1月31日(日) 日本は 何故にここまで 壊れしか? 金がすべてか? 自分がすべてか?
「四国マグマ・アカデミー」開催。今日は、マークス寿子著『日本はなぜここまで壊れたのか』という本を取り上げて、日本の現状・問題やその問題の原因について語り合った。
この本の著者・マークス寿子さんは、日本生まれ、日本育ちであるが、ロンドン大学の研究員として渡英中に知り合ったマイケル・マークス男爵と結婚。イギリス社会で生活する中で、日本とイギリスの両国を比較する視点を持つ様々な著書を世に出した人である。
今回取り上げた本は、2006年に出版されたもので、約10年前の本ということになるが、この中で指摘された問題点は、今の時代に通じるものがある。この本の主張は、古い日本の伝統や文化などが壊れていくという意味ではなく、社会としてのこの国が成り立ち得なくなっていくと指摘しているのである。そして、その国家崩壊の原因として、故郷喪失、子どもを嫌う社会、フェミニズム蔓延、金万能、自己中心、見かけだけの尊重といった表面的・形式的な風潮などをあれこれと取り上げている。これらの論点は、私も少なからず共鳴を覚えた点である。
今の日本社会は、様々な軽薄な価値観によって、波状的に攻撃されている。そしてその影響が、表面の装飾物のみならず、屋台骨まで揺らがし始めているということであろう。興味深い勉強会であった。
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