4月30日(月) ガレキ積み そこに木を植え 防潮堤に! 一石五鳥の 良いアイデアかも!
岩手県大鎚町で、「鎮魂の森」づくりがスタート。この日は、住民とボランティアが、震災がれきで築いたモデル防潮堤に、深く根を伸ばす広葉樹の苗木を約3,000本植樹した。今回は、長さにして約50mくらいの小規模のものであったが、それには、町民たち約450人が参加したという。10年後には、この苗木は、10mもの高さに育つらしい。
震災の直後から、がれきを使って堤防を築き、その上に広葉樹を植樹して強化し、津波に強い地域づくりを進めていくべきだと提唱したのは、宮脇昭・横浜国立大学名誉教授であった。確かに、このやり方は、いろいろな問題を包括的に解決するいいアイデアではないかと思う。
第一には、自然の力を生かした防潮堤として。第二には、被災地に残るがれきを処理する方法として。第三には、自然の樹木を用いて環境整備を促進する意味で。第四には、コンクリートの堤防ではなく、樹木による森なら美観的にも好ましいから。そして第五には、当該地域内外の人たちが一緒に汗を流し作り上げることで、新しいコミュニティーが形成されるという意味で。つまり、「一石五鳥」とも言うべきアイデアだと思うのである。
人は、悲惨なことさえも、プラスに転化して、社会の発展させていかねばならない。その一つの例が、今回の取り組みにおいて示された気がしたのである。
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