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4月30日(水) 掛川じゃ ねむの木学園 報徳社 心の荷物を 降ろしまた積む

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 この日も、帰路キャラバンの継続。掛川市内で、二宮尊徳翁の遺徳を偲び、その教えを全国各地に広めていこうとする「大日本報徳社」と、女優の宮城まり子さんが設立した「ねむの木学園」を訪れた。
 「大日本報徳社」は、掛川城に隣接する広い土地に、教育啓蒙を行う重厚な建物がいくつか建てられていた。職員の方にご案内して頂いたが、地域の方々に暖かく支えられながら運営されている施設とのことであり、そういう場所であればこそ、全国の人たちのシンボルとなる活動が展開できるのだと思った。
 「ねむの木学園」では、ずいぶん久しぶりに宮城まり子さんにお会いすることができ、思い出話に花を咲かせた。私は、松下政経塾在塾中に、幾度もねむの木学園の活動に参加し、子供たちとも交流していたのであった。
 ここには、子供たちの絵を展示する美術館や吉行淳之介文学館、喫茶MARIKOなどもあり、それらを合わせて、この一帯を「ねむの木村」と呼んでいる。その様子も見せていただいた。
 そしてそこから、妻の実家がある岡山県玉野市へ。これで、今回のキャラバンの終了である。
 振り返ると、これまで心にひっかかり続けていた色々な場所を訪れて、そこで、心の荷物を降ろした気がする反面、そこでまた新たな荷物を背負い込んだような気持ちである。

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4月29日(火) 久能山 東照宮や 登呂遺跡 中勘助の 記念館など 静岡市内の 雨のキャラバン

 東京での仕事を終えたので、今日は朝、東京を発って、静岡市に向かう。以前から訪問してみたいと考えていた場所を、東京からの帰路に訪ね歩こうと考えたのであった。

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 まず訪れたのが、久能山の東照宮。徳川家康の墓所がある場である。この墓前で、彼の人生に思いを巡らせる。そして続いて、登呂遺跡。弥生時代の集落跡として、教科書にもよく出てくる遺跡である。ここでは、登呂博物館の展示を見ると同時に、その同じ敷地内に建設されている染織家・芹沢銈介の美術館も訪れた。それから、駿府城公園に行き、徳川家康像と面会。さらに、『銀の匙』で知られる小説家、中勘助の文学記念館を訪れ、彼の人生を偲んだ。その後、宿泊地の掛川市まで移動し、「森林之湯」という温泉施設で入浴し、ホテル入り。
 このように、様々な場所を訪ね歩いた一日であった。
 この日は、終日雨。歴史的な場所や先人の記念館等を訪ね歩くには、雨というのも、先人の苦難に思いを巡らせることができて、なかなかに風情のあるものである。

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4月28日(月) 第2回 永田町での アカデミア 語りかけしは 山田方谷

 昨日に引き続いて、今日も東京。午前中はホテルで永田町アカデミアの準備。昼過ぎになってから、妻に自動車を運転してもらい、都内各地の挨拶まわり。そして夕刻の5時から、国会議員会館の会議室で、「第2回永田町アカデミア」の講演であった。

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 今回、「永田町アカデミア」で取り上げたのは、幕末期に、困窮する藩財政を見事に立て直したことで知られる財政家・ 山田方谷であった。少し前に、この山田方谷のことを取り上げた「山田方谷が教える7つの人生原理」という冊子を作っていたので、それを参加者に配り、彼がいかなる人生姿勢を持っていたが故に大業を成し遂げることができたのか、ということを語りかけた。ただ、ゴールデンウィーク中でもあり、参加者が前回より少なかったのが、残念であった。
 実は、今日は、私の59歳の誕生日。この永田町アカデミアの後、ホテルに戻って、そのレストランでささやかな誕生会。 59歳といえば、山田方谷が明治維新を前に、老中・板倉勝静の顧問として、幕政においても大活躍をしていた時期だと思う。それを思えば、これからの嵐の時代に、私もまだまだやらねばならないことがあるなと考えたのであった。

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4月27日(日) 健康は 体の側面 だけじゃなく 心の側もと 講演したよ

 今回東京へ出かけたのは、「POIC研究会」という、口内感染症を防いで健康を保とうというグループの招きによるものであった。そのグループが年に一度開催している大きな研究会での特別講演を依頼されたのであった。
 といっても、私はこの口内感染症のことは全く知らない。ただ、その会に参加している人達が、いろいろな問題を抱えていて元気が出ないようだから、私がいつも語っている「夢出せ!知恵出せ!元気出せ!」の考え方を話して、元気を与えて欲しいという依頼を受けてお引き受けしたのであった。
 そこで私からは、人が健康であるためには、肉体面からそれを考えると同時に、心の面からも考えねばならないことではないかと問題提起をして、その心の健康のために、夢と知恵と元気の三要素が大切なことなのだと語りかけた。そしてさらに、具体的な人生姿勢として、いくつかのことを重視して欲しいと具体的なお話を申し上げた。参加者は、最初は何を話し出すんだろうかというような表情であったが、だんだんと真剣に耳を傾けてくれるようになり、とても集中度の高い講演会になったのではないかと思う。

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 その後は、昔の東京の仲間たちが集まってくれての昼食会。そしてそれを終えて後は、上野の国立博物館で開催されていた「栄西禅師と建仁寺」展を見に行って、さらに夜は、孔健さんと意見交換しつつ夕食。

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4月26日(土) 松本城 安曇野の春 諏訪大社 多くの刺激と 感動の旅

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 昨晩は松本市内で宿泊。今日は朝から、自動車でこれまで気になっていた場所を訪れることにする。
 まず訪れたのが、松本市内の深志神社と松本城。これまで幾度も松本市に来ているが、いつも用事を抱えての訪問であり、ゆっくりと滞在することがなかったので、これらは、気になりながらも訪ねたことがなかった場所であった。
 それから次に向かったのが、安曇野市。 NHKの朝ドラ『おひさま』の舞台になった町であり、美しい自然景観が多くの人に愛されている。ここでは広いわさび畑を観光資源とする「大王わさび農場」を訪れ、しばしゆったりと流れる時間を体感した後、その近くにあった「早春賦の碑」を訪れて、安曇野の春を味わった。
 そしてさらにそこから向かったのが、諏訪大社。諏訪湖周辺に4箇所ある神社を次々に巡って、古代からの信仰に思いを巡らせた。春宮の近くにあった、岡本太郎が激賞したという「万治の石仏」も訪れた。
 そしてそこから、東京へ。この春、大学院に進学をした娘と夕食をともにする約束をしていたからであった。その娘が案内してくれた場所は、「ザ・ロックアップ」という名の監獄レストラン。せっかく東京まで来たのだから、地方では体験できない場所で食事をという趣向であったが、なんとも不思議な料理と雰囲気の店であった。
 いろいろな刺激と感動に満ちた一日であった。

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4月25日(金) 今回の 東京キャラバン 道中に 多くの宿題 背負いけるかな

 この日の朝、妻とともに橿樹舎を発って、自家用車「インサイト四国号」で、まずは松本市に向かう。東京で開かれるある研究会の特別講演に招かれた機会に、これから1週間かけて、各地を巡るキャラバン活動を行う予定である。

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 まず松本市に向かったのは、この街で額縁製造をしている田中庄市さんを訪ねるためであった。田中さんは、私とはもう四半世紀にわたる長いお付き合いとなるが、OAK・TREE誌のとても熱心な読者で、いつも全誌面に目を通してくださり、鋭い指摘をしてくださると同時に、温かく見守ってくださっている方である。OAK・TREE誌が創刊30年を迎えたこの時に、様々なご意見を聞かせていただこうと考えたのであった。田中さんは、私たちを暖かく迎えて下さり、土地の人しか知らないと思われるような蕎麦屋で、酒杯を傾けながら語り合った。
 今回のキャラバンでは、東京への往復の道中で、これまでずっと気に掛かってきた場所を訪ねる予定である。いわば、これまで私の胸の中で宿題として残っていた場所を訪ねて、その荷物を可能ならば少しでも下ろしたいと考えている。 ぜひとも有意義なキャラバンにしたいと思う。

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4月24日(木) オバマさん 昨晩食った スシの味 外交同じと 首脳外交

 オバマ米大統領は、昨晩、アジア歴訪の最初の訪問地として日本を選び、大統領専用機で到着。その後、安倍総理と、銀座にある有名なすし店で、夕食をともにしたと報じられた。
 今日は、皇居で歓迎行事が行われた後、日米首脳会談が開かれ、その後、共同記者会見が行われた。その後、大統領は、日本科学未来館や明治神宮を訪れ、夜は、宮中晩さん会に臨んだ。国賓としての来日であったが、日本の滞在時間が短かったせいもあって、超多忙な訪問日程となったようである。

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 オバマ大統領は、昨晩食べた寿司について、「私の生涯で最も旨い寿司だった」と語ったそうである。この店は、ミシュランの3つ星評価を連続して受けている店だそうで、値段は1人3万円以上ということだそうだ。なんでも、口に入れた途端に握った寿司が解けていく感じで、自然に香りと味が口じゅうに広がると評価されていた。そのコツは、握る時に、内側をあまり固く握りしめないことなのだそうだ。
 考えてみれば、これは、政治のコツである。また外交のコツでもある。あまり内側にいる人たちに窮屈な思いをさせないようなゆとりを残しながらも、外面には強固なものを作り上げる…。オバマ大統領は、その寿司を食べながら、何を思ったのであろうか…。

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4月23日(水) 高知県 大川村での 研修会 自分が源流 その意識持て!

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 高知県大川村に出かける。和田知士・村長から、大川村役場で働いている若い村職員を対象とする講演を依頼されたからであった。
 この大川村については、これまでにも幾度もご紹介してきているが、人口が400人弱しかいない、陸地部としては日本で一番小さな地方自治体である。しかし、和田村長を始めとして、そんな小さな村を何とか盛り立てていこうと、村職員のみなさんはよく頑張っている。そんな姿が好きで、私も、この村はよく訪問している。
 今回の研修講演では、村おこしに必要とされる基本的な考え方についてお話しさせていただいた。そして、大川村についての提案を、イラ短で表現したものを用いて、村としての様々な可能性を指摘した。
 その話の要点は、 村職員が頑張らなければ、この村が衰退していくのを止めることはできないのだから、職員自身が、夢と知恵と元気の源流になる意識で、積極的にやっていこうではないかということであった。できない条件ばかりを列挙して、だからダメだなどと言っていては、何も生まれては来ないだろう。
 職員たちは、とても熱心に話を聞いてくださった。これから何かが生まれてきそうな気がした研修会であった。

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4月22日(火) 靖国の 春季大祭 大臣含め 国会議員が 大挙参拝

 超党派の国会議員が参加している「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、この日午前、春季例大祭が行われている靖国神社を集団参拝した。参拝した国会議員の数は、146名(一部報道では、147名)。その中には、新藤義孝・総務大臣や数名の副大臣、また、官房副長官や首相補佐官も含まれていた。安倍総理大臣は、参拝はしなかったものの、真榊を奉納した。
 これでまた、中国や韓国からの日本政府批判が強まることが予想される。また、翌23日には、オバマ・米大統領の来日も予定されていることから、その首脳同士の話し合いへの影響を懸念する声も生まれている。

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 この靖国神社参拝に対する諸外国の反発は、日本人の立場からはなかなか理解しがたいことであるが、要するに、日本が、第二次世界大戦の敗戦国であることを、もっと日本政府は強く自覚しろ、ということなのだと思う。 特に、中国や韓国は、底流に儒教道徳が流れている国だけに、縦の序列を重視しているということであろうか、戦争に勝利した国の国際的地位の優位を、日本政府がきちんと認めろということなのだろう…。
 となると、この問題の解決は容易なことではない。もう一度戦争をして、決着をつけ直さない限り、永遠にこの種の問題が続くということにもなりかねない。因果な話である。

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4月21日(月) テロから一年 ボストンマラソン スポーツ讃美と 暴力讃美の リングとなるか??

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 この日、第118回ボストンマラソンが開催された。このマラソン大会は、米国東海岸のボストンで毎年4月に開催されているもので、 1897年に第一回目が開催された歴史ある大会で、 近代オリンピックに次いで古いスポーツ大会とされている。
 ところが、昨年のこのボストンマラソンでは、ゴール近くで爆弾テロ事件が発生。 3人が死亡、 282人が負傷した大事件で、その直後に、マラソン大会が途中で中断された。犯人は、チェチェン共和国系の青年(兄弟)2人とされ、当初は、政治的背景が報じられたが、今も、その背景はよくわからないという。
 その事件から1年。今回は、世界96カ国から3万6,000人ものランナーが参加して、昨年より約9,000人多いマラソン大会となった。その様子が報じられていたが、「スポーツは平和を願う祭典であり、テロには決して屈しない」という参加者の声が紹介されていた。警察の警戒も厳重で、約3,000人の制服警察官が警戒に当たったほか、観衆の中に約500人の私服と警官が入り、不審者の警戒に当たったという。
 考えてみれば、スポーツも、基本的には優劣をかけた闘い。暴力とは紙一重の違いとも言える。ボストンマラソンの風景をテレビで見ながら、平和と戦争の意識的せめぎ合いを感じたのであった。

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4月20日(日) 現代は リベラリズムの 「正」価値と 社会の「善」価値 「幸福」の価値

 「教師人間論ゼミ」の日。今日取り上げたテーマは、「ネル・ノディングス著『教育の哲学』再読」。昨年暮れに、この本を使って一度勉強会を開催したが、難解な本だったので、十分に消化しきれない印象があり、改めて今回、この本を読み直す勉強会を開催したのであった。

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 ネル・ノディングスは、近代社会にあっては、人々は、リベラリズムの「正」の価値とコミュニタリアニズムの「善」価値の間において、矛盾や対立、葛藤を抱えていると論じている。つまり、リベラリズムは、基本的に個人の自立に重点を置く考え方であり、コミュニタリアニズムは、社会全体の秩序に重点を置く考え方であるとして、これらが、うまく調和点を形成できず、人々を苦しめているというのである。
 そこで、ネル・ノディングスは、この両者をアウフへーベン(止揚)するものとして、「家族」という単位を足場にして、「幸福」という価値を重視する考え方を打ち出しているのである。
 この視点は、とても興味深い。個人主義に偏することもなく、また全体主義に陥ることもない。自分の身近なところで、自分自身の実感を重視する生き方を考えるべきだという主張に、深く考えさせる点があった。

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4月19日(土) 様々な 主張や見解 織り交ぜて 論じ合うこそ 楽しかりけり

 日本古代史の中で最大の関心事とされるのが、古代国家・邪馬台国の存在である。その所在地をめぐっては、日本各地が、我が地域こそが邪馬台国の所在地と名乗りを上げている。
 そんな邪馬台国の謎を追いかける研究者や専門家が集って、全国組織「全国邪馬台国連絡協議会」が、この日、東京都内で発足したのだそうだ。個人会員の他に、団体として15の研究会が加盟していて、さまざまな考え方を持つ人たちが、一緒に発表を行い、また相互に交流を深めることを通して、この邪馬台国をめぐる謎の解明と研究の活性化を目指すとしている。

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 中国の『魏志倭人伝』などの記述によれば、男の王では、混乱が続いていた邪馬台国が、卑弥呼が王となると、うまく治まるようになったという。ほとんど人前にも姿を現さなかったという。それだけに、その卑弥呼の人物像にも大きな興味と関心が寄せられているようである。
 今の日本も、さまざまな考え方が入り交じり、何かにつけて混乱する社会である。そんな社会をうまく治める卑弥呼のような存在とは、どんな人物なのであろうか。この話を聞きながら、そんなことを考えたのであった。

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4月18日(金) 安倍総理 アベノミクスの 日陰まで 光当てんと 国内行脚

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 ニュースを見ていると、安倍総理の国内視察行脚の様子が報じられていた。調べてみると、今日は、午前中に官邸で打ち合わせを終えた後、大阪に出かけていて、そこで、ステンレス加工販売業「天彦産業」、鋳鋼メーカー「興国鋳鋼所」、バネ製造販売業「栄光技研」の3社を次々に視察したようである。そしてその後に、日本一高いビル「あべのハルカスを、日本維新の会の松井一郎・大阪府知事、橋下徹・大阪市長らとともに訪問。また、その後、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新アトラクション発表記念式典にも出席して挨拶をし、ここではケネディー駐日米大使と同席をしたと報じられている。
 総理が動けば、総理番記者たちもそれに合わせて動く。そこに何らかのニュースバリューを伴うものがあれば、それがニュースとなって報じられる。政権にとってみれば、この総理の行動が、政権にとっての広報活動ともいえるだろう。さしずめ今回の大阪訪問は、アベノミクスの恩恵は大企業だけに向けられたものとの批判に対して、中小企業を訪問し、そこにも光が当たるのだとアピールすることによって、政権の支持を高める意図があったのであろうか。加えて、 日本維新の会との関係も強く印象づける意図があったのかもしれない。
 それにしても、総理というのは、休日も何もなく日本各地や世界を駆け巡り、本当にご苦労な仕事だと思う。

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4月17日(木) うららかな 春の日差しに 誘われて 元選挙区を 水戸黄門す

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 昨日、 OAK・TREE 5月号の最終校正作業まで終えて、ほっと一息。今日は、久しぶりに外回りをすることとした。
 今年は、少し前まで気候が不安定で、少し暖かくなったかと思えば、次にはずいぶん冷え込むというような日が続いた。しかし、 4月も折り返し点を過ぎて、ようやく春のうららかな日差しになってきたようである。
 それに誘われるように、今日は、色々な人を訪ね歩いた。今回回った地域は、衆議院時代の選挙区であった四国中央市。旧知の方々のところを訪ねて、私の近況を報告したり、地域の状況や景気の具合などを聞かせていただいた。歩き回れば色々な情報が得られてくる。また、新しい問題意識も生まれてくる。水戸黄門様の行脚気分であった。
 加えてこの日は、若葉書院を訪れて、水の不具合を直すことにも取り組んだ。調べてみれば、パイプの接合部分が外れていただけで、簡単に直すことができた。水温も、少し高くなってきていて、とても心地よかった。
 若葉書院周辺の桜も、ほとんど散って、新緑の季節に移行しつつあった。この好季節、私も、もっともっと活動的にならねばならないなと思ったのであった。

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4月16日(水) 韓国で 船が沈没 高校生など 今も多くが 行方不明だ…

 この日の朝、午前9時ごろ、韓国南西部の珍島周辺を航行中の旅客船「セウォル号」が遭難信号を発信。その2時間後の午前11時ごろに、船は沈没した。乗員乗客合わせて462人が乗っていたそうであるが、この日のうちに、 174人が救出された一方、 4人の死亡が確認され、さらに280人余りが行方不明になっているという。大惨事となりそうな様子である。
 この船には、京畿道安山市の高校生325人が、修学旅行のために乗船していたそうである。楽しいはずの修学旅行が、この事故で一気に暗転。かなり多くの高校生が行方不明になっているそうであるが、 1人でも多くの乗客の救出を心から願いたいと思う。

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 それにしても、この当時、この海域ではそれ程波が高くなかったという。だから、何が原因で、このような大事故になってしまったのか、未だ明らかではない。これから段々とその原因が明らかにされることだと思うが、改めて、人生というもの、その先のことはわからないものだという思いを深くした次第である。 「明日ありと思ふ心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」という親鸞の歌が、心の中で幾度も響きわたっていたのであった。

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4月15日(火) 人口減 高齢者増 生産者 年齢人口 8000万切る

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 総務省が、2013年10月1日現在の日本の人口推計を発表。それによれば、日本の総人口は。前年より21万7,000人減少し、 1億2,729万8,000人となったようだ。前年対比0.17%の減少である。この人口減少は3年連続であり、しかも減少幅が大きくなっている傾向から、いよいよ日本社会は人口減少社会になってきたと言えそうである。
 今回の人口推計では、他にも顕著なことがあった。それは、 1つには、 65歳以上の高齢者人口が3,189万8,000人となり、総人口に占める割合が25.1%と、初めて25%を突破したことである。いよいよ本格的高齢社会の到来である。それからもう一つは生産年齢人口が、 7,901万人となり、 32年ぶりに8,000万人を下回るということになった。少子高齢化の進展の中で、労働力不足が深刻化してきていると言えそうだ。
 この世の中で変化は当然のこととは言いながら、これらの数字を見ていると、日本社会はかなり大きな質的変化の中にあると言えそうである。その変化の中で、この日本社会の基盤が、かなり大きく揺れている。ここに溜まってきているストレスが、いつの日にか大きく弾けて、日本社会全体に大地震を引き起こさねば良いがと案じたのであった。

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4月14日(月) 来年が 米大統領 リンカーンが 狙撃をされて 150年…か! 江戸時代のこと…

 今日、4月14日という日がどんな日だろうかと、インターネットを調べてみると、私の目を引く事件が2つあった。
 その一つが、アメリカ大統領リンカーンが、家族と共にフォード劇場に観劇に行っていた時に、幕間に暴漢によって狙撃されたことである。これが、1865年のこと。日本の元号で言うならば、慶応元年。江戸時代の末期である。
 リンカーンといえば、南北戦争と奴隷解放。そんな仕事をなし遂げたのが江戸時代末期のことだと言われると、私の意識の中にある時計と一致しない印象になる。日本における江戸時代末期に、こんな先進的な思想を胸に抱いて民主的な政治を行う人物がアメリカにいたのかと驚きを禁じえないのである。

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 それからもうひとつの事件というのが、巨大客船タイタニック号が、その処女航海中に氷山と衝突したことである。タイタニック号は、この翌日に沈没し、数多くの乗客がその犠牲となった。これが1912年のことであり、今から約100年前のことである。日本の元号では、大正元年になる。これも、なかなかイメージが合致しない。
 私たちは、往々にして自分が胸に持っている尺度で物事を測ろうとするが、それはとても頼りのないことだと改めて思ったのであった。

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4月13日(日) 植物を 友とし神とし ひたすらに 求め歩みし 博士の人生

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 今回の「四国人間論ゼミ」では、牧野富太郎博士を取り上げた。
 牧野博士は、江戸時代末期の文久2年、 今現在の高知県佐川町で生まれた。少年時代から、植物に尋常ならない強い関心を持っていて、時間を見つけては植物採集などに取り組んでいたようである。それが、明治17年、本人が22歳の時に上京し、東京帝国大学の植物学教室に出入りしながら研究に取り組むようになり、全身全霊を傾けて植物研究に打ち込むようになった。数多くの植物新種を発見したり、命名したり、また様々な植物に関する書籍を世に出した。それが晩年の90歳過ぎまで続き、まさに一生涯を植物研究に打ち込んだ人だと表現して過言はないだろう。
 博士は、植物を自分の友達とし、または神として尊崇し、植物と共に生きた。博士の思想は、その植物研究の営みの中から生み出されてきたものだと思う。
 そのひたむきな生き様、そしてそんな人生を面白おかしく楽しみながら生き抜いた生き様、それがとても爽やかで魅力的であった。

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4月12日(土) 広島は 非核国家の 外相集め 核無き世界を 論じけるとや…

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 核兵器を持たない12カ国の外務大臣が広島に集まり、核軍縮外相会合が開催された。議長は、日本の岸田外務大臣。この会合の最後には、「広島宣言」が採択された。
 その「広島宣言」は、核保有国に核兵器削減を求めると同時に、核戦力に関する情報の透明性を向上させ、核兵器の役割を低減させていくことを求めている。そしてその最後には、「核兵器の非人道的影響に関する議論は、核のない世界という目標に向け国際社会を結束させる触媒であるべきだ。国境と世代を超えて核の非人道性に関する認識を広げる重要性を強調する」と、今後の議論の方向を示して、この宣言文を結んでいる。
 被爆者たちからは、この宣言において「核兵器禁止条約」を締結への具体的道筋が示されなかったことに対して、不満や失望の声が相次いだという。
 これはおそらく、世界で唯一の被爆国である日本政府のあいまいな姿勢に対する批判でもあるのだろう。かつて「核兵器廃絶を求める共同声明」に対する日本政府の姿勢が問題になったこともあったが、現実の軍事的パワーバランス重視の立場と、理想的核廃絶論の間で、いつも日本は揺れ動いてきた。足場が定まらない議論では、国際社会を動かす力は生まれまい。一考すべきことがあると思う。

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4月11日(金) 外国を 見たこともなき 青年に 目を見開けと 語る困難

 「高津人間論ゼミ」。今回は、5月末に予定している台湾の旅を前に、「台湾の歴史」を語り、その歴史において、今回の訪問予定地がどのような位置づけになるものなのか、そして、日本の先人たちが、そこで如何なる活躍をしたのか、といったことを語りかけた。
 台湾の歴史を振り返ってみると、台湾住民自身がその統治体制を作り上げたというのは、わずか20年ほど前からのことである。それまでは、常に外部からやってきた統治者が、台湾を支配してきた。日本も、明治28年に清国から台湾を譲渡され、昭和20年に戦争に敗れて統治権を放棄するまで、ちょうど50年間、植民地として統治した。それにもかかわらず、今現在も、台湾の人たちは日本に強い親しみを持っている。それは、日本の先人たちが、心を尽くして台湾のために働いたからである。そんな姿をぜひ日本の若者たちに見てもらいたいと願っている。

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 実は、高津人間論ゼミに参加する青年たちは、これまでに海外を旅したことがない人たちがほとんどである。だからこそ、今回の台湾の旅で、海外に目を開いてほしいと願った。しかし現実には、これがなかなか難しい。一度も海外を旅したことのない人にとって、国境を超えることは、容易なことではないようだ。
 豊田佐吉の言葉「障子を開けてみよ。外は広いぞ」、この言葉を青年たちに贈りたいと思った。

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4月10日(木) 日米の TPPの 交渉は 舞台準備を ほぼ終われるか

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉をめぐる日米の閣僚協議は、この日、二日間の日程を終了。 18時間にわたって協議を行ったのであるが、議論は決着には至らず、この4月24日に行われる予定の日米首脳会談に向けて、さらに交渉を継続することとなった。この種の協議は、それぞれに様々な種類の利益団体を背景に抱えていて、それらが全て納得をする交渉結果を導き出すことは、神ならぬ身にはとても不可能である。しかし交渉である以上、どこかでは結論を得なくてはならず、これから残されたわずかな時間の間に、もう落としどころを作り上げるかが問われることになろう。

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 ただ、少しうがった見方かもしれないが、今回の閣僚協議を通して、その落としどころについて、ほぼ両者の間で合意が形成されているのではないかという気もする。つまり、舞台準備はほぼ整って、後は、今晩の日米首脳会談において、両首脳が最終決断を下すというショーアップ効果を狙ってるような気もするのである。
 政治とは「まつりごと」。いかに効果的に演出するかということも大切である。 2週間後の首脳会談の結果やいかん。劇的なクライマックスがあるのかどうか、興味深い点である。

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4月9日(水) 吉野川 源流の村 大川で 滝を巡りて 先人思う

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 高知県大川村へのキャラバン。今回の訪問は、四月下旬に、村職員を対象とする研修講演を行うことになっていて、その打ち合わせを兼ねたものであった。そして、せっかくの訪問だったので、村長にお願いして、村内の滝巡りをさせてもらった。 
 大川村は、四国三郎と呼ばれる大河・吉野川の源流地にある村である。四国山地から流れ出る水が、滝となって迸り出て、吉野川に流れ込んでくる。だから、この村の中だけでも、数多くの滝がある。高さ100メートルからまっすぐに流れ落ちる「小金滝」。幹線道路から間近に流れることの出来る美しい滝「翁の滝」や「銚子の滝」。深い色をたたえた滝壺が魅力の「妃が淵」などである。
 大川村では、これらの滝の活用を考えているそうである。そこで私から問題提起したのは、世の中全体が枝葉末節のことに振り回されている不安感から、より根本的なものを求める気分を生み出してきていることであった。そして、その大河を人類のとうとうと流れる歴史に重ね合わせたとき、その源をなす土地とは、人類の思想の源に思いを巡らせる取り組みにふさわしいのではないかと提案したのであった。そんな気持ちで滝を眺めていると、滝が人類の思想に大きな足跡を残した先人の姿に重なって見えてきた。今後、その可能性を追い求めてみたいと考える。

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4月8日(火) 本年の 本屋大賞 瀬戸内の 海賊小説 選ばれしとや

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 今年の「本屋大賞」が、発表された。和田竜氏の、「村上海賊の娘」が大賞であった。これは、まだ私が読んでいない本であるが、16世紀後半の戦国時代に、瀬戸内海を支配下に置いていた村上水軍を題材にした歴史小説のようである。これまでに、上下巻合わせて約75万部のベストセラーとなっているそうだ。
 私は、これまで、あまりベストセラー小説と呼ばれるものを読みたいとは思わなかった。しかし、この本は是非いちど読んでみたいと思っている。なぜそう思うかといえば、海の上に覇権を求めた海賊たちが、信長や秀吉などの陸上の覇者と、どう考え方が違っていたのかという点について、もっと知りたいと思うからである。
 それは、いま日本の国が遭遇している困難と、無関係ではない。つまり、このしばらく、海の国・日本が、陸の国・中国からの強い圧力を受けて、外交的に苦戦をしている。そして、この深刻な対立の中、いかに海の国が生き残っていけばいいものかという基本問題を考えてみたいと思うのである。
 百獣の王・ライオンも、水の中では、その力を発揮することは出来まい。逆もまた真なりである。それを考え違いするところから、大国が失敗を繰り返してきた歴史がある…。

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4月7日(月) ゴミ箱が ゴミ汚ないと 言う如く 政治家断罪? それって何だ…

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 みんなの党の渡辺喜美代表が、突如、代表辞任を発表。党内で予想を超えて辞任論が広がる中で、もうこれ以上代表の座にとどまることはできないと判断したのであろう。ただ、今回の8億円借り入れをめぐって、自分に法律違反はないと説明していて、ここで一度は代表から身を引くが、みんなの党内が大きく混乱をしたときには、再登板できる状況に身を置いておこうというスタンスのようだ。
 渡辺氏はこのお金について十分な説明をしていないので、真実が明らかになっているとはとても思えないが、責任を認めて代表辞任をしたことで、とりあえずこの問題の幕引きが行われることになるのであろう。
 それにしても、かつて、「政治家に倫理を求めるのは、八百屋で魚を求めるようなものだ」と語った元総理がいたが、私にはその言葉がよくわかる気がする。政治というのは、基本的には社会の中の諸問題が吹き集められる場である。例えが良くないかもしれないが、社会がきれいであるために、そこから出てくるゴミが、永田町に集まっているのである。だから、政治とは、ゴミ収集処理業である。しかしその一方で、それを担う政治家は、綺麗でなくてはならないというのは、矛盾した論理とは言えないだろうか。政治が清潔なものであってほしいという願望は分かるが、果たしてそれが本当に本質的問題なのだろうかという基本問題を感じてならないのである。

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4月6日(日) 里山は 日本人の 心象風景 そこへ戻れと 藻谷氏の本

 平成26年度が始まって初めての勉強会となる「フォレスト・トレンド勉強会」を開催。今回取り上げたのは、 少し前に「新書大賞2014」を受賞した『里山資本主義』という本であった。
 この本は、NHK広島放送局が制作した、中国地方の山間地域などで生まれる新しい胎動を紹介したテレビ番組をもとに、『デフレの正体』の著者・藻谷浩介氏が加わって、書籍化をしたものである。一般的に、問題が山積した状況で、もうどこにも解決の道筋が見えないとされる過疎地域が、現実には、新しい考え方を持つ人たちによって、確かに動き始めている姿を紹介しているものである。

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 その根底には、ひたすらに利益の増大ばかりを追い求めるグローバル資本主義への強い批判がある。もっと人間らしい生活を大事にし、自然環境とよく響き合う、安心できる生き方を求めたいとする思想が宿っているのではないか。そこへ戻るならば、新しい可能性が必ず開かれてくるに違いない、だから、その挑戦を小さなところからでも、はじめようではないかという、高らかに進軍ラッパを吹き鳴らしている本であった。 
 この本の中に流れている考え方は、私が長く提唱して来た「人間の森文明」に相通ずるものがあると思った。これからさらに、この本も材料にしながら、思索を深めていきたいと思う。

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4月5日(土) あまちゃんの 三陸鉄道 ようやくに 全線開通 住民の ノスタルジアかも 津波の前の…

 昨年のNHK朝ドラの舞台となった「三陸鉄道」が、ようやく全線開通の日を迎えることになった。今日が、南リアス線の不通区間、そして明日6日には、北リアス線の不通区間が復旧される。その両者をつなぐJR山田線は、未だ復旧されていないが、東日本大震災から、3年余を経て、地域住民たちから、その復旧のシンボルとしてきた鉄道が、とにもかくにも全面復旧されたということである。なお、JR山田線についても、JRで、施設を復旧した上で、三陸鉄道に経営移管される方針で話が進んでいるということである。心からお慶び申し上げたいと思う。

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 実は、私は、昭和60年の年初、岩手県の田野畑村で行政実習を行っていた。冬の一番寒い期間、ここに滞在して、様々な行政実務を勉強していた。その実習を終えた直後に、この三陸鉄道が、開通したのであった。だから.、あまちゃんのドラマを見ながら、それが人事に思えないところがあったのである。
 この鉄道は、乗客数の少ない赤字路線である。だから、開通したからといって、それで万々歳というわけではない。むしろこれからが大変だろうと思う。しかし、大きな自然災害から立ち上がるには、心を燃やすドラマも重要である。かつての生活を取り戻すという、ノスタルジアに立脚するドラマも、被災した人々の心に、確かに勇気を与えるに違いないと思うから…。

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4月4日(金) メタボとか 高血圧の 規準値が 大きく変わる? 嬉しいけれど…

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 日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、血圧や肥満度などについて、健康診断や人間ドックで「異常なし」とする値を緩めると発表。これは、2011年に人間ドックを受けた約150万人について、「健康」と判断された5万人の数値を調査したところ、これまでの基準値よりも、血圧やコレステロール値が高い人でも健康であると判断し、その基準値を改めることにしたものである。
 その主なものを取り上げると、例えば血圧においては、これまで収縮期血圧が130未満でなくてはならないとしていた基準値が、88から147となり、拡張期血圧も85未満とされていたものが51から94に変更されることになった。また、メタボの問題に関連してよく取り上げられる肥満度BMIの数値も、これまでは男女ともに25未満が、普通の肥満度であるとされていたのに対し、今回の見直しでは、健康な肥満度が男性においては18.5から27.7になり、女性においては16.8から26.1となっている。その他、総コレステロール値や肝機能をめぐるGPTの数値なども、ずいぶん緩和された。
 日本人間ドック学会では、これら新基準を6月に正式に決定し、来年4月から運用する予定だという。この数値を当てはめるならば、私の場合、血液検査の問題数値がないということになる。嬉しいには嬉しいが、何かキツネにだまされたような気分である。

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4月3日(木) チリからの 津波は結局 60センチ いささか気懸かり 過剰反応!

 前日のチリ北部沖で発生した大地震の津波が、この日の午前7時ごろ、日本にもやってきた。その最大潮位は、久慈市の約60センチであったという。その他地域も、 30センチ程度の津波を観測したが、特に何かの被害があったという情報はない。たいしたことがなくてよかったと、胸をなで降ろす。
 テレビニュースも、前日にはこの話題で一色であったが、午後6時にすべての注意報が解除された後は、一気に沈静化。結局は、「泰山鳴動して、ネズミ一匹」という結果であった。

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 この一連の報道を見ていて感じたのは、災害予想報道に関する過剰反応ぶりであった。今回の津波の問題のみならず、台風であれ、降雪であれ、豪雨であれ、竜巻であれ、その報道がいつも必要以上に危険を煽るものになっていることが気になって仕方がない。これはおそらくは、過小評価に基づいて報じた場合に、もし万一それ以上の災害が発生したとすると、その後批判されたり、場合によれば裁判にも訴えられかねないと懸念しているからであろうか。
 同様のことが、様々なところで見られる。あえて必要以上に深刻な事態を報じて、その後の責任追及を逃れようとする姿勢が目に付いてならなかったのである。

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4月2日(水) チリ沖で 巨大地震が 発生し 3年前への フラッシュバック

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 南米のチリ北部の沖合で、この日の午前8時46分(日本時間)、マグニチュード8.2の巨大地震が発生した。
 日本では、この規模の地震が起きれば、経験的に、大きな津波が太平洋を越えて押し寄せてきていることから、早速、津波に対する警戒が始まった。ただ、日本にやってくるまでほぼ一日の時間的な猶予があることから、ハワイなどで得られる津波観測データなどを基に、今後どのような形で警報や注意報を出すことにするか、決定するということである。
 多くの人も同様であったと思うが、私がこのニュースに接して思ったのは、約3年前に起きた東日本大地震と大津波であった。特に、数多くの死者や行方不明者を出した原因は、地震そのものではなく、その後の大津波であったことから、つい身構えてしまった人も多かったのではなかろうか。この東日本大震災の時の津波の最高潮位は、その後の調査によって、女川町での43.3メートルとされている。とんでもない津波であった。
 自然災害は、いつ何時起きてくるかわからない。「災害は、忘れた頃にやってくる」という有名な言葉もある。過去の経験に学び、より良い対応をすることが大事だと改めて考えた。

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4月1日(火) 消費税 STAP細胞 入社式 百花繚乱 エープリルだね

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 平成26年度の幕開けは、いろいろな話題が提供されるせわしないものであった。
 その第一は、なんといっても、消費税が5%から8%にアップしたことである。テレビでは、その増税に対する消費者の声や販売店・中小企業などの対応ぶりが紹介されていた。
 第二には、少し前に大きな話題になったSTAP細胞に関することである。世紀の大発見いう評価から、一気に疑惑の渦中に巻き込まれてしまった「STAP細胞」 。この日、小保方晴子研究ユニットリーダーが所属する理化学研究所の調査委員会は、発表された論文の信頼性が低く、その論文中には「不正があった」と認定した。多くの人が信頼を寄せる科学研究における不祥事に、多くの人が戸惑っている印象である。
 それから、これはいつものことではあるが、日本各地の企業での入社式。数多くの新社会人が生まれ、テレビ画面上では、これからの仕事に対する抱負を語っていた。
 周りを見渡せば、いつの間にか冬の単調な景色から、聞きさまざまな花が咲き乱れる百花繚乱の景色に変わってきている。世の中も、春を迎え、これから賑やかになっていくのかなと思われたのであった。

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