小平を弾劾したとき、この言葉がその理由の一つとされたことがよく知られている。
 しかし驚くのは、今や世界第二位の経済大国となった中国が、その経済発展のために要した時間が、わずか20年に過ぎなかったということである。その背景には、国民の強い欲望があったに違いない。言い換えれば、国民の欲望を糾合することができるならば、短時日のうちに国家は変貌を遂げるということでもあろうか。

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2月20日(月) 辺野古への 米軍基地の 移転案 とても無理だと 沖縄拒絶

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 沖縄県は、米軍普天間基地移設予定地の辺野古地区の環境影響評価書に対する仲井真知事の意見書を沖縄防衛局に提出した。それによれば、「生活環境及び自然環境の保全を図ることは不可能」と指摘。環境保全の観点からも、辺野古地区への基地移設は望ましくないという考え方を示した。そして同時に、知事は、日米両政府に対して、改めて普天間飛行場の県外移設と早期返還を求めた。
 これにより、環境保全の立場からも、辺野古地区への基地移設は無理だということを明確に沖縄県は示したことになる。もう単に、政治的問題というのみならず、環境問題に対しても的確かつ十分な対処を行わない限り、事実上基地建設は不可能ということである。いよいよこの問題は、袋小路に入ってしまったようである。
 ここまで事態が至った大きな原因の一つは、政治家の言葉の軽さである。政治家にとって、言葉こそが最後の武器であるはずなのに、それをあまりに安易に振り回してしまった。そして、防衛という国家にとって極めて重大な問題が、戯れ言の次元で取り扱われることになってしまったのである。ここまで不信感が募ってしまえば、おそらくはもう通常の方法では、答えを出すことはできないだろう。そんなふうに思う。

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2月19日(日) 雪が降る いつしか里に 雪積もる 社会も静かに 雪に埋もれる

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 日本列島全体に寒波襲来。四国では、特にその中央部に積雪あり。私が住んでいる新居浜市でも、約10cmの雪が降り積もり、この辺りの高速道路は夕刻近くまで通行禁止になっていたようである。また、若葉書院のある新宮地域では、さらに積雪量が多く、15cm~20cmもあると地域の方から聞いたので、この日予定していた教師人間論ゼミは、残念ながら中止と判断させていただいた。これで、一月の教師人間論ゼミは、私がお世話になった方の葬儀で中止、今回は雪で中止と、二ヶ月連続の開催中止となり、参加予定者にはすっかりご迷惑をおかけしてしまった。ご理解いただければ幸いである。
 しかし、雪が降り積もるというのは、非日常的な現象であると思う。雨や霰であれば、降る時に音がするので、すぐにそうと気がつくのであるが、雪というのは、何の音を立てることもなく、静かに静かに降り積もっていく。それに全く気がつかないで仕事をしていて、ふとトイレにでも立った時に、何気なく窓の外を眺めると、すっかり普段と違う景色になっていて、驚かされるのである。
 今の日本社会も、よく似ているかもしれない。徐々に社会が変化しているはずだが、それになかなか気がつかないでいて、ある日突然に、驚かされてしまうということになるのかもしれないなと思った。

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2月18日(土) 順調に 天皇陛下の 手術終え 日本社会の 病を思う

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 天皇陛下が、狭心症の治療のため、心臓を取り巻く冠動脈のバイパス手術を受けられた。その手術の後に記者会見を行った医師団によれば、手術は無事に終了し、順調に回復がなされれば、約2週間後には退院できる見通しとのことである。手術のご成功を心からお慶び申し上げたいと思う。そして、早期のご回復を心からお祈り申し上げたいと思う。
 ところで、この日本の国の病気である。財政危機、経済不振、さまざまな災害、人心の荒廃、外交での存在感の低下など、満身創痍になっている日本である。政治は、さまざまな治療を施しているように見えるけれども、少しも快方に向かわないというのみならず、年々病状は深刻化しているようである。国のあちこちに、○○ガンや△△梗塞、××麻痺などといった病気が複合的に起きていて、それは悪化の一途である。
 人間の体に対しては、その病気から回復させる手術が見事に行われるのに、社会的な病気に対しては、なかなか的確な治療法が施されない、というのは一体いかなる理由によるものなのであろうか。何か、こんな連想の中から、社会問題に取り組む知恵が生まれてくるのではなかろうか…そんなことを、医師団の記者会見を見ながら考えた次第であった。

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2月17日(金) ハラハラと セカセカドタバタ シンミリと “ドラゴン・タトゥーの 女”を見たよ

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 OAK・TREE3月号のゲラを印刷会社で受け取った後、それで仕事も一段落とホッとした気持ちになり、妻とともに久々の映画へ。観にいった映画は、「ドラゴン・タトゥーの女」。スウェーデンを舞台にしたものであったが、大富豪一族の少女がこつ然と消えた昔の事件の解明に、ジャーナリスト・ミカエルと天才的女性ハッカー・リスベットの二人が果敢に立ち向かうという、サスペンス・ドラマであった。
 その映画の詳細は、とてもこの短文の中では紹介しきれないが、いろいろなものを背負い込んだ人たちが登場し、とても速いテンポで次々に状況が移り変わり、観客を画面にぐいぐいと引き込んでいく。ハラハラする場面、またシンミリする場面も織り込まれていて、映画ならではの魅力に満ちた展開であった。しかし、観客はといえば、私たち夫婦以外には、二人だけ。これだけ本格的な映画なのに、と少し残念な気持であった。
 はて、これが今の日本の世相なのであろうか、と思う。軽くて楽しくてその後にはきれいさっぱり何も残らないようなものが好まれて、逆に深くて重いものはできるだけ避けたいとする気分が、この国の中に蔓延しているのではなかろうか。それが、この国の中に軽薄な風潮を生み出している気がしてならないのであるが、皆さんはどう思われるだろうか。

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2月16日(木) オリンパス 経営陣が 逮捕さる 内視鏡でも 見えぬ闇かな

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 オリンパスが、有価証券の巨額の含み損を隠して粉飾決算をした疑いが強まったとして、東京地検特捜部は、前会長の菊川剛容疑者ら旧経営陣3人と、粉飾の指南役をしたとされる証券会社元取締役、中川昭夫容疑者を逮捕。さらに、警視庁も、コンサルタント会社の3名を逮捕した。80年代の財テク失敗による1,000億円を超える巨額損失を、投資ファンドなどに移す「飛ばし」で表面化を先送りし、さらに、それを企業買収を装って穴埋めしていたのだという。
 この企業買収が異常な価格で行われていることを、英国人のマイケルウッドフォード社長が問題視したことにより、発覚を恐れた旧経営陣は、社長を解任。その不明朗な対応が問題視される中で、この粉飾決算問題が顕になったというわけである。
 この一連のドラマを見ていると、推理小説を読んでいるかの如くである。知恵の限りを尽くして、策を練り上げたものなのであろう。しかしそれも、蟻の一穴から崩れて堤防決壊を引き起こしてしまい、オリンパスは、今や水没寸前。策士、策に溺れるということだろうか。それにしても、オリンパスの優秀な内視鏡も、企業内部の闇を調べることはできなかったようである。

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2月15日(水) ETと よく似てるかも OTは… 姿見せるは 最後のシーン

 OAK・TREE3月号の出稿。最近は、前月の中ごろに出稿ができるようになった。読者の皆さんのところには、月の初めにきちんと届くようになったのではあるまいか。最近、読者から、届くのが遅いという苦情がなくなったのが嬉しい。
 私が、このOAK・TREE誌の執筆と編集に使っている時間とエネルギーは、私の全仕事量の約1/4 である。つまり、おおむね一週間分の仕事時間・エネルギーを注いで作り上げているものである。
 最初は文章執筆と入力。そしてその後それらを編集。それからイラスト挿入や文章修正を行って仕上げ、出稿。そして最後にはゲラが出来上がったところで全体校正である。文章は、時間を見つけては少しずつ執筆や入力をしているが、編集にかかってからは、通常は一気呵成に仕上げまで突っ走る。それが大体3日間である。その間、コンピューターの前に坐って、ひたすらその作業に没頭する。だから、出稿を終えると、もうふらふらになってしまっている。その誌面がブック形式で姿を現すのは、出稿の直前である。

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 昔、大ヒットした「ET」という映画があった。今も、動員数の世界一記録を保っているのではないかと思うが、この映画で、宇宙人は、最後の場面になってようやくその姿を観客の前に現した。OAK・TREEも全く同じだなと、面白がったのであった。

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2月14日(火) チョコレート 企業が仕掛けた 記念日が 今や世界を 飲み込むまでに

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 2月14日といえば、バレンタインデー。そのいわれはといえば、ローマ帝国の時代にさかのぼるのだそうだ。当時のローマ帝国では、兵士が愛する人を故郷に残していては、士気が下がってしまうとの理由で、ローマ兵の結婚を禁止していたと言われている。それに対して、キリスト教司祭であったバレンタインは、秘密に兵士を結婚させたのだが、その結果、捕らえられて処刑された。その処刑日が、2月14日であったというのである。そこで、この日が恋人たちの日になったというのが一般的な説なのだそうだ。
 問題は、この日になぜチョコレートが贈られるようになったかということだが、19世紀後半のイギリスで、ハート型の箱に入ったチョコレートを売り出す会社があって、それが、恋人にプレゼントされたところから、この風習が始まったということのようだ。日本でも、昭和50年代前半に、製菓業界や流通業界が、チョコレートの販売促進を目的にキャンペーンを展開したのが、その起源になるようである。
 それにしても、国の定めた祝祭日でもない、バレンタインデーがこれほど広く国民の中に浸透し、義理チョコなどというのが、プレゼントされたりしている。その一方で、国家創建を祝う「建国の日」などは、一般にはほとんど話題になることもない。この違いは、何から生まれているのかと、興味深く思った次第。

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2月13日(月) 大海が かすかにあつく なるだけで 地球社会が 大騒ぎなり

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 この日、気象庁は、地球温暖化に伴って、水深700mまでの海水温が、世界平均で十年間に0.02度のペースで上昇を続けているとの解析結果を発表。これまでは海面の温度については分析をしていたが、海の奥深い所までを対象にした調査は初めてのことだという。細かな話になるが、現在世界の海面水位は、一年間に2.95ミリのペースで上昇しているそうであるが、そのうちの約1/3 に当たる0.88ミリ分が、この水深700m までの海水温上昇が原因なのだそうである。
 ハテ、というのが正直な印象であった。十年間に0.02度、海水温が上昇したからといって、それがいったい何ほどのものなのだろう。500年かけて一度上がるという程度の変化である。しかし、たったこれだけの変化と考えてしまいがちだが、現実には、その変化がさまざまな気象現象に影響を及ぼして、一方には多雨や台風の頻発、もう一方には異常乾燥と砂漠化の進展を引き起こし、それが地球上の人間活動に様々な支障を生み、さらに社会問題を引き起こしているのである。
 この現象からの連想であるが、政治家が、国民の心をほんの少しだけでも温めることができたら、世の中は大きく変わってくるのかもしれない。そんなことを感じ考えた次第であった。

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2月12日(日) 新年に 相変わりまして おめでとう 改革者なり 広瀬宰平

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 「四国人間論ゼミ」の日。テーマは、「広瀬宰平の人生と思想」。
 広瀬宰平というのは、明治維新の時に、別子銅山の支配人をしていた男である。別子銅山が幕府の庇護のもとに産銅活動を展開していたことから、官軍側の土佐藩がその接収にやってきたとき、矢面に立ち銅山を守り切った気骨のある男である。そして明治になって以降は、国家隆盛のためには、より大量の銅を産出せねばならず、さまざまな改革を批判を恐れずに断行した男でもある。その功績によって、住友中興の祖と呼ばれることもある。
 この広瀬宰平に、こんな逸話がある。明治3年正月5日に、住友家家長の邸宅で新年宴会が行われているところにやってきた広瀬宰平が、「新年、相変わりましておめでとうございます」と挨拶をしたというのである。列席していた住友の重役たちは、吉礼を破る失礼な挨拶をとなじったというが、それに対して、宰平は、「相変わらずでは、住友家は倒れます。一同相変って旧を捨て新を取り、禍を転じて福となさねばなりません」と応酬し、平然としていたという。
 広瀬宰平は、筋金入りの改革者であったということであろう。現代の混迷の世に、教えられる人生姿勢が数多く含まれた人間論ゼミであったと思う。

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2月11日(土) 建国の 日に橿原の 樫の木の 横でひたすら 汗流すなり

 建国の日。しかし、今の私は、さまざまな式典・行事などに一切呼ばれることもないので、普段と変わりない一日である。

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 ただ、ひとつ変わったことがあったのは、橿樹舎の駐車場工事をしていただいた業者が、この日、ほかの宅地造成に伴って出てきた土を、この駐車場に付随する菜園に運び込んできてくれたことであった。そこで、私たち夫婦は、トラックから降ろした土を、菜園全体にスコップを使って撒き広げる作業をしなくてはならなかった。何分大量の土である。なかなかの重労働で、また、この日は気温も高かったので、結構な汗をかく作業となった。
 一定の作業をした後に一休み。その時に、この駐車場の一角を眺めると、そこには、樫の苗木が風に揺れていた。それは、昨年11月に、奈良の橿原神宮で手に入れてきて、この場所に植樹した苗木であった。橿原神宮といえば、日本の国を創建したと伝えられる神武天皇が、その建国を宣言した土地。それ以来、多くの人々が、苦心惨憺、この国を発展させるために力を尽くしてきた。汗を流してきた。
 それを思うと、今日、この樫の苗木の横で、夫婦がともに汗を流している姿は、この祝日に、とてもふさわしいものではないかという気がしたのであった。

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2月10日(金) 武士道の 鑑とされる 鉄舟を 若き人らと 覗いてみたよ

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 「高津人間論ゼミ」。今日のテーマは、「山岡鉄舟の人生と武士道精神」。この高津人間論ゼミのテーマ決定は、いつも参加している若者から希望を聞いて行っている。その若者たちが、山岡鉄舟の話を聞きたいという。ということは、今の若者たちは、現代社会に欠けてきている武士道精神というものに、あこがれに似た気持ちを持ち始めているということではないかと思うが、いかがであろうか。
 さて、この山岡鉄舟である。剣・書・禅の達人とよく言われるが、伝記を読めば、そのすべての分野で見事な生きざまを示している。それぞれに打ち込み始めては、その道を究めるまでやめない。自分自身の「我」が無くなるまで、一心にそれに没入する。そして、それは鉄舟の生きざまそのものとなる。
 鉄舟の最大の功績といえば、やはり西郷隆盛率いる官軍が、江戸城に迫り来った時に、命を捨てて単身で駿府に赴き、西郷隆盛に会い、将軍慶喜の恭順の意を伝え、江戸の町を戦火から救うと同時に、この日本の国を救ったことであろう。その「無私」の生きざまは実に見事である。
 私たちは、その汚れなき鑑を、ゼミの議論の中で、一緒に覗き見たのであった。

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2月9日(木) 世の中にゃ 復興・再建 やり直し そんな言葉が 闊歩するなり

 野田総理は、初代復興大臣に平野・復興担当大臣を横滑りさせ、防災担当大臣に中川・前文部科学大臣を起用する人事を発表。いよいよ明日、東日本大震災からの復興の司令塔となる「復興庁」が発足する段取りとなった。この復興庁は、復興事業の予算を一括して計上し、関連省庁に配分する権限や復興特区を認定する権限を持っていて、傘下の復興局などが被災地の要望を一括して受け付けたり(ワンストップ・サービス)、復興の基本方針などの企画を立案することとなっている。被災地の復興は、日本にとって極めて大事な課題であり、その大業の成就を願いたい。

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 しかし気にかかるのは、「復興」という言葉である。確かに地域住民などにしてみれば、元の生活を取り戻したいという願いがあるだろう。しかしそれは、創造的な営みにおいてなすべきことであり、復旧的な意識では駄目なのではないかと思うのである。新聞紙面などを見ていると、最近目につく活字は、「再建」「再編」「再生」「復旧」「やり直し」などの言葉である。これから先の展望が切り開かれないために、とりあえずは壊れかかった分を元の形に戻していこうといった姿勢が垣間見える気がするのであるが、いかがであろうか。
 私は、もっとクリエーティブで、アクティブな動きが生まれてくる必要があるのではないかと思ったのであった。

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2月8日(水) 第4次 補正予算の 成立で 歳出総額 107兆円!

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 平成23年度第4次補正予算案が、参議院本会議において、日本共産党を除く与野党の賛成多数で可決され成立した。この予算には、主なものとして、中小企業金融関係経費約7,413億円 、生活保護費負担金約1,339億円 、高齢者医療・子育て・福祉など関係経費約4,939億円、エコカー普及促進への補助金約3,000億円 、食と農林漁業の再生関係費約1,574億円 のほか、地方交付税交付金約3,608億円 などが盛り込まれている。これまでの補正で中心的であった災害対策費は、今回は約67億円 となり、山を越えた印象である。
 今回の補正全体では、一般会計については、約2兆 5,345億円 を追加し、その一方で約1兆4,227億円を修正減額。その結果、平成23年度を通じた一般会計予算の総額は、約107兆5,105億円となった。
 この金額は、日本の財政において、過去最大である。その分、新たな国債を発行したり、積み立てた基金を取り崩したり、さまざまなやり繰りをしたため、日本の財政状況はますます悪化したと言わざるを得ない。それは、もう限界を超えてしまっているというべき事態である。
 これから消費税増税議論が活発に行われることになると思うが、どんな形でこの財政赤字を解決していくのか、注視していかなくてはならないと思う。

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2月7日(火) 倉敷じゃ 地下トンネルが 水没す 海底地盤が 崩落せしゆえ

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 午後0時過ぎ、岡山県倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所で、建設工事中の海底トンネルの内部に海水が流れ込み、トンネル内で作業していた男性作業員5名が行方不明になる事故があった。これは、水島港を挟む石油精製・石油化学の関連企業が、国際競争力強化のために各社の施設を直接に結びあうパイプラインを新設し、ナフサやベンゼン、重油などの原料や製品を融通し合う「水島コンビナート・ルネッサンス計画」に基づく工事であったそうだ。
 原因はまだ不明であるが、このトンネル上の海底部に、大きな陥没が見られていることから、何らかの理由で、海底地盤が崩落し、そこから海水がトンネルに流入したものと推定される。
 この工事の元請けは、この種工事に多くの経験を有する「鹿島」であったようで、十分な安全対策をとっていたはずだと思うが、それでも事故は避けられなかったということだ。
 この報道を聞きながら、連想する。この海底トンネルは、日本政治や日本社会によく似ているのではないかと。そして、少し危なくなってきている海底地盤が、ある日突然崩落し、日本政治や日本社会を水没させてしまうことはないのだろうかと。
 これが杞憂であることを祈りたい気持ちである。

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2月6日(月) 不況とは 水の流れの 衰弱だ 本物となれ 自力で進め

 昼前、橿樹舎を出発し、今治へ向かう。この日の午後、今治市に本社のあるフリーペーパー企業「まいたうん」が主催する「不況克服セミナー」に講師として招かれていたからであった。
 今治の支援者が経営する飲食店で昼食を終えた後、会場へ。この日は、船井総研のコンサルタントと私と、二人が講師を務めることになっていた。船井総研のコンサルタントは、2012年の世界経済予想を話した。流石、多様な情報を持っていて、興味深い視点から、日本経済や世界経済を語っていた。

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 それに対して私は、経営者の基本姿勢を論じた。テーマになっている「不況克服」という言葉であるが、「況」という字は、水の流れがだんだんと強く盛んになっていくことを意味する漢字である。だから、「不況」となると、逆で、水の流れが先細りに、弱々しくなっていくことを意味している。つまり、経済不況というのは、経済全体の勢いが弱々しいくなってくる状況を意味しているわけであり、そんな中で力強く経営をしていこうとするならば、流れに身を任せるのではなく、自分自身が強くたくましく歩む姿勢にならねばならない、それは言い換えれば、経営者として本物になることなのだという論旨のもとに、お話しした次第である。

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2月5日(日) この頃は 農山村を 目指す人 増えてると言う どういうこっちゃ

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 第一回「フォレスト・トレンド勉強会」の日。テーマは、「若者はなぜ、農山村に向かうのか」。
 まだ本格的な流れとまでは言えないが、近年、長い間若者たちが忌避してきた農業や林業に戻ってきつつあるというトレンドを捉えて、論じあった次第である。
 その根本には、間違いなく若い世代における労働観の変化がある。だから、人は何のために働くのか、いかに働けば充実感や幸福感を得ることができるのかといった基本問題をまず押さえないと、このトレンドを説明することはできないのではないかと考え、昨年暮れに論じた、「職業と人生」の資料も引っ張り出してきてそれを縦軸に、そして現代の時代性を横軸に、議論を展開したのであった。
 今回のゼミには、今治から3名の参加者があった(このうち2名が初参加)が、若葉書院での勉強会に強い関心を持っていただけたようである。これから先も、ぜひ参加したいと言ってくださった。
 今回が、トレンド勉強会としては、第一回であるが、この議論を積み重ねていく中で、未来に対するより確かな展望を得たいものだと考えた次第である。

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2月4日(土) テレビなど 家電業界 大赤字 激しく動く 時代潮流

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 パナソニックが、3日、2012年3月期連結最終損益が、従来見通しの4,200億円の赤字から、7,800億円の赤字になりそうだと発表した。これは、2002年の赤字4,277億円を上回って、過去最悪の赤字ということである。その記事が、多くの新聞のトップ記事になっているところに、パナソニックの大きな存在感がある。ただ、営業利益は、タイの洪水被害や欧州債務危機などの問題によって従来予想の1,300億円から300億円 に減少したものの、営業黒字は維持する見通しである。したがって、この赤字により、すぐにパナソニックの屋台骨が揺らぐということではないようである。
 ただ問題は、この赤字体質が、他の家電会社でも同様であることである。ソニーは、2,200億円の赤字、シャープは、2,900億円の赤字、さらにNECは、1,000億円の赤字予想である。つまり、日本の家電業界全体が、特にテレビと半導体部門の不振により、会社全体の収支を悪化させているということである。
 これらは、家電企業では、大黒柱とも言うべき分野であり、その分野が深刻な体質的な問題をはらんでいるということは、これから先、それぞれの企業で大きな改革に取り組まざるを得ないということでもあろう。激しく動く時代潮流の中で、いかに活路を切り拓くのか、日本産業界の先駆け部門として注目すべき点である。

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2月3日(金) 沖縄の 海兵隊が グアムへと 移転するらし シビレ切らせて

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 今日も、沖縄問題。アメリカ政府は、沖縄の米軍普天間基地移設に伴う在沖縄海兵隊のグアム移転計画を見直すと日本政府に通告をしてきたらしい。日米両政府が2006年に発表した在日米軍再編のための工程表によれば、海兵隊員約8,000人とその家族約9,000人がグアムに移るとされていた。そしてその移転経費については、総額102.7億ドルのうち、日本側が60.9億ドルを負担する約束であった。
 しかし、今はアメリカも大きな財政赤字に苦しんでいて、軍事予算の削減を図らねばならず、グアムだけでなく、オーストラリアやハワイなどに分散配置することによって、移転経費を軽減することとしたようだ。
 そこで問題は、この移転計画が、普天間基地の名護市辺野古への移設とセットのものとして取り扱われてきたのを、分離して別問題として取り扱うことにした点である。これにより、普天間基地移設問題は、ますます不透明になった。
 要するに、アメリカは、普天間基地移設問題に日本政府が決着をつけるのを待ち切れなくなったということである。決定力を欠く日本政治、無責任な発言が目立つ日本政治に対して、それを見限った判断ともいうことができよう。

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2月2日(木) 対立が 先鋭化せる 頂きは よく滑べるもの 凍結注意だ!

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 日本列島全体に寒波到来。特に日本海側では激しい積雪となり、交通網も混乱している模様。
 一方、国会では、米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市長選挙をめぐって、真部朗・沖縄防衛局長が、その選挙区内に居住する親せきや知人のリストを提出させ、また、各候補の政策的主張を説明したうえで、必ず投票に行くようにとの講話を行ったとして、野党は、それが公務員の選挙介入ではないかと、厳しく追及する構えである。
 前任の防衛局長は、不適切な発言で、退任している。やはり、考え方に大きな違いがあり、しかもそれが先鋭化しているという問題においては、その頂点にいる責任者にウォッチャーが張り付いていて、小さな問題でも何でも、問題があればそれを大きく取り上げるというのは、よくある話である。今回も、そんな問題提起によって、足元をすくわれた形になったということであろうか。
 問題を抱えた責任者は、その頂きは積雪の上に凍結までしていて、すぐに滑る場所だと心得て、用心の上にも用心ということであろう。この問題は、現状ではこの局長が法律違反を犯しているとまでは言えないようで、今後どのように処置されるのか、興味深く思う。

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2月1日(水) 離散して もう18年に なるのかな みんなの胸には 望郷の念

 昔からよく、「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」といわれる。確かに、今日から二月になるのだが、振り返って、平成24 年も、あれ、もう一ヶ月が過ぎてしまったのかという印象である。この調子で、二月もあっという間に逃げ、三月もすぐに終わってしまうかと考えると、時間を惜しみ、毎日を全力で走って行かねばいけないと思う。
 この日は、夜、今治市で会合。その機会に、昨年12月に私たちの結婚祝賀会を開催して下さった方々のところに、その時の写真や資料を持ってあいさつ回り。十軒余り回ったわけだが、行く先々で、とても歓迎して下さった。そして、惜日の選挙戦を共に戦った思い出話に花を咲かせた。考えてみれば、衆議院の選挙が中選挙区制から小選挙区制に変更されたのが、平成6年のことであったから、あれからもう18年の歳月である。生まれたばかりの子が大学に進学する年齢。お互いに顔を見合わせては、髪が白くなったねなどと言いながら、過ぎた年月を忘れて、語り合った次第である。

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 そして夜は、昔の支援者もいる会合で、懇談。在野の政治活動の話をした。
 「中選挙区時代の今治後援会」という遠い故郷に戻って、お互いの再会を懐かしみ、喜び合うという一日であった。

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