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11月2日(水) 瀬戸芸の フィナーレ前に 伊吹島… 訪れ見たるは イリコ三脚(入込客)よ

 瀬戸内海の島々を舞台とする現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」が、11月6日に閉幕するのを前にして、一度その様子を見ておこうと、香川県に向けて、愛車「インサイト四国号」を走らせた。実は当初は、一番人気の「直島」に行こうと考えていたのであるが、途中で問題が起こり、急遽目的地を「伊吹島」に変更した。
 この「伊吹島」は、よく「イリコの島」と呼ばれている。香川県は、全国有数のイリコ産地で、生産量は年間約2,700トン。全国第5位の生産量だそうである。その香川県の中でも最も中心的な産地が、この伊吹島。それだけに、島の東側臨海部には、多くのイリコ工場が並んでいる。若い人たちも、比較的多い島だと聞いている。しかしそれでも、過疎と高齢化に苦しんでいるという。

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 「瀬戸内国際芸術祭」は、そんな島が抱える基本的な課題に対して、一つの可能性を提起するものであったと思う。芸術という多くの人たちが関心を寄せるテーマを提示して、通常は島を訪れることのまったくない人々を招き入れるのである。島に住む人たち自身が、この取り組みを通して新しい地域資源を発見するということもあるだろうし、外部から島を訪れる人たちが、自分自身がその島で生活することも含め、島に新しい提案を生み出すこともあるだろう。
 これまではイリコの三脚で支えられていた伊吹島が、島への入込客を迎えることを通して、どう変化していくのか、そんなことに関心を持った今回の訪問であった。

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