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4月24日(日) 空海の 思想が日本の 基本系と 主張せる本 底が見えない…

 今日の「四国マグマ・アカデミー」で取り上げたのは、篠原資明著『空海と日本思想』という本。日本の思想を、空海をその源流として捉え、整理してみようとする本であった。
 この本の中で著者は、「基本系」という考え方を提示している。これは、日本人が物事を考えるときの基本的な枠組みといっていいものだろうと思う。それを、「風雅」・「成仏」・「政治」の三つだと捉えているのである。
 この議論の底流には、西洋思想からの連想がある。著者は、西洋思想においては、ギリシャの哲学者・プラトンが、この「基本系」を提示した人であるとして、それは、「美」・「イデア」・「政治」であったとするのである。そして、それ以来、西洋の思想において、その枠組み自身は変わることなく今日まで続いてきたと主張している。著者は、それを「変奏」という言葉で表現している。音楽の世界でよく「変奏曲」と名がつけられたものが登場するが、それは、同じ旋律を、使う楽器を変えたり演奏法を変えたりして、繰り返し繰り返し演奏する曲である。西洋思想においては、プラトンが提示した「イデア」の部分を「神」、「人間精神」などに入れ替えながら、その思想体系を表現し続けてきたと主張している。

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 興味深い視点であった。ただ、あまりにも難解であり、参加者に十分な説明が叶わなかったことが残念であった。

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