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12月4日(日) ワルシャワの ゲットーに建つ 記念碑に 重ね合わせし 荒ぶる今の世

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 日本に帰国する日。今回の旅は、当初は、7泊8日ということであり、ずいぶん長い旅という印象であったが、実際に旅してみると、あっという間に過ぎ去った時間であった。それだけ、充実した内容の旅だったということだろうか。
 この日の飛行機は、午後1時25分発であった。午前中に少し自由時間があったので、私は、一人でワルシャワ市内を歩いて回ることにした。特に関心を持っていたのは、かつて、ユダヤ人を閉じ込めていた「ゲットー」であった。ワルシャワ市内が一面雪景色の中を、地図を頼りにしながらその場所を訪れてみた。そこには、「ワルシャワ・ゲットー記念碑」が建てられていた。この周辺地域に、40万人以上のユダヤ人が収容されていたという。そして8万人以上が、このゲットー内で亡くなったのだそうだ。
 もう今は、そのゲットーの存在を物語るのは、この一帯だけなのだそうだ。私はここに佇んで、当時のユダヤ人たちが胸に抱いた想いを反芻してみた。今世界中で極右主義者たちが政治的な力を振るい始めているが、この問題を、この場で当時のユダヤ人たちと重ね合わせてみたのであった。

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