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1月31日(火) 大統領の 命令それは 憲法違反と 反対せる部下 更迭されたり

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 アメリカのトランプ大統領は、今の司法省トップであるイエーツ司法長官代行を解任。
 その理由は、イエーツ氏が、トランプ大統領が出した入国禁止を命ずる大統領令を問題視し、司法省関係者に対して「今回の大統領令が適法であるかどうか確信が持てない」と述べていたからである。トランプ大統領にしてみれば、官僚が大統領の命令に背くことは許さない、ということであろう。確かに、この主張にも一理あるにはある。
 このやりとりを見ていると、まるでシェイクスピアの「ベニスの商人」と同じ。色々な立場や理屈が入り交じり、ドラマを作り上げていく。さてさて、この結末やいかに、と我々も関心を持たざるを得ない。
 イエーツ氏にしてみても、オバマ政権時代に指名された高官であり、早晩、トランプ大統領によって解任されるはずであったから、むしろこの機会を生かして、華々しく退場の舞台を作ったということなのかもしれない。
 さすがに映画発祥の国だけのことはある。何でもドラマに仕立て上げる発想が根底にあるようだ。

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1月30日(月) トランプの 頭の中に カメラを入れて 観察したいと つい思ったよ!

 東京電力が、福島第一原子力発電所2号機の中にカメラを入れて、原子炉の炉心直下の映像を撮影したと発表。それによれば、厚さが3センチから4センチ程度の黒い堆積物が観測され、それに炉心から溶け落ちた核燃料が含まれている可能性があるとしている。また、作業用に設置されていた格子状の鉄製の床が抜け落ちてしまっているところもあり、かなり高温の物体に晒されたのではないかとみられている。これから先、廃炉に向けて作業が進められる予定であるが、この溶け出した核燃料をどう取り出すか、今後、かなりの困難が予想される。

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 こんな報道を聴きながら、私の胸に生まれたのは、アメリカのトランプ大統領の頭の中も見てみたいという衝動であった。少し前に出した7か国を対象にした入国制限などの大統領令に対して、国内のみならず海外からも大きな批判が寄せられているが、トランプ大統領は、それらに対して強気を貫いている。この頭の中がどのようになっているのか、多くの人たちが強い関心を持っているのではあるまいか。私もぜひ覗いてみたいものだと思った。

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1月29日(日) ルソーって 思想面から 「革命」を 見つけ教えた 発明家だね

 「教育思想研究会」。今回は、少し前に取り上げた、ジャン・ジャック・ルソーの著書『エミール』を再度取り上げて、議論を行った。前回論じたときには、『エミール』の第1章と第2章を読んで、その内容に基づいて、教育の問題を語り合ったが、今回は、理解を深めるため、この本を離れて、『エミール』を著述した背景だとか、ルソー自身の人生などを大きく俯瞰する中で、教育について考え合った。

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 ルソーが、この『エミール』を刊行したのが、1762年。彼が50歳のときであった。この本は、出版直後に押収され、ルソーは高等法院で有罪となり、逮捕令が下る。そこで、ルソーは逃亡するのである。そして、その約16年後に、ルソーは66歳で死去。フランス革命が起こるのは、それから11年後のことである。
 ルソーは、人為的に作り上げられた絶対王政の社会を暗に批判し、自然性の中で生きることを主張した。そしてそんな人間を育成するための教育を論じたのが、『エミール』であった。つまり、ルソーは、思想と教育から「フランス革命」を生み出した発明家であったと評価できるのではないかと思った。

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1月28日(土) 日銀が マイナス金利を 導入し 明日で一年… まだ浮かばぬが…

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 日本銀行がマイナス金利政策の導入を決定して、明日で丸1年。このマイナス金利政策によって、民間銀行が保有する余ったお金を、日銀に預けるのではなく、企業や個人の貸出により多く振り向けられるようになり、設備投資や消費が活発化し、国内で資金が循環するようになることから、景気はよくなり、物価も上昇すると説明されていた。
 しかし、1年を経た今も、必ずしもその効果が現れているとは言い難い状況である。確かに、金利は大きく下落したようである。銀行の貸出も、ごくわずかではあるが増加したようである。しかしながら、当初期待されていた内需の増加はあまり見られず、2016年の物価上昇率は、前年比で4年ぶりのマイナスになったという。とても、経済の好循環が生まれているとは言い難い状況である。
 経済政策というのは、一つだけの政策で特効薬のように効くなどということはめったにない。やはり成長力のある企業を育成するという漢方薬をじっくりと処方するといったことが大切なのではないだろうか。

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1月27日(金) Trump が Permanent に Pull out! 分断こそが 米国利益?

 またまたトランプ大統領の登場。今回は、トランプ大統領が、フィラデルフィアで行った演説で、「TPPからも離脱し、アメリカの労働者を守る新たな二国間貿易交渉に道を開いた。これからは1対1の交渉だ」と語ったとされる話題。大統領選挙中から、TPPからの離脱を主張し、大統領就任直後に、TPP交渉からの離脱を大統領令で発表していたが、その狙いが、この貿易交渉を巡っての多国同時の議論を分断し、各個撃破する形でアメリカに有利な状況を作り上げようとすることなのが明らかになった。

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 振り返ってみれば、大統領選挙中の主張も、分断と各個撃破のやり方であった。既成秩序に難癖をつけて、人々の間に怒りの感情を巻き起こし、その怒りを糾合しながら、自分に有利な選挙状況を作り上げていった。
 そのやり方を、これからは国際社会にも適用していこうというのであろう。ただ、選挙戦での激しい分断の後遺症が、今もアメリカ国内に残っている。それと同様のことがこれから国際社会でも起きてくるのかと思うと、つい身構えてしまった…。

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1月26日(木) とかく人は 自己主張して 壁築く! ホントは自信が 無いだけなのに…

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 トランプ大統領が、メキシコ国境に壁を建設し、また不法移民強制送還の徹底を命ずる大統領令に署名。これは、トランプ大統領が、選挙中に有権者に対して訴えたシンボル的な政策であり、それを早速に具体化させたということである。
 注目されたのが、その壁建設に必要とされる経費約2兆8,000億円をどこから調達するかという点。トランプ大統領は、「費用はメキシコが負担する。100%だ」と語っていたが、それは、メキシコからの輸入品に対する関税を高率化することによって、賄う方針であることが示された。確かに算盤勘定上では、そんなこともできるのかもしれないが、果たして…、という印象である。
 不法移民の強制送還についても、それに非協力的な自治体への補助金停止などの具体策を発表。
 アメリカという国は、昔から様々な国からの移民によって築かれた国である。そんな国が、自己利益だけを主張して周りに壁を築くということが、本当に正しい選択肢なのだろうか。私には、自信がないだけのように映ってならないのであるが…。

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1月25日(水) 稀勢の里 72代の 横綱に! 訥なる言葉 むしろ風格!

 今年の初場所で優勝した稀勢の里が、今日、日本相撲協会の臨時理事会において審議された結果、横綱昇進が決まり、第72代横綱になることが正式に決定。テレビでも語られていたが、なんと19年ぶりの日本出身の新横綱誕生であり、多くの人々の期待がこの新横綱に寄せられている。

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 今回注目されたのが、横綱昇進決定の伝達に対して、稀勢の里がどのような口上で応じるかという点にあったが、結局それは、「横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」という、いささか退屈なありきたりの言葉であった。
 しかし、私の目には、その口上がむしろ新鮮なものに映った。今の世の中は、何につけても、装飾過剰と思われる時代である。中身のことはさておいて、外見を美しく整えることが何よりも大切だと語られるような時代である。とりわけ、何よりも目先の視聴率を重視するテレビのあまりに軽薄なはしゃぎぶりには目を覆いたくなる。
 朴訥な言葉の方が、むしろ風格を漂わせる…そんな気がした、今回の横綱の口上であった。

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1月24日(火) アメリカが TPPから 永久離脱? 日本は雪で 車動かず!

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 アメリカのトランプ大統領が、環太平洋経済連携協定(TPP)から永久に離脱するという大統領令に署名。これから先は、トランプ大統領のリーダーシップの下に、二国間で貿易協定を締結する交渉を進めていくという方針を明らかにした。つまり、これによって、TPPが発効する見通しが立たなくなり、トランプ大統領は、自らの考え方に基づく国際貿易の枠組みを、二国間協議の中で作り上げていくことになるだろう。国際的に大きな枠組みを作り上げて、その中で自由貿易体制を築こうとした試みは、ここで急ブレーキがかかって動かないこととなった。
 この方針変換は、当然ながら、日本経済にも大きな影響を与えるものとなるだろう。特に、アメリカにとって大きな貿易赤字の元凶である日本の自動車産業には、大きな影響があるものと思われる。
 この日、日本列島には、強い寒気が流れ込んで、西日本を中心に大雪となった。鳥取県では、数多くの場所で自動車が立ち往生した。テレビで、この動かない数多くの自動車を見ながら、国際経済の今後に思いを巡らせたのであった。

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1月23日(月) 天皇の 退位について 論点整理! 国体背負える 苦労を思う

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が、この日首相官邸で開いた第9回会合で論点整理を行い、それを安倍総理に提出した。安倍総理は、これを24日に、衆参両院の正副議長に提示し、いよいよ国会での議論が始まることとなる。

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 今回の議論は、今上天皇が、昨年夏に自ら退位の意向を示されたことから、それにいかに対応すべきかと始まったものである。天皇制は、日本の歴史が始まって以来、その国体の中心に位置してきたものであり、第二次世界大戦後においても、国の象徴とされた。それだけに、天皇自らに進退を決定する権限はないとされている。
 今、時代の変化に伴って、憲法改正の議論が活発化しつつあるが、日本人の意識の中では、天皇の存在は、憲法などにも優越するものと考えられているのではないだろうか。そのような存在を、法律においていかに取り扱うことができるのか、これは容易な議論ではないと思う。そしてそれ以上に、そのような重い荷物を背負い続けてこられた天皇陛下のこれまでのご労苦にも思いを巡らせたのであった。

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1月22日(日) 帰り途 乗り換え駅の 小田原で しばし散策 歴史を偲ぶ

 昨晩は、娘の結婚相手のご両親と一緒に夕食を摂りながらの懇談。その後、本厚木で宿泊。
 今回の上京は、これが主目的であったから、それを終えて今日は四国に戻ることにする。小田急線の本厚木駅から、小田原駅まで出て、そこで新幹線に乗り換えて戻るのであるが、少し時間があったので、小田原の街の中をしばし散策した。以前から一度、小田原城を始めとして、歴史あるこの街の様子を見て回りたいと考えていたのであった。

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 最初に訪れたのが、「小田原城」。この天守の内部が、歴史博物館になっていて、なかなか見応えがある展示であった。さらには、この敷地(小田原城址公園)に、「常盤木門情報館」や「小田原城歴史見聞館」などもあり、それらも見て回る。
 さらに、そこにレンタサイクルを貸し出している場所があったので、それを借りて、「報徳二宮神社」や「小田原文学館」なども訪れた。
 小田原の街は、古い時代からの城下町だけに、しっとりと落ち着いた空気の街であった。その雰囲気の中で有意義な時間を過ごすことができた…。

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1月21日(土) 革命家? いや商売人? トランプが 大統領に 正式就任!

 アメリカで、ドナルド・トランプ氏が、第45代大統領に就任(アメリカ時では、1月20日)。連邦議会議事堂前で、16分余の就任演説を行った。
 トランプ氏は、共和党内における指名選挙、さらには本選挙において、これまでのワシントン政治の常識を大きく逸脱する過激な発言を繰り返してきた人物である。そこで、この就任演説で、どのような演説を行うのかということが注目されていたが、具体的な方針を巡っては、これまでの主張をそのままこの演説に盛り込んだ印象であった。それを様々な反対を押しきってどこまで実現できるかという点が、これからの注目点である。

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 この日の就任式においては、空席が目立ったほか、各地でトランプ大統領に対する抗議デモが行われ、トランプ支持者との衝突も起こったという。
 さて、いよいよテーブルの上に乗ったトランプ・カードは、これからどのような札が切られることになるのだろうか。革命家となるのか、それとも政商となるのか、これからも目を離すことのできないアメリカ大統領である。

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1月20日(金) 東京を あちこち歩く… 時丁度 通常国会 開幕せし日に

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 昨日上京。今日は、都内をあちこちと巡り歩いた。
 まず最初に訪れたのが、鍵山秀三郎先生の事務所。久しぶりにお会いして、いろいろな話題で意見交換。
 そこから次に向かったのが、致知出版社。ここも特に何かの用事があっての訪問というわけではなかったが、一昨年に長男が誕生したときにお祝いもいただいていたので、そのお礼も兼ねての訪問。ここでも様々な話題で意見交換。
 当初の予定はこの二つであったが、久しぶりの上京だったので、原宿の竹下通りの様子を見て回り、さらに上野に移動して国立科学博物館で開催されていた「世界遺産・ラスコー展」と「企画展・花粉と花粉症の科学」を見学。そして、上京時の定番訪問地である秋葉原の様子も見て回った。
 この日は、ちょうど通常国会の召集日。永田町では、国会議員が慌ただしく働いているのだろうなと思いながら、私にとって、そんな世界はもうずいぶん遠い世界になってしまったのだなと、少し寂しい思いにもなったのであった。

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1月19日(木) 予期できぬ 場所に潜むが 落とし穴… オヤオヤ今度は 文科省かい?

 少し前に、東芝が、アメリカの原子力事業を買収したことに伴う損失額がかなりの規模に及ぶと報じられたが、今日のニュースは、その金額がさらに膨らむ可能性があると語っている。最大7,000億円規模になるかもしれないということである。そうなると、おそらくは債務超過を免れ得ず、東芝は、もう今の形では生き残っていけないということになるのではあるまいか。一流企業にして、なぜこんな落とし穴に、事前に気が付かなかったのであろうか。

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 さらに今日は、文部科学省の前川喜平・事務次官が、元幹部の大学への再就職を組織的に斡旋した問題で、引責辞任。文部科学省は、省庁の中でも、とりわけ用心深い官庁として知られている。そんな官庁が、このような失態を起こしたというのは、いったいどういうことであろうか。何らかの油断があったのか。それとも大学も含めて身内のことだから、大丈夫だと判断していたのであろうか。
 落とし穴というのは、意外なところに掘られているものである。思わぬことが起きてくる。そんな落とし穴が数多くあるのが、今の世の中か…。

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1月18日(水) EUの 単一市場を 離脱すと 語る首相の 前のジャングル

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 イギリスのメイ首相が演説を行い、イギリスがEUから完全に離脱するとする基本方針を示した。国民投票によって、イギリス国民がEU離脱を選択してから、もうすでに6か月余りを経ての方針表明である。
 この演説の中で、メイ首相は、「EUへの部分的な残留を求めない。新しく対等なパートナーシップを追求する」と語り、EUの準加盟国といった立場は求めないと明言した。当初イギリスは、EUとの経済活動については、これまでの関係を維持できないかと模索してきたようである。しかし、他のEU加盟国から、いいとこ取りばかりの選択は許さないという強い意見が出される中で、首相は、完全離脱の道を選択せざるを得なかったということであろう。
 イギリスは、これまでも、EU加盟国とは言いながら、通貨ポンドを守って、統一通貨ユーロに加盟しないなど、独自の道を歩んできたが、今回の首相の決断によって、大陸ヨーロッパとは一線を画する国を目指すことになりそうである。そのメイ首相が指差す先には、グローバル社会のジャングルが広がっているように見える。

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1月17日(火) 大震災 あの悲劇から 22年… 街はすっかり きれいになった…

 1月17日といえば、やはり「阪神淡路大震災」である。今日で、あの日からもう22年になるのかと思えば、改めて時の速さを感じざるを得ない。

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 私も、いろいろなことが、頭の中を駆け巡る。あの当時は、自民党結党以来初の「非自民政権」となった細川政権の時代であった。細川政権を支えていた八党派の内部で、様々な動きが見られていた時期であったが、この大地震が一つの潮目になって、この非自民の政権が崩れていった。
 私自身も、この震災から確か二週間後くらいであったが、被災した地域の様子を見ようと、自分ひとりで小雨の降る街の中を歩き回ったことがある。三宮駅周辺地域では、ビルというビルがほとんどすべて傾いたり崩壊したりしていた。避難所も、雑然としていた。歩き回りながら、飲食物を買う場所もなくて困ったことを、昨日のことのように思い出す。
 今の神戸の街は、すっかり綺麗になった。大きな被害を受けた長田の街には、鉄人28号の巨大モニュメントが建てられている…。その目は、今、一体何を見つめているのだろうかと思う。

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1月16日(月) 軍属の 協定締結 成し遂げて ケネディ大使が 日本離れる

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 ケネディ駐日大使が、日米地位協定が定める軍属の対象範囲を縮小する補足協定に署名し、即日発効した。ケネディ大使は、まもなく務めを終えて、離日する予定であり、おそらくはこれが、最後の公務ということであろう。
 大使は、日本でも人気の高い、故・ケネディ大統領の一人娘ということもあり、着任時以来、様々な話題を提供してきた。そして、日米友好のためのシンボリックな事業にも数多く取り組んできた。特に、オバマ大統領が、現職大統領として初めて広島を訪問したときには、その背後で積極的な働きかけを行ったと言われている。日本人にとっては、強い親しみを感じた大使であった。
 報道によれば、この同じ日に、在日米大使館を通して、ビデオメッセージを公表し、様々な方々に感謝を表し、また「いつか日本に戻ってきたい」と語ったそうである。
 この日の私の連想は、ピコ太郎の歌であった。時に反発することのある日本とアメリカをくっつけ合わせて、「Oh、JAMERICA」と歌うのである。大使には、お疲れ様でした。

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1月15日(日) 積雪で 勉強会を 中止せり 小型ロケット 失敗した日に…

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 日本列島が強い寒気に覆われ、大雪。四国でも雪が舞った。山間部ではかなりの積雪があった模様。
 そのため、この日に予定していた、若葉書院での今年最初の勉強会は、中止とせざるを得なかった。高速道路も通行止めになっていた模様で、若葉書院には行かなかったが、おそらくは雪に包まれていたに違いない。この日に予定していた勉強会は、フォレスト・トレンド勉強会で、日本がこれから迎える高齢社会をいかに生きていくべきかという問題を語り合おうとしていたのであるが、このテーマは改めて取り上げたいと思う。
 実はこの日もう一つ、目に止まった報道があった。それは、超小型衛星を宇宙に運ぶ低コスト小型ロケット「SS520」の打ち上げに失敗というニュースであった。なんでも打ち上げ直後の機体データが取れなくなって、安全な飛行が確保できない懸念が生まれたため、2段目に点火せず、そのまま海に落下させたということのようである。
 天候というだけでなく、何事も、人間が思うようにはならないことが多くある、ということだ。

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1月14日(土) 豊洲での 地下水データ 基準越え 知事判断も 基準越え

 この日、築地市場の移転先として整備されてきた豊洲市場で、東京都が実施してきた地下水モニタリングの最終調査結果が公表された。その結果、201か所の調査地点のうち72か所で、ベンゼンやシアン、ヒ素などの有害物質が環境基準を上回ったという。特にベンゼンについては、最大79倍もの高濃度で検出されたそうだ。ただ、これまでの数値に比べて急激に濃度が上がったことから、改めてデータを取り直すという方針のようである。これで、豊洲移転の問題は、また暗礁に乗り上げた形である。

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 ところで今日のイラ短。市場移転問題という手のひらの上で存在感を示しているのが、小池都知事。その小池都知事の両手の上には、国とマスコミがいる。この両者を手玉に取っているという絵である。おや、何か変だなと感じた人はいないだろうか。実は、小池都知事の手は、親指の方が前に出ている。つまり、手のひらの上ではなくて、手の背に、両者を載せているのである。つまり都知事は、国やマスコミに対して、手のひらを返した姿も見せているという意味…。少し皮肉が過ぎたかもしれない。

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1月13日(金) この冬の 一番寒気 来襲と 受験生には 新たな試練

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 日本列島を、この冬一番の寒波が襲っている。東北や信越地方では、すでにかなりの降雪量になっているようである。そしてこの週末は、さらにこの寒波が広がり、日本列島の全域でかなりの降雪量を記録することになりそうである。
 そこで、冬空を不安げに眺めているのが、今年大学の入学試験を受けようという受験生たち。この週末には、大学入試センター試験が行われるのであるが、積雪によって交通網が混乱する事態となれば、試験開始時刻に遅れることになるかもしれないと、不安を胸に抱いている人も多かろう。
 しかし、人生というのは、想定外のこともよく起きてくるものである。あらゆる事態に備えて、準備を行うとともに、いざ何らかの想定外の事態が起きた場合には、自らの知恵才覚を奮い、強い覚悟を持って、その事態に立ち向かうしかない。
 大学の入学試験というのは、ただ単にペーパーテストだけではなくて、人生の危機に対応する人間力のテストでもあるのかもしれない。そんな気持ちで、この試験に気強く臨んでほしいものだと思った。

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1月12日(木) マスコミに 矛を収めぬ トランプ氏 一週間後には 就任するが…

 今日は、もう一週間余りでアメリカ大統領に就任するトランプ氏が、大統領選挙以降初めてとなる記者会見に臨んだことが、大きな話題になっている。
 トランプ氏は、就任前にもかかわらず、Twitterでのつぶやきを通して、アメリカから他の国に工場を移転しようとする企業等に大きな影響を及ぼし、成果を上げていると豪語。その発言の中には、「私は神が創造した最も偉大な『雇用創出者』になる」という言葉もあった。

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 そして、もう一方で大きく取り上げられたのが、トランプ氏に対して批判的なスタンスに立つメディアに対して放った激しい言葉であった。特に、ロシアとの関係について批判を強めるCNNの記者に対して、「嘘のニュース」を放送するマスコミには答える必要がないと、それを無視。そのやりとりがテレビで放映されていた。
 政治評論家は、トランプ氏の言動は、常識を逸脱していて、予見が困難だと語っていたが、これも自分に権力を集中するための高度に練り上げられた策なのであろうか。それとも、それが地なのであろうか…。
 もう一週間後には、トランプ新大統領が誕生する。これから、騒がしい政治が展開されそうだ。

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1月11日(水) 2期8年 最後の演説 オバマさん 感謝と涙と 警句織り込み

 これまで2期8年間にわたってアメリカ大統領を務めてきた、バラク・オバマ氏が、自身の政治活動の原点である都市シカゴで、任期中最後の演説、「退任演説」を行った。その様子がテレビで紹介されていたが、オバマ氏は、この8年間を振り返りながら、ミシェル夫人をはじめ様々な方々に感謝の思いを語り、また自らの政権が成し遂げてきた実績についても語った。その途中では、感きわまって、涙ぐむ場面もあった。

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 しかしその一方では、自らの政治信念について、毅然と力強く語りかけるところもあった。オバマ氏は、もう残り僅かで、大統領の椅子をトランプ氏に譲るわけであるが、トランプ大統領について、心の中に危惧の念もあるのであろうか、あえてアメリカ政治についての原則を、聴衆に向かってかみしめるように語りかけていた。
 その姿を見ながら私が連想したのは、明日香の橘寺に置かれている「二面石」であった。一つの石に異なった二つの面が彫られている石である。これは、人の心の二面性を表現したものと言われている。退任間近の今、二つの心の間で揺れ動くオバマ大統領の心を垣間見た気がしたのであった。

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1月10日(火) 高梁で 若手相手に 打ち合わせ 「今方谷」を 育む一歩と

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 昨晩は、「岡山人間論ゼミ」の後、会場近くのホテルで宿泊。この日の朝、高梁市に向けて自動車を走らせた。この日、高梁市役所の会議室で、まちおこしの提案をめぐっての打ち合わせ会を開催したのである。
 実は、この1月末に、高梁市では、その駅前ロータリーに設置する山田方谷銅像の除幕式を行うのであるが、そこに、下村博文・元文部科学大臣をお招きし、この式典後に、記念講演会を行うのである。そこで講演前に、「方谷先生の想いを形に」という願いを込めて、若手から、いくつかのまちづくり提案の発表を行うということになったのであるが、その発表者たちが、私も関与している「平成牛麓舎」メンバーたちであったので、その発表内容や発表の仕方などについて、少しばかりの指導をさせていただいたというわけであった。ここから、まちの中に新しい胎動が生まれることを期待したい。
 その後、「吉備津神社」に参拝した後、福山市役所に向かう。昨年暮れの選挙で初当選を果たした枝廣市長は、私が現職政治家時代にお世話になった人であり、一度ご挨拶にと思い、急遽立ち寄らせていただいたものであった。これからのご活躍を祈りたい。

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1月9日(月) 岡山の 人間論ゼミ この年が どんな年かと 語りかけたよ

 引き続いて今日は、岡山市での「人間論ゼミ」。これも毎年の恒例行事となっているものだが、最初に約1時間私から講話をした後、参加者が酒杯を交わしながら自由に懇談し、交流を深め合うという会である。
 そこで、なにか新年にふさわしい話題を提供しようと語りかけたのが、この新しい年のキーワードとなるものが何かということであった。この新年は、テレビなどでも、アメリカでトランプ政権が誕生して、世界が大きく揺れ動くだろうという論調が語られていた。この点は私も同感であり、おそらくは、既成秩序が次々に否定される激動の一年になることだろうと思う。私は、文明レベルからの変革が具体的に動き始める年になるのではないかと考えている。そんな視点に立って、8つのキーワードを紹介し、その論点を参加者に語りかけた。

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 社会が激動し、混乱する中でこそ、新しいものが生まれる。そしてそれが育まれる機会でもある。
 そこで、この講話をしながら、私が論じ続けてきた「人間の森文明」が、今年はいよいよ大きく飛翔する時を迎えるのかもしれないな、と胸に新たな予感と決意を抱いたのであった。

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1月8日(日) 新年の 講話キャラバン 動き出す まずは愛媛の 教学の地で

 新年が始まって一週間となるこの日、愛媛県宇和町で今年初回の「人間学講座」が開催され、そこに講師として招かれた。
 参加者は約30名。8年前から、新年最初のこの勉強会にずっとお招きをいただいている。だから、顔なじみの人も随分多くなってきた。今回のテーマは、「人間の森文明とこれからの経営問題」というもので、これは、この勉強会を主宰している山本敏夫さんからのリクエストテーマであった。

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 まず最初に、この平成29年という年が激動の年となりそうだという時代認識に触れ、そのような中で、新しい思想が模索されることになるだろうと論じ、そこで、「人間の森文明」に基づく、かねてから私が主張してきた経営観を紹介させていただいたのであった。参加者は概ね強い共感を胸に抱いていただいたように思う。
 今回のこの講話が、私にとっては、平成29年になって初めてのものであった。今年も、求められれば、各地で様々な講話を行うことになろうかと思うが、その第一歩を「教学の地・宇和」で踏み出したことになる。
 今年も、思い切り私の思いを語り抜きたいと思う。

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1月7日(土) ロシアから サイバー攻撃… プーチンの 指示と結論 米報告書!

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 アメリカ政府は、昨年の大統領選挙の中で、民主党のクリントン陣営に対して行われたサイバー攻撃について、それがロシア政府が関与したものであり、その背景には、ロシアのプーチン大統領の指示があったとする報告書を公表した。メディアでは、次期アメリカ大統領のトランプ氏が、ロシアに接近する姿勢を見せていることに対して、それを牽制する意味合いも込めて、オバマ大統領がこの発表を急がせたという観測も報じられている。さらには、この種のサイバー攻撃を用いて、アメリカの同盟国における選挙にも影響力を行使し、アメリカを中心とする同盟体制を瓦解させていこうとする意図もあるのではないかとも指摘をしているようだ。
 こんな話を聞いていると、まるでスパイ映画「007」の世界である。大国の間で、直接の武力衝突が起こらない代わりに、情報世界において、熾烈な戦いが展開されているというのである。
 私は必ずしもこの分野の状況に詳しいわけではないから、なんとも論評のしようがないが、世界は、アメリカの一強体制が崩れていこうとする中で、様々な覇権争いが展開されているということであろうか。

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1月6日(金) 韓国は 分断国家? 国として 約束しても 民はバラバラ…

 日本政府は、少し前に、釜山にある日本総領事館の前に慰安婦を象徴する少女像が設置されたのだが、それに対して、韓国政府が適切な対応をとらないことを批判し、長嶺・駐韓大使の一時帰国などの措置をとることを決定し、大使に一時帰国することを指示した。それ以外にも、金融危機時に外貨を融通し合う「通貨交換協定の協議」や「経済関係省庁幹部によるハイレベル経済協議」を中断したり延期したりする措置も取ることにしたようである。
 たかが銅像の問題と言いつつも、一昨年暮れの合意を守ろうとせず、国家の威信を意図的に傷つけようとする行為を黙認しようとする韓国政府に対して、日本政府の強い決意を示したものだといえるだろう。

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 それにしても、今回のこの事件を通して、韓国という国の国柄が垣間見えた気がした。韓国は、政治の道徳性を強く主張しながら、その実態は、国内がバラバラの分断国家だということではないか。だから権力に揺らぎが見られれば、たちまちそれを揺さぶって打倒しようとする。こう考えると、韓国の政治家たちに、同情の念を禁じ得なかったのであった。

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1月5日(木) 老人は 75からと 提言す 学会主張は “まだ働ける”

 ニュースを見ていると、日本老年学会などが、高齢者の定義を、これまでの65歳以上から10歳引き上げて、75歳以上とすべきとの提言を行ったそうだ。
 この学会などが、このような高齢者定義変更の提言を行った理由は、今現在の高齢者は、かつての高齢者と比べると、健康状態が大きく改善していることから、「心身の健康が保たれ、活発な社会活動が可能」な人に対して、年齢だけで『高齢者』のレッテルを貼って、もう定年だからと様々な活動からの引退を促す傾向があることに、強い問題意識を感じたからだというのである。

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 確かに、私たちの周りを見回してみても、高齢者たちは至って元気である。まだ十分に働ける人を、年齢だけで無理矢理に線引きをして、退職させるというのには、違和感がある。特に、このしばらく、有効求人倍率が1.4倍を超えるなど、人手不足が深刻化してきている中だけに、その見直しには、大きな社会的ニーズもあるに違いない。
 これからの高齢社会、一人ひとりの生き方が変わり、社会制度や仕組みも変われば、その風景も大きく変わってくることになるのであろう。

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1月4日(水) 三が日 終えて蠢動 日本列島 正月気分が 抜けないままに

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 今年は、今日、1月4日が仕事始めという官公庁や企業が多いようである。ニュースを見ていると、いろいろな場所での仕事始めの様子が紹介されていた。
 安倍総理は、伊勢神宮の参拝を行い、年頭の記者会見で、今年の政権運営の考え方を語った。
 この日、日本列島全体が、正月三が日を終えて、一気に動き始めた印象である。しかし、私自身が年を重ねてきたせいでもあろうが、かつて新年を迎えた時に強く感じていた、新たなものに挑戦していこうとする、熱気のようなものをあまり感じない。日本全体で、季節感が薄らぎ、新年行事のようなものもあまり重視されなくなりつつあるという時代性も、このような気分に影響を及ぼしているのであろうか。
 ともあれ、寝ているのか覚めているのかわからないような中途半端な気持ちで新しい年を始めるのはいいことではないと思う。私も、新年の目標を、一枚の紙の上に箇条書きで列挙して、これからの一年間に思いを巡らせてみた。今年も、やるべき仕事が多くあって、忙しい一年になりそうである。
 さぁこれから本格的な活動のスタートだ。今日、早速、コンピューターを前に執筆活動をスタートした。

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1月3日(火) 正月の 新聞社説は 一様に 歴史の転機を 力説するなり

 先に、元日にはすべての全国紙を買ってきて目を通すということをこのイラ短日記に書いたが、この3日も同じである。すべての新聞に目を通して、これからの日本の行方に、各新聞社がどのような見通しを持っているか、またはどうあるべきだという主張を持っているか、確認することとしている。

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 今年のキーワードは、「今年が歴史の転機になりそうだ」という点にありそうである。特に、アメリカのトランプ氏が1月20日に大統領に就任するが、彼の乱暴な言動が、様々な潜在的な問題を次々に表面化させて、世界中に多くの問題を引き起こすことになりそうである。そしてそこで行われるいささか極端な問題提起が、良きにつけても悪しきにつけても、物議を醸して、人類社会や日本社会に、新しい時代を切り開くきっかけとなるという気がしてならないのである。
 ただこの混乱の中からよりよき社会を生み出すためには、私たち自身の側に、混乱を乗り切り新しいものを生み出す能力と覚悟がなくてはならないだろう。
 そんなことを考えながら、新年に立ち向かう覚悟を新たにしたのであった。

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1月2日(月) 岡山の 妻の実家を 訪れて のどかに過ごす 正月二日

 正月の2日目。今日は、娘とともに、岡山県の妻の実家に向かう。妻も長男も実家にいるので、家族揃って正月の時間を過ごそうということである。
 正午前に到着。妻や長男と一緒に近所の散歩。この日も空は晴れわたり、暖かく、肌に心地よい散歩であった。近くに亀が生息している水路もあるというので行ってみると、2匹の亀がお昼寝している風情であった。また、ここには溜池もあるが、数多くの鴨がやってきていて、その水面をゆったりと泳いでいた。
 この日は、皇居でも、恒例の一般参賀が行われたようだが、9万6,700人もの多くの人たちが訪れたのだそうだ。天皇陛下は、「本年が人々にとり、穏やかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています」とあいさつをされたそうであるが、私も、岡山ののどかな風景の中で、同様の祈りを胸に抱いたのであった。

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 しかし、現実に目を向けると、目の前には、仕事が山積していて、もう明日からは、通常の仕事に取り掛からねばならないと思う。
 さぁ、今年も思いっきり働く一年にしようと、穏やかな時間の中で、心に誓う。

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1月1日(日) 日本中 高気圧下の お正月 寒波来襲 予感はあるが…

 平成29年が始まった。今日は、日本全体が高気圧で覆われていて、晴天。ほぼ全域で初日の出を見ることができたということである。また平年に比べれば、気温も高めで、暖かなのどかな正月となった。

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 私は、毎年、元日の新聞を買い揃え、すべての全国紙に目を通すことにしている。この日の新聞紙面は、これから先の一年間について、予測も含めてどのようなことが起きるかということを様々な視点から論じているからである。
 今年も、朝、近所のコンビニに出かけて、新聞を買ってきた。そして読んだ。その中で、これから先の日本や世界は、かなり困難な時代を生きていくことになるのだろうという思いを胸に抱かざるを得なかった。歴史を振り返ってみても、平和で平穏な時代というのがいつまでも続いた例はない。平穏な時代が長く続くほど、その後に大きな混乱がやってくる。それも多くの場合、急激に、その変化が起きてくるのである。
 天気図を見ていると、西のほうに低気圧や前線が描かれている。長期予報では、週末ごろに、天気が荒れそうだとのことである。私たちも、身構えて、これからの一年に向かっていかねばならないのだと改めて思う。

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