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4月4日(月) 世界史で かつて学んだ “民族の 大移動”を今 目の当たりにす

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 このしばらく、中東やトルコからヨーロッパに流入する難民や不法移民に関する報道が多くなっている。
 これまでは、人道的立場から積極的な受け入れを示してきたヨーロッパ諸国であったが、その人数があまりに多く、国民の仕事がこれら人々によって奪われるのではないかという懸念が広がっていること、そしてこの難民や移民たちの中にテロリストなどが含まれていて、ヨーロッパ社会の秩序を破壊するのではないかという疑念が広がっていることなどから、ヨーロッパ諸国では、流入の抑制に動き始めている。そして、この日は、EUとトルコとの合意に基づき、ギリシャに密航した不法移民らのトルコへの送還が始まったという。この措置に反発し、騒動を起こす人たちもいるようで、警備当局もその対応に苦慮している様子である。
 私は、これら報道をテレビで観ながら、これは「民族大移動」ではないかと感じた。有名なのは、4世紀末に始まったゲルマン民族の大移動である。もともとバルト海周辺にいたゲルマン人たちが、新しい土地を求めて、中部ヨーロッパに移っていった。ローマ帝国は、その流入を防ごうとするが、防ぎきれず、西ローマ帝国の崩壊にもつながっていく。ヨーロッパの歴史上の一大エポックを生み出すのである。
 今回の問題は、このゲルマン民族の大移動とは趣を異にしていると思うが、ヨーロッパ社会が変動する大きなきっかけになるかもしれない、という印象も胸に抱いたのである。

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