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2月28日(水) 牛歩だが 動き出しそう… 岡山と 全羅南道 交流事業!

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 今日は、岡山県高梁市での活動。今年が、山田方谷先生が自宅で私塾「牛麓舎」を開設してから180年という記念年になることから、「平成牛麓舎」の講演会を開催することにしたのであった。
 ゲストスピーカーとして、高梁市に駆けつけてくださったのが、金善鶴・全羅南道大阪事務所長であった。実は、約1年半前に岡山県に来られた、李洛淵・全羅南道知事(現在は、韓国の首相)が、岡山県と全羅南道の交流に関しての提案をされたので、それを具体的に推進する活動を、「平成牛麓舎」が中心になって進めていこうと、今回の講演会が開催されたのであった。金善鶴・所長からは、全羅南道の魅力を、写真を通してご紹介いただいた。そして私からは、山田方谷先生の思想を現代に生かすならば、国境を越える大きな視野で物事を考えることが必要であり、その一つの鍵として、全羅南道との交流を推進してはどうかと提案をしたのであった。
 この会の参加者は約70名。多くの方々が、この提案にご賛同くださったように思う。牛歩ではあるが、今日も、一歩前進することができた気がする。

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2月27日(火) 宇宙から 偵察をする 衛星が 今日も打ち上げ 7機体制!

 今日、種子島宇宙センターから、H2Aロケット38号機が打ち上げられ、衛星を予定軌道に投入することに成功。H2Aロケットは、これまでに1機打ち上げに失敗しているだけで、その成功率は97.4%にまで高まった。世界で最も安全なロケットといってよいのだろうと思う。関係者に、敬意を捧げたい。

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 ところで、今回打ち上げられた衛星は、政府の情報収集衛星「光学6号機」であった。これは、宇宙からの偵察衛星であり、特に北朝鮮の軍事的動向を瞬時に把握することを目的にしているものといってもよいであろう。今回の打ち上げ成功で、光学衛星3基、レーダー衛星4基、合わせて7基体制となり、地球上のどの場所でも、一日1回以上の撮影が可能となったと発表されている。さらに将来的には、その頻度をもっと高めたいということである。
 こうなると、地球上のあらゆる場所が、いつも監視され続ける状況となる。地表部にある限り、隠れることのできる場所が限られてくる。
 これからの軍事競争は、あるいは「かくれんぼ合戦」ということになるのであろうか…。

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2月26日(月) 中国じゃ 習総書記に 権力集め 皇帝にする 動きありとや…

 中国では、共産党の重要会議「3中総会(第19期中央委員会第3回総会)が北京で始まった。3月5日に開幕する「全国人民代表大会」に先立って、その下準備を進めているものと思われる。

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 今回の関心事は、国家主席に「2期10年」の任期を定めている憲法を改正して、この任期条項を削除する方針が示されている点である。そうなれば、習近平・国家主席への権力集中がさらに進行し、集団指導体制の形骸化がさらに進むであろう。習近平氏は、もう誰も辞めさせることができない「皇帝」とも呼ぶべき立場となっていくのであろうか。
 しかし、民主主義の考え方を広く知るようになってきた国民が、果たしてこれに納得するのであろうか。おそらくは、習近平指導部は、この権限を一極集中することを正当化するために、華々しい成果を宣伝したり、国難と呼ぶべき危機を演出したりするのであろう。ますます「中華思想」に基づく乱暴なふるまいが多くなってくるに違いない。
 日本外交も、この中国の動きには、十分に警戒をしていかねばならないだろうと思う。

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2月25日(日) 平昌の 冬季五輪 閉幕の日に 我らは「道教」 学び合ったよ

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 これまで17日間にわたって開催されてきた冬季オリンピックが、今日閉幕。この間、オリンピックの持つ力、そしてその空気を作り出してきたマスコミの影響力について、考えざるを得なかった。
 ところで、今日は「人間哲理研究会」。取り上げたのは、「道教」。中国において、古来から広く信仰されてきた民間宗教である。中国ではよく道教寺院を訪れてきたが、この宗教に関してはわからないことが多く、一度学んでおきたいと考えたのであった。
 この道教の始祖は「老子」であるとよく語られるが、これはどうも、元々あった民間信仰を理論化するために、後になって、教義として導入され融合された「後づけ理論」であるようだ。
 ともあれ、老子といえば、牛の背に乗って、函谷関という関所を通り過ぎるときに、関守の求めに応じて『老子道徳経』を書き著し、その後何処へ行ったか誰も知らないという人物。…「五輪関」なる関所を通り過ぎた私たちは、これからいったい何処へ向かっていけばいいのだろうか。老子が歩んでいったのは、確か砂漠の中であったはずなのであるが…。

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2月24日(土) 閉会日 明日に控えて メダル2個! 全部で13! 史上最多に…

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 明日には冬季オリンピックが閉幕という今日、日本選手が、さらに二つのメダルを獲得。一つは、女子マススタート競技で、高木菜那選手が金メダル。そしてもう一つは、カーリング女子日本代表のLS北見が、3位決定戦でイギリスに逆転勝ちし、銅メダルを獲得。その結果、金メダルが4個、銀メダルが5個、銅メダルが4個の合わせて史上最高の13個となった。もっとも、冬季オリンピックの競技数が、回を追うごとに増加しているので、単純に比較してよいわけではないが、それでも、見ている側としては、自国選手がメダルを獲得するのは、嬉しいものである。
 今回のオリンピックでは、日本選手がメダルを獲得するたびに、国民の関心が高まり、このしばらくは、TVニュースでも、そのほとんどがオリンピック関連のニュースばかりとなっていた。他の問題や事件はどこかに消えてしまったような不思議な感覚であった。オリンピックが閉幕した後、ニュース報道はどうなっていくのであろうか。おそらくは、オリンピックも過去のこととなり、何事もなかったかのように、元の報道に戻っていくのであろうと思うが…。

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2月23日(金) 来年は 天皇陛下の 皇太子 あっという間の 58年…

 今日は、皇太子殿下のお誕生日。58歳になられた。そして、いよいよ来年の5月1日には、天皇陛下として、日本国の象徴になられる。

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 昔、私の家では、よく「皇室アルバム」というテレビ番組を見ていた。天皇陛下のご活躍ぶりや皇太子殿下ご夫妻の生活のご様子が、そこでよく紹介されていた。その中に、現在の皇太子殿下のご幼少時のお姿もよく登場していた。
 日本でテレビが普及し始めたのが、皇太子(現天皇)殿下がご成婚になった昭和34年頃のこと。我が家にテレビが入ってきたのは、その少し後だった。その頃にちょうど、今の皇太子殿下がお生まれになった。それだけに、ご幼少時代の皇太子殿下のお姿が、私の記憶の中にも刻み込まれている。
 あの頃から、もう58年も本当に経ったのだろうか…。58年といえば、もっと長い時間だと思うのに、こんなに短い時間だったのだなぁ、と不思議な気持ちである。ひょっとすると、天皇陛下をはじめとする皇室の皆様方は、私にとっての時間の物差し役も果たしてくださっているのかもしれないと思った。

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2月22日(木) 何につけ 自己主張する 隣国に 渋柿顔の 日本政治!

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 韓国では、文在寅政権が、平昌での冬季オリンピックの成功に自信を深めているのか、また、このオリンピックを契機に、北朝鮮をはじめ、様々な国々との外交関係の進展に自負心を高めているのか、いささか自己主張が過剰になっている印象である。
 かねてから、朝鮮半島の政治は、「事大主義」の傾向があると、指摘されている。「事大主義」とは、「大なるものに事(つか)える」という意味であり、強いものに節操もなく靡く傾向があるということである。このしばらくの文政権は、自らを強いものに擬して、国民も、世界の各国も、この強者・文政権に靡くようにという姿勢を強めている印象である。
 日本に対しても、この日、韓国の鄭・女性家族相が、国連の女性差別撤廃委員会で、日本政府が使わないようにと求めている「性奴隷」という言葉を使って、従軍慰安婦問題の説明を行ったという。韓国という国には、「相手を困らせて、自己主張を通そうとする」という古い時代からの文化があるようである。当然、日本政府は「渋い顔」。このような隣国とどう付き合っていけばいいのだろうか…と。

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2月21日(水) 個人より チームワークが 勝因と 語る人あり アレッ!安倍総理…

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 連日、オリンピックの話題が続いているが、今日も、スピードスケート女子団体追い抜き競技(パシュート)で、日本チームが金メダルを獲得。しかも、そのタイムは、オリンピック新記録であった。これで日本が獲得したメダルの数は11個。これまで最高であった長野大会の10個を超えて、冬のオリンピックでは最多のメダル数となった。
 この決勝戦を戦ったオランダチームと日本チームを比べてみると、個人の力量では、オランダの方がずっと優れていたのだそうだ。しかし、日本チームの場合は、長期にわたる合宿を行って、一糸乱れないスケーティングの訓練をしてきたという。そして先頭を滑る選手交代にも工夫を行ったそうである。その結果、チーム全体の力として、オランダを凌駕して優勝することができたということであった。
 確かに、チーム競技では、息を合わせるということが極めて大切である。これを見ていた安倍総理、「その通りだ、個人の力量よりもチームワークだ、それでこの秋の自民党総裁選を乗り切ろう!」と言ったやらどうやら…。勝手な想像をしてみた次第。

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2月20日(火) 来年の G20は 大阪で… セット販売? 万博誘致と

 政府は、来年日本で初開催となる「主要20か国・地域(G20)首脳会議」を大阪市で開催する方針を固めた。東京が、その翌年にオリンピック開催を控えて、G20までなかなか手が回らないという事情や、大阪市ではかねて「アジア太平洋経済協力会議(APEC)」が開催された実績があって、この決定がなされたということである。(ひょっとすれば、小池・東京都知事へのあてつけもあったのかもしれない…)

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 しかしおそらくは、それと同時に、大阪は、2025年の「国際博覧会」の誘致活動を展開している最中であり、その誘致運動にインパクトを与えるという意味合いも、この決定には含まれていたに違いない。
 いってみれば、「セット販売」ということである。実際に、G20の大阪市開催の連絡を受けた吉村洋文・大阪市長は、「2025年万博に向けて世界への貢献を目指す大阪が、日本初のG20サミットを開催するにふさわしい都市として評価いただいた」と談話を発表したのだそうである。
 それはともかくとして、このG20は、日本にとっても大切な会議。その成功をお祈りしたいと思う。

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2月19日(月) “シナリオに 合わせてデータを 捏造”と 角に難癖 牛殺しかな…

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 衆議院の予算委員会が、「働き方改革」に関連して、先に安倍総理が行った「裁量労働制で働く人の労働時間の長さは、平均的な方に比べれば、一般労働者よりも短いというデータもある」という答弁で揉めている。そして、加藤厚生労働大臣は、「首相答弁に使われたデータは、調査方法が異なったものを比較したものであり、不適切であった」と陳謝。野党は、これに勢いづいて、政権批判を強めている。
 確かに、国会での議論は、正確なデータを足場にして行われなくてはならないと思う。政治思想が異なり、それぞれの立場が異なる議員の間で、その議論を成り立たせていくためには、共通の事実認識がなくてはならないのは当然である。だから、今回の問題は、軽視してよい問題だとは思わない。
 しかし、裁量労働をめぐる本質部分ではなく、一つのデータの問題だけで紛糾している姿はやはりおかしい。「角を矯めて牛を殺す」という諺もある。角の問題だけで、牛を殺していいものかどうか、そんな議論も期待したいものである。

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2月18日(日) 競技終え 金・小平と 銀・李とが 称え合いたり 氷溶かして…

 今日は、スピードスケート女子500メートルで、小平奈緒選手がオリンピック新記録で金メダルに輝いた。今日のニュースは、この話題で湧き立っている。

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 特に印象深かったのは、長年のライバルで、今回は銀メダルとなった韓国の李相花選手と小平選手が親しく抱き合って健闘を讃え合っていた姿。報道によれば、小平選手は以前からずっと李選手と仲良くしていたのだそうだ。このスケート競技は、冷たい氷の上で激しく競い合うわけであるが、讃え合う二人の周りの固い氷が、少し溶け出したような印象を受けたのは私だけではなかっただろう。
 今回のこのことが韓国内でどのように報じられているのかは知らないが、政治がいかに対立し合っていても、個人同士の関係は、もっと自由であり、また豊かなものでもあるべきだと、私たちに示してくれた気がする。そういえば、小平選手のメガネが、日本選手団の規格メガネでなかった。人間何もかも形に入るのではなく、もっと自由に生きていいのだよとも、語りかけてくれている気がしたのであった。

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2月17日(土) 羽生が金 宇野が銀なり テレビ局 すっかり2人に 乗っ取られけり

 今日は、多くの人たちが注目していたフィギュアスケート男子のフリー競技。右足首の怪我により、長い間人前から姿を消していた羽生結弦選手が、先日のショートプログラムに続いて見事な演技を披露して、金メダル。そして若手の宇野昌磨選手が銀メダル。この二人の演技は、ただ技術的に優れているというだけではなく、その生き様もが表現された演技であり、強く心揺さぶられるものであった。

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 この結果に、日本中が沸きたった。テレビは、この二人の演技を中心に、フィギュアスケート男子の競技を流し続けた。あたかも、日本中のテレビ局が、この二人にすっかり乗っ取られたような印象であった。
 オリンピックは、「平和の祭典」とも呼ばれ、まずは参加することに意義があり、勝っても負けてもお互いを称え合うというのが基本原則とは言いながらも、やはり自国の選手が勝利を収めて、表彰台に上る姿を見るのは嬉しいものである。そして、苦難を乗り越えて歩んでいる選手たちの姿が、子供たちに、大きな夢と希望を与えている姿を見て、とてもありがたいことだとも考えたのであった。

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2月16日(金) 日銀の 異次元緩和の 出口が見えず 外に出られぬ 黒田総裁

 政府は、4月4日に任期満了となる黒田日銀総裁を再任とし、3月19日に任期満了となる2人の副総裁は交代させるという人事案を提示。金融市場は、基本的にこれまでの路線が継続されると判断し、この発表を好感をもって受け止めている様子である。

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 しかし、黒田総裁は、就任時の看板であった「2%の物価上昇率」目標を、5年経った今もまだ達成できていない。マイナス金利政策まで導入して取り組んでいる異次元緩和も、その出口が見えてこない。さらに、今はいたって好調のように見えているアメリカ経済も、今後のこととなると、不安な要素も生まれてきている。
 テレビに映った黒田総裁の顔を見ていると、少し思い詰めたような表情が見て取れた。本心として言えば、黒田総裁はそろそろ日銀を離れたいという気持ちもお持ちなのではないだろうか。
 しかし、自らが掲げた金融政策の出口が見えない中で、自分自身も日銀の籠の中に閉じ込められてしまい、外に出ることが叶わぬ身になっているということではなかろうかと思った。

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2月15日(木) 米高校で また銃乱射! 犯人は 退校処分の 元・生徒とや…

 またもやアメリカで銃乱射事件。今回事件が起きたのは、フロリダ州パークランドの高校。現地時間では14日の午後。つまり、この日はバレンタインデーであり、高校生たちが教室を飾り付けて、楽しい時間を過ごしている最中に、犯人が学校に乱入して、銃を乱射したということである。しかもその銃というのは、「AR15」という極めて殺傷能力の高い自動小銃であったのだそうだ。
 さらに今回の場合は、犯人が、かつてこの高校に在籍していて、退校処分を受けた元生徒であった。少し前から、SNS上に、銃やナイフなどに関する異常な書き込みを大量に行っていたので、学校も、警戒をしていたそうだ。

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 犯人は、犯行の直前に火災報知器を鳴らし、生徒たちが教室外に飛び出したところを、次々に狙い撃ちをしたという。周到に計画された事件のようであるが、銃規制が行われていないアメリカ、そして、若者をこんな事件に追い込んでいく精神風土を持つアメリカ、その深い闇を感じざるを得なかった、今回の事件であった。

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2月14日(水) ピョンチャンじゃ ギンギンギンに さりげなく 銀メダルとる 日本の選手

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 平昌での冬季オリンピックも、もう6日目。冬季オリンピックの期間は17日間であるから、既に3分の1を終えたことになる。これまでに、フリースタイルスキー男子の原大智が初のメダル(銅)を獲得し、さらにスピードスケート女子1,500mで高木美帆が銀メダル、スキージャンプ女子ノーマルヒルで高梨沙羅が銅メダルと、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得しているが、今一つ盛り上がりが欠けていた。
 しかし、今日は、スピードスケート女子1,000mで小平奈緒が銀メダル、高木美帆が銅メダル、スノーボード男子ハーフパイプで平野歩夢が銀メダル、さらにノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで渡部暁斗が銀メダルと、日本選手の活躍が相次ぎ、一気にオリンピックムードが高まってきた印象である。
 これで、日本が獲得したメダル数は、銀が4個、銅が3個となり、国別成績の上位に顔を見せるようになってきた。かつて近藤真彦が、「ギンギラギンにさりげなく」という歌を歌っていたが、今日の日本選手団の活躍ぶりは、「ギンギンギンにさりげなく、そいつが日本のやり方…」ということだろうか。

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2月13日(火) 朝会で 大きな声出し リズムを作り 相即一体 天人合一!

 昨晩は、「人の土台づくり」発会記念パーティーが開催された福岡駅前のホテルで宿泊。朝一番に、その理事長が開設した「仁愛保育園」に向かった。
 この保育園は、教育哲学者・森信三先生が幾度も訪問され、様々なアドバイスを行ってきたという保育園であり、それが具体的にどのように実践されているのかを一度見ておきたいと考えたのであった。

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 訪問すると、ちょうど「朝会」が始まるところであった。そんなに広くはない園庭に、登園してきた子どもたちが集まり、園の先生方が整列をさせていた。そして、園の基本方針をみんなで大きな声で唱和したり、音楽に合わせて大きく手を振りながら行進したりする様子を見学させていただいた。
 とにかく驚いたのは、子どもたちが大きな声を出していること、また身体を思い切り動かしていることであった。心身を一つにし、正しいリズムを与えるためにこのようなことをしているということであったが、確かにこんな形で一日を始めれば、その日がずいぶん違ったものになるだろうと思った。
 感じ考えることの多い保育園訪問であった。

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2月12日(月) 今の世の 大事は人の 土台だと 筑紫国に 水城生まれり

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 引き続いて今日は、福岡市で、NPO法人「人の土台づくり」の発会式。実は、その発会式後の記念講演を依頼されて、九州にやってきたのであった。
 この日は、積雪の影響を心配したが、幸い、夜間に少しの積雪はあったが、列車の運行にはほとんど影響がなく、無事、昼前に博多に到着することができた。そして、予定時刻よりも早く会場入り。
 発会式は、午後2時に開会し、NPO法人の理事長に就任された石橋富知子さんを始めとして、人の育成とその環境整備に強い思いを持つ人たちの決意表明が次々に行われた。そしてその後、私の記念講演。今回掲げた演題は、「現代日本に求められる人間教育~幸福感で人生の腰骨を立てる教育」。教育哲学者・森信三先生の思想を軸に、人間教育のあり方について、思いを込めて語りかけた。
 博多といえば、朝鮮半島や中国大陸からの攻撃を防ぐために、「水城」が築かれた土地。今の子供たちは、荒れ狂う時代の嵐に吹き飛ばされそうになっている。その子供たちが頼れる「土台」を築くことがとても大切なことだと、私も考えたのであった。

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2月11日(日) 佐賀藩は 明治維新の 雄藩なれど 姿潜めし 「葉隠」の土地

 この日の朝、JRで新居浜を出発し、佐賀に向かった。正午前に、佐賀駅に到着。そこで昼食をとり、ホテルにチェックイン。午後1時すぎから、ホテルの自転車を借りて、雪花が舞う佐賀市内を駆け回った。

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 今回、佐賀市を訪れたのは、今年がちょうど明治維新から150年であったからである。明治維新といえば、長州や薩摩、土佐などがよく取り上げられるが、明治新政府を構成したのは「薩長土肥」の四藩。この最後の「肥」とは、「肥前」、つまり佐賀県のことである。その佐賀県が、これまで大きく取り上げられなかったのはなぜなのか、その維新期の佐賀県の状況はどのようなものであったのか、などの問題意識を持って、訪れたのであった。ただ時間も限られ、移動手段も自転車であったので、この日訪れることができたのは、旧・佐賀城周辺地域だけ。具体的には、「佐賀県立博物館」「佐賀城本丸歴史館」「大隈重信記念館」「佐賀市歴史民俗館」。
 佐賀県といえば鍋島藩。鍋島藩といえば『葉隠』である。葉隠とは、葉陰に姿を隠すという意味。これが、この土地の精神風土ということであろうか。

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2月10日(土) 水俣の 重痾を背負う 人々を 浄土に生きると 語る人逝く

 日本の高度成長期、その経済成長の陰で、多くの人々が公害に苦しんだ。その代表的な公害病が、熊本県の水俣で発生した「水俣病」であった。
 水俣市に立地するチッソの工場から、大量のメチル水銀を含む排水が八代海に大量に流され、その有機水銀に汚染された魚介類を食べた人たちに、手足のしびれや視野狭窄などの深刻な病状が現れたのであった。死者も数多く生まれた。

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 その当時(1969年)、水俣で本格的な執筆活動を始めていた石牟礼道子さんが、この公害病に苦しむ人々を取り上げた文学作品を発表した。それが、『苦海浄土』。この本は大きな反響を呼び、それによって、多くの人々が、水俣病について知ることになった。大きな社会的な影響を及ぼした本であった。
 その著者・石牟礼道子さんが、この日亡くなった。90歳であった。彼女は、この水俣病に関わって以来、一貫してこの問題と向き合いながら生きてきた。名が売れて広く知られるようになっても、謙虚に生きる姿勢は終生変わらなかったという。
 心からご冥福をお祈りしたい。

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2月9日(金) 韓国に 世界の首脳が 集まりて 競技場外 会議は踊る

 いよいよ韓国・ピョンチャンでの冬季オリンピックが開会式の日を迎えた。この開会式に参加するために、世界各国の首脳が韓国を訪れ、文在寅・大統領との首脳会談などを行っている。アメリカからはペンス副大統領が、中国からは韓正・中国共産党政治局常務委員が、ドイツからはシュタインマイヤー・大統領夫妻が、そして国連からはグテーレス・国連事務総長…などが参加。日本からは、強い反対論もあったが、結局、安倍総理自身が参加した。

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 しかし、最も大きな話題は、北朝鮮の金与正・党中央委員会第一副部長の訪韓であった。この金女史は、金正恩・朝鮮労働党委員長の実妹。そしてもっとも信頼されている人物だということである。おそらくは、金正恩・委員長から何等かの役割を託されて訪韓しているのだろうとの観測が広がっている。
 オリンピックの競技場外においても、今後、各国が様々な駆け引きを繰り広げ、国益をかけた競い合いが展開されることになるのであろう。競技場外の会議は、どんな踊りを見せてくれることになるのであろうか。「会議は踊る」という言葉もあるが…。

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2月8日(木) ピョンチャンの オリンピックの 前日に 軍事パレード? オラ無視するなと…

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 韓国のピョンチャン(平昌)での冬季オリンピック開幕を明日に控え、北朝鮮のピョンヤン(平壌)で、大規模な軍事パレードが行われた。今回の軍事パレードは、朝鮮人民軍創建70周年を記念するものだとしているが、これまでは、軍創建記念日は4月25日であり、それを今回初めて2月8日に変えたのは、明らかに、オリンピックを意識したものであろう。つまり、オリンピックが開催されるということで、世界の目が韓国に向けられるなか、いまだ戦争状態が継続している北朝鮮という国の存在を強くアピールしようとしたものだと言わざるを得ない。
 普通ならば、こんな乱暴なことをすれば、世界中から非難轟々である。民主主義国家であれば、その指導者は、そんな批判を恐れて、こんな事はするまい。しかし、北朝鮮の場合は、そんな批判に怯んだりはしない。いやむしろその批判が強ければ強いほど、それに屈しない強いリーダー像を、国の内外にアピールできるということなのであろうか。
 北朝鮮は、通常の物差しで測れる国ではない。そんな視点で考えなければならない国だと思う。

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2月7日(水) 米企業 火星を目指す ロケット成功! 天が怒りて 地も揺らぐなり

 アメリカの民間企業「スペースX社」が開発を進めてきた大型ロケット「ファルコン・ヘビー」の実験機が、ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、おおむね成功を収めたということである。このロケットは、既存のロケットを3本束ねたものであり、その打ち上げ総重量は、約1,400トン。そして、打ち上げ能力は、低高度軌道の場合、63.8トン、静止軌道ならば、22.2トン、火星に向かう軌道に投入する場合は、13.6トンだという。これだけの能力があれば、火星に人を送り込むことが可能となるかもしれない。これで、いよいよ火星の本格探査、さらには人類定住の時代の幕が開くことになるのかもしれないと思う。

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 それにしても、この日、日本では大雪が降り続き、台湾では、花蓮市で大地震が起きた。聖書の中には、神の世界に近づこうと「バベルの塔」の建設を始めた人々が、神の怒りに触れ、塔が破壊され、人々の言葉も別々のものとされたという話が紹介されている。昔ならば、この大雪や大地震も、天上の神の世界を犯そうとする人間に対する神からの怒りだと解釈されていたかもしれないなと思った。

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2月6日(火) 雪花が 降りしきる日にゃ 株式も…降る 行き(雪)はよいよい 帰り(貨減り)は怖い

 今日も、日本列島では、激しい雪が降り続いている。特に、北陸地方の大雪で、北陸自動車道が長い間通行止めになっていて、小松空港発着の航空便は終日欠航。JRも、北陸区間では始発から運転を取りやめたという。福井県では、自動車が1,000台余りも立ち往生している。降り積もる雪で、人々の生活は大混乱といった様子である。

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 一方、高いところから落ちてくるのは雪だけではなくて、世界各地の株式市場の株価も、大きく下落している。日経平均も、昨日592円下落したが、今日もそれが続き、一時は1,600円余りも急落するような場面もあった。今回の株式下落は、ニューヨーク市場での株式下落からの連鎖であるが、このしばらく一本調子に登りつめてきた株価にも、暗雲が垂れるようになってきているということのようだ。
 雪の影響は、一時的であり、また局所的なものであるが、株価下落(貨減り)は、世界中を巻き込み、その影響はかなり長期にわたりそうである。
 そこで一興。「行き(雪)はよいよい、帰り(貨減り)は怖い」。お粗末でした…。

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2月5日(月) 四国とは 四合わせの国 各県の パーツ合わせて 幸せの国

 今日は、「香川県キャラバン」。とはいいながら、前日から香川県ではかなりの積雪があり、通行停止区間もあったので、遅めの出発となった。
 まず最初に訪れたのが、観音寺市にある「生き木地蔵尊」。樹齢1200年と推定される大楠の幹の部分に、地蔵を彫刻したものである。かねてから一度見ておきたいと思っていたものである。それから次に訪れたのが、丸亀市の「キトクラス・カフェ」。「キトクラス」とは、「木と暮らす」であり、「木の生活文化」をテーマにして、カフェだけでなく、木に関係するミュージアムやショップ、図書館コーナーなども設けられ、木製遊具も備えられていた。

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 そして最後に、「JR四国」の本社を訪問。就任後約1年半になる半井真司社長にお会いし、JR四国への提案を行った。その基本は、「四国は、四県が集まって四合わせ(幸せ)」というコンセプトで、各県の四つのパーツを組み合わせて、幸福を実現する、というものであった。
 このコンセプトは、今後、私自身でも、もう少し練り込んでみたいと思っている。

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2月4日(日) 一神教 その本質は 排除の論理… これから先は アニミズムだと!

 「フォレスト・トレンド勉強会」の日。今回のテーマは、「安田喜憲著『一神教の闇』を読む」。
 著者の安田氏は、日本や東洋のアニミズムについての研究者であり、近代以降、西欧のキリスト教思想が世界の中心的な価値観となり、多神教社会を蔑み、それを力で抑え込もうとしてきたことに、鋭くその批判の矛先を向けている。つまり、今の人類社会は、環境破壊と軍事紛争という大課題に直面しているが、それを引き起こしているのは、一神教的世界観に支えられた「畑作牧畜民」の指向性によるものである、と主張しているのである。

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 そして私たちは、これから先も地球上で人類が生きていくためには、アニミズム・ルネッサンスとも呼ぶべき運動を生み出していかねばならないとし、そこから、「美と慈悲の文明」・「生命文明」を築き上げていかねばならないと主張するのである。
 この議論は、「人間の森文明」に相通じるものがある。これから先の人類社会を救う大きな可能性を私は感じた。そこで、あらためて、このテーマでの議論を行ってみたいと考えたのであった。

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2月3日(土) 節分にゃ 鰯と柊 豆備え 鬼よ来るなと 日本列島…

 今日は、節分。「節分」というのは、立春・立夏・立秋・立冬といった各季節の始まりの日の前日を意味する言葉である。「季節を分ける日」だから、「節分」と呼ぶのだそうだが、江戸時代以降には、特に立春の前日を指す言葉となったのだそうだ。
 この日には、「鬼は外、福は内」と声を出しながら、煎り豆を撒き、年の数だけその豆を食べて、厄除けを行う慣行がある。また家には、邪気を避けるため、柊の枝や鰯の頭を戸口に置く風習もある。調べてみると、柊は、その葉にトゲが数多くあることから、そして鰯の頭は強い臭いがあることから、邪気を寄せ付けないという意味合いなのだそうだ。

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 それならば、日本列島にも、あちらこちらに柊と鰯の頭を置いて、各地で煎り豆を海に向かって撒きたいものである。核ミサイルの金棒を振り回している「北朝鮮鬼」、アメリカ・ファーストを語り、独善的言動で世界を振り回している「米国鬼」、近年とみに大国主義の看板を掲げて周辺諸国に圧力をかけている「中国鬼」などがいる。その邪気払いを、節分の日に政府行事として行ってみてはどうだろうか。

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2月2日(金) 金融庁 コインチェックに 立ち入りて 垣間見たるか 仮装パーティー?

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 麻生金融大臣が、仮想通貨流出問題で大きな話題になっている「コインチェック」に対して、改正資金決済法に基づく立ち入り検査に着手したと発表。今後、利用者保護の観点から、同社の顧客資産管理状況などを厳しく調べるということである。
 仮想通貨というのは、通貨を仮装した「お金もどき」である。580億円もの「お金」が短時間の間に流出したということだけが大きな話題となっているが、それは、元手がほとんどゼロの「お金もどき」に投資すれば金儲けができるという幻影に惑わされて、大きく膨らんで見えていたということにすぎない。その仮想通貨には、何の裏付けもあるわけではないのである。だから、580億円といっても、それはあくまで幻のお金であるにすぎず、それが目の前から消えたからといって、何が問題だと言うのであろうか。こんなところに、金融庁が立ち入り検査を入れようというのも、よくわからない論理である。
 おそらく金融庁は、嘘を嘘で塗り固めた人たちが跋扈する「仮装パーティー」を、この検査の中で見出すというだけのことではないだろうか。

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2月1日(木) ニューヨーク 債券市場の 利回りが 急上昇なり この船やばいぞ…

 ニューヨーク債券市場の金利利回りが、高水準となってきている。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)が31日に出した声明で、フェデラルファンド金利誘導目標は据え置いたものの、物価の先行きに強気の姿勢を示したことにより、3月開催の次回会合では利上げを決めるのではないかという市場の観測が強まったせいだと分析されている。つまり、FRBの金融緩和が、今後縮小されると受け止められたのである。

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 そしてそれは、日本やヨーロッパの金融市場にも当然大きな影響を及ぼし、これまで株式市場に流入し続けてきた低金利の資金が引き上げられると考えられ、株式の大幅下落を導き出しているのだ。
 今は自由経済の名のもとに、資金の移動が極めて自由なものになっているが、あまりにも急激に資金移動が行われて、実体経済をおかしくしてしまっているところが気がかりである。
 行き過ぎると、「世界経済丸」が傾いてしまい、沈没してしまう懸念すらある。今後の経済を考える上に、検討すべきことがあるのではないだろうか。

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