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12月24日(日) 国東の 聖人三浦 梅園が 語りし条理 「反観合一」

 今日は、「人間哲理研究会」を開催。平成29年最後の勉強会である。
 そこで、午前中は、若葉書院敷地の「ウラジロガシ」の剪定作業と、その周りの作庭作業を行った。とはいっても、それを私がやったわけではなくて、大分県臼杵市から駆けつけてくれた、橋本さんご夫妻が心を込めて行ってくださった。心から感謝申し上げたい。

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 この日のテーマは、「三浦梅園の人生と思想」。三浦梅園は、江戸中期の思想家であり、自分が生まれ育った国東半島の山奥で思索にふけり、天地自然の原理を、『玄語』という本にまとめあげた。その思想の根本にあるのが、「反観合一」という考え方であり、後世に存在するものは全て、正と負、陽と陰などの2つの対立する性質によって成り立っているとし、その両極合体し、1つのものと捉える大切さを主張している。これは、梅園より後に登場するドイツの哲学者・ヘーゲルが唱えた「アウフへーベン」の考え方に通ずるものであり、三浦梅園の思想家としての独自性を高く評価したいと思う。今後さらに、三浦梅園の思想を深く理解していきたいと思った。

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12月23日(土) 打ち上げる 高度異なる 二衛星 同時投入 成功したが…

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 天皇陛下が84歳の誕生日をお迎えになられた。もう少しで平成30年がやって来るが、天皇陛下として約30年間にわたって、日本の象徴としての大切なお務めを心を込めて果たしてこられたことに、深く感謝したいと思う。なお、この日には、恒例の一般参賀が皇居で行われたが、平成となって最多の5万2,300人が、訪れたという。
 一方、この日は、種子島の宇宙センターから、H2A 37号機が打ち上げられ、2つの衛星を予定軌道に投入することに成功した。特に今回は、観測衛星「しきさい」を高度約800kmに、そして、試験衛星「つばめ」を高度300 km以下の低軌道に投入するという、初めての試みを行ったが、それにも見事に成功を収めたという。
 この打ち上げ成功のニュースを聞きながら、胸の中に浮かんできたのが、日本の皇室のことであった。再来年の5月には、今上天皇が生前退位され、今の皇太子が新天皇に即位されることになるのであるが、それが、高度の異なる2つの衛星が、日本の上空を象徴として飛行することになるのかな、という連想であった。

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12月22日(金) 来年度 予算が閣議で 決定した日 我は人生 語っていたよ

 政府は、午前中の閣議で、来年度予算案を決定。一般会計総額は、前年度当初予算比0.3 %増の97兆7,128億円となるのだそうだ。そのうち、歳入では、新規国債発行が33兆6,922億円で、約3分の1を占めている。一方歳出では、社会保障費が32兆9,732億円で、やはりほぼ3分の1という数字である。政府として、相当苦心してこの予算編成を行ってきたことがうかがえる来年度予算である。


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 一方、私はこの日、愛媛県松山市にある聖カタリナ高校で、講演を行った。愛媛県下にある私立高校の看護科に学んでいる生徒たちなど、約300名を前にしての講演であった。そこでお話をしたのは、この混迷の時代の中で、どのような考え方を胸に持ちながら、学び、人生を切り拓いていけばよいかということであった。将来、看護師になるという強い目的意識を持って学んでいる生徒たちだけに、話を聞く姿勢は、とても立派なものであった。
 私は、自らの生き方考え方を形成することは、心の中に人生の予算編成を行うようなものだと考えているのである。
  

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12月21日(水) トランプさん 大型減税 実現し 波乱の一年 幕降ろしけり …かな?

 トランプ政権が重要法案の1つとしてき「税制改正法案」が、アメリカ議会上下両院で可決され、成立した。この法案は、企業の連邦法人税率を35%から21%に引き下げ、所得税の最高税率も39.6%から37%に引き下げるという、企業や大金持ちを優遇する意味合いが強いものである。それだけに、報道によれば、有権者の反応はいまひとつということである。ある世論調査によれば、法案の賛成が約29%に対して、反対が約52 %と、2倍近い人達がこの法案に反対だということである。


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 トランプ政権とすれば、就任以来初めての重要法案成立ということで、強くその実績をアピールしたいところであろうが、果たしてそれが支持率の上昇に結びつくかどうか、大きな疑問である。
 それにしても、もう年末まで10日間。この1年間は、トランプ大統領の言動に世界中の政治が揺り動かされてきた印象である。これで今年の幕を下ろすことになるのかどうか、まだ残り10日間の間に、一波乱がありそうな気もしてならないのであるが…。

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12月20日(水) 外交にゃ 闇が宿ると 公開したが ダイアナ秘密は 相撲とお箸 

 外務省が、外交文書ファイル25冊を公開。それらの中には、中曽根総理が訪中し、胡耀邦・中国共産党総書記と会談した時の記録など、興味深い文章が含まれていたが、報道で話題になったのは、30年前に初めて来日したダイアナ妃が、来日直前、カナダの会合で行った発言記録であった。
 それによれば、ダイアナ妃は、来日の問題に触れ、「箸の使い方が思うようにいかない。ハンドバッグの中にナイフとフォークを忍ばせて日本に行きたいと思っている」と述べたり、「相撲観覧は自分がや特に希望して実現したもので、日本の伝統的教義として大いに楽しみにしている」などと語ったのだそうだ。ダイアナ妃の率直な人柄を偲ばせる発言として、ニュースで大きく取り上げられたものであろう。


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 しかし、こんな発言まで、外交の秘密文書の中に30年間に閉じ込められていたということには、大きな疑問がある。外交文書の取り扱いについて、何もかも秘密扱いにするということには、一考すべき問題がありそうである。

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12月19日(火) 断裂連想… リニア中央 新幹線 四国の中央 構造線ハテ?

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 今日は、「断裂」をめぐっての、 2つの「中央」に関するニュース。
 その1つは、新幹線「のぞみ34号」の台車に発見された大きな亀裂。台車枠の厚さ8ミリの鋼材に14センチの亀裂が発見され、上部3センチが残されていたばかりであった。もしこの部分が破断することになっていたら、高速で走行している車両が脱線するという事態もあり得たのだそうだ。この問題は、新幹線よりもさらに高速で走行する「リニア中央新幹線」にも問題を投げかけているようである。
 もう一つは、日本の国土を縦断する「中央構造線」に関するニュース。政府の地震調査委員会が炎中央構造線(活断層)が動くことによって起こる地震に関する発生確率を発表した。それによれば、石鎚山の北側にある断層において、 30年以内にマグ二チュード7.5程度の巨大地震が最大11 %の確率で起こると予測し、危険度が高いと評価した。
 この日には、上野動物園の赤ちゃんパンダ「シャンシャン」が初公開されて話題となったが、なかなか「万事シャンシャン」という気分にならない一日であった。

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12月18日(月) ゼネコンの 四社談合 気懸りは 仲良きことを 否定の論理!

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 21世紀の夢の鉄道と言われる「リニア中央新幹線」の建設工事をめぐって、談合が行われたとして、東京地検特捜部と公正取引委員会が、「鹿島建設」と「清水建設」を捜索。これまでの捜査の結果、「大林組」が大手ゼネコン4社の間で不正な受注調整を行っていたことを認めて、公正取引委員会に違反を自主申告していたことが明らかになったという。
 工事の入札は、受注希望企業が受注価格を競い合って、そのコストを少しでも安くするというのが原則であり、受注希望企業同士が事前に談合して、受注企業を決めるというのは、この趣旨に反する犯罪である。だから、 JR東海はすでに民間企業となってはいるが、公共交通を担う大企業として、そのような不正を許してはならないと思う。
 しかし同時に、私の心の中には、一抹の寂しさも漂う。日本企業の強みは、お互いが良識を持って仲良く仕事をしていくことにあると思うのだが、「仲良き事は悪の根源!」とする考え方が社会全体に広がってしまうとすれば、かえって社会がうまく機能しなくなってしまうと案じられるからである。  

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12月17日(日) 道徳の その本質は 善き社会 築く主権者 育むにあり

 「教育思想研究会」。今回のテーマは、「河野哲也著『道徳を問い直す』を論じ合う」というもの。
 河野哲也氏は、日本の哲学者。主に教育哲学について研究をしていて、「教育とは何か」だとか「教育の目的とは何か」といった基本的な問題について、民主主義やリベラリズム、経済と職業の関連などから論じている。また、特別支援教育や環境教育などにも強い関心を持っているようである。「哲学カフェ」なども開催し、対話的なアプローチにも力を注いでいるということである。


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 今回取り上げた本『道徳を問い直す』では、時代や社会が大きく変化して生きている中で、旧態依然たる道徳教育に対して大きな疑問を投げかけている。そして現代の民主主義社会においては、国民が主権者であるから、そこで善き社会をつくり、善き人生を生きることができる人を育てることこそが、道徳教育の中心課題なのではないかと主張しているのである。
 興味深い論点であった。今後さらに、この議論を自分なりに深めてみたいと思う。 

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12月16日(土) 文在寅 大統領の 訪中じゃ 日本いじめが 目に余ったよ

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 韓国の文在寅・大統領の4日間にわたる中国訪問が終わった。今回の訪問は、北朝鮮の脅威に対して、韓国が米軍と連携を強めていることに、中国が批判を強め、その結果、 韓国経済にも大きな打撃が生まれている中で行われた。それだけに、冷淡に応対する中国に対して、ひたすらすり寄っていこうとする文大統領の姿勢が際だった。そしてその道具として使われたのが、「日本の歴史問題」であったようだ。
 かつての日本を批判することにより、韓国と中国との絆を確かめ合い、さらに米国との関係も損なわずに済むという考えであろうが、果たして抗日部隊「光復軍(?)」が、日本軍と戦う上でいかほどの戦力であったというのであろうか。針小棒大な表現は韓国の常であり、中国もそのことを十分に理解して対応していたようには思うが、韓国の告げ口外交は、やり過ぎたらマイナスになるばかりだと私は思う。ただ、中国にしてみれば、日本に圧力をかける時のカードとして、韓国を使うことができるかもしれないと考えたかもしれない…。そんな気がした。 

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12月15日(金) 来年度 予算編成… 診療と 介護報酬 決着したが…

 政府は、来年度の予算編成で、焦点の1つとなっていた「診療報酬と介護報酬の改定率」を決定。診療報酬については、全体で1.19%引き下げるが、医師や薬剤師などの技術料にあたる本体部分は、0.55%引き上げることとした。また、介護報酬については、0.54%引き上げるということである。これによって、社会保障費を約1,300億円抑制するという目標を掲げて予算編成に取り組んできたのであるが、おおよそそのメドをつけることができたという。


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 今現在の政府予算総額は、100兆円弱であるが、その主要な項目「予算3兄弟」は、社会保障費と国債費、そして地方交付税である。この3項目だけで、予算全体の約4分の3を占めている。このうち国債費は、借金に対する対応予算であるから、勝手に削るということができない。地方交付税も、全国の都道府県と市町村に大きな影響を及ぼし、削減反対の声が強いことから、削ることが容易ではない。そこで、予算総額の3分の1を占める社会保障費に焦点を当てざるをなかったということであろう。
 予算というのは、増やすときは楽だが、削るのは大変。大変な累積赤字を抱えている日本財政が気がかりである。

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12月14日(木) 高裁が 伊方原発 運転に 差し止め命令…? これって妄想…?

 広島高等裁判所は、四国電力伊方原子力発電所3号機について、広島と松山の住民が運転差し止めを求めていた仮処分の即時抗告審で、その差し止めを命じる決定を行った。その理由は、九州にある「阿蘇カルデラが、破局的噴火をした場合、その火砕流が原発に到達する可能性がないとは言えない」というものであった。その根拠となっているものは、原子力規制委員会がまとめた「火山ガイド」であり、「40年の運転期間中に約160キロ圏内にある火山が噴火し、その火砕流が到達する可能性が十分に小さいと評価できない場合は原発を立地できない」とした規定だという。


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 阿蘇山から伊方原発は約130 km離れている。そしてその間には豊予海峡もある。常識として考えるならば、阿蘇山の噴火に伴う火砕流が、原発まで到達できるとはとても考えられない。しかし、裁判長は、「火山ガイド」の規定がある以上、それを厳密に解釈すれば立地は認められないはずだと判断したのだという。
 伊方原発まで火砕流が到達するような噴火となれば、九州のほとんどが火砕流の下に埋もれることになるだろう。そんなことを前提に考える判決が出されるとは…裁判所も妄想の世界に入ってしまったのではあるまいか…。

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12月13日(水) 本日は 「ビタミンの日」なり 微量でも 大事なものに 思いを巡らす

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 今日は何の日だろうかとインターネットで調べてみると、「ビタミンの日」というのが出てきた。なんでも、明治43年(1910年)、鈴木梅太郎博士が、米ぬかの中に脚気を予防する成分があることを発見し、それを「オリザニン」と命名をして、この12月13日に発表したのである。それが後になって、ポーランド人科学者のC・フンクが発見した「ビタミン(B1)」と同じものであることが判明し、「ビタミン」という名称の方が広く普及することになったのだという。
 それならば「ビタミン」とはなんぞや、ということになるが、「生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称」であると定義されている。必要量はとても少ないのだが、体の中でほとんど作られないため、食物から取らないといけないのだそうだ。
 世の中には、微量しか存在しなかったり、微力であったりするため、存在感は薄いが、しかしそれなしでは成り立っていかないという大事なものがある。「ビタミンの日」に、私は、そんな小さなものに思いを巡らせたのであった。

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12月12日(火) 「北」の字は 2人が背中を 向け合って 対立の図だと 「今年の漢字」

 今年も、年の瀬が間近となり、「今年の漢字」が発表された。例年と同じく、京都の清水寺で、森清範・貫主によって大きな和紙に揮毫され、お披露目ということになった。その漢字は、「北」であった。

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 このイベントを企画した日本漢字能力検定協会の発表によれば、応募総数が15万3,594票であった中で、「北」の字が、最多の7,104票であったのだそうだ。だから、この文字を選んだ人は、応募総数の中のせいぜい5%弱ということであり、国民の大多数がこの漢字を選んだというものではなかったようである。解説によれば、この「北」の漢字が選ばれたのは、北朝鮮の弾道ミサイル発射、九州北部豪雨、北海道日本ハムファイターズへの清宮幸太郎選手入団などが、主な理由であるとされていた。
 ただ、森清範・貫主のお話がふるっていた。「『北』という字は背を向けている二人を表すが、話し合って平和な世の中が築かれるよう願いを込めた」という言葉に、今の時代に私たちが大切にせねばならないことがあることを教えられ、この今年の漢字が、胸の中にストンと落ちる気がしたのであった。

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12月11日(月) ノーベル賞 受賞式の 報道が 「共感」重視で 良いのかいな??

 スウェーデンのストックホルムでは、「ノーベル物理学賞・化学賞・生理学医学賞・経済学賞・文学賞」の授賞式(イラ短には、「受賞式」の標記をあえて使った)が、そしてノルウェーのオスロでは、「ノーベル平和賞」の授賞式が行われた。

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 しかし、日本の報道で大きく報じられたのが「ノーベル平和賞」と「ノーベル文学賞」だけであった。だから、物理学賞や化学賞、生理学医学賞、経済学賞については、授賞者の名前も、その授賞理由も、ほとんどの人が全く知らないと言っても過言ではなかろう。ノーベル賞が、「過去1年間に人類に対して最大の貢献をした者」に授与される賞であることから考えれば、人種や国籍にかかわりなく、等しく称えられるべきではないかと、私は考えるのであるが、報道の論理は、どうもそうではないようだ。視聴者に強い共感のある人物を取り上げてこそ、視聴率を獲得できるという考えなのだろう。
 そろそろ日本のマスコミも、人類社会全体を意識したものになっていかなくてはならないのではないかと私は感じているのだが、いかがだろうか…。

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12月10日(日) 李鴻章 その名からして リコウショウ(利口そう…) 中華維新の 立役者なり

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 12月の「人間論ゼミ」。今日のテーマは、「中国清代の政治家・李鴻章の人生と思想」であった。
 李鴻章(1823~1901)は、清朝末の政治家であり、西洋諸国や日本からさまざまな圧力が加えられる中で、西洋の技術や制度を積極的に取り入れて、清朝の立て直しを図ろうと努めた。また、日清戦争の講和条約である下関条約締結のための全権大使として、下関で交渉にあたったことでも知られている。当時の中国では、西欧諸国から信頼される唯一の政治家であったとも言われている。
 李鴻章は、とても優秀な政治家であったようであるが、それでも時代の波と中国国内の反対勢力に抗しきれず、結局は、清王朝の幕引き役を担うこととなった。
 その時代は、日本で言うならば、幕末期とよく似ていて、明治維新を抜きに近代日本を語れないのと同じく、清朝末期を知らずして近代中国を語ることはできないであろう。言うならば、李鴻章は、「中華維新」の政権側における立役者であったとも語ることができようかと思う。

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12月9日(土) 大リーグ 挑戦大谷 選びしは 神からお告げの 縁 de Luz なり

 大リーグの球団と入団交渉を行うために渡米していた大谷翔平選手が、この日、ロサンゼルス・エンジェルスと入団契約を行うと正式に発表。今回の大リーグ移籍をめぐっては、数多くの大リーグ球団が大谷選手の獲得を目指して動いていたということであるが、結局は、資金力や人気度において勝る球団ではなかったことに、なぜだと驚きを禁じ得ない人が多かったようである。

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 この点に関して、大谷選手の交渉代理人の声明では、「彼が最も気にかけていたのは、マーケットサイズでも、タイムゾーンでも、リーグでもなく、彼がエンゼルスと真の縁を感じたからです。彼は次のレベル、キャリアでのゴールに到達するために進歩する上で最良の環境と判断しました」としている。まさに、エンゼルスとは天使であり、大谷選手は、神様からのお告げのようなものを感じたのであろうか。
 今日のイラ短では、「エンゼルス」を「縁 de Luz」と洒落てみた。Luzは、スペイン語で光であり、「縁 de Luz」は「光の御縁」となろうかと思う。この決断が、良きご縁であることを祈りたいと思う。

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12月8日(金) 富岡の 八幡宮司が 刺殺され 三種の神器に 北風が吹く

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 東京都江東区にある富岡八幡宮で、7日の夜、ここの女性宮司が日本刀で切りつけられて死亡した。今日のテレビでは、朝から、この事件を大きく伝えている。その犯人は、どうも宮司の実の弟とその妻であるらしい。そしてこの犯人の2人とも、その場所で自害したということである。報道によれば、宮司職の継承をめぐって、かねてからこの兄弟が深刻な対立関係にあったということのようである。
 しかし、神社といえば、人々が心の安らぎと願いの成就を求めて、祈りを捧げに来る場所である。そんな場所で、神職の人たちが、殺傷沙汰をひき起こすなどというのは、とんでもない話である。少し前には日本の国技とされる相撲界で不祥事が起こり、大騒ぎとなったが、今度は日本の信仰の中心柱とも言うべき神社が、殺人事件の舞台である。
 伝統文化というものは、多くの人々がそれを尊く大事なものだと考えるからこそ、大切に守られていく。今回のこの事件が、日本人の心にどのような影響を及ぼしていくなか。神道の宝物「 三種の神器」も、北風の中で震えているのではあるまいか。

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12月7日(木) 坂本龍馬 150年忌を 前にして 洗濯夫となり 高知キャラバン

 今日は、高知県へのキャラバン活動。
 実は、今年が大政奉還から150周年とよく言われているが、坂本龍馬が、京都の近江屋で暗殺されたのが、この大政奉還の直後。つまり、龍馬にとれば、今年が150回忌ということになるのである。

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 そこで、高知市内にある「坂本家墓所」を訪れて、龍馬や彼を取り巻いた家族・一族にも思いを巡らせ、私自身の気持ちも新たにしたいと考えたのであった。そしてこの機会に、高知県議会自民党控室を訪れて、県議皆さん方に高知県政に関する提案書も手渡した。さらに、「自由民権記念館」や「高知城歴史博物館」、「高知県立歴史民俗資料館」なども訪れて、激動の時代を生きた様々な人々の人生にも思いを馳せた。
 坂本龍馬といえば、「日本を今一度せんたくいたし申候事」という言葉がよく知られている。現代日本の中にも、洗濯しなくてはならないことが山積している。私は、高知の様々な場所を次々に訪れながら、洗濯夫になった気持ちで、そんな問題にも関心を巡らせたのであった。

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12月6日(水) トランプさん 今回仕組んだ 爆弾は アメリカ国家も 吹き飛ばすかも…

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 トランプ大統領が、またもや世界中を震撼させる決定を行った。エルサレムをイスラエルの首都と認定し、アメリカの大使館をこのエルサレムに移転すると決定したというのである。
 イスラエル・パレスチナ地域は、長い期間、対立と紛争を繰り返す場所であった。これまでに幾度も和平交渉が行われ、首脳間では妥結することもあったが、結局その和平は長く続かず、常に中東の火薬庫となってきた場所である。微妙なバランスの上に、何とか軍事衝突を避けようと、多くの国々が努力を傾けてきた土地だともいえよう。
 トランプ大統領の今回の決定は、そんな微妙なバランスを一気に突き崩すものである。だから、世界中から批判の嵐がトランプ政権に吹き寄せている。アメリカ国内にも、この決定に批判的な人たちが多く、トランプ政権の基盤がさらに揺らぐ気配もある。
 私から見れば、トランプ政権もアメリカも大丈夫だろうかと心配になるのだが、こんな風に揺さぶりをかけながら自分のポジションを守ろうとするのが、あるいはトランプ流政治手法なのであろうか。

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12月5日(火) 将棋界 「闘う頭脳」の 羽生さんは 7高峰の 雪達磨かな

 現代日本の将棋界において、長い間、最強を誇り続けている、羽生善治さんが、今日の第30期竜王戦第5局で、渡辺明・竜王を下し、4勝1敗で15年ぶりに竜王位を奪取。これにより、竜王位を通算7期獲得したこととなり、「永世竜王」を名乗る資格を得た。それだけでなく、将棋界において永世称号のある7つのタイトルのすべてで「永世称号」を獲得し、史上初の「永世7冠」も達成した。

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 羽生さんは、今から21年も前の1996年、25歳で、将棋界の全タイトルを独占するという快挙を成し遂げた。その当時、学習塾のコマーシャルに出演して、大きな話題を集めていた。私は将棋界のことはほとんど何も知らないが、それでも、その当時、とんでもない天才棋士が現れたものだと、強い興味を抱いたものである。
 羽生さんは、15歳でプロ棋士となり、以来、約32年間に、99回タイトルを獲得したのだそうである。これは、言うまでもなく歴代第1位の記録であり、もう一つ新たなタイトルを獲得すれば、100回の大台。
 一層のご活躍を心から期待したいと思う。

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12月4日(月) 米韓が 北朝鮮への 圧力と 最大規模の 合同演習

 米韓両軍が、韓国とその周辺地域で、航空戦力を中心とした大規模な共同訓練を開始。その訓練名は、「ビジラント・エース」。「ビジラント」というのは、「油断なく番をする」という意味。つまり、北朝鮮からの攻撃に対して、油断せずに防衛する、という意味合いの訓練ということになるのであろう。

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 この訓練に動員される航空機は、米空軍の最新ステルス戦闘機・F22や超音速戦略爆撃機・B1など。その航空機総数は230機余りに及び、参加兵員の総数は1万2,000人を超えるのだそうだ。北朝鮮は、この訓練が攻撃に切り替えられることがあるかもしれないと、高度の警戒態勢をとっているということである。確かに、もしどこかで、偶発的な武力衝突でも起これば、一気に戦闘状態に入るということもありえない話ではない。日本としても、重大な関心を持って見守らなくてはならない状況だと思う。
 それにしても、北朝鮮の指導者、金正恩・労働党委員長は、この窮地にあっても、強気の振る舞いを崩さない。彼のその強気を支えているものは一体何なのだろうか、と考えざるを得なかった…。

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12月3日(日) 「資本主義」 新たな食い物 無くなって 死が目前と 語る人あり

 フォレスト・トレンド勉強会。今回取り上げたテーマは、「資本主義の未来」。1990年前後に、ソ連・東欧圏の共産主義国家が次々に破綻する中で、資本主義経済が、共産主義経済に最終的な勝利を収め、資本主義経済こそが最終的な経済形態であるとまで言われたのであったが、最近は、資本主義経済の限界を論ずる議論が多くなってきている印象である。

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 例えば、この日取り上げた本は、水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』であったが、この本は、「資本主義の死期が近づいているのではないか」という言葉で始まる。資本主義とは、「資本を増殖させることを中心軸に据える考え方」だと私は考えるが、それが成立するには、その周辺に、資本の自己増殖を生むフロンティアが存在することが大前提、というのが水野氏の主張である。もう現代の世界には、このフロンティアが無いならば、資本主義はその終焉を迎えざるをえないというのだ。
 経済は、社会を方向づける基本的なパワーを持つ活動である。その経済が、今後どう動いていくかに、さらなる関心を向けていきたいと思う。

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12月2日(土) 通常は フリンと言えば 男女問題! 今回疑惑は 対ロ問題!

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 アメリカ大統領選挙に対して、ロシア政府がその干渉を行ったのではないかという疑惑を捜査しているモラー・特別検察官が、トランプ大統領の最側近といわれていたフリン・前大統領補佐官の訴追を明らかにした。そのフリン氏は、ワシントンの裁判所で罪を認め、捜査に全面協力すると表明。司法取引に応じたということである。
 これでいよいよ疑惑追及は、トランプ政権の中枢部にまで及ぶことになり、トランプ大統領は、さらに追い詰められることになりそうである。
 それにしても、「フリン疑惑」とは…。日本人ならば、この言葉を聞けば、「不倫疑惑」、つまり「浮気問題」と聞いてしまうに違いない。配偶者のある男や女が、その配偶者以外の異性と恋愛・性交を行うことを指す言葉である。今回の場合、アメリカという国家に尽くすべき人が、それ以外の国と、人目を避けて情を通じ合っていた、という事件であるから、考えてみれば、確かに「不倫疑惑」そのものである。
 トランプ大統領自身も、「セクハラ問題」を抱えているが、あるいはこれも「不倫問題」であろうか?

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12月1日(金) 平成の 天皇陛下が 自らの 幕降ろす日が 正式決定!

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 今日、「皇室会議」が開催され、平成31年4月30日に天皇陛下が退位され、翌5月1日に皇太子さまが即位される日程を固めた。そして、皇太子さまの即位とともに、元号も改められることとなる。
 いよいよ「平成劇場」も、クライマックス。そもそもこの「平成」という元号は、中国の歴史書『史記』の「内平外成(内平かに外成る)」、中国古典『書経』の「地平天成(地平かに天成る)」がその由来であるとされていて、争い事が少なく、平和な世の中を願う命名であるとされたが、実際には、平成の時代は、世界の各地でテロ事件が発生し、紛争が起こり、経済的にも幾度かの大きな困難があった。「平成ならぬ平成時代」であるが、幸いなことに、大国同士がぶつかり合うような大戦争はなかった。
 むしろ、ポールケネディ著『大国の興亡』によれば、経済力を高めて世界のトップリーダーを目指す国が現れると、必ず大戦争が起こるということであり、この次の時代が心配である。
 演劇は、幕を下ろす直前が見所。これからどんな世の中になっていくのか、興味深いところである。

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