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10月6日(木) 日本の 本質探る 講座なり 政経塾での 植林作業

 今日は朝から、松下政経塾での講義。とはいっても、私から話をするという形ではなくて、事前に指定図書を決め、その本の内容やその本を通して感じたことなどについて、塾生側から発表していただき、その後、私が主導して議論を行うという形とした。今回指定した図書は、6冊。『日本の思想(丸山真男)』『武士道(新渡戸稲造)』『茶の本(岡倉天心)』『中空構造日本の深層(河合隼雄)』『文明の生態史観(梅棹忠夫)』『日本辺境論(内田樹)』であった。それぞれが、この分野で一定の評価を受けている本であり、これらの本を一読し、自分なりの見解を確立することがとても重要だと考えて選択したものであった。
 これらの本について、1冊につき2名の塾生が発表を行った。本の内容の把握や発表姿勢などについては、全員が及第点であった。ただこれらの本を足場にして、その先に自分の問題意識を展開する点については、もう一歩。自分自身で考えて、このような名著と言われるような本を消化していく取り組みは、どうもこれからの課題のようである。

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 しかし、政経塾生たちが活躍するのは、まだずっと先のことである。今はまだ、苗木を植える作業なのだろうと思う。だから、こんなところが大事だよというところに穴を掘り、そこに苗木を植えて、水を注ぎ、栄養分を与えていく。その取り組みの中に、塾生それぞれが自らの根を伸ばしていくのである。そんな祈りを込めた講義であった。

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