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6月21日(水) 日米韓・・・ 「軍事同盟」 だけじゃなく 今度はメモリー 「受け皿同盟」!

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 アメリカでの原子力事業で膨大な赤字を出し、経営の立て直しを迫られている東芝は、取締役会を開き、子会社「東芝メモリ」の売却先について、日本の官民ファンド・「産業革新機構」が主軸となる「日米韓連合」と優先的に交渉を行うことを決定。産業革新機構のほかには、日本政策投資銀行や米投資ファンドのベインキャピタルが参加し、韓国の半導体企業SKハイニックスは、出資ではなく、資金貸付の形で参加することになるという。日本の大手銀行も、融資の方向で話が進んでいるという。
 これまで「日米韓」という言葉が使われると、それは多くの場合、北朝鮮を意識した「軍事同盟」の代名詞というイメージであった。経済分野の活動でも、これまでも皆無というわけではなかったと思うが、今回ほどの巨額の資金を伴う協力関係が提案されたのは、おそらく初めてのことではなかろうかという気がする。
 このような経済面での多国間協力が、「日米韓」という枠組みで展開されるということは、日韓関係に、新しい可能性を生み出してくるものではないかと思う。今後の展開に期待したいものである。 

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6月20日(火) 築地は守る 豊洲は活かすと 小池知事 ムダ・ムラ・ムリの 「ダラリ」判断?? 

 東京都議会議員選挙を目前にして、小池・東京都知事が記者会見。かねてからの懸案で。築地市場の豊洲市場への移転について、その考え方を語った。


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 その基本方針は、「築地は守る、豊洲は活かす」というものであり、市場機能は基本的に豊洲に移し、すでに整備された施設を活用する一方で、築地市場については、移転後に解体。 2020年の東京オリンピック・パラリンピック氏の輸送拠点として活用し、その後は、「世界の食」をテーマに掲げた「食のテーマパーク」を作ると同時に、ここに市場機能も持たせるとした。細かなことをまではまだ検討が進んでおらず、今回は方向を示しただけということのようであるが、市場移転問題に関して賛否両論のある中で、双方に花を持たせるような決着ではなかっただろうか。
 しかし気がかりなのは、この2つの近接する巨大市場が、果たしてうまく並び立つ形になるのであろうか、という点である。下手をすれば、「ムダ」「ムラ」「ムリ」の「ダラリ判断」となりかねない。もっとも、その結果が多くの人の前に明らかになるのは、おそらく10年も経った後のことであるから、もう小池知事の時代以降のことということになるのであろう・・・。さて・・・。

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6月19日(月) 国会の 閉会会見 安倍総理 山幾重とも 人づくりだと・・・

 昨日、正式に通常国会が閉会となったことを受けて、安倍総理が記者会見。
 その冒頭で、「加計学園獣医学部新設問題」をめぐる政府の対応について、「国民の不信を招いた事は率直に認めなければならない」と陳謝。そしてそれと同時に、今国会の議論について、「国会は建設的議論という言葉からは大きくかけ離れた批判の応酬に終始した」と語り、それらの批判に対して必要以上に反応した自らの対応についても反省していると語った。


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 その一方で、「人材投資に関する有識者会議」をこの夏に発足させるとして、「『人づくり革命』を断行し、日本を誰にでもチャンスが溢れる国に変えていく」と、今後の重点的な取り組み課題が「人づくり」にあることも表明した。
 安倍総理は、今通常国会の中で、自らやその妻が関与したとして、「森友学園問題」「加計学園問題」で、野党やマスコミの批判を受けてきた。そしてそれらの中で、「人づくり」の大切さを語ってきたが、あえて問題を避けず、批判に対して真正面から立ち向かう決意を示したものだと言えるのではあるまいか。政治家・安倍晋三の真骨頂がここにあり、という印象で、その言葉を聞いたのであった。 

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6月18日(日) 会点を 共有せるゆえ 一即一切 宇宙真理の 天人合一!

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 「教育思想研究会」を開催。今回のテーマは、先月と同じで、「森信三著『恩の形而上学』を読む」。この本は、森信三先生が、まだ若い頃に、初めての哲学書として世に出した本である。それだけに、森先生の思想の根底にあるものが書かれていて、この後に発表される様々な教育論を本当に理解しようとすれば、この思想をきちんと押さえておかねばならないと考えて取り上げたものであった。しかし、先月は、私の理解不足の故に、十分な詰めが叶わなかったので、再度取り上げた次第であった。つまり、最近の言い方で言えば、「リベンジ戦」ということになる。
  そんな難解な本であるから、私の力では、とてもその要点を要約して紹介することはかなわないが、それでも理解できる範囲で一言だけで語るならば、小さな人間と大きな宇宙というものが、その中心点を共有しているから、人間は、この会点を通して、そこに響き合いが生まれるならば、全宇宙と一体になることができ、全宇宙を知ることもできるのだ、ということになるであろうか。
 ちっぽけな存在である人間が、巨大な宇宙と一体となることができる、その考え方に大きな勇気を頂いた気がしたのであった。
 

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6月17日(土) 遠方を 飛ぶミサイルを 撃ち落としても 隣の船には 衝突するんだ・・・?

 午前1時半頃、伊豆半島の沖合で、米海軍横須賀基地配備のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船「エーシーエックス・xクリスタル」が衝突、イージス艦に大きな損傷があり、浸水し、その乗員7名が行方不明になっているという。コンテナ船のほうは、船首部分を一部損傷しているものの、浸水などはなく、自力で東京港の大井ふ頭に着岸したという。


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 率直なところ、私はこの報道を聞いて、意外な印象を受けた。それは、 1つには、軍艦は、外からの攻撃に備えなくてはならず、その船体も強固なものとばかり思っていたのだが、今回の被害状況を見ると、思いがけず脆さを持っていたということである。それからもう一つは、イージス艦といえば最新鋭の駆逐艦であり、遠方で発射されたミサイルをとらえて、それを撃ち落とす能力を持っていると聞いているが、すぐ近くを航行している船に対しての警戒能力は決して高くないという点であった。
 例えて言えば、ひどい遠視で、遠くはよく見えるが、近くはあまり見えていないということか。イージス艦に、遠視用のメガネをプレゼントする必要があるのかもしれない・・・そんな事を考えたのであった。 

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6月16日(金) 後味の 悪さが残る 今国会・・・ 雑魚飯色々 食ったようだが

 昨日、今国会での最大の懸案とされた「改正組織犯罪処罰法」が成立し、 6月18日の閉会日まで2日を残し、今日、国会は事実上閉会ということになった。


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 振り返って、一言でこの国会を評すれば、「後味の悪さが残る国会」と言わざるを得ない。確かに、政府は、今国会に66本の法案を新たに提出し、そのうちで63本が成立という結果であった。成立率が95.5%であるから、民主党時代の成立率が一番高い時でも60%程度であったことから考えると、このしばらくの国会の中では、極めて高い水準と言うことができるだろう。この時代に求められる様々な法律が、今国会で審議され成立させることができたということである。それなのになぜ、この後味の悪さが残ったのか、端的に言えば、国会審議に真剣さが感じられなかったからである。そしてその大きな責任は、やはり野党にあると言わざるを得ない。
 今国会で、強く印象に残った問題は、やはり「森友学園問題」と「加計学園獣医学部新設問題」であったが、その議論たるや、総理とその周辺の個人攻撃に終始し、国のための建設的な議論であったとは言い難い。何のための議論だったのだろうか・・・そんな印象をぬぐいえないのである。
 

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6月15日(木) テロ等の 準備罪法 成立し いづこも同じ 夏の夕暮れ

 「テロ準備罪法」とも呼ばれる「改正組織犯罪処罰法」が、この日の朝、参議院本会議で採決され、自民、公明、日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。今回の場合は、委員会での採決を行えば、公明党の委員長でもあり、混乱することが予想されたので、議会での採決を避け、本会議で「中間報告」を行い、そのまま本会議で採決を行うという異例の対応を行った。そのため、野党などが猛反発して、内閣不信任決議案を提出するなど様々な抵抗を行ったが、結局は、あっけなく成立ということになった。


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 この法律は、実際にその犯行が行われなくても、その準備が進められていることが証明されるならば、それに関与する人たちを逮捕して取り調べ、処罰することができるという法律である。この「準備行為」というものが、あいまいな部分を含んでいることから、恣意的に国民の権利を侵害することがあるのではないかと反対運動が展開されてきたのであった。一言で言えば、「疑わしきは罰せず」ではなく、「疑わしきは罰する可能性がある」ということになるわけであり、実際にその取り締まりに当たる警察当局自身が、ハムレットの心境になっているのではあるまいか。(イラ短では、ハムレットではなくて、ロミオと書いてますね。後で直します。)

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6月14日(水) ロンドンの 高層住宅 炎上す 地球社会も 炎上中だが・・・

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 テロ騒ぎが続き、政治の混迷が報じられるイギリスのロンドンで、今度は、24階建ての高層公営住宅で火災が発生。ビル全体に火が広がって、数多くの死傷者が出ている模様だという。ビル管理会社によれば、このビルには防火扉が設置されているので、火災時には自室で待機するように、と指導していたそうであるが、火は外壁に沿って燃え広がって、ビル全体が消失したようである。数多くの死傷者が出たのは、この指導のせいでもあると報じられている。
 イギリスのメイ首相も、これだけ次々に大きな問題が発生すると、その処理が追いつかず、政権内部はパニック状態になっているのではなかろうか、と外目からは心配されるのであるが、サッチャー元首相の例もあり、イギリス女性は、割合にこのような状況には強いのかもしれないな、などと勝手な想像もしているところである。
 ともあれ、イギリスの諸問題を「遠方の火事」とばかりに眺めているわけにはいかないのが、現在の世界状況。いつ火の粉が日本に降りかかってくるかもわからない。世界中が、様々な問題で炎上しているのであるから・・・。
  

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6月13日(火) 5日後の 国会閉会 前にして ドタバタ騒ぎは 恒例行事!

 この通常国会の閉会日は、6月18日であるから、残り5日。いつも国会閉会前となると、国会内が騒がしくなるが、今回も、その例外ではないようだ。
 今日、野党は、参議院に、金田法務大臣と山本地方創生大臣に対する問責決議案を提出。これにより、関係委員会での審議が停止され、参議院本会議を開催し、この決議案の審議を行うこととなった。また、これら問責決議案は否決される見込みであるが、そうなればその次には、安倍内閣に対する内閣不信任決議案を提出する構えだということである。もう少し何か、パフォーマンスだけではなくて、生産性を伴う取り組みはないものであろうか。

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 今国会は、7月初旬に、国政にも大きな影響を与えるとされる東京都議選挙があるものだから、大幅な会期延長はないだろうが、若干の会期延長ならばあり得る、という気もする。
 しかし、「政治は一寸先は闇」とはよく言ったもので、一部の人たちの思惑や、何らかの事件発生によって、その先の展開が大きく変わる。さてこれから先、どんな展開となっていくのであろうか。

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6月12日(月) 生命には 上下はないと 言うものの どうもパンダは 異次元生物

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 上野動物園で、メスのジャイアントパンダ「シンシン」が、赤ちゃんを出産。この動物園でパンダが誕生したのは、5年ぶりのことだという。その体重は、おおよそ150gくらいだと報じられていた。
 早速、上野動物園と周辺地域では、赤ちゃん誕生による集客効果に期待する声が広がっているようだ。新聞によれば、関西大学の宮本勝浩・名誉教授の試算によれば、1年間に約267億4,736万円に及ぶ経済効果が生まれるのだそうだ。それならば、この赤ちゃんの体重が150gだとすれば、1グラム当たりで1年間に2億円の経済効果である。これには、その値段ゆえに尊ばれている貴金属も真っ青である。金がいくら高価だといっても、せいぜいが1グラム5,000円程度。プラチナで3,600円、銀で65円程度である。そう考えるとパンダは、なんとも桁外れ。
 よく「生命には、貴賤はない。上下はない」といわれるが、パンダの場合は、生まれながらにして、とんでもない価値を背負ってこの世に誕生しているようである。まさに、「異次元生物」とも言わざるを得ない存在だと言わざるを得ない…。

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6月11日(日) 「密林の 聖者」と呼ばれし シュバイツァー その思想とは 生命の畏敬!

 「人間論ゼミ」。今回取り上げたのは、「密林の聖者」として知られるシュバイツァー博士であった。博士のことは、私が子供時代にも、偉人伝などで紹介されていて、かねてから、一度その人生や思想を学んでみたいものだと考えていたのであった。

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 とりわけ、若い頃から学問分野や音楽分野などで豊かな才能に恵まれていて、あえて赤道直下のアフリカ・ガボンなどに行かなくても、人々から尊敬され称えられる人生を生きられる人物が、なぜに自ら望んで最も困難な土地に行かねばならなかったのか、また数多くの苦難に遭遇しながらも、それらを乗り越えて信念を一生涯貫き通した背景には、一体何があったのか、そんなことを学び、自らの人生の糧にしたいと考えたのであった。
 何冊かの本を読み、シュバイツァー博士の人生を自分のこととして考える中で、その思いはますます強まってきた。その思想の根底にあったのは、「生命への畏敬」であったという。すべての生きようとする命の中で、自分自身もその生きようとする命として生きていくのだ、という考え方である。

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6月10日(土) 朝刊に 踊る見出しの 超過密! ラッシュアワーの 電車の如し

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 今日の朝刊を見て驚いた。様々な分野のビッグニュースが、目白押しになっていたからであった。例えば、読売新聞紙上では、こんな見出しが並んでいた。「天皇退位特例法成立」「英保守党過半数割れ」「加計学園文書再調査・文科相表明」「衆院区割り改正法成立」「骨太などを閣議決定」「前FBI長官・ロシア疑惑捜査中止の指示」「上海機構、印パ承認」…。これら見出しのそれぞれが、トップニュースになっておかしくない大ニュースである。それが一気に、この日の新聞紙面に並んでいたのである。
 スイスの心理学者・カール・ユングによって提唱された概念に、「シンクロニシティ」というものがある。集合的無意識によって、人々の主観的な意識が交流しているという考えである。本人は意図しないにもかかわらず、同時に、この思いに基づいた事象が、離れた場所で起きてくるというものである。
 今回のこの様々なニュースが、一度に各地で生まれてきたことに何か意味があるのかどうかは知らないが、私が、世の中全体が大きく動き始めている印象を胸の中に抱いたのは事実であった。

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6月9日(金) 伊方町 職員相手に 講演会! まず皆さんが 幸福たれと…

 朝、橿樹舎を出発して、伊方町に向かう。昨年10月に初当選したばかりの高門清彦・伊方町長の依頼により、町行政の中核である係長級の人たちに対して、講演を行うためであった。
 その講演テーマは、「『幸福な公務員』私論」。地方行政の眼目は、その地域住民を幸福にすることにあると私は思う。そしてそのためには、町づくりをリードする職員皆さん方が、まず幸福でなくてはならないというのが私の考えである。そこで、幸福問題を中心に、職員たちに語り掛けた。

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 伊方町は、四国で唯一の原発立地自治体である。それだけに、マスコミなどで注目されることも多い。原発で働く住民も多く、他の小規模自治体と比べれば、雇用機会も多く、経済基盤も少しは安定していると思う。しかしそれでも、過疎化と高齢化の波に洗われて、町づくりは容易ではない。
 こんな地域が元気になるためには、まずは町の職員から元気になる必要がある。そしてそれには、町の職員から幸福になる必要がある、そんな私の思いを率直にお話ししたのであった。

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6月8日(木) 警察が 逮捕したのは 警察官 福岡母子の 殺人事件で…

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 2日前、福岡県小郡市の住宅で、母子3人が殺された事件、当初から、現場に荒らされた形跡や盗まれたものもなく、また殺害されたとされる時刻が夜間で、夫の出勤前であったことなどからも、その夫である警察官の関与が疑われていたが、今日になって、その警察官、中田充容疑者が逮捕された。
 その逮捕を、福岡県警が記者会見を開き発表したのだが、その冒頭、警務部長と首席監察官が、3分半もの長きに亘って深々と頭を下げ続けていた。
 警察官というのは、その地域住民の生命と財産を守るプロであり、その人自身が、逆に生命を奪う殺人事件を引き起こしたというのは、とても許されることではない。そしてその容疑者の警察官を、警察自身が逮捕し取り調べるというのは、蛇のしっぽを蛇が食べているようなものである。
 この蛇が自分の尻尾を口にくわえている図柄は、ずいぶん古い時代からあるもののようであり、それを「ウロボロス」というのだそうだ。今回の場合はさしずめ「オロオロポリス」と表現すべきものではなかろうかと、少し皮肉ってみたのであった。

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6月7日(水) 四国でも 梅雨入り宣言 じめじめと 心の中まで カビ生えてくる…

 今日、私が住む四国地方が梅雨入りした模様と、気象庁が発表。例年に比べれば、少し遅い梅雨入りだそうだ。これから、暑くてジメジメした季節が始まるのかと思うと、つい気持ちも重くなってしまう。
 そしてそれは、天候だけのせいではない。ニュースで伝えられる様々な問題を聞いていると、心の中まで湿りがちで、気持ちが重くなってしまうのだ。

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 今日も、イランでのテロ事件、日本原子力研究開発機構での被爆事故、テロ等準備罪法案をめぐっての国会の混乱ぶりなどが、重苦しさを増し加える。中国が、アフリカやパキスタンなどで、軍事基地の建設を始めたとの報道も、日本の安全保障問題を考えると、気持ちが重くなる。アメリカのトランプ政権の動向やイギリスの総選挙の報道なども、心の中にかかる雲をさらに厚くするものである。
 時折、梅雨の雲の間から日が差すような爽やかなニュースもないではないが、何かしら世の中全体がジメジメしている印象を禁じ得ない。精神衛生上も、これは良いことではないと、つい空を見上げたのであった。

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6月6日(火) 地方では 所有者不明の 土地かも…が 4分の1にも! ホンマかなコリャ?

 この日、法務省は、長年にわたって相続登記がなされないままで放置されている土地の実態をサンプル調査した結果を公表。それによれば、全国で、最後の登記から50年以上が経過していて、所有者が不明になっている可能性の高い土地の割合が、平均 22.4%にも上ったということである。この数値は、大都市部では6.6%、中小都市や中山間地帯では26.6%となったそうである。用途別では、宅地で8%、田畑が22.8%、山林が31.2%であった。土地価格が高くて、相続に関して強い関心が持たれる土地では、相続に伴っての登記変更がきちんと行われている傾向が強いということである。

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 それにしても、日本の場合は、土地台帳はきちんと管理されていると信じていただけに、全国の土地の5分の1以上でその所有者が曖昧になってしまっているかもしれないという今回の結果は、驚きであった。これまでその調査すら行っていなかったというのも不思議な話である。
 もっとも政府は、今後、所有者不明の土地を公的な事業で活用する制度づくりを検討するのだそうだ。倒れても、タダでは起きないということか。

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6月5日(月) アリアナさん テロに負けじと コンサート! ところがこの日も テロ発生す!

 この日(イギリス時刻では4日の夜)、アメリカの人気歌手、アリアナ・グランデさんが、マンチェスターで慈善公演を開催。 5月22日に開催した公演の直後に、このマンチェスターの会場出口で自爆テロが発生し、22名が死亡したことを追悼し、このコンサートの収益を遺族や負傷者らのために寄付するという趣旨のものであった。

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 しかし、イギリスでは、この取り組みをあざ笑うかのように、この日も(イギリス時刻では、3日の深夜)、テムズ河にかかるロンドン橋で、暴走自動車によるテロが発生し、7名が死亡したという。イギリスにおけるテロ問題は、かなり深刻な事態である。
 おそらくは、中東地域をイギリスが植民地統治をしていた時代までさかのぼる大きな恨みがテロの原因になっているということであろうか。さらにはひょっとすれば、十字軍時代まで時計は遡るのかもしれない。
 このような問題に対して、私たちは一体何を為し得るであろうか。絶望的な気持ちにならざるを得ないが、それでもあきらめず、一条の光を求めて歩んでいかねばならないと改めて考えたのであった。

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6月4日(日) 我々が 過去学ぶのは 将来を より遠くまで 展望するため!

 「フォレスト・トレンド勉強会」。今回も、「『サピエンス全史(上・下)を読む』。今回で、3回目になる。
 この本をずっと取り上げ続けてきたのは、この本が描く壮大な人類文明史に、強い関心を持ったからである。それは、元々は弱い生物種であったに過ぎない人類が、自ら「虚構」を描き出し、そしてそれを仲間だけでなく、まだ会ったことのない人たちとも共有しあって、巨大な社会を作り、その力によって、食物連鎖の頂点に立つ存在となったという展開が興味深いものであったからである。

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 そして、 ほんの数百年前に起きた「科学革命」においては、「無知」ということを前提にし、それだからこそ、新しいものを強く求めて、様々なものに挑戦をしていったことこそが、この新しい時代を切り開く原動力であったとする考え方も、とても新鮮なものであったからである。
 今現在の世界は、これまでの人類の歩みもそうであったと思うが、先を展望しづらい時代である。そんな時であるだけに、高いところから大きく世の中を見る視点が必要だと考えたのであった。

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6月3日(土) アメリカは 超大国の 神通力を オウンゴールで 失ってるんじゃ…?

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 昨日、トランプ・米大統領は、地球温暖化対策の具体的枠組みである「パリ協定」からの離脱を表明した(アメリカ時では、6月1日)。
 しかし、国際的に結ばれた多国間協定というのは、長い時間と膨大なエネルギーを費やしてようやく辿り着いたものであり、それから一度離脱をすると、改めて新しい協定を結び直すというのは、容易なことではないだろう。さらに、アメリカという国自身が、諸国からの信頼を失い、リーダー国としての権威を著しく失墜させてしまうことにもなるのではないだろうか。
 トランプ政権は、この「パリ協定」の問題だけでなく、TPPの問題においても、または他国との軍事協力関係においても、これまでの既定路線を否定し、アメリカの国益を最優先する姿勢を示している。この姿勢は、長期的には、もう一つの大国を目指す中国の影響力を強める結果になってしまうのではなかろうか。いわば、トランプ大統領のキックが、自分のゴールにボールを蹴り込むことにならなければ良いのだが…と案じられてならないのである。

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6月2日(金) 愛大の 教職院生 相手に講義 幸福伝える 教師になれと…

 愛媛大学大学院の教育学研究科院生を対象にして、約1時間半の講義を行った。
 これは、私の勉強会に参加している小田教授から依頼を受けて行ったものであった。そして、この場には、松山市内の現職教師も参加していた。

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 今、様々な教員研修が行われているが、そこで取り上げられるのは、教科の指導法や教育現場に関係する法令等に関するものが多く、教育の原点に関係するものは少ないのだそうだ。そこで、小田教授からは、教育者が持つべき基本的考え方を話してほしいという依頼であったので、講演テーマは、「『幸福な教師』私論」 とした。そして、「幸福とは何か」とか、「本物の教師とは何か」といったことをお話しし、最後に、教師人生を生きる上で頭に置いてほしい幾つかのことを提案して、話を終えた。
 教育の目的は、それを受ける子どもたちを幸福に導くことであると私は思う。これには、まずは教師自身が幸せになり、その背中で子供たちを導かねばならない問題なのではなかろうか、そんな思いを、参加された方々に語りかけたのであった。

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6月1日(木) 郵便の 料金値上げ 話題にも ならなかったが これってどうなの?

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 6月1日。官公庁や多くの企業で、「クールビズ解禁」となったようである。テレビのニュースでは、おおむねこの話題が大きく取り上げられていた。
 その一方で、あまり大きく話題にはならなかったが、この日から、郵便料金が値上げとなった。郵便はがきが、10円値上げとなり、62円。また、定形外郵便物についても、一部で値上げとなった。
 私にとって意外だったのは、これだけの値上げが行われながら、先に述べた通り、ほとんど話題にもならなかったということである。以前であれば、郵便料金が上がるなどといえば、反対運動が起こり、大騒ぎになったものである。ということは、一般国民にとって、これは関心が薄い問題だった…。つまり、ほとんど財布が痛まない問題だったということである。これは言い換えれば、普通の国民は、年賀状以外では、ほとんどはがきを書くことがなくなっているということではなかろうか。
 それならば、はがきの料金を値上げしたとしても、これで郵便事業の採算性が好転するということではないとも思えるのであるが…。さて…。

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