3月31日(月) 調査とは タテマエであり ホンネでは 商業捕鯨と 日本を断罪
平成25年度の最後の日。この日、日本の国に対して、 1つの大きな宿題が出された。
それは、オランダのハーグにある国際司法裁判所において、日本が行ってきた調査捕鯨が、「科学的研究を逸脱している」として、その中止を命ずる判決を言い渡したのである。
ここで大きな宿題と語ったのは、この裁判において日本側が主張してきた「タテマエ」論が見事に否定された判決だったからである。確かに、「国際捕鯨取締条約」では、調査捕鯨は否定されていない。そのタテマエのもとに、日本は、捕鯨活動を継続し、そこで捕らえた鯨の肉を販売してきたのであるが、やはりそのやり方は、国際社会一般の見方では、とても調査の名に値するものではなかったということである。
この判決が提起している問題は、この捕鯨の問題だけに限られるものではなく、様々な分野にまで影響を及ぼすものと思われる。日本は、いろいろな問題において、「タテマエ」と「ホンネ」を使い分ける外交を展開してきたと思うが、その流儀がこれから先は通用しなくなるというサインが、この判決に示されているのではなかろうか。私には、この機会に、国際社会でいかに日本が生きていくかを考えるきっかけにしろと指摘されている気がしたのである。
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