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9月22日(木) 壮大な 宇宙進化を つかさどる 尊い存在 それが人間

 「教育思想研究会」の日。今回取り上げたのは、ルドルフ・シュタイナーの教育思想である。
 シュタイナーは、1861年にバルカン半島で生まれ、その後、オーストリアやドイツで活動した哲学者であり、教育者である。日本で言えば、明治・大正の時代に活躍した人である。神秘思想家と呼ぶ人もいる。彼は、人間の通常の五感では、事象の表面しか捉えることができず、この感覚を超えた高次の感覚(霊的感覚)によってこそ、その事象の本性を把握することができると主張した。そしてそれを「人智学」と呼んで、その考え方の普及のために、「一般人智学協会」を創設し亡くなるまで活動を続けたという。また、教育分野でも、この考え方に基づく学校を創設する運動を進め、今、全世界に900校以上の学校があるという。

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 このシュタイナーの思想は、言葉での説明を超越するものとされ、理解は容易なものではない。彼の主張は、宗教的主張だとして、学問とすることに疑問を呈する人もいる。そして教育面では、知識教育を重視する近代教育に対して、そのアンチテーゼを提示するものとも言え、様々な議論を巻き起こしているようである。
 いま、教育において、道徳教育が大切だと主張する人が増えているが、それが単に論理の世界だけで為し得る教育なのか否か、シュタイナーの教育思想は、そこに大きな問題提起を投げかけている気がした。

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