10月31日(土) エジプトで 旅客機墜落 ISが 犯行声明 ロシアは敵だと…
エジプト・シナイ半島南部の保養地、シャルムエルシェイクの空港から飛び立ったロシア・コガルイム航空のエアバスA321旅客機が、離陸20分後に、シナイ半島北部で墜落。搭乗していた224人の乗客・乗員は全てがロシア人とのことだが、全員が死亡したとみられている。
この事故で気がかりなのは、この飛行機が、墜落の直前まで順調に飛行していたとみられること、そして、少し前からロシア軍が攻撃を始めた「IS」の支部を名乗る組織が、自らの犯行であると、インターネット上で発表しているとの情報があることである。とすれば、この墜落事故は、ISによるテロの可能性がある。細かな状況はよくわからないが、ISが高度1万メートルの航空機を狙って撃ち落とすミサイルを保有しているとは考えにくいので、おそらくは、何らかの形で機内に持ち込まれた爆発物による機体破壊が原因ではないかと想像できる。
原因究明はこれから進められることになるだろうが、もしも今回の事故がテロリストによる犯行だとするならば、これからは、安心して飛行機に乗ることもできない世の中になってきたということになる。テロリストたちから敵国だとみなされれば、その国に関係する飛行機が次々に狙われるに違いないからである。もちろん、安全を確保するための検査体制は強化されるだろうが、全ての荷物を細かくチェックするわけにもいかず、それにも限界があるだろう。
考えるだけで気が重くなる事件である。
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