9月30日(月) 半世紀 前と今とを 較べ見て 我確信せり 人類進化を
ベルギーのアントワープで開催されている世界体操において、 17歳の高校生・白井健三選手の跳馬と床運動にスポットライトが当たっている。
跳馬で注目された技は、跳馬に両手をついた後、体を伸ばした状態で全身を3回ひねりながら宙返りで着地する「後方伸身宙返り3回ひねり」というもの。跳馬といえば、日本では、東京オリンピックでの山下跳びが有名であるが、ニュースで流されていたその時の映像と見比べると 、半世紀前には、この程度の演技が金メダルだったのか、と意外な思いがするほどの進歩ぶりである。
また、床運動では、後ろ向きで踏み切って、宙返りをしながら4回体をひねって着地する技「伸身後方宙返り4回ひねり」という最高難度の技を、国際大会で初めて見事に成功させた。慣例によれば、この技には、白井選手の名前が付けられることになりそうである。
よく、時代は進んでも、人間そのものはちっとも変わらない、などといわれるが、今回の白井選手の演技を見ていると、その言葉を頭から否定したい気持ちになった。人間は、時とともに確かに進化しているのだと。勇気を与えられた気がした。
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