« 2017年8月 | トップページ

9月13日(水) 明治帝 大葬の日に 乃木夫妻 殉死してより はや105年!

Mx4500fn_20170913_165901_004

 9月13日といえば、今から105年前に、明治天皇の大葬が取り行われた日である。この日には、乃木希典・夫妻が、今も乃木坂に残っている自宅で、天皇に殉じて、切腹自殺をした。
 この時が、明治時代の最後であり、ここから大正時代が始まる。日本にとっては、西洋列強からの強い圧力の中で、富国強兵に努め、新時代を切り開くために国を挙げて懸命に走り続けた時代であった。日本にとって、一つの大きな時代の幕が下ろされた瞬間であったとも言えるであろう。
 それからもう105年も経ったのか…というのが私の率直な印象である。「明治は遠くなりにけり」という中村草田男のよく知られた俳句もあるが、日本人にとって、明治という時代は、特に感慨深く振り返る時代であるに違いない。そして、乃木夫妻の生きざまも、日本人の生きざまとして、とても真似はできないが、心の中に強く懐かしさを呼び起こすものであるに違いない。
 私の心の中に、かつての日本と日本人の魂を思い起した一日であった。

|

9月12日(火) 国連で 北朝鮮の 制裁決議 かつての日本を 連想したよ…

Mx4500fn_20170913_165901_003

 国連安全保障理事会が、北朝鮮の第6回目の核実験を受けて、追加制裁決議を全会一致で採択。この制裁決議には、北朝鮮はあまり追い詰めすぎてはならないと考える中国やロシアが、アメリカが提出した原案に対して修正を求めていた。最終的には、原油輸出量や金正恩北朝鮮労働党委員長の個人資産凍結などについて譲歩したことによって、早期の全会一致採択にこぎつけたものであった。
 私は、この決議案がどれくらいの影響を北朝鮮に及ぼすものか評価はできないが、それでも全会一致で決議案が採択されたことの意味には大きなものがあるだろう。そして、北朝鮮が引き続いての挑発を止めなければ、アメリカはさらなる制裁や軍事行動の可能性も示唆している。
 かつて日本が、アメリカに対してその戦端を開いた背景には、ABCD同盟と言われるような日本を孤立化させる諸外国の包囲網があった。お膳を向け変えてみれば、かつての日本が、今の北朝鮮の立場である。今後、本当に武力衝突が回避できるのだろうかと、少し不安な気持ちがしてならない。

|

9月11日(月) アメリカで 今度は大型 ハリケーン やっぱり地球は 病気のようだ…

 世界各地で自然災害が相次ぐ中、今度は、アメリカを襲った大型ハリケーンが話題になっている。「イルマ」と命名されたこの大型ハリケーンは、いよいよ最強の「カテゴリー5」にまで発達し、フロリダ半島を直撃した。10日余り前には、大型ハリケーン「ハービー」がテキサス州に襲来していて、多大な被害を及ぼし、まだ数多くの人々が避難生活を送っているところに、引き続いての来襲である。

Mx4500fn_20170913_165901_002

 これはアメリカだけではなくて、東アジアの台風やインド洋のサイクロンなどでも、その巨大化が問題視されている。また、異常な降水や干ばつ、熱暑なども報じられている。北極海や南極の氷山が溶け出しているという報道も気がかりである。
 これら現象が、温暖化ガスによる地球温暖化が原因であるかどうかは議論のあるところのようであるが、地球が深刻な病気状態となっていて、高熱に苦しみ始めているというのは事実であるようだ。その原因をはっきりと突き止めて、対策が可能なものであるならば、早期の対策が求められていると私は思う。

|

9月10日(日) 日本と 人類社会 将来を 見抜いていたは 石原莞爾

Mx4500fn_20170913_165901_001

 「人間論ゼミ」の日。今回のテーマは、満州事変を引き起こした参謀としてよく知られる、石原莞爾。福田和也氏の著書『地ひらく』を使って、石原の人生と思想、そしてその当時の日本内外の政治状況や社会状況を論じた。
 一言で言って、石原の生きざまや考え方は、とても魅力的であった。著者の創作も加わっているかもしれないが、天才的なひらめきを持つ石原が、その信念を貫いていく姿は、感動的であった。彼は、太平洋戦争が始まった昭和16年の3月に軍隊を離れるが、その後も、野にあって、教壇から、自らの信念を学生たちに語りかけようとする。さらにその教壇を追われた後も、「東亜連盟」の運動の中で、各地を遊説し、広く「日本の大義」を訴えるのである。
 結果論的に言えば、その石原の主張は、日本と人類社会の将来を見事に見抜いていたものであった。どうしてこのような正確な将来展望を持つことができたのか、そしてどうしてそのような信念を貫くことができたのか、これから先にさらに研究を深めていきたいものだと考えたのであった。

|

9月9日(土) 北朝鮮 建国の日に 桐生君 10秒超えの 期待挑戦!

 かねてから待望されていた陸上100メートルでの新記録が誕生した。福井県で行われていた「陸上日本学生対校選手権」で、桐生祥秀選手が、9秒98の日本新記録を樹立し、日本選手として初めて、10秒の壁を超えたのであった。桐生選手にとっては、大学生活で最後の大会であったそうだ。
 折しも、この日は、北朝鮮69回目の「建国記念日」であった。このしばらく、ミサイル発射や水爆実験などと話題が多かっただけに、この日も注目を集めていたのであるが、このニュースの扱いは、小さなものとなり、すっかり霞んでしまった。

Mx4500fn_20170912_234000_004

 やはり、ニュース番組というのは、希少価値を重んじて報道するもののようであり、長い間待ち焦がれていた新記録達成の方が、より多くの人々の関心事であると判断した結果なのであろう。
 まさに桐生選手の新記録は、長年にわたる「期待挑戦」にやっと結果を出した、というものであった。今現在の世界記録は、ウサイン・ボルトによる9秒58であり、まだまだ世界のトップを目指すには遠いが、日本にとっては快挙であったということだ。

|

9月8日(金) 今日話題 太陽フレアと 白い粉! 騒ぎの反面 実害僅少!

 今日話題になったニュースの中から、私が関心を持った話題を二つ。
 その一つは、巨大な太陽フレアの発生。これは数日前に観察されていたものであるが、それに伴って放出された粒子などが時をおいて地球に到達し、地球磁場を乱し、通信や電子機器、電力線などに大きな影響を及ぼすと報じられてきたものであった。しかし実際には、若干の問題はあったものの、重大な影響は皆無であったようである。

Mx4500fn_20170912_234000_003

 もう一つは、動画投稿を目的に、警察官の前でわざと「白い粉が入った袋」を落として逃げ出し、パトカーが出動するなどの騒動を引き起こした事件。この一部始終を撮影した動画がユーチューブにアップされて、その再生回数は100万回を超えたのだそうだ。これが、偽計業務妨害の疑いに当たるとして、2人が逮捕された。なんでも、動画再生回数に応じて広告収入が入るということだったのだそうだ。
 この二つの報道。ともに騒ぎが大きかった割には、実害は僅少であった。今の世相を垣間見た気がしたのであった。

|

9月7日(木) 国益は 理屈だけでは 割り切れぬ! ロシアにゃロシアの 事情があれば…

Mx4500fn_20170912_234000_002

 ロシアのウラジオストクで開催されていた「東方経済フォーラム」に参加した安倍総理は、この日、ロシアのプーチン大統領と会談。北方四島での共同経済活動について、観光や海産物養殖などの5項目の協力事業について合意すると同時に、ミサイル発射を繰り返したり水爆実験を行ったりした北朝鮮に対する制裁問題についても話し合いが行われ、「北朝鮮の核実験が深刻な脅威である」とする一定の合意を得ることができた。
 しかし、安倍総理が、北朝鮮への石油供給の全面禁止や金正恩・朝鮮労働党委員長の資産凍結などの厳しい追加制裁を求めたのに対し、プーチン大統領は、むしろ対話の重要性を強調し、北朝鮮を追いつめすぎないように慎重な姿勢を示したという。
 外交というものは、基本的にはそれぞれの国の国益を最大化することを目指して行われるものである。しかしこの国益に関する考え方は、それぞれの国で異なり、時にはそれらが相対立する。それを合意に至らせるには、それぞれの国の事情を勘案しつつ、うまく丸めていかねばならないのだが…。

|

9月6日(水) 大統領 不法移民の 若者の 救済令を 違憲と表明!

 アメリカのトランプ大統領は、オバマ前政権時代の「不法移民の若者を強制送還の対象外にする」とした大統領令を撤廃する方針を表明。この大統領令は、かねてから「憲法違反」との指摘があったものであり、政権担当者として、その違法状態を是正する責任を強調した。加えて、「混乱を最小限にする」と、これから半年間は送還猶予措置を継続し、その間に、議会が必要と考える法律を制定して、この違憲状態を脱するべきだと主張した。

Mx4500fn_20170912_234000_001

 しかし、現実には、この猶予措置が撤廃されれば、80万人の若者がその対象となり、アメリカ国内に滞在できなくなってしまうということであり、トランプ政権に対する反発が国内に広がってきている。
 また、この半年間の間に法律制定を行って、問題解決を目指すようにとボールを投げられた議会側にも、この問題に関して様々な考え方があり、当惑が広がっているようである。トランプ大統領が選挙運動中に掲げた公約の尻拭いを議会に持ち込まれたという気持ちであろう。今回のこのボール、果たして豪速球になるのか、魔球となるのか…。

|

9月5日(火) 民進党 新執行部が 船出をするも 霧が深くて 船影見えず

 9月1日に、民進党代表に前原誠司氏が選出され、新しい党役員人事が検討されてきたが、今日、両院議員総会が開催され、前原代表が提示した役員人事が承認され、新執行部が船出することとなった。
 幹事長には、大島敦・元総務副大臣。当初は、華のある山尾志桜里・元政調会長を幹事長に起用する予定であったが、党内の反発が強かったことに加えて、スキャンダラスな報道もあり、それを断念。逆に、堅実な大島氏を起用することになったようである。

Mx4500fn_20170908_174854_003

 これで一応は船の幹部船員は揃ったということになるが、どうも勢いを感じない。新役員の間に一体感が薄く、船出に向けての「熱気」を感じにくいということもあれば、この「民主丸」という船が一体どこに向かって進んでいこうとしているのかというのが見えないということもある。さらに、周りを見渡せば、一面が「深い霧」。国民からしても、その霧の中で民主丸の船影がよく見えていない、ということもありそうだ。
 しかし、政治の世界は、一瞬で状況が大きく転換する。健全な日本政治を築き上げる上に、民進党の存在は大きい。是非頑張ってほしいと思う。

|

9月4日(月) 死してなお 心の中で 生きる人 今に幸せ 伝えている人

Mx4500fn_20170908_174854_002

 昨日の勉強会の後、岡山の妻の実家で宿泊。
 今日は、高梁市を訪問。まず高橋商工会議所の女性会メンバーと、昼食をとりながらの懇談会。実は、来年この女性会が、県下各地の女性会の方々を集めての行事を開催するにあたり、私に、その記念講演を依頼してきていたのであった。その講演テーマとして、山田方谷先生のことを取り上げて欲しいということであったので、一度きちんとその講演内容をめぐってのすり合わせ行っておく必要があると考えたのであった。4名の方々と意見交換を行い、方谷先生の人生や業績だけをお話しても、聴講者の関心を引かないかもしれないので、方谷先生が今の時代に伝えている「幸福な人生」について、お話させていただくことにした。
 それからその後、「平成牛麓舎」メンバーと会って、意見交換。これも、方谷先生の顕彰運動に関しての意見交換であった。
 方谷先生がこの世を去られてから、今年はちょうど140年目。そんな過去の人のことが今も人の口にのぼるのは、その人が、今を生きる人の心に幸福を伝えているからだろうなと考えたのであった。

|

9月3日(日) 北朝鮮 核実験の その時刻 語っていたのは 「宇沢経済」

 北朝鮮が6回目の核実験を実施。今度の核爆発は、今までのものに比べてそのエネルギーが格段に高いものであり、朝鮮中央テレビは、この日の3時に「大陸間弾道ミサイル装着用の水素爆弾の実験で完全に成功した」と報じた。

Mx4500fn_20170908_174854_001

 今年の1月には、太平洋の東側アメリカに、何をするか分からない大統領が誕生したのであるが、今度は、日本海の西側の至近距離に、水爆を保有したこれまた何をしでかすやらわからない国が誕生したとなれば、その狭間にある日本の国は、本当に危機的な状況を迎えていると言っていいだろう。
 この日私は、「フォレスト・トレンド勉強会」を開催していた。そこで取り上げたのは、著名な経済学者・宇沢弘文氏が、遺書的意味合いを持って世に出した本『人間の経済』であった。人間の生活を中心に据えて、経済を考えようという主張の本であった。
 今の世相や国際情勢を見るにつけて、確かに私たちは「人間存在」という足場を見つめ考え直さねばならないことが数多くある気がしたのであった。

|

9月2日(土) タカタ製 エアバックでの 集団訴訟に ホンダが和解 それにしてもだ…

Mx4500fn_20170907_114245_004

 タカタ製欠陥エアバッグ問題をめぐって、米国で行われたリコールに関連して、その対象車の持ち主らが起こしていた集団訴訟で、ホンダは6億500万ドルの和解金で原告側と合意したそうだ。6億500万ドルと言えば、約670億円。ホンダの従業員数は、単独の社員数が2万1,903名、連結で見ると211,915名であるから、この和解金額というのは、連結社員数で評価をしても、一人当たり30万円にもなる金額である。いってみれば、社員一人当たりのボーナスが30万円減額されるのに匹敵する金額と考えていいだろうと思う。なんにしても、大変な金額である。
 エアバッグが異常な膨張をしたのは、そこに使われていた本当に小さな火薬の品質管理の問題であったのだそうだ。ホンダにその品質管理にどこまで責任があったのかはわからないが、最終製品を送り出した企業の責任が、こんな形で厳しく問われる時代だということである。
 ホンダの創業者・本田宗一郎が生きておられたら、なんと語られただろうか…。

|

9月1日(金) 民進党 新代表は 前原氏 党勢回復 使命と言うが…

Mx4500fn_20170907_114245_003

 民進党が臨時党大会を開催し、これまで行われてきた代表選挙の投開票を行った結果、前原誠司氏が、新代表に選出された。任期はこれから2年間。
 最近の政治を見ていて、私が気がかりなのは、ポピュリズム、余りにも世論迎合的な政治がなされていることである。この世論迎合的というのは、言い換えれば、世論依存的ということにもなる。今の時代は、イデオロギーといってもバラバラであるし、利害関係も複雑化してきている。政治が求心力を働かせようとすれば、その根拠は、世論しかなくなってきているということではないだろうか。
 そうなると生まれてくる疑問は、政権与党も、野党も、この世論依存の政治を行うとなれば、この両者の違いとは一体何なのかということ。党首の人気度の違いとならざるを得ないのではないか。
 ここでふと思ったのが、民進党のシンボルマーク。一人の人間が、もう一人の人間にもたれかかっているように見えるマークである。このもたれかかり精神で行う政治というのが、一体どのような政治を生み出していくのであろうか。

|

« 2017年8月 | トップページ