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4月18日(月) ブラジルじゃ 大統領が 弾劾へ 無理な背伸びの 歪み露呈す

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 かねて国内で退陣を求める運動が繰り広げられてきたブラジルのルセフ大統領に対して、ブラジル下院(513議席)は、弾劾手続き続行の是非を巡っての投票を行い、3分の2以上の賛成でそれを可決した。賛成票が367票、反対票(棄権と欠席を含む)が146票であり、圧倒的多数での可決であったようだ。
 ルセフ大統領は、この議決だけで失職するわけではなく、この後、舞台が上院(81議席)に移り、そこで過半数が賛成すれば弾劾法廷設置となり、上院での弾劾裁判が始まる。そして、その審議の結果、上院の3分の2が弾劾に賛成すれば、大統領が罷免されるという手続きになるようだ。国家のトップを罷免する手続きというのは、当然のこととはいえ、ずいぶん手間のかかる作業のようである。
 それにしても、就任時には圧倒的な人気を誇ったルセフ大統領が、なぜこのような事態に陥ってしまったのか。それは基本的には、経済の悪化と労働者の不満が原因のようである。ブラジルは、南アメリカ大陸を代表する大国として、国際社会で存在感を高める取り組みを幅広く展開してきた。サッカー・ワールドカップやオリンピックなども誘致した。しかし、国際的資源価格の低下とともに、経済は悪化し、国民生活は困窮。そこに政界汚職問題が加わり、一気に支持率低下という事態を招いたようである。
 一言で言えば、ブラジルは、無理な背伸びをした結果、様々な歪みを招来したとも言えるのではないだろうか。

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