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11月30日(木) 懲罰!と 窒息させる やり方は 結局自分の 首絞めるかも?

 北朝鮮が昨日発射実験を行ったICBM「火星15」に関して、様々なことが報じられている。
 まずは、この日になって、朝鮮中央テレビがその打ち上げ時の映像を公開したが、その映像を分析した専門家たちは、そのエンジン出力などについて、かなり性能が向上し、さらにはその動作の正確性も高めている様子だと語り、米国本土まで到達可能なミサイル開発に成功している様子だと認めた。

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 一方、そのターゲットと目されているアメリカのトランプ大統領は、中国の習近平・国家主席と電話会談を行い、北朝鮮に対する原油供給の停止を直接迫ったという。 さらに、国連加盟国に対して、これまでの制裁決議の厳格な履行を求め、北朝鮮との関係を断つことも求めたということである。
 これまでの戦争で、一度も本土に対する攻撃を受けたことがないアメリカも、今度はかなりの危機感を持っている様子である。しかし、世界は陰に陽に結びつき合っている時代であり、北朝鮮に対する制裁の取り組みが、巡り巡ってアメリカの首を絞めるになるかも…と、そんな気もしたのであった。

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11月29日(水) 北朝鮮 ミサイル発射に 成功すれど 四面が恨グル 金委員長!

 北朝鮮が、またもやミサイルの発射実験を行った。今回の発射は、午前3時18分頃。どうしてこのような夜間に行ったのかその理由は不明であるが、おそらくは、アメリカや韓国の警戒態勢が強まる中で、夜間に行う方が妨害される可能性が低いと判断したのではなかっただろうか。
 今回のミサイルは、さらに性能を向上させたもののようである。飛行時間は約53分間。到達最大高度は4,000kmを超えたそうされている。この能力は、核弾頭を約1万3,000km先まで運べるもので、北朝鮮からアメリカ全土を狙うことができるということである。早速、朝鮮中央テレビは、「ついに核戦力完成という歴史的大業が実現した」と高らかに宣言。

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 しかし、北朝鮮の金正恩体制は決して盤石とは言い難い。友好国である中国までも敵に回してしまった。「劉邦と項羽の戦い」においては、項羽が孤立した場面を表現する言葉として「四面楚歌」という言葉が登場するが、今の金正恩体制も同様である。北朝鮮を恨む集団に囲まれていることを、「恨グル」と表現したのであるが、いかがであろうか。

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11月28日(火) フランシスコ ローマ法王 ミャンマーで 祈り捧ぐは ロヒンギャ問題

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 ローマカトリック教会のトップである、フランシスコ法王が、ミャンマーを訪問。法王の目的は、ミャンマー国内に住むイスラム教系住民・ロヒンギャが、ミャンマー国軍からの圧迫が強まる中で、隣国バングラデシュに逃げ出し、難民化している問題に対し、その和解を呼びかけるということのようである。早速、この日、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談し、その融和を呼びかけたということである。
 法王は、これまでにも、キューバとアメリカの和解仲介を行い、一定の成果をあげている。分断と対立が深まる世界に対して、ローマカトリック教の立場から、新しい解答を求めて、自らが積極的に働きかけを行っているということであろう。
 確かに、国内における深刻な対立を解消する一義的な責任は、政治にあると言うべきであろう。しかし、その政治すらも手をつけることが困難な宗教問題に対して、宗教が、政治とは異なる次元での解決を目指して動くということは、確かに一つの可能性を提示するものだと思う。どんな結果を生み出すのか、興味を持って見守りたい。

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11月27日(月) 不審船 相次ぎ漂着 船名見れば 「危多血用船」と 書かれているかも…

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 このしばらく、ニュースで数多く取り上げられているのは、日本海側地方に不審船が次々に漂着しているということである。11月23日には、秋田県由利本庄市で、漂着した木造船に乗っていた北朝鮮の8人を保護、同日、佐渡市では、漂着船から遺体1体を発見。11月26日にも、佐渡市で遺体1体を発見。そして今日は、秋田県牡鹿市で遺体8体、石川県珠洲市で漂着船を発見…。ニュースでの分析では、北朝鮮では酷い食糧難に陥っていて、古い小型の木造漁船で、遥か遠くにある日本の経済水域・大和堆までやってきて操業しているうちに、何らかのトラブルを起こして漂着してきたのではないかと語っている。
 見るからに小さな船であり、こんな船でよくも荒れる日本海を渡って日本にまでやってきたものだと思う。北朝鮮の人民は、金正恩・独裁体制のもとで、相当の生活苦に喘いでいるということであろうか。そんな目でテレビ画面上の小型船を見ていると、その船腹に「危多血用船(北朝鮮)」と書き記されているのではないかという気がしてきた…。

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11月26日(日) 世の中と 真逆の生き方 教えてる 『老子』の言葉は 壺中天有り

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 「人間哲理研究会」。今回取り上げたのは、「老子」。老子は、紀元前の中国で活躍した思想家であるが、残された文章がほとんどなく、また歴史家などによる記述もほとんど残されていないため、実在した人物であるか否かも疑問視されている。しかし、この老子が残したとされる『老子道徳経』は、古代の王墓から発掘されていて、古代にその思想が実在していたことが確かめられている。また、この老子の思想を基にして、民間宗教と融合する形で「道教」が形成され、今も、中国で最大の宗教になっているなど、大きな社会的な影響も及ぼしている。
 この「老子」の思想というのは、「無為自然」という言葉で象徴されているとおり、人為をできるだけ加えないで、天地自然と自ずから響き合う生き方を大事にしていこうというものである。それは、現代の管理社会に窮屈さを覚え、くたびれはてている人々にも強い共感を生み出していて、この思想は世界各地に広がっているようである。
 安岡正篤氏の「六中観」の「壺中天有り」を、今に実感させる思想だとも言えるだろう。

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11月25日(土) 白鵬が 40回目の 優勝なれど たった一人の 横綱相撲

 千秋楽を待たずして、白鵬の第40回目優勝が決定。この日の対戦相手は、遠藤であった。今回の優勝決定で、白鵬は、優勝の最多記録を自らが更新した。それだけではなく、年間最多勝利も更新。優勝インタビューで、「大台というのは場所前から意識していた。達成してほっとしている」と語ったが、その表情は、喜色満面というものではなく、心中のわだかまりを表しているもののような気もした。

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 それは、今の相撲界が置かれている厳しい環境に対する憂慮であり、その相撲界における自分の立場を巡るわだかまりもあったかもしれないと思う。
 当初この大相撲九州場所は、相撲人気の回復を反映して、初日から満員御礼であった。しかし、横綱・鶴竜は、初日から休場であったが、その後日馬富士が3日目から、稀勢の里が10日目から休場となり、結局は、白鵬が一人で横綱相撲を行わざるを得なかった。
 やはり相撲界は、異常な世界であると思う。白鵬はあまり多くを語らないが、おそらく胸の内には、いろいろな思いが渦巻いているのではあるまいか。

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11月24日(金) 三菱も 待て!リアルには 問題と データ改ざん 謝罪会見

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 またまた大企業の不正が発覚。今回は、三菱マテリアルの子会社である、三菱電線工業と三菱伸銅が、その出荷製品の一部で、検査データを改ざんしていたのだそうだ。この両者の製品は、航空機や自動車、電力機器などに幅広く採用されているそうであり、今のところは、安全性に関わる問題や法令違反は報告されていないとはいいながら、高品質が必要とされる部品材料のデータ改ざんだけに、今後、波紋が広がることになるかもしれない。
 気がかりなのは、これまで国際的に高い信頼を誇ってきた日本の大手企業の製品に、このしばらく次々に不正が発覚していることである。私は、日本の製造業は、決して不良品を平気で出荷するところまで堕落しているとは思わないので、おそらくは、この程度の誤差範囲ならば、製品として問題がないと判断しながらも、提出書類上はそれでは通らないので、データを改ざんしたということであろう。しかし、リアルの世界は、書類で品質管理が行われているわけであり、そのルールを踏み外したことに対して、強い批判があるのは当然のことだと思う。

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11月23日(木) 神々に 新穀捧げ 祝う日が “勤労感謝の 日”となったんだ…

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 「勤労感謝の日」。ふと、どうしてこの日が「勤労について、それを尊び、生産を祝い、国民互いに感謝し合う日」になったのだろうかと疑問を感じ、インターネットで調べてみた。そうすると、この11月23日という日は、もともとは、収穫物に感謝する大事な行事として、飛鳥時代より続けられてきた「新嘗祭」がその起源だということがわかった。そして、1874年(明治6年)からは、新暦に基づいて、この11月23日に、この行事が行われることになったということである。そして、同年から国民の祝日と指定されたのだそうだ。
 しかし、第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって、この「新嘗祭」が天皇の国事行為から切り離されたため、改めてこの休日を、「勤労感謝の日」に切り替えたということのようである。
 つまり、生活の糧となるものを生み出す働きに対する感謝の日であり、お祝いの日である、ということである。これは確かに大切なことだと思う。それにしては、この祝日がその意義を忘れた「単なる休日」になってしまっていることが気がかりである。

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11月22日(水) “森友”の 土地値引きには 十分な 根拠がないと する検査院!

 会計検査院は、かねてから大きな問題となってきた「森友学園」に対する国有地売却問題に関して、その約8億円の値引きについて、根拠が不十分だとする検査結果を公表。その大きな問題点は、大阪航空局が、この土地に埋まっているゴミの量を、推計可能な最大値で評価していたという点である。検査院の報告書では、他の方法での推定なら、ゴミの量が約3割から7割だった可能性を示唆している。
 政府機関によって、このような報告書が公表されたことによって、この問題は、早期の幕引きがますます困難になったということであろう。今後の国会でも、野党の大きな攻撃材料になるに違いない。

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 私は、この報道を聞きながら、露天でのバナナのたたき売りを思い出していた。たたき売りは、客の表情や声によって、バナナに小さな傷があるなどと言って、どんどんと値を下げていって、客が安値で買ったと思わせるようにしつつ、決して損をしないようにバナナを売る。そしてそこに客を集める。もっとも今回の場合は、国側が本当に大損をしたようであるが…。

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11月21日(火) 北朝鮮 「テロ支援国」に 再指定され 外圧・内圧 水爆状態?

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 トランプ・アメリカ大統領は、ホワイトハウスでの閣議で、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定すると表明した。約9年ぶりのことである。このしばらく、北朝鮮が、核実験やミサイル実験を立て続けに行っていることに対してというだけでなく、北朝鮮で拘束された大学生がアメリカに帰国後死亡した事件や、マレーシアの空港で金正男氏が猛毒のVXで公衆面前で殺害された事件なども取り上げて、北朝鮮の危険性を、その再指定の理由に挙げている。
 これにより、北朝鮮はますます国際的に孤立化していくだろう。国連安保理の制裁決議により、貿易や労働者派遣も思うにまかせず、中国からの政治的・経済的な圧力も強まり、また世界各地の友好国から国交断絶を通告されたりして、国際的に四面楚歌状態である。加えて、国内的にも、経済活動が行き詰まり、国家財政も厳しさを増し、国民の食糧難も、限界に近づいているのではなかろうか。こうなると、軍の離反も想定しなくてはならないと思う。
 言ってみれば、北朝鮮は、外圧も内圧も異常に高まり、自らの水爆も爆発寸前状態ではなかろうか。

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11月20日(月) ドイツでは 連立協議が 決裂し 苦境に立てる メルケル首相

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 ドイツのメルケル首相は、9月に行われた総選挙で、自らが率いるキリスト教民主・社会同盟が第一党を維持したものの、過半数には届かず、他の政党との連立協議を続けてきたが、その協議が決裂。その協議の打ち切りを表明した。今後の対応については、再び総選挙を行うための解散を行うのか、過半数を確保できない少数政権で今後の政権運営にあたるのか、または別の政党との連立協議を始めるのか、まだその方向性が見えてはいないが、どの道を選択しても、茨の道となりそうである。
 メルケル首相は、2005年11月に初めて首相に就任し、それ以来12年間もの長きにわたってその地位を守ってきた。先進国サミットの首脳の中で、最古参ともなっている。「ドイツのお母さん」と国民から親しまれてきたが、様々な問題が必ずしもうまく解決されないままに政権が長期化し、国民の側もこの長期政権に飽きを感じてきたということであろうか。
 様々な問題に取り囲まれたメルケル首相。「私も、気分がメィルケルだわ」とぼやいているかも…。

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11月19日(日) 教育を 改革するとは 権限を 子どもに近い 場に移すこと?

 「教育思想研究会」の日。今回取り上げたのは、大田堯氏と堀尾輝久氏の共著『教育を改革するとはどういうことか』という本。この本が世に出たのは、1985年の10月末。つまり、中曽根首相のもとに、「臨時教育審議会」が設置され、単に文部省だけの問題としてではなく、政府全体として、長期的・根本的に教育問題が議論され始めた頃のことである。

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 この本の著者たちは、この審議会での議論が、あまりにも経済界の要望を重視していることに危惧を抱き、教育本来のあり方とは何かという基本問題をこの本で提起したかったのだろうと思う。
 そこでこの本の中の主張であるが、私の記憶に一番強く残ったのは、「教育は、子どもに近いものほど重い権限と責任を与えられなくてはならない」という主張であった。そうであってこそ、子どもを人とする教育が可能になるというのである。もっとも教育現場では、上からの指示にただ従って教壇に立っている方が楽だと、この主張に冷めた見方もあったのではないかという気もしたのであった。

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11月18日(土) ドイツでの COP閉幕! 見えたるは 国際政治の 気候変動!

 ドイツのボンで開かれていたCOP23(国連気候変動枠組条約第23回締約国会議)が、今日閉幕。トランプ大統領がこの協定からの離脱を宣言した後に開かれた初めてのCOPであっただけに、その議論の行方が注目されたのだが、アメリカの動向にかかわらず、着実にこれまでの合意を前進させていくことを確認したようである。

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 そんな中で、私が感じていたのは、地球の気候変動ならぬ「国際政治の気候変動」であった。これまでは、国際政治も、アメリカが主導する形で議論が展開されてきたように思うが、その主軸が失われつつある今、それに代わって虎視眈々と、中国が新たな主軸になろうと動いている印象である。特に温暖化問題は、小国が多い島嶼部に大きな影響を及ぼす問題である。または農業に経済活動の重点を置いている発展途上国に大きな影響を及ぼす可能性がある。アメリカがいなくなるのならば、それら国々を一網打尽に自分の陣営に取り込もうと中国が投網を手に時を待っているという印象である。
 国際政治に大乱の予感がしてならない…。

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11月17日(金) 一月後には 南京入城 80年だと 公民館で 講演したよ

 この日の夜、私が生活している船木地区の公民館で、私の講演会。公民館側から依頼されて行ったものであるが、そのテーマは、「日中戦争と歴史問題~この夏、中国を旅して」とさせていただいた。
 それは、今年がちょうど、日中戦争が始まって80年に当たる年であり、日本の近現代史において非常に重要な意味を持っているこの戦争の歴史を改めてしっかりと見つめることが必要だと考えたからであった。加えて、日本でもよく話題になっている南京事変において、日本軍が南京を制圧し、南京城内に正式に入城したのが、昭和12年の12月17日。つまり、今日からちょうど1か月後に、その80周年を迎えることになるのである。だから、さしずめ80年前の今日あたりは、南京の周辺地帯で激しい戦闘が行われていた頃だったのだろうと思う。

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 日本は、歴史に対して、それをあまり重要視しない国だと言われることがある。確かに、私たちは、今につながっている近現代の歴史をあまりよく知らないように思う。そこに対して、強く問題提起を行った講演であった。

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11月16日(木) ダ・ヴィンチの キリストの絵に 最高値(508億円)! お金の価値に ピントが合わない

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 今の世の中は、バブル期に入っているのであろうか。
 今日も、ニューヨークで行われたクリスティーズのオークションで、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたキリストの肖像画が、4億5,000万ドル(日本円で約508億円)で落札されたという。これまでの最高落札額となったのが、ピカソの「アルジェの女たち」であり、約200億円であったから、その2倍以上の値段で落札されたこととなる。確かに、レオナルド・ダ・ヴィンチが残している絵が少なく、希少価値があるのは確かであろうが、それにしても、たった1枚の絵が500億円を超えるとは…と絶句してしまう。
 少し前には、アインシュタインの走り書きメモが、2億円弱で落札されたが、どうもお金の価値がこれまでの感覚では測れない、いや、限られた収入の人の感覚では、とても理解できないという方が正確な表現かもしれない。
 今の時代は、1%の大金持ちが99%の富を独占しているという極端な表現もあるが、大金持ちがバブル経済現象を次々に引き起こしている時代だと言えそうである。

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11月15日(水) 近江屋で 龍馬殺され 150年! 脳内時計が カオスになってる…

 11月15日といえば、今や国民のヒーローとなっている坂本龍馬の誕生日であり、命日である。もっともこれは、旧暦での話であり、今私たちが使っている新暦では、命日が12月となるのではあるが…。それはともかくとして、この日に、全国の各地で、龍馬を偲ぶイベントなどが行われたようである。テレビでも、この前後に、龍馬を取り上げた番組が数多くあった。とりわけ、龍馬が亡くなってちょうど150年という記念年であることから、その暗殺の謎に迫る番組が色々と放映されていた。

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 そのせいか、龍馬は、今もとても身近な存在である。150年前に亡くなったと聞いても、何かしら少し前まで目の前で生きていた人のような感覚がある。この11月15日は、97年前に国際連盟の総会が初めて開かれ、62年前に自由民主党結党大会が開催され、42年前に第一回サミットがフランスのランブイエで開催され、40年前に横田めぐみさんが北朝鮮によって拉致された日である。それら色々な出来事が頭の中でごちゃごちゃになって、何が先で何が後やら…私は、意識混濁の中に時空間を彷徨った。

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11月14日(火) 相撲では 日馬富士が 休場し 希望の党では 小池氏が去る…

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 大相撲九州場所3日目の今日、角界に衝撃が走った。10月の秋巡業中、横綱の日馬富士が、酒席で平幕の貴ノ岩に暴行を加えてけがをさせたという事件が発覚し、日馬富士は、今日から休場したのである。まだ事件の全貌が明らかではないが、モンゴル出身力士たちが出席していた酒席で、平素の生活態度を注意されていた貴ノ岩が、その間もスマートフォンを操作していたことに対して、日馬富士が激怒し、暴行を加えたということのようである。
 一方、日本政界でも、この日、土俵を降りる人がいた。このしばらく台風の目となってきた小池百合子・東京都知事である。自ら設立した「希望の党」の代表を辞任したのである。その理由は、希望の党所属国会議員団の中で、少し前に代表選が行われ、玉木雄一郎氏がその任についたことから、「新執行部が船出するのを見届け、創業者としての責任を一つ終えた」ということであった。今後は都政に専念したいということのようだ。
 調子が悪くなると姿を消す…そんな日本の姿が何か寂しい「秋の夕暮れ」である。

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11月13日(月) 松山で 自動車暴走 50分! ストレス理由の 自暴自棄とや…

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 この日、松山市の市街地を1台の乗用車が約50分間にわたって猛スピードで暴走し、警察車両とのカーチェイスが展開されたという。車両進入が禁止されている歩行者専用の商店街道路や、愛媛県庁の敷地内にまで入って、暴走し続けたのだそうだ。そして、車が動かなくなった後、犯人が、他の車を乗っ取って暴走を続けようとしていたところを、警察官に取り押さえられて、一件落着となったということである。
 その動機について、犯人は、「仕事上のストレスによって、自暴自棄になって暴走行為を行った」と語っているそうだ。乱暴な運転であったが、1人が軽傷を負っただけだったということから判断すれば、人の殺傷を狙った暴走ではなかったようである。
 愛媛県の松山といえば、温泉もあり、のどかで温かい人柄の土地として知られているように思う。そんな土地でさえ、こんなわけのわからない事件が起こる時代である。このような問題を引き起こす底流に何があるのか、そんなことも考えなくてはならない時代だなと思ったのであった。

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11月12日(日) 無教会 キリスト者として 十字架を 背負い生き抜く 矢内原さん

 「人間論ゼミ」。今回取り上げたのは、愛媛県出身で、昭和30年頃に、東京大学の総長を2期にわたって務めた矢内原忠雄であった。矢内原は、大学生時代に、内村鑑三が開いていたキリスト教の勉強会に参加し、そこで、キリスト教信者としての強い信念と宣教活動への不動の決意を得たようである。ただし、その信仰は、特定の教会に所属するのではなくて、教会の教義や組織に縛られず、直接に神と結びつくことを求める「無教会」の信仰であった。

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 矢内原は、専門分野として「植民政策」を研究していて、新渡戸稲造が国際連盟事務局次長として転出した後に、東京帝国大学の教職に就く。しかし、日中戦争に対して、それは「義戦」ではないと論じたため、強い批判を受け、その職を追われた。復職したのは、戦争が終わった後のことであった。
 矢内原の信念は、「正義を実行しないのが最大の悪」というものであった。イエスキリストの十字架を生涯通じて背負い続け、その正義の実現のために持てる力を尽くし続けた人生であったと思う。その強い信念に対して、私は敬意と関心を抱いた。

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11月11日(土) メジャーへと 二本(日本)の刀 振りかざし 挑戦表明 大谷翔平!

 北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手が、この日、ポスティングシステムを利用して、アメリカの大リーグ移籍を目指すことを正式に表明。今の段階ですでに、複数の米球団のスカウトが大谷選手に強い関心を示していることから、移籍実現はほぼ間違いないということである。

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 大谷選手といえば、「二刀流プレーヤー」として広く知られている。ピッチャーとしては、日本最速の165キロを記録し、2ケタ勝利を得ている。一方、バッターとしては、昨年は22ホームランを記録。今年は、打撃が低迷したが、「最多勝利、最優秀防御率、最高勝率」の投手3冠に輝いたということである。
 よく「天は二物を与えず」というが、大谷選手の場合は、投打の両面で活躍し、しかも、整った顔立ちでもあり、人気抜群である。大リーグが、どれほどの契約金を提示してくることになるのかわからないが、おそらくは信じられないほどの金額が出てくるのではないだろうか。鍛え上げられた美しい日本の刀をイメージさせる大谷翔平選手には、その両刀をより大きな舞台で振り回してほしいものである。

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11月10日(金) TPPは 両手を縛る 主権放棄と トランプ難じて 議論進まず

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 ベトナムのダナンで開催されている「APEC(アジア太平洋経済協力会議)」会合で、トランプ・アメリカ大統領は、「インド太平洋戦略」に関する演説を行った。その中で、大統領は、TPPは、「我々の両手を縛り、主権を放棄させる大型の協定」であり、アメリカはそれに参加しない、と改めて表明した。そして、公正で互恵的な貿易の原則に基づいて、「2国間の貿易協定を結ぶ用意がある」と語り、今後、各国と個別に貿易協定を結んでいく決意を語った。
 時ちょうど、このダナンの町では、アメリカを除くTPP参加国11か国が閣僚会議を開催していて、アメリカが参加しない状況においても、残された国々の間で多国間貿易協定を実現するための話し合いが行われていた。そして、一時「大筋合意に至った」としていたが、カナダのトルドー首相が、「まだ懸案が残っている」として、異議を唱えたため、首脳会合を開催して合意を確認することができなくなった。
 やはりこれまでの議論の中心であったアメリカが外れた形では、「烏合の衆」とならざるを得ない面があり、円滑に議論が進まなかったということか。

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11月9日(木) 中国が 米大統領に プレゼント 大国同志 仲良くせんと

 韓国訪問を終えたトランプ大統領は、中国に移動。そして今日、習近平中国国家主席と会談の後、共同記者会見に臨み、その会談の成果を発表した。
 トランプ大統領の訪中の大きな目的は、一つには、北朝鮮に対して共同で大きな圧力をかけることであり、もう一つは、米中間に生まれている大きな貿易不均衡の是正を図ることであった。前者の北朝鮮への対応をめぐっては、必ずしも両国の考え方が一致しなかったようである。しかし、後者の貿易不均衡問題に対しては、米中両国の企業が総額にして約2,500億ドル(約28兆円)にも及ぶ商談を成立させ、政府間でその覚書に署名したと発表。ビジネスマン大統領であるトランプ氏は、この成果に満足したようで、にこやかな表情を見せていた。

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 しかし、中国という国は、昔から「贈り物には倍返し」という伝統のある国である。今回中国が贈った巨額の商取引というプレゼントには、当然その返礼への期待が込められていると考えるべきであろう。これがどのような形で今後の米中関係に現れてくることになるのか、注目すべき点である。

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11月8日(水) トランプの 韓国カードは ジョーカーか? 変幻自在の やばい切り札

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 日本訪問の後、韓国に舞台を移したアメリカのトランプ大統領は、今日、韓国国会で約35分間の演説を行い、北朝鮮に対して、「北朝鮮は米国の過去の抑制的な対応を弱さと受け止めたが、トランプ政権は過去の政権とは大きく異なる」と述べ、「我々を侮ってはいけない。試してはいけない」と強い警告を発した。そして同時に、北朝鮮に融和的な姿勢を持つ、韓国の文在寅・大統領に対しても、「すべての責任ある国家は、北朝鮮を孤立させるために力を合わせるべきだ」と牽制球を投じた。
 言うならば、トランプ大統領は、韓国の文在寅・政権に対して、トランプゲームのジョーカー札を出したようなものである。ジョーカーは、変幻自在であり、これをうまく使えば、効果的な役割を果たすが、使い方を誤れば、自らの首を絞めることにもなる。このジョーカーを受け取る側も、同じである。今回トランプ大統領が出したこのジョーカーは、最適のタイミングで出されたのだろうか。そして受け取る文在寅・大統領も、この札をうまく生かすことができるのだろうか。これからの展開が見ものである。

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11月7日(火) 広島の 平和公園 訪れて 祈りの渦に 身を投じたのだ!

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 昨晩は広島市内で宿泊。今日は朝から、平和公園を訪れた。ここは以前から幾度も訪れている場所ではあるが、北東アジア地域にキナ臭さが漂い始めている今、改めて平和について考えてみたいと、今回も訪れたのであった。
 朝の8時半過ぎに訪れたのであるが、もうすでに多くの人たちがやってきていた。特に外国人の姿が目についた。昨年のノーベル平和賞でも、核兵器廃絶を訴えたNGOがそれを受賞したが、国際的に核兵器問題に強い関心が向けられているということなのであろうか。この公園内を、今回は、じっくりと時間をかけて散策して、改めて、この場所が祈りの場であることを肌に感じた。様々な人がこの場で祈りを捧げる対象として、石碑や彫刻など、平和のモニュメントを設置していた。平和は、それを希求する人々の祈りの中から生まれるものだと私も思った。
 その後、福山市に自動車を走らせ、市役所で、枝広直幹・市長と意見交換。私からいくつかの提案をさせていただいた。それから橿樹舎に戻る。
 3日間の有意義なキャラバン活動であった。

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11月6日(月) 下関 明治維新の 発祥の地で 我が天命を 問いかけたのだ!

 昨晩は、下関市で勉強会。「吉田松陰の教育原理」について、お話をした。20名あまりの方々が集まってくださった会合であり、その後、お世話くださった香井さんが自ら作ってくださったおでんの鍋を囲んでの交流会。楽しく有意義な時間であった。

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 今日は、朝から下関市内の活動。最初に訪れたのが、維新の志士たちの「招魂碑」が391柱建てられている「桜山神社」。この場の諸霊の前で、私は、混迷を深める現代社会に対して、これから維新運動を開始する誓いを行った。
 それから、奇兵隊が創設された「白石正一郎邸跡」や「高杉晋作終焉の地」などを巡った。昨日訪れた長府の町とともに、これらの場で、自らの天命は何かと、思いを新たにする時間であった。
 そこから次には、山口市にある「朴の森」を訪れて、鍵山秀三郎先生の人材育成の思いに触れた。さらには防府市に車を走らせて、新しくできた「山頭火ふるさと館」を訪れ、さらに市内各地を巡り、明治維新期にこの街が果たした役割にも思いを巡らせた。それぞれに強く心が響く時間であった。

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11月5日(日) トランプさん 来日日程 偶然に 我がキャラバンと 重なり合ったよ

 アメリカのトランプ大統領が、来日。今年1月に大統領に就任して初めてのアジア諸国歴訪であり、トランプ政権の対東アジア政策が、今後どう展開されることになるのかが注目される訪問である。日本には、今日から明後日の7日までの3日間滞在し、その間、安倍総理とゴルフを行ったり、天皇皇后両陛下との会見や日米首脳会談が開催されるなど、多忙なスケジュールをこなすこととなるようだ。

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 一方、私の方であるが、今日から山口・広島キャラバン。今日は、岩国市で知人と昼食をとり、その後、下関市に移動。維新発祥の地とされる長府で、明治維新に思いを巡らせ、さらに新下関駅近くで、吉田松陰を巡る勉強会と交流会。それから明日からの帰路では、広島市の平和公園を訪れたり、福山市の枝広市長と意見交換を行ったりして、7日に橿樹舎に戻ってくる予定である。
 つまり、偶然ではあったが、トランプ大統領の来日日程とちょうど重なり合う形で、今回のキャラバン活動を展開するというわけである。それだからといって、どうということではないのだが…。

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11月4日(土) パリ協定 発効一年 気がかりは 国際政治の 温暖化ガス

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 地球の温暖化抑制のため、パリで開催された「第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)」で採択された協定が発効したのが、昨年の11月4日。今日で、ちょうど一年ということになる。
 しかし、その後、アメリカにトランプ政権が誕生し、アメリカがこの協定からの離脱を宣言したため、その先行きには暗雲が垂れ込めている。このパリ協定は、ただ単に温室効果ガスの排出を削減するというだけではなく、これまでの人類社会が、化石燃料を大量消費し、それによって物の豊かさを実現する文明を築いてきたのであったが、その文明形態そのものを大きく転換する意味合いも持っている。当然、経済構造も変われば、ライフスタイルも変わる。それだけに、トランプ政権は、この大きな潮流にブレーキをかけようと決断したのであろう。
 しかし同時に、私たちが留意しなくてはならないのは、今の地球社会では、大気気温が上昇しているだけでなく、国際政治も熱くなってきている。こちらの方の「地球温暖化」問題も、今後は重視していかなくてはならないように思う。

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11月3日(金) 日の本に 華麗な香りを 振りまいて 露払いせる イバンカ補佐官

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 トランプ大統領が11月5日に来日するのを前に、その長女であるイバンカ・大統領補佐官が来日。この日は、日本政府が開催した「国際女性会議」で講演を行い、「すべての女性には家庭外で働く自由がある。キャリアを後退させることなく母になる喜びを味わえるよう、革新的な方法を見つけるべきだ」と講演したという。またこの夜には、安倍首相がイバンカ・大統領補佐官と会食。首相が閣僚級でない人物と会食するのは極めて稀だということである。
 そして、翌4日には、日比谷公園や皇居前広場を散策。それがテレビニュースで大きく取り上げられていた。こんなことも異例なことである(事後に書き入れているので、翌日のことまで、書き込んだ。)
 イバンカ・大統領補佐官は、父親のトランプ大統領来日の前に、その関心を高め、友好的な雰囲気を育むための露払い役であったようである。彼女が持つ華麗なセレブの雰囲気が、日本中に日米友好のかぐわしい香りを存分に振りまいていったようである。その意味では、彼女の来日は、大成功であったというべきだろう。

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11月2日(木) 結局は カケソバを出す 文科省? カケが食えん(加計学園)と 野党は言うが…

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 文部科学省の大学設置・学校法人審議会が、専門委員会を開き、学校法人「加計学園」が申請していた、今治市における獣医学部の新設について、その設置を容認する方針を決めたという。当初は、8月に結論を出す予定であったというが、実習計画が不十分だとして認可の判断を保留していたものである。今回の認可容認方針には、「実習の体制を整える」という留意事項が付けられているらしい。
 私は、この10月に建設現場を見に行ってきたが、もうすでに建物の外観がかなり出来上がっていて、今更認可が出ないとなると、これは後始末が大変なことになりそうだなという気がしていた。
 加計学園の理事長が、安倍総理と親友であることから、特別の便宜が計られたのではないかという疑惑の中で、この問題は、教育そのものの議論ではないところで揉め続けてきたのであったが、落ち着くべきところにようやく落ち着いたということであろうか。それにしても、このカケソバ、出す前にずいぶん時間がかかってしまったので、麺がすっかりふやけてしまったようである。

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11月1日(水) 新内閣 発足の日の 話題とは 身の毛もよだつ 殺人事件!

 総選挙の結果を受けた特別国会が開催され、そこで、安倍晋三・自民党総裁が、第98代首相に引き続いて選出された。そして、その後組閣が行われ、自民・公明両党の連立による第4次安倍内閣が発足。とはいっても、閣僚は、8月に行われた内閣改造から間もないこともあり、全員が再任ということとなり、話題性の乏しい新内閣のスタートとなった。

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 そのせいでもあるのか、ニュースで大きく取り上げられていた話題というのは、一つには、昨日発覚した、神奈川県座間市における9人の殺害事件。容疑者は、今年の8月下旬から2か月余りの間に、次々に9人を殺害し、その遺体を、自分の部屋のクーラーボックスなどの中に遺棄していたという。またニューヨークでのテロ事件も大きく報じられていた。テロリストの小型トラックが、ハロウィン会場の近くの自転車専用道を暴走し、少なくとも8人が死亡したのだという。
 新内閣発足の日に、こんな身の毛もよだつ事件が次々報じられたので、これからの政治にも、何かしら重苦しい印象を胸に抱かざるを得なかった…。

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