« 8月15日(月) 戦争の 傷あと今も 疼く中 今年も行う 定期検診 | トップページ | 8月17日(水) 日韓の 歴史を学ぶ 長旅の その一歩目は 壱岐の講演 »

8月16日(火) 核のなき 世界目指すも アメリカの 傘が無くては 国も守れず

 オバマ・米大統領が打ち出す意向を示している「核兵器の先制不使用」方針に対して、アメリカの同盟国の反対が明らかになったと報じられている。そして日本も、その反対方針を示したということである。
 日本といえば、先日もオバマ大統領が広島を訪問したように、核兵器廃絶に向けての旗振り役を自認している国である。それにもかかわらず、オバマ大統領の「核兵器なき世界」実現の動きにブレーキをかけざるを得ないというところに、現実政治の難しさがあると言えるだろう。

Mx4500fn_20160826_145039_004

 その背景には、言うまでもなく、一つには、核兵器の研究開発に驀進する北朝鮮の存在がある。北朝鮮は明らかに、核兵器の脅威を国際社会に向けての威嚇手段として使おうとしている。その最大のターゲットはもちろん韓国であるが、日本やアメリカも例外とは言えない。ここでアメリカの核の傘が畳まれてしまっては、この脅威に対抗することができなくなるという見方が出ても不思議ではない。さらに、中国の異常なまでの海洋進出の動きもあれば、ロシアによる北方領土支配強化の動きもある。日本にとってみれば、核兵器廃絶を主張しながらも、今すぐにアメリカの核の傘を失うことには、大きな危惧があるということであろう。
 大雨が降りしきる中、核の傘をなくしてしまいたいと思いつつも、「アメリカの核の傘」から出るに出られない日本の姿、これが国際政治の現実であるということだ。

|

« 8月15日(月) 戦争の 傷あと今も 疼く中 今年も行う 定期検診 | トップページ | 8月17日(水) 日韓の 歴史を学ぶ 長旅の その一歩目は 壱岐の講演 »