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5月28日(日) 幸福は 家なら主人! それなのに 建物ばっかり 語るが世間

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 引き続いて今日は、「人間哲理研究会」。今回取り上げたのは、戦前の教育者であり、思想家である三谷隆正氏(昭和19年に55歳で死去)が自らの遺書として残した『幸福論』という本であった。
 三谷は、「幸福とは、地上においても天上においても、旺(さかん)なるいのちに満ち溢れることだ」と語り、そのためには、「かぎりある貧しき人間のいのちが、もっと豊かな永遠的ないのちにつながらなくてはならない」と論じるのである。そして、富や名声などに対しては、それらは「生活の条件ないし随伴物であって、それ自体が人生の意義を充実するものではない。そんなもののために一生を懸けるのは、学問も蔵書もないものが無暗に書棚ばかり買い整えるようなものである。大切なのは書物とそれの学習であって、書棚などは必要なだけはおのずから備わるものなのである」と断じる。
 幸福になろうとすれば、幸福になるための考え方と生き様が大切なのに、見栄えがする外形的な部分ばかりを追い求めている人たちに対して、強く警鐘を打ち鳴らしている言葉であろう。自らの人生についても、考えさせられた勉強会であった。

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