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1月31日(水) トランプ氏 一般教書 演説じゃ 変幻自在の ロボ大統領!

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 トランプ・アメリカ大統領は、米連邦議会で、初めての一般教書演説に臨んだ。
 大統領は、この演説で、まず自分が大統領に就任して一年となるが、その間、「毎日、我々は明確なビジョンと正しい使命を持って前に進んできた。それは、すべての米国民のために米国を再び偉大にすること」だったと述べ、この一年間の実績を誇示した。特に経済面において、いかに大きな実績を上げてきたかと語り、さらに、犯罪に対しても、いかに強い姿勢でこれに臨み、実績を上げたか、と語った。そして最後には、国防の問題に力点を置いた演説を行い、ここでは北朝鮮に対して、その無慈悲な独裁政権を批判し、核ミサイル保有の脅威を主張。 「こうした恐ろしい脅威に立ち向かう時、我々が知っているのは、弱さが間違いなく争いを呼び込み、比類なき力こそが本当に優れた防衛の最も確実な手段となることだ」だと持論を展開した。
 変幻自在の大統領、最初は、大統領を操っているのは誰だ、などと語る人がいたが、実は、誰にも制御不可能な直感で動くロボットという印象である。

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1月30日(火) ガンジーが 暗殺されて 70年! 虚空に漂う 平和の祈り

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 1月30日といえば、インド独立の父・マハトマ・ガンジーが暗殺された日である。1948年のことであった。つまり、今日は、それからちょうど70年。
 ガンジーは、インドが大英帝国から独立する運動を指導したことでよく知られているが、ガンジー自身は、自分の人生を「真理探究」の目的の為に捧げたものだと語っていた。そしてその指導原理は、「非暴力」であった。しかしその非暴力は、「暴力よりも優れた誇り高いものとしての非暴力」であり、「私の信念によると、もし、臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、私はむしろ暴力を進めるだろう」という言葉も残している。
 私は、二度インドを訪問しているが、その二回とも、この暗殺の場を訪れている。ガンジーは、祈りの場に向かおうとしている途中で、ヒンズー原理主義集団の一青年によって暗殺された。その時に、ガンジーは自らの額に手を当てた。それは、「あなたを許す」という意味のイスラム教の動作なのだそうだ。
 そのガンジーの平和への祈りは、70年たった今も実現していない…。

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1月29日(月) 一瞬に 巨額の通貨が 消滅し コインチェックに チェックが入った…

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 金融庁は、この日、約580億円にも及ぶ仮想通貨「NEM」を不正アクセスにより流出させてしまった仮想通貨取引所「コインチェック」に対して、業務改善命令を出した。その業務改善命令の内容は、①今回の流出事件の事実関係と原因の究明を進めること、②顧客に対して適切な対応をとること、③経営管理体制の強化と責任の所在の明確化を図ること、④実効性あるシステムリスク管理体制の構築と再発防止策を策定すること、などである。
 少し前に会社側が開いた記者会見の場では、会社側が、客に対する全額返金を語っていたが、小さな企業に、それだけの資金がストックされているというのは、むしろ意外な印象であった。
 さらに言うならば、約580億円に及ぶ仮想通貨の流出はわずか20分間のことであり、たった20分間の仕事でこの金額を手に入れたということは、時給にすれば1,740億円。年収にすれば1,520兆円というとんでもない金額になる。どうしてこんなべらぼうなことが可能なのか、通常の経済観念と別次元の世界がここにはあるという気がしたのであった。

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1月28日(日) またも雪… 勉強会を 中止せり こんな一月 これまでなかった…

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 今日も雪。私が住んでいる新居浜では、積雪にまでは至らなかったが、雪花が舞う天候であった。
 しかし、今日の勉強会に参加するために、松山方面から自動車で途中までやってきていた人が、「桜三里」という峠道でかなりの雪が降っているので、今日の勉強会は無理なのではないかと電話をかけてきた。そこで一瞬躊躇したのではあるが、参加者が雪のせいで事故に遭うようなことがあっては大変だと、この日の勉強会を中止することにした。これで、この1月の勉強会は、3回連続で中止。
 私は、これまで35年弱にわたって勉強会を開催してきたが、こんなに雪のせいで勉強会を中止することはなかった。テレビを見ていると、雪景色の中に登場する人たちが、「自分の人生の中でこんなに雪に祟られたことはなかった」といった発言をしているが、その言葉は、私自身の実感でもある。
 ふと頭に浮かんだのが、三好達治の有名な詩「雪」であった。「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ…」という詩。「勉強会を眠らせ、我が頭の上にも雪降りつむ…」という気分になったのである。

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1月27日(土) ジョージアの 平幕力士が 優勝す 土俵の上にも 乱世の予感!

 様々な不祥事が発生したり、横綱など上位力士が数多く休場したりして、土俵が激しく揺れ動いている印象の相撲界であるが、今日は少し明るい話題があった。黒海東岸の国・ジョージア出身の平幕力士・栃ノ心が、松鳳山を破って、13勝1敗とし、千秋楽を待たずして、初優勝を決めたのであった。栃ノ心のインタビューを聞いていると、包容力を持つ落ち着いた性格のようで、日本の相撲ファンにも広く受け入れられる力士ではないかという気がした。

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 しかし、先場所まで四横綱の堅固な体制であった上位力士陣が、暴力事件で日馬富士が引退し、白鵬と稀勢の里が途中休場し、最後まで相撲を取り切ったのは横綱・鶴竜唯一人。さらに、大関・関脇・小結などの上位力士たちが黒星を重ねる中で、平幕力士が見事に優勝するとなれば、これは、下克上の世の中であり、土俵の上にも、これから乱世が訪れるのではないかという気がしてならなかった。
 相撲界も、一つの時代が終わり、これから新しい時代を迎える前兆が現れ始めているということなのであろうか。

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1月26日(金) アメリカが TPPに 復帰かも…? TPPの 看板変えて…

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 この日、トランプ・米大統領が、ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)で演説。その場で、世界から集まった経営者たちを前に、「TPP加盟国と個別またはグループで交渉することを検討する」と表明したのだそうだ。この発言で、アメリカがすぐにTPPの交渉に復帰するというわけではないが、これまでは、貿易相手国と1対1での交渉を進めて、アメリカの利益を最大化すると主張してきた強硬な戦略を、少し柔軟なスタンスに切り替えたとみられるもので、今後の動きが注目されるところである。
 この話題を聞いて、トランプ大統領にとっての「TPP」とはなんだろうかと考えてみた。その結果は、「TPP」とは、「TRUMP's Profit Partnership」の略なのではないかという気がしてきた。トランプ大統領自身の利益を最大化するためのパートナーシップだというわけである。
 確かに、そんな形に看板を書き換えることができるのであるならば、トランプ大統領は、TPP交渉に復帰するに違いない。現実には、そんなに世の中が甘いわけはないのであるが…。

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1月25日(木) 京大の 山中教授 給料の 全額寄付を 宣言したが…

 昨日の中国における「クローン猿」誕生の報道に続いて、今日は、日本における生物科学の中核研究所に関する報道である。その中核研究所というのは、「京都大学iPS細胞研究所」。少し前に、この研究所に所属する助教による論文不正問題が発覚していたが、それに対して、山中伸弥・所長が、この1月以降、当面の間、自分自身の給与全額を研究所の基金に寄付することを発表したのである。

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 山中所長にしてみれば、生き馬の目を抜くような激しい競争を展開しているこの生物科学分野において、この騒ぎが研究を遅滞させてはいけないと、自らが早急に責任を取る形にして、問題の収束を図ったということであろう。「iPS細胞」の「P」を180度回転させると、「d」になる。「idS」とは、「immediately donated Salary」の略? さすがに、「iPS細胞」の研究で、若くしてノーベル賞を受賞しただけのことがある。この判断力と実行力を高く評価したい。
 それにしてもである。中国の国と日本の国の基礎科学研究を巡る環境は、ずいぶん違う。それが、今後、大きな問題になるのではなかろうか。

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1月24日(水) 中国で クローン猿が 誕生と聞く 強権国家 ならでは…かもね!

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 中国科学院の研究チームが、「クローン猿」の誕生に成功と発表。このクローン生物については、今から約20年前に、イギリスでクローン羊「ドリー」が誕生して以来、様々な生物で実験が行われ、それに成功を収めているが、霊長類で、体細胞からクローン生物を誕生させたのは、これが初めてだという。
 猿の場合、人間と遺伝子が99%まで同じだとも言われているから、その手法をヒトに使えば、人間のクローンも作り出すことができるということではないだろうか。今回のこの研究には、倫理的な問題を多くの人たちが指摘している。それにしても、技術が確立すれば、それは必ず何らかの形で実行される、というのがこれまでの科学の歴史である。
 中国は、中国共産党指導部が強い権限を握る強権国家である。その指導部が強く命ずれば、おそらくヒトのクローン作成にも手をつけるだろう。目標設定が明確になっている科学技術の先端研究には、民主的な国よりも、独裁的権力を持つ国の方が有利だということになるかもしれないな、とそんなことまでも思ったのであった。

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1月23日(火) 突然に 草津の山が 噴火せり 監視もしてない ノーマークの場で

 今日の午前10時ごろ、群馬県西部・草津にある「本白根山」が突然に噴火。訓練中の自衛隊員1人が死亡し、スキー客など11人が負傷したという。

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 問題は、「草津白根山」は、以前から噴火の可能性が高い(この山は1983年に噴火)と予想され、警戒態勢がとられていたが、今回噴火したのは、それから南方に約2.5km離れたノーマークの「本白根山」であったことである。ここでは、過去1000年以上にわたって大きな噴火の記録がなく、監視・観測態勢が敷かれていなかったという。
 現在の人間の英知では、直接に観測することができない地中の問題は、十分な予測を行うことが困難だということであろう。少し前にも、南海トラフ大地震の事前予測は困難という結果が報告されているが、火山国・日本において、火山地帯の噴火についても、いつどこでそれが起きるか、十分な予測ができないということである。
 日本列島が、地下に予測できない時限爆弾を抱えた国土であるということを再認識させられた、今回の噴火であったとも言えそうだ。

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1月22日(月) 寒波来て 雪が積もれる 世が乱れ 事が積もれる サテ国会開会!

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 日本列島に強い寒波が来襲。特に関東地方で大雪が降り、国会議事堂前の広場にも、かなりの積雪があった様子である。この日、第196回通常国会が召集された。会期は、6月20日までの150日間。
 今の日本政治は、経済が好調に推移しているため、国民の不満が大きく爆発するような事態には至っていないが、よくよく見ていると、様々な問題が山積している状況である。安倍総理が「国難」としばしば語っているが、北朝鮮の核武装問題を中心としての北東アジアの安全保障問題は、かなり深刻な事態に立ち至っていると考えざるを得ない。また、少子高齢社会が生み出す、社会の中の様々な歪みをいかに解消していくかという問題も、大変な問題である。今後日本のリーディング産業をいかに育成するかという経済面の基本問題もある。財政赤字問題に対する対策も、喫緊の課題である。
 雪をかぶった国会議事堂を見ていると、清々しい気持ちになるが、経済好調という雪化粧に惑わされて、この国の諸問題の本質を見失ってはならないぞ、と今後の国会議論に釘を刺したい気持ち…。

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1月21日(日) 評論家 西部邁氏 自殺せり… 妻を失い 病苦として…

 保守系の論客として活躍していた西部邁氏が死去。遺書を残して、自ら入水し、自殺したそうだ。
 今の段階では、その遺書の内容も発表されておらず、自殺の理由についてはまだよくわからないが、側聞するところでは、少し前に妻を失い、また自身も病気に苦しんでいたようだとのことである。

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 西部氏といえば、権力や権威に対して、舌鋒鋭く、その問題点や矛盾を追及する論説で知られていた。すべてを理詰めで精緻に論じる西部氏は、曖昧さを残したままに感覚に流される議論を強く否定することが多かった。テレビの討論番組などでも、その問題指摘にたじたじとなる人たちの姿が散見された。
 そんな方だけに、自らの人生に対しては、いったいいかなる論説を残されたのか、という点に、私は関心を抱かざるを得ない。特に、自殺を選んだその理由をいかに書き残しておられるのか、「虎は死して皮を留む」といわれるが、西部氏は、その死後にどんな問題提起を残したのだろうか、それを知りたい…そんな気がしてならない。

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1月20日(土) トランプさん 大統領の 一年間 通信簿には 「不可」の印も…

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 今日で、トランプ・米大統領が就任して丸一年。TVや新聞では、この一年間を振り返って、トランプ政権の政治を評価する特集が組まれていた。
 それを見ていると、大統領選挙中に強く訴えてきた、TPPやパリ協定からの脱退、オバマケア廃止、移民難民の入国規制などについては、それらを抜本的に見直す大統領令に署名したものの、議会内がまとまらず、実質的には、頓挫したり後退したりしたものが多い。また、国際社会に大きな波紋を広げ、その前途が不透明なままになっているものも多い。主要な側近との決別も多く、トランプ政権の足場が、就任後一年たっても不安定なままとの指摘も多い。通信簿でいうならば、「不可」の印も多く押印されているような気がする。もっとも、経済面など、確かに「優」の印を付けるべきだと思うものもある。
 また日米関係に関しては、ほぼ順調であったようだが、さてこの次の一年間は、となると、言動に安定性を欠くトランプ大統領だけに、さてどうなることやら。先行き不透明というのが正直な気持ちか…。

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1月19日(金) 官房の 機密費開示 最高裁が 初めて判断 霧を晴らせと… ちょっぴりだけど…

 この日、最高裁判所が出した二つの判決に注目。
 一つは、オウム真理教に関する裁判であるが、高橋克也被告の上告を棄却。これにより、全ての裁判が終結したようである。地下鉄サリン事件は、1995年3月のことであったから、それ以来、もう23年。裁判には時間がかかるものだと改めて感じた。

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 それからもう一つは、内閣官房報償費(官房機密費)の情報開示を巡る裁判。最高裁第二小法廷が、支払い先や具体的な使途は非開示としたが、月ごとの支払額などが示された書類については、その機密性が保たれるとして開示を認める判決を出した。この官房機密費については、かねてから、その機密性が問題視されていて、税金を使う以上はすべてを公開すべきだという訴えがなされてきた。それに対して、今回初めて、部分的ではあるが、その開示を認める判決が出されたわけである。タブーとは、いつか打ち破られる運命にある決まりであるといわれるが、官房機密費を巡るタブーも、これで、その霧が少し晴れることになるのだろうか。

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1月18日(木) 大相撲 横綱二人が 休場し 四方柱で 残るは一本

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 この日、横綱・稀勢の里が平幕の嘉風に敗れ、大相撲初場所5日目にして、すでに4敗。横綱・白鵬が今日休場を決めたが、稀勢の里も、休場となる可能性が強まっている。
 そうなると、これまでの四横綱の中で残るのは、鶴竜ただ一人。土俵の屋根を支える四方柱のうち、たった一本で初場所を支えなくてはならなくなる。
 この姿は、今の角界の姿を表しているもののようにも見える。一時人気が低迷していた大相撲も、このしばらくは人気が回復し、連日大入り満員の状態だそうだが、こんなに角界で不祥事が続き、さらには看板力士が休場するとなると、人気に陰りが見られてくるかもしれない。そもそも力士が勝負に勝つためには体重を増やさねばならないと、異常な太り方をし、寿命を短くしている姿も異常である。怪我が絶えず、休場する力士が多くなっている姿も異常である。相撲界は、この非日常で非常識な世界が売り物になっているのだとは思うが、そんなものが果たしていつまで続くのであろうか。
 ニュースを見ながら、私は首を傾げた次第…。

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1月17日(水) 阪神の 大震災から 23年… 化天のうちの 夢幻かも…

 阪神淡路大震災から23年目を迎え、ニュース番組では、朝からこの震災を振り返り、亡くなった方々を追悼する報道が多く行われている。
 この震災が起きたのが、私が衆議院議員に初当選してしばらくした頃(約1年半後)のことであった。この震災の直後に神戸の街を歩いて回ったことが、今も印象深く残っている。神戸市の中心部・三宮のあたりでは、数多くのビルが崩壊したり、傾いたりしていた。避難所を覗くと、多くの人たちが段ボールで間仕切りを作って、そこで暮らしていた。それから23年、今神戸の街を歩いてみても、その震災の痕はほとんど残っていない。よくぞここまで復興したものだというのが、率直な私の思いである。

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 神戸といえば、源平合戦の「一ノ谷の合戦」が行われた場所。ここで命を落とした平敦盛は、幸若舞の演目となり、織田信長も、桶狭間の戦いの前夜に、この舞を舞ったと言われている。この中の「人間五十年化天のうちをくらぶれば…」の部分がよく知られている。化天の時計で言えば、23年の年月なんて、瞬時のことにすぎないのであろうか。

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1月16日(火) 相続で 配偶者には 「居住権」! 法制審から 新たな提案!

 法務大臣の諮問機関である「法制審議会」の民法部会が、民法改正などの要綱案をまとめた。その中で注目されているのが、「配偶者居住権」の新設提案である。

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 これは、夫と死別した配偶者が、その後も安定した生活が続けられるように、配偶者が財産対象の建物に住んでいる場合でも、遺産分割が終了するまでは無償で住めるようにするというものである。さらに、それを権利として明示するために、新たに「配偶者居住権」を創設するとしている。
 私は、基本的に、この提案に賛成である。世間話をしていると、遺産相続を巡って、それまで仲の良かった家族がバラバラになってしまうという話をよく聞く。そんな中で、悲嘆にくれている人も、さぞ多いことと思う。
 それだけに、遺産相続には、法律の理だけでなく、情も必要だと思う。もっとも、その法律で「情」の世界をうまく扱えるものかどうかということには、私も大きな疑問を抱いているのではあるが…。

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1月15日(月) 「民進」と 「希望」が統一 会派へと 合意はすれど 絵に描いた餅?

 「希望の党」と「民進党」の幹事長と国会対策委員長が会談を行い、この1月22日召集の通常国会開会までに、両党で統一会派を結成するとする、基本的な理念や政策の合意を行った。今後、この会派結成に向けた党内手続きに入り、それを週内に終える予定だということである。
 しかし現実には、それぞれの党内に、この両党での統一会派結成については、わずか3か月前に行われたばかりの総選挙で相互に激しい批判を繰り広げていただけに、反対論が根強く、先行きは全く見通せない状況である。
 確かに絵は描けたが、それはあくまで「絵に描いた餅」であり、これをどう食べればいいのだろうかと、首をかしげている状況のようである。

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 国会が開会となれば、国会内の人事が行われる。そこで野党が力を結集しなければ、発言力が確保できず、委員長職などのポストが得られないと、結果を急いだのであろうが、餅はやっぱり、時間をかけて丹念につかなければ、おいしく食べられるものにならないということではなかろうか。

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1月14日(日) 幽霊の 正体見たり…? 北朝鮮 核ミサイルに おびえしハワイ!

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 現地時刻では1月13日の午前ということになるが、ハワイで、「弾道ミサイルの脅威がハワイに迫っている」と避難を呼びかけるメッセージが、住民のスマートフォンとテレビ画面に発信されたという。この緊急避難を呼びかけるメッセージの後には、「これは、訓練ではない」という言葉まで付け加えられていたそうだ。ハワイの住民たちは、これを受け、一時、パニック状態になったということである。
 アメリカ太平洋軍はその後、「ミサイルは検知されていない」と声明を発表し、ハワイ州のイゲ知事が記者会見を開き、危機管理を担うハワイ州の緊急事態管理局職員が誤って警報ボタンを押した、人為的ミスであったと謝罪した。
 北朝鮮の核ミサイルの脅威が連日のように報じられている中でのこの緊急警報であったので、このメッセージを真に受けた人も多かったということなのであろう。人々が恐怖心を胸に抱いていると、ごく些細な事象も、深刻な事態の到来と受け止めてしまうということであろう。
 まさに、「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」である。

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1月13日(土) 豪雪に 列車や車が 立ち往生! 国会審議も よく立ち止まるよね

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 一昨日から、日本海側地域で、豪雪が降り続いている。その急速な積雪のせいで、交通機関が立ち往生したり、孤立集落が生まれたりしているようだ。
 特に大きく報じられたのは、新潟発長岡行き普通電車が雪のせいで動けなくなり、約430人の乗客が、15時間半もの間、その列車内に閉じ込められていたトラブルである。各地の道路でも、自動車が立ち往生するトラブルが発生していた様子である。日本海側地域といえば、毎年、かなりの積雪があるので、雪に対する備えが十分になされているとばかり思っていたが、今回のような急激な降雪には、想定されない脆さを抱えていたということか。
 日本政治でも、もうすぐ通常国会が召集される。国会でもよく審議がストップする(立ち止まる)が、それは多くの場合、「雪害(せつがい)ならぬ舌害(ぜつがい)によって引き起こされる」ものである。「人の振り見て我が身を正せ」とよく言われるが、今回の雪のトラブルから、国会が教訓として何か引き出すことができるものがあるのであろうか…などと、わけのわからないことを私は考えた…。

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1月12日(金) 20年後… 一人暮らしの 高齢世帯が 2割になるって こりゃ大変だ…!

 国立社会保障・人口問題研究所が、「日本の世帯数の将来推計」を発表。それによれば、これから先、一人暮らしの世帯がさらに増大すると予測している。今から22年後の2040年には、全世帯の約40%が一人暮らし世帯になり、特に65歳以上の高齢者が世帯主である一人暮らし世帯が、全世帯の約20%と、約5分の1にまで達すると予測されている。その世帯構造の変化に対応して、今後、様々な政策を推進する必要性が生まれてくることになりそうだ。

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 20%という数字に触れたとき、私は「パレートの法則」を連想した。このパレートの法則というのは、イタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートが提唱したものであり、「20%の存在が80%の影響を及ぼす」ことが数多くあることを、経験的に導き出したものである。これを適用すれば、20%の「高齢者一人暮らし世帯」が、日本社会に80%にも及ぶ大きな影響を及ぼす可能性を持つということである。
 そうだとすれば、この問題は放置しておける問題ではない。この20%の重要性を強く認識して、今後の対応を探っていかねばならないだろうと思う。

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1月11日(木) 新型の アイボ発売! ロボットと ヒト共生の フロンティアかも…

 ソニーが、新型の家庭用犬型ロボット「アイボ」を発売。犬の鳴き声の「ワン」からの連想で、戌年の1月11日午前11時から、その発売記念イベントが開催されたのだそうだ。ソニーはかつて、同じ名称で犬型ロボットを販売していた。しかし、ソニーの業績不振の中で、このロボット「アイボ」の開発や製造、販売の全てを中止した。その時から数えると、12年ぶりの販売再開ということになるのだそうだ。

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 今回の「アイボ」では、周囲を広く認識する魚眼カメラや人工知能が搭載されていて、かなり高度な認識や動きを行うことができ、しかも、その環境に応じて、個性的に成長を遂げるものにもなっているのだそうだ。しかも、単に売り切りというのではなくて、様々なアプリを提供するサービスにも加入しなくてはならない仕組みにしているようだ。
 この全体システムがどう設計されているかはよく知らないが、これは、ロボットとヒトとの共生関係を深めるフロンティアを切り拓くロボットと評価すべきもの、つまり、人類文明に新局面を生み出す存在になるものかもしれないと私は感じたのであった。

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1月10日(水) 韓国は 事大主義の 国家なり ルーレット盤の 悲哀を思う

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 韓国の文在寅・大統領が、新年の記者会見。文大統領が語った内容をインターネットで確認すると、その話題は多岐に渡っていたようであるが、日本メディアに報じられたのは二点だけ。一つは、元慰安婦問題を巡る日韓合意の再交渉について、どんな発言を行うか。そしてもう一つは、ピョンチャン冬季オリンピックや北朝鮮の核開発問題を絡めて、今後の北朝鮮への対応について。この二点だけである。
 メディアは、その読者や視聴者が関心を持つ情報を提供するのがその使命であろうから、日本人が関心を持つテーマを大きく取り上げるのは致し方ないことであるが、もう少し幅広く紹介することも必要なのではないかという印象である。
 それにしても、韓国の大統領というのは、自らの一貫した政治信条よりも、中国やアメリカなどの大国、過激な発言をする国内の運動家などに、その時々の力関係を基に過剰とも思える配慮をしなくてはならないように見えて仕方がない。ルーレット盤上の玉が止まったところに従って、言動を変えねばならない政治とは…あぁ難儀な仕事だなと思う。

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1月9日(火) 南北が 政治の利害で 分かたれて 激しくぶつかる 人らの悲喜劇!

 朝鮮半島の南北軍事境界線上にある板門店で、2年1か月ぶりとなる「南北当局間会談」が開催された。韓国側からは趙明均・統一相、北朝鮮側からは李善権・祖国平和統一委員会委員長が出席し、様々な議題について議論を行った様子である。そして、この場で、韓国のピョンチャンで開催される冬季オリンピックに北朝鮮が選手団を送り込むことを正式に表明。さらに、両国が軍事的緊張を解消する必要があることでも一致し、軍当局間会談を開催することを盛り込んだ共同報道文を採択したという。

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 韓国が建国を宣言したのが、1948年8月13日、そして、北朝鮮が建国を宣言したのが同じ年の9月9日。つまり、今年が、両国が建国して70年という節目の年となるのである。その間、両国は相手を批判し続け、隙があれば軍事侵攻をしかねない状況を続けてきた。政治の利害によって国が分断され、それが70年間も解消されずにきているのである。
 これは基本的には悲劇。しかし、両国のやりとりを見ていると、あまりにも奇矯なふるまいが多くて、喜劇的にも見えてしまうところがあるのも事実!

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1月8日(月) 荒れ狂う 時代を前に 自らが 頼りとすべきは 「幸福感」なり

 引き続いて今日は、「岡山人間論ゼミ」。最近は年に2回程度の開催となっているが、これまでの累計で、もう69回目の勉強会となるのだそうである。
 この日は、岡山県の各地からというだけでなく、兵庫県や大阪府からも参加者がいた。参加者約40名の会合であった。私の講演テーマは、「平成30年の幸福論」。このしばらく幸福の問題について様々な視点から検討を行ってきたのだが、それを現段階で一度集約整理したようなお話を申し上げた。
 そしてこの講演の後は、参加者同士の懇親会。酒杯を交わしながら、様々なことを語り合った。今年の夢も語り合った。楽しくなごやかな時間であった。

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 世の中を見ていると、今年も、激しく揺れ動く一年となりそうである。よほど注意をしないと、振り回されてしまうことになりかねない。自らの主体性をしっかりと保つためには、主軸が必要である。私は、その主軸となるべきものが、「幸福感」ではないかと考えている。自分の心の奥底から真の喜びを生み出す生き方や考え方を足場に、この混迷の時代を生きていくことが大切なのではないだろうか。

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1月7日(日) 資本主義 その行き詰まりは 物的な 成長志向の 限定にあり

 平成30年になって初めての勉強会。昨年12月に続き、改めて「資本主義の未来」をテーマに取り上げた。ただ今回取り上げた本は、前回とは異なり、佐伯啓思著『さらば、資本主義』であった。

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 佐伯氏は、資本主義とは、「資本の無限増殖の運動」だと捉え、常に新領域を開拓し、そこに利潤機会を見出して、資本を増殖していく性質を持つと論じている。しかし、この新領域がだんだんと失われるに至り、成長のメカニズムがうまく機能しなくなってきて、資本主義が限界点に近づきつつあるのではないかと論じるのである。そしてそれだけではなく、この資本主義が、物質面だけに過度に傾斜し、その結果、精神面に大きなダメージを与え、「人間破壊」に結びつきかねない事態すら生まれているのではないかと指摘しているのである。
 ならば、この資本主義を超えるものが何かということになるが、佐伯氏も、この点に明快な答えを準備しているわけではない。この点こそが、「さらば資本主義」といっても、この資本主義から離れることのできない最大の原因だと思うのであるが…。

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1月6日(土) 何のため? 南極点まで 単独歩行! AI様も 戸惑うばかり…

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 この日、日本人冒険家が、無補給単独歩行で、南極点への到達に成功した。その冒険家は、荻田泰永さん、40歳。北海道出身の冒険家だという。昨年11月18日(日本時間)に、南極大陸の海岸を出発して、約50日間をかけて、1,126キロの距離を重量約100kgのそりを引いて歩き続けたのだそうだ。極寒の中を、一日に平均22キロの距離を歩き続けたという計算になるが、これは、超人的な体力と精神力が要求される冒険であったに違いない。
 しかし、私は戸惑いを禁じ得ない。この冒険というのが、いったいいかなる意味や価値があるものだろうかと考え始めると、それに的確な答えを準備できないからである。ノルウェーの探検家・アムンゼンが、人類で初めて南極点に到達したときには、未知の世界を調べるという確かな意味があったに違いない。しかし、飛行機や動力車輌を使えば、簡単に南極点に到達できる今、わざわざ人力だけで挑戦したからといって、それをどう評価したらいいのであろうか。最近流行のAIも、この報道におそらく困惑しているのではあるまいか。

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1月5日(金) 株式が 高騰続ける 年明け市場! 将棋や囲碁も 最高値かも…

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 東京証券取引所は、昨日が大発会。昨年末の終値よりも561円余り値上がりして、2万3,326円で午前中の取引を終え、26年ぶりの2万3,000円台を回復したという。また、ニューヨークの株式市場も、ダウ平均株価が初めて2万5,000ドルを突破。トランプ政権の一年間で、5,000ドルも株価を伸ばした計算である。新しい年の幕明けが高株価で始まったことは、経済界や投資家たちの心理を明るいものにして、景気の好循環が生まれることにも結びつくであろうから、とりあえずはこれを歓迎したいと思う。
 一方、株価以外にも高値をつけているものがある。日本の将棋と囲碁である。この日、政府は、将棋の羽生善治・竜王と囲碁の井山裕太・棋聖に対して、国民栄誉賞を授与することを正式に決定した。
 このしばらく、将棋や囲碁は、日本国民の関心をそれほど強く引き寄せていたわけではなかったが、この二人の活躍などによって、今や子どもたちの間で大変な人気になっているのだそうだ。人気度で、これまでの最高値をつけているのではなかろうか。
 これも、新年の明るい話題だと思った次第。

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1月4日(木) 貴ノ花 理事解任が 年頭の 総理会見 突き飛ばしけり

 今日、多くの企業や組織で、「仕事始め式」が行われたようである。いよいよ新しい年の仕事が今日から動き出すのだと、私も心を引き締めて机の前に座った。年末年始が結構忙しかったので、仕事が山積み状態である。力を尽くして、今年も仕事に取り組んでいきたいと新たな決意を胸に抱いた。

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 ところで今日のニュースで目を引いたのは、日本相撲協会が臨時評議員会を開き、巡業部長の貴乃花親方の理事解任を全会一致で決議したことであった。横綱・日馬富士の暴力事件が起きたときに、貴乃花親方が、巡業部長として行うべき報告を相撲協会に行わなかったこと、そして危機管理委員会の調査に対して、その協力を拒否したことなどがその理由に挙げられたのだそうだ。酒の席での単なる傷害事件が、何故ここまでの大事件になってしまったのか、私には理解できないところがあるが、これでとりあえずは一件落着となるのであろうか…。
 それにしても、この日は、伊勢神宮に参拝した安倍首相が、現地で年頭の記者会見を行ったが、そちらの話題は影の薄いものになってしまったようだ…。

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1月3日(水) 元日の 新聞各紙に 目を通しゃ ほのかに香る 維新願望…

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 新しい年を迎えて、1日と2日は娘夫婦とともに動き回っていたので、今日になってようやく腰を落ち着けて、元日の朝に購入していた新聞に目を通す。
 この元日の新聞に目を通すのは、昔からの習慣。主要五紙と地元紙合わせて六つの新聞紙面を読み比べるのである。すると、各紙それぞれの論調が大体わかる。またそれぞれが持つ展望も理解できる。
 今年の各紙の共通した論調は、「維新願望」とでも呼ぶべきものが底流にあるということであった。今年がちょうど明治維新から数えて150年という節目の年に当たっていることも、その理由なのであろうか。閉塞感が強まる社会ということを前提として取り上げて、それを打ち破る一年になってほしいという主張が紙面から溢れ出ていた。
 これが、数多くの国民の感情なのだろうと思う。このしばらく、日本社会では、漠然と息苦しい感覚が広がっている気がしてならない。異常な事件も多くなってきている。なんとかこの閉塞状況を打ち破ってほしいものだ、そんな国民の声が、新聞各紙の紙面から香ってきている気がしたのであった。

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1月2日(火) 桂浜にて 龍馬の銅像 見上げれば その目の先には アメリカ政治?

 今日は、高知でのキャラバン活動日。娘夫婦とともに、特に明治維新に関係のある場所を巡る。
 まず最初に訪れたのが、高知駅前の観光情報センター「とさてらす」。ここで、様々な情報を収集。
 それから、高知市の観光名所「ひろめ市場」で朝食。そしてそこから高知城に登城。さらに、その高知城隣接地に昨年春オープンしたばかりの「高知城歴史博物館」を訪れて、展示を見学。そこから次に向かったのが、「桂浜」。坂本龍馬の大きな銅像に面会。その桂浜周辺を散策して、それから、長宗我部元親の銅像や「いの町紙の博物館」の「幕末維新写真展」を見学。おおよそこんなキャラバンであった。

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 この日気にかかったのが、桂浜の龍馬像が、いったい何を見ているのかということであった。インターネットで調べると、室戸岬の中岡慎太郎像を見ているという説や、江戸を向いているという説があった。しかし実は、今のアメリカを見ているのかもしれない…。トランプ大統領のもとで、日本が危機的な状況に陥りつつあることを龍馬は心配して、眉を顰めた表情で彼方を見ているのかもしれない…と。

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1月1日(月) 穏やかに 空明け染める 正月に 維新を探して 高知に旅した…

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 平成30年の元日。穏やかな年初めであった。
 年明けの最初の仕事は、コンビニでこの元日の新聞を買ってくること。元日の新聞には、各新聞社のその年に託す思いや基本スタンスが盛り込まれているので、それを読み比べることにしているのである。その店で、知り合いに出会って、年始の挨拶。
 それから昼前には、小野家の産土神である八幡神社に初詣。そして実家で、親戚一同に新年挨拶。
 その後、私たちは、高知に向けて、キャラバンカー「宝船ビタミン号」を走らせた。娘夫婦とともに、「明治維新と自由民権運動発祥の地・高知」で新年を楽しもうという趣向である。
 まず南国市で、国府跡や国分寺などを回った後、長宗我部元親が本拠地としていた「岡豊城祉」に登った。そしてその山頂で、「初日の入り」を眺めた。
 そして夜は、高知市内を歩き回り、食事場所を探して、みんなで高知料理に舌鼓を打った。
 ほのぼのとした時間、今年、私は「自分維新」を年間目標に掲げたが、この具合ならば、とてもいい一年になりそうな予感がした…。そんな元日であった。

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