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9月18日(木) 調査もダメと IWCの 総会が 決議採択 海は一つと

 スロベニアで開催中の国際捕鯨委員会(IWC)総会は、この日最終日を迎え、日本の調査捕鯨を事実上先延ばしにすることを求めたニュージーランド決議案を賛成多数で可決。日本の代表は、この決議に対して、法的な拘束力がないことから、調査捕鯨の再開は可能だとコメントをしていたが、現実的には、国際的世論の反発を考えれば、一筋縄ではいかない状況に追い込まれたと判断すべきだろう。

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 この鯨の捕獲をめぐっては、これまでも様々な議論が行われてきた。その中で一考に値する論の1つに、欧米諸国では、牛や豚を屠殺し、大量の肉を食しているにもかかわらず、なぜクジラやイルカの肉食だけがこのように批判の対象となるのか、という点がある。これらは生物としては同じであり、より人間に身近な生物という意味では、むしろ牛や豚の方が批判の対象になっても不思議ではない。
 結局は、世界中の海がひとつに繋がっていて、特定の国だけがその海の生物を捕獲する権利を主張することの違和感があるということではなかろうか。加えて言えば、鯨の場合は、それを捕獲して命を奪うプロセスが映像化され、多くの人の目にさらされていることも、同情心をかき立てているのかもしれない。この問題は、条約の法文だけで判断できる問題ではないことを理解する必要があるのではなかろうか。

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