5月31日(火) 教育に ついてあれこれ 考えた 兵庫県での 一日でした
朝、橿樹舎を出発し、「インサイト四国号」で兵庫県に向かう。この日の午後に、神戸学院大学で講義が予定されていたからであった。大学近くの明石駅で、松下政経塾後輩の岡田君と合流し、大学に向かう。講義は、午後1時45分から。今回は大学1年生が対象であって、入学間もないこの時期に、大学で学ぶことの意義を語りかけてほしいという依頼を受けての講義であった。そこで、受講している学生たちが置かれている今の状況についてお話しし、特にこれからの夢を描き出すためには、まずよく学ぶことが大事だという趣旨のお話を申し上げた。
そこから次に向かったのが、兵庫県尼崎市の「実践人の家」。教育者の教育者と呼ばれた森信三先生が住んでおられた家を、教育者たちのシンボル施設として活用しているものである。思想哲学面を中心とした選りすぐられた膨大な量の蔵書を拝見し、先生が身近に使っておられた道具などに触れる中で、先生の教育に対する深い造詣と強い信念に接することができた気がする。
さらに次には、大阪市内の幼児教育書出版社である「登龍館」を訪れた。かねて交流があった田中橿子社長に、久しぶりにお会いしたいと考えたからであった。ここでは、幼児教育の問題について意見交換を行った。
そして神戸に戻り、夜は神戸市内で夕食懇談。この場には、松下政経塾の同期生である吉田君や東大航空学科時代の先輩である山根さんも合流。楽しく語り合った。
教育についてあれこれと考えた一日であった。
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