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5月31日(木) 森友の 問題めぐり 特捜部長 全員不起訴と 特別会見

 森友学園をめぐる一連の問題で、大阪地方検察庁は、すべての告発容疑について、財務省幹部ら38人全員を、嫌疑不十分などとして不起訴処分とした。それに対して、この問題を告発した市民グループは、今回の処分を不服だとして、近く検察審査会に審査を申し立てるという。

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 今回の処分決定については、大阪地検の山本真千子・特捜部長が、わざわざ記者会見を開き、この処分を発表した。検察がこのような対応をするのは異例のことで、この問題に対するマスメディアや国民の関心に配慮したということであろう。
 日本は法治国家である。いくら国民感情が燃え上がって、重罪を課すように人々が求めたとしても、起訴するか否か、またはその量刑をどうするか、といったことは、あくまでも捜査に基づいた証拠と法律に基づいて厳正に行われなくてはならない。
 しかしそれでは国民感情が納得しないと考えて、この記者会見が開かれたということか。そう考えると、普段は融通が利かないといわれる検察庁も、なかなか粋な計らいをしたものだと思う。

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5月30日(水) 「親方の 教えを守り 精進!」と 口上語りし 栃ノ心関!

 日本相撲協会は、東京国技館で臨時理事会と名古屋場所の番付編成会議を開いて、ジョージア出身の力士、栃ノ心の大関昇進を満場一致で決定。協会の使者が、栃ノ心が属する春日野部屋を訪ね、昇進伝達式が行われた。その中で、栃ノ心は、「親方の教えを守り、力士の手本になるように、稽古に精進します」と、大関になる決意を表明したという。

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 栃ノ心は、身長が191センチ、体重は169キロと身体に恵まれている。しかも、日本人の感性に響き合う人柄を備えている。だから、これからも怪我することなく、相撲を続けていけば、多くの日本人ファンに支えられる力士となっていくのではあるまいか。横綱になる可能性も高いように思う。
 しかしそれには、「毎日怠ることなく精進する」ことが大切であろう。また、日本の伝統精神もよく理解して、「立派な大関だと評価される」ことも必要であろう。そんなことを考えると、今回の口上は、とてもシンプルであったが、自分がこれから為さねばならないことを的確に語った言葉でもあったように、私には感じられたのであった。

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5月29日(火) アメフトは 格闘技とも 聞きしかど 熱を帯びるは 場外乱闘!

 関東学生アメリカンフットボール連盟が、臨時理事会を開いて、日本大学の内田正人・前監督と井上奨・前コーチに、最も重い除名処分を出すことを決定。危険なタックルをした選手や日本大学チームにも、今期中の公式試合出場停止などの処分とした。
 連盟によれば、反則行為によって除名処分が下されたのは初めてのことだという。連日、マスコミ上でこの問題が大きく取り上げられ、文部科学大臣やスポーツ庁長官などが、この問題に関心を示してコメントを出すなど、異常な事態が続いていたため、連盟としても、厳しい処分を下さざるを得なかったということであろう。

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 今回の問題では、アメリカンフットボール界の外側で、騒ぎが拡大した。よくこの競技は、選手同士が激しくぶつかり合う格闘技であると言われるが、今回はどうも、そのリング外での場外乱闘が目についた。それが、場外での何らかの権力闘争などが絡んでいたのか、それとも、国民がこの問題に異常なまでの関心を寄せたせいなのか、私にはよくわからないが、なんとも不思議な現象であったと思う。

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5月28日(月) 四国では 梅雨入り宣言! いつもより 早いと聞きて 妙に納得…

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 今日、九州北部地方と四国地方が梅雨入りした模様と気象庁が発表。昨年は、梅雨入り宣言がずいぶん遅かったので、昨年に比べれば23日も早い宣言である。もっとも、平年と比べれば、8日早いだけである。時期に多少の前後があったとしても、「天行は健なり」ということであってほしいと思う。
 このしばらくずいぶん暑い日が続いていたが、やはり梅雨を通り過ぎないと、夏到来という気分にならない。もうすぐ6月だが、今日の梅雨入り宣言を受けて、いよいよ本格的な夏がやってくる。
 それにしても、今年の春は、ずいぶん短かった印象である。4月初旬には桜の花の満開を過ぎたが、それでも結構寒い日が多かった。そしてもう5月の中旬頃には、初夏のような暑い日が多かった。具体的な観測データを調べたわけではないが、何かしら、季節の異変を感じさせられる。昔から、天候の異変は、人の心に不安を呼び起こし、社会変革の気分を強めると言われる。この少し早かった梅雨入り宣言が、そんな社会異変の前触れでなければよいが…、とそんなことを思ったのであった。

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5月27日(日) 仏教が 見えないものを 切り捨てりゃ 現実社会の ただの歯車?

 「人間哲理研究会」の日。今回取り上げたのは、末木文美士著『現代仏教論』という本。この本は、現代の仏教が抱えている諸問題について、「死者の声に耳を傾ける」という視点から論じている本である。

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 著者は、「震災、高齢化、自殺者増…、多死社会の到来を目前にして、この国はなすすべもなく立ち竦んでいる。これまで問題を封印してきたツケが一気に回ってきたのだ。我々はいかに死者と対峙すべきか」と問題提起し、その知恵を、「仏教」に求め、死者の問題を軸に現代仏教を問い直しているのである。
 この問題提起に対して、著者は、現代仏教は、「死」という問題に目をつぶり、また死後の世界という、理屈で説明のつかない問題を切り捨ててきたことによって、ブッダの時代以来、死者と関わり続けてきた仏教の理論を極めて偏狭なものにしてしまったのではないか、と主張するのである。
 つまり、仏教が目に見えないものを切り捨てたために、それがただ単なる現実社会における歯車となってしまい活力を失う結果となっていないかと指摘するのである。考えさせられる視点であった。

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5月26日(土) 今回は 遠き友より 近き親戚? 北朝鮮は よく分からない…

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 この日の午後、韓国の文在寅・大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が、板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で会談したと発表。アメリカのトランプ大統領が、6月12日に開催予定になっていた米朝首脳会談の開催を中止すると24日に発表したのを受けて、その善後策を協議したものと思われる。
 北朝鮮は、この16日に、米韓空軍による定例訓練に反発する形で、南北閣僚級会談を拒否している。また、米朝首脳会談の準備のために予定されていた米朝実務協議も無断欠席をしている。そして、アメリカに対して強い批判メッセージを発していた。
 それが、トランプ大統領が会談の中止を発表すると、一変して、北朝鮮の金桂官・第一外務次官が、「いつでもどのような方法でも、向かい合って問題を解決していく用意がある」とする談話を発表して、南北首脳会談まで開催したというのである。
 諺に、「遠き親戚より近き友」というのがあるが、今回の場合は、北朝鮮は、近くにいて長い間憎しみ合ってきた親戚を頼りにしたということである。北朝鮮という国は、やはりよくわからない国である。

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5月25日(金) 野党側 抵抗戦略 空回り… 劇場政治は もう限界かも…

 米朝首脳会談をめぐって、日本も関係する国際政治の舞台が大きく動いている中で、日本の国会の影が薄い。今日は、働き方改革法案をめぐって、衆議院厚生労働委員会で採決が行われ、それが可決されたり、カジノを含む統合型リゾート実施法案が、衆議院内閣委員会で質疑に入るなど、大型法案について大きな動きがあったのであるが、それを取り扱う報道は、とても小さなものであった。

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 野党側は、これら法案に対して絶対反対の立場で、相も変わらずの欠席戦術や閣僚・委員長の不信任決議案を連発するなど、様々な審議妨害手段を講じてきた。それによって多少審議が遅れる効果はあったようだが、衆参両院で絶対的な多数を占める与党の数の力にはかなうはずがなく、結局は、与党側の「想定通りの展開」が進行してきている。
 野党側は、その抵抗戦術を「劇場化」して、国民の共感を呼び込もうとしているのであるが、それがどうも空回り。演劇にはサプライズがなくてはならないが、それがほとんど何もないとなれば、国民の関心が薄れてしまうのも当然のことではなかろうか。

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5月24日(木) 北朝鮮が 核実験場を 破壊したのに 会合やめるの? トランプさんは…

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 北朝鮮は24日、かねてから予告していた豊渓里核実験場の坑道や観測所などを爆破して撤去したという。この作業は、いくつかの国々のマスメディアにも公開されていて、その爆破時の映像がテレビでも報じられていた。
 ただ、西側メディアでは、当初招くとしていた米韓の専門家が招かれなかった点や、北朝鮮がすでに核開発の完了を宣言していて、この実験場の廃棄がそのまま核兵器放棄にはつながらないといった点を問題視して、この核実験場爆破は、単なるパフォーマンスではないかという指摘も行っている。
 いってみれば、これも、北朝鮮とアメリカとの外交交渉上の「チキンレース」だというのである。交渉において、自国がより優位に立とうとして、より大きなリスクに立ち向かう「我慢比べ」をしているのではないかというわけである。
 そうなると、次に注目されるのが、一方のトランプ大統領がどんな手を打つかということである。崖に向かって爆走する二台の自動車、さてそのハンドルさばきは、という点に関心が向けられていく。

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5月23日(水) Dealing! 当然だろと トランプさん 世に広がるは 浮草論理!

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 アメリカのトランプ大統領が、韓国の文大統領との会談の冒頭で、6月12日に予定されている米朝首脳会談の延期をちらつかせたという。もしも北朝鮮が、アメリカが示す条件を満たせないのならば、会談を中止しても構わないと語ったというのである。
 そして、「私は誰よりも取引(deals)についてよく知っている。100%確実な取引をしようとしても取引は成立しない。全く成立の見込みのない取引が簡単に実現することもある。私は多くの取引を成立させてきた」と豪語したと報じられている。
 確かに、外交交渉とは、より多くの利益や名分を自らに引き込もうとする「取引」であるに違いない。しかし、私は、それが単なる「パイの奪い合い」であって良いとは考えない。やはり、相互信頼と協力によって、揺らがない強固な信念のもとに建設的なものが生み出されるような交渉を目指さねば、その交渉は、その時々の状況によって簡単に揺れ動くものとなって、浮草のごときものになってしまいかねないのではなかろうか。そんな「浮草論理」が、政治に広がってきつつあることが気がかりである。

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5月22日(火) 日大の アメフト選手が 記者会見? 私の頭は アンモナイトか…

 この頃、私の頭がついていけない事件が、とても多くなってきている印象である。
 今日も、アメリカンフットボールの試合で関西学院大学の選手に危険なタックルをしたという問題で、その日本大学の選手が記者会見を開いたのだが、そこに何百人もの記者たちが集まっていた。

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 スポーツには怪我がつきもの、そしてルールは守られるべきものではあるが、時に意図的にルールが破られることもよくあること。私の頭の中では、今回の事件が、そんなに大騒ぎするほどの問題なのかという気持ちが拭い切れないでいる。それに、日大選手は、基本的には「直接の加害者」である。報道の論調では、監督などからの強い圧力によってそうせざるを得なかったと、「被害者」として取り扱われている。確かに、情状酌量の余地は多少あるかもしれないが、そんなことを言っていたら、日本の刑法の体系が根幹からおかしくなってしまう。
 そんなことを考えている私は、もう既に現代の時代環境についていけない「滅びゆくアンモナイト」となってしまっているのだろうかと寂しく思った。

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5月21日(月) 高齢者 人口増加に 対応し 二乗で膨らむ 社会保障費!

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 政府は、この日の経済財政諮問会議において、今から22年後の2040年度に、社会保障給付費が、今の約1.57倍にあたる190兆円に上るであろうとする推計を示した。この2040年頃には、高齢者が4,000万人近くに及び、国民の3人に1人が高齢者になると推定され、この頃が日本の高齢者人口がピークを迎える時期であるとされている。この190兆円の内訳は、年金費が73.2兆円で最も多く、次いで医療費が68.5兆円、介護費が25.8兆円と、高齢者に重点的に使われる費用が、社会保障給付費のほとんどを占めていて、それ以外は、子ども・子育て関係費が13.1兆円、それ以外が9.4兆円である。
 社会保障費というのは、対象人口の増加に比例して増えるというものではない。これまでの傾向を振り返ると、人口増加に対してほぼ二乗で増加している。それは、量的な増加だけでなく、それに質的な高度化が伴っているからである。だから、社会保障費の抑制のためには、量的な増加は止めようがないであろうから、質的な面でコスト増加を抑制する工夫をしていかねばならないということである。

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5月20日(日) 台湾の 蔡政権が 丸2年! 一身独立 国家の独立!

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 台湾で、蔡英文氏が総統に就任して、今日で丸2年となるのだそうだ。年々強まる「一つの中国」政策の下で、台湾との外交関係を断ち切る国も、次々に現れていて、蔡政権の苦境が続いている様子である。それを反映してか、政権支持率も低迷していて、政権誕生当初は約70%であったのが、このしばらくは40%前後ということである。その一方で不支持率は、約50%にもなっているそうである。
 国際政治においてよく見られることであるが、強大な力を持つ隣国の圧力をストレートに受ける地域は、その内部において、その強国に恭順する勢力と、それに反発する勢力に、大きく分断される傾向を持つ。圧力が強まれば強まるほど、この両者は大きく乖離し、これら両勢力間の対立が深まってくる。
 今の蔡政権に求められるのは、台湾住民の「一身の独立」意識であろう。この意識がなければ、強大な国に結局は呑み込まれてしまうだろう。ふと福沢諭吉の「一身独立して一国独立す」という言葉を思い出したのであった。

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5月19日(土) カンヌでの 映画コンペで 最高賞 受賞したのは 「万引き家族」

 第71回カンヌ国際映画祭で、日本の映画が、コンペティション部門最高賞のパルムドールを獲得した。その映画は、是枝裕和監督の「万引き家族」。

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 是枝監督は、この授賞式で、「この映画祭に来ると、いつも映画を作り続ける勇気をもらいます。そして、対立している人と人、隔てられている世界と世界を映画がつなぐのではないかという希望を感じます」と語ったそうである。確かに、映画は、日常私たちが体験できないものを、映像スクリーン上に描き出して強く感覚に訴えかけてくる芸術である。
 通常は隠されているものを表の日の光の当たる場所に引き出してくる。潜在意識に宿っているものを、意識されるものとして引き出してくる。それは、人々の心や社会のあり方に対して、新しい可能性を提示するものとなるのであろう。
 今回の受賞映画「万引き家族」は、そのタイトルからして、社会の底流に押し込められているどうしようもない気持ちを持つ人々を強く連想させる。公開となれば、ぜひ観てみたいと思った映画である。

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5月18日(金) 歴史とは ある天才が 創るかも… 一人の青年 見ていて思う

 昨年来、マスコミを賑わせている少年棋士、藤井聡太・六段が、今日の竜王戦5組準決勝の対局で、先輩棋士を破った。これにより、竜王戦ランキング戦での昇級を確定させ、規定によって、七段への昇段も決定。15歳9か月での七段昇段というのは、これまでの最年少記録17歳3か月を65年ぶりに更新するものであり、また新たな記録を打ち立てたこととなる。

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 藤井棋士は、「前人未到の」 と形容され紹介されることが多かった。つまり、道なき道を切り拓いてきた人ということ。そのような人を、世の中では「天才」と呼んできた。天才は、これまでの常識を次々に打ち破って、新しい局面を生み出す。そしてその歩みの後に、大きな道が生まれてくるのである。
 おそらくは世の中も同じであろう。前人未到の道は、やはり天才が切り拓いていくものだと思う。そうしてその道が人々に広く示されることによって、その道を多くの人が歩くようになり、新しい社会が生まれてくるに違いない。そんなことを思うと、閉塞感を高める現代社会に、「一人の天才」の登場を待望する気持ちが生まれてくるのであった。

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5月17日(木) 経済の 心臓病を 治療する 細胞あればと つぶやく人あり

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 今日の朝刊を読んでいると、厚生労働省の再生医療等評価部会が、iPS細胞を心臓病患者の心臓に移植する臨床研究計画を条件付きで承認したと報じられていた。この研究計画の申請をしたのは大阪大学の澤芳樹教授。その計画では、京都大学から提供された健康な人のiPS細胞をまず心筋細胞に変化させ、それを直径数センチの円形シートにして、心臓病患者の心臓に貼り付けるという手術を行うのだという。それによって、心筋が再生され、心臓の機能が改善されることが期待されるのだという。
 こんな話を聞いても、何か狐や狸に化かされたような気持ちがしてしまうのは、科学の世界から遠く離れてもう約40年…。その時間のせいだろうか。
 ふと、この話題を鋭い目つきで見つめる政治家の視線を感じた。安倍総理である。日本経済の心機能が弱っていて、なかなか経済の成長戦略がうまく軌道に乗らないのであるが、その日本経済の心臓部に貼り付けるiPS細胞がどこかにないものだろうか、そんな意識で、この話題に強い関心を寄せているという視線であった。

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5月16日(水) 良寛が 若き時代に 修行せし 円通寺にて 己見つめし…

 前日は、「高梁商工会議所女性会」での講演、岡山市の「犬養木堂記念館」訪問の後、再び高梁市に戻って、「平成牛麓舎」の勉強会。そして高梁市内で宿泊。
 今日は、その帰路、各地に立ち寄りながら、橿樹舎に戻った。その中で一番心に残ったのが、倉敷市の「円通寺」の訪問であった。ここには以前にも訪れたことがあったが、6月の人間論ゼミで、「良寛和尚の人生と信仰」を取り上げようと考えていたので、改めて、良寛が若い頃に修行した、この寺を時間をかけて訪問したのであった。

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 今年は、良寛生誕260年である。江戸時代末期に、「子供の純真な心こそが真実の仏の心」と考えた良寛の思想は、一体どう培われてきたものなのだろうか。そして、その人生は何を私たちに教えているのだろうか。自分の生き様を振り返るために、ここでしばしの時間を過ごした。この寺に集っている方々と言葉を交わした。みんな心穏やかでにこやかであった。良寛の心は、確かに今の人々の心の中にも生きている、そんな気がする時間であった。

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5月15日(火) 五・一五 事件のその日 岡山で 語りかけたは 山田方谷!

 この日朝、橿樹舎を出発して、岡山県高梁市へ。実は、「高梁商工会議所女性会創立30周年記念式典」の記念講演として、「山田方谷の幸福論」をテーマとする講演を行うことになっていたのであった。山田方谷が、もしも今生きていたら、現代に何を語りかけるだろうかと問題提起を行う講演を行った。

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 その後、懇親会にも参加。しかし、その懇親会には、約1時間滞在しただけで、外に出た。なぜかといえば、今日は5月15日。5月15日といえば、86年前に「五・一五事件」が発生した日であったからである。これは、武装した海軍青年将校たちが首相官邸に乱入し、犬養毅首相を殺害した事件。その犬養毅首相の出身地が、岡山県であり、この日、「木堂忌」行事を、岡山市の「犬養木堂記念館」で開催しているということで、その様子を見ると同時に、その墓前にお参りにも行きたいと考えたのであった。
 かつての政治家は、国家と国民のために、全身全霊をかけ、さらに命をかけて、その務めを果たそうとした。そんな人たちの心に触れて、私の心が引き裂かれそうな気がした日であった。

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5月14日(月) トランプさん 抗議の嵐 ものともせずに エルサレムへと 大使館移転

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 アメリカ政府は、イスラエルが建国70年のこの日、在イスラエル米国大使館をテルアビブからエルサレムに移転。当面は、これまで領事施設として使ってきた建物を暫定使用し、今後、7年から10年かけて新大使館を建設する予定だという。この大使館の移転開設式典には、トランプ大統領の長女・イバンカ大統領補佐官などが参加したそうである。なおこの式典には、80か国以上の大使らが招かれたそうだが、その半数以上が出席を見送ったとのこと。
 この日パレスチナ自治区の各地で、この大使館移転に抗議するデモが発生し、イスラエル軍の発砲により多数の死傷者が出ている模様。また、今回の大使館移転は、これまでの和平交渉を崩壊させるものとして、国際社会からの批判も極めて強い。しかしそれにも関わらず、移転を強行したトランプ大統領は、批判に屈しない強い大統領を演出し、さらにユダヤ系組織の支持固めを狙ったものと言われている。政治において、膠着した状況を動かすには、強引な手法が求められることもあるが、今回の大使館の移転には、私は賛同できない。

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5月13日(日) 教育は 人の基本を 知りてこそ 善く為さるなり ??!!

 5月の「教育思想研究会」。今回取り上げたのは、曽野綾子著『人間の基本』という本。

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 曽野綾子さんは、23歳の時に書いた小説「遠来の客たち」が芥川賞候補となって、文壇にデビュー。それ以来、小説家として活躍してきたが、同時に、未開発国に対する援助活動も行い、また教育分野においても、2013年の第二次安倍内閣において設置された「教育再生実行会議」の有識者メンバーにも選任され、教育に対しての様々な発言を行ってきた。
 彼女の教育に対する考え方は、とても明瞭であり、人間はなによりも自立して生きていけることが「人間としての基本」であり、その力を教育の中で身につけさせていくことこそが重要であるというものである。この主張には、私も賛成であり、単なる知識教育ではなく、人間の総体としての「生きる力」をいかに育んでいくか、ということを、もっと教育界は考えていかねばならないと思う。
 「人間の基本」を育む教育、こんな視点から、私も教育の問題に取り組んでいきたいと思う。それにしても、今の教育界には、??が多い。!!も必要だ。

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5月12日(土) 北朝鮮 拉致問題は 解決ズミだと またも強弁! 厚顔無恥に…

 北朝鮮の国営・朝鮮中央通信は、日本人拉致問題について、「この問題はすでに解決された問題」だと主張して、今もこの問題解決を求め、世界各国に働きかけを行っている日本政府を強く批判したという。そして、日本政府の振る舞いを、「過去の(植民地時代の)清算を回避するもの」として、「国際社会が歓迎する朝鮮半島の平和の気流を阻もうとする卑劣で愚かな醜態」とまで語ったのだそうだ。

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 いつものことではあるが、北朝鮮は、独善的な論理を振り回して、他の国を徹底的にこき下ろす国である。なんとも「厚顔無恥」な国だと言わざるを得ない。そんな気持ちで、インターネット上にあった金正恩・朝鮮労働党委員長の若い頃の写真を眺めてみると、それは、どちらかといえば細面で少し華奢な印象さえ与えるような姿であった。それが今では、昔の姿が信じられないくらい、顔も、体も大きく膨らんでいる。人間というのは、ここまで変わり得るものか、というのが率直な印象である。
 北朝鮮は、簡単にその主張を変える。委員長の発言や容姿の変化も重ねると、まさに「厚顔無恥」…。

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5月11日(金) 元首相 マハティールさんが 返り咲き… 年齢聞けば 92歳と…

 9日にマレーシアで行われた総選挙の結果、マハティール元首相が主導する野党連合「希望連盟」が過半数の議席を獲得し、60年以上前にイギリスから独立して以来、初めての政権交代が実現するという歴史的な勝利を収めた。これにより、マハティール氏が、野党連合の統一首相候補になっていたことから、その首相復帰が確実となり、近いうちに首相就任の宣誓を行って、15年ぶりのトップ返り咲きが実現することとなる。マハティール氏には、私も、昔一度、ある会合で席を同じくし、言葉を交わしたことがあったが、深い見識と強い使命感を持つ政治家であり、今後のご活躍を期待したいと思う。

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 特筆すべきは、今回マレーシアのトップに復帰するマハティール氏の年齢が92歳ということである。今、世界各国では政治家の若齢化が進み、首相や大統領も、40歳代や50歳代が普通のこととなっている。60歳代といえば、ずいぶん高齢だという印象を与える時代である。そんな中での90歳代でのトップの誕生…。これは、世界各国の高齢政治家たちを元気づけることにもなるに違いないと思った。

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5月10日(木) 「愛鳥の日」に 我は高知を 旅フクロウ 黄昏時に 飛び立てるかも…

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 5月10日は、「愛鳥の日」。そしてこれからの一週間が、「愛鳥週間」である。そういえば、このしばらく、鳥の鳴き声を聞くことが多くなってきた気がする。
 この日、私は、高知県へのキャラバン活動。
 まず最初に訪れたのが、「大川村役場」。村の規模が小さくて、村議会議員のなり手がいないから、村議会に代わる「村民総会」の検討を始めたことで日本中に知られた村である。ここでは和田村長とお会いして、意見交換。次に向かったのが、「高知県議会」。土森議長などと意見交換。
 さらに、高知市桂浜の「坂本龍馬記念館」へ。少し前にオープンしたばかりの新館などを、高松清之・館長にご案内いただいて、見学。そしてそこから高知市北部の「田中良助旧邸資料館」へ。ここには龍馬が若い頃によく訪れていたそうで、高知の町や太平洋を眺めたという「八畳岩」にも登ってみた。
 そしてさらに北に向かい、「オーベルジュ土佐山」へ。ここで施設の様子を見て、入浴後、新居浜へ。
 一日、「旅がらす」ならぬ黄昏に飛び立つ「旅フクロウ」として、各地を巡ったのであった。

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5月9日(水) 近づけば 傷をつけ合う… 離れると 淋しさ募る… 隣国関係

 安倍首相は、中国の李克強・首相、韓国の文在寅・大統領と、東京の元赤坂にある迎賓館で会談した。会談そのものは、約1時間15分間であったそうだ。その後、共同記者発表が行われ、今後、朝鮮半島の完全な非核化に向け連携することで一致したと発表された。その他、日本人拉致問題や今後の経済連携の問題なども議論されたという。しかし、北朝鮮の核問題では、大筋ではその考え方が一致したとは言いながら、そのニュアンスはずいぶん異なっているようで、必ずしも北朝鮮に対して一枚岩で臨める体制が築かれたとは言い難いようである。

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 それにしても、李克強氏が首相に就任したのが、2013年3月のこと。それにもかかわらず、今回が初めての来日ということは、隣国の首相が、5年間も来日していなかったということである。また、文在寅氏も、大統領に就任して、明日でちょうど1年。こちらも初来日ということだ。
 とかく隣国同士の外交は難しい。日中韓三国も、近づき過ぎては傷つけ合い、離れては淋しい。その距離感をどう取るかが難しい問題のようである。

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5月8日(火) 小二生 誘拐されて 殺されて 列車に轢かれる あぁ無情の世…

 今日の午後10時半ごろ、新潟市内のJR線路上で、小学校2年生の女の子が普通電車にはねられ、死亡が確認された。しかし、司法解剖の結果、この女の子の死因は窒息死であり、列車にはねられる前に既に殺害されていたとして、警察は、殺人・死体遺棄事件と断定。捜査本部の設置を決定したという。

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 この女の子は、この日の午後3時過ぎから行方不明となっていて、学校職員が周辺を捜索したが見つからなかったため、午後5時過ぎに警察に届けが出されていたという。警察はこの付近を、約100人態勢で捜索していたらしい。
 なんとも悲惨な事件である。この女の子の苦痛や親の悲しみを思うと、憤りの持って行き場に困ってしまう。犯人はまだ捕まっておらず、その動機も明らかではないが、どうしても人間としての情を持たない冷酷な犯人像を想像してしまう。
 このしばらく、「情」が年とともに薄らいでいると指摘されることが多いが、その犯人像を胸に思い描いていると、頭の中に様々な言葉が浮かんできて、なんともやり切れない思いになってしまった…。

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5月7日(月) 国会は 長い眠りの 目を覚まし 正常化とや 何が何やら…

 日本社会が連休が明けて動き始めた今日、国会も、明日(8日)からは正常化すると報じられている。なんと、立憲民主党など野党は、先月20日から審議拒否を続けており、19日ぶりの正常化。つまり、野党皆さんには、17連休ということだったのだそうだ。

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 この国会正常化の舞台裏は、ゴールデンウィーク中、地元に戻って活動していた野党議員に対して、有権者たちから、あまりにも長い審議拒否に強い批判が寄せられたのであろう。その結果、議員たちが、このままでは野党の立場がもっと悪くなってしまうと懸念して、執行部を突き動かして、審議復帰の方針を決定したということではないだろうか。
 それにしても、野党議員たちが審議に参加しないからといって、国民が直接に何らかの痛みを感じるというわけではない。そんなに長い間眠り続けるのならば、いっそのこと、もうそのまま死んでしまってもいいんだよ、といった声さえ聞こえていたのではなかっただろうかという気もする。
 野党各党も、そんな国民の声に、もっときちんと向き合わねばならないのではなかろうかと思う。

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5月6日(日) 吾輩は 土土日土土日 土土土日 九日連休? それがどうした…

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 大型連休と言われた今年のゴールデンウィークも、いよいよ今日が最終日。テレビでは、故郷に帰省していた人たちや海外旅行から戻ってきた人たちの姿などが報じられている。昨日あたりから、高速道路の渋滞も、各地で起きている様子である。
 今年の場合は、前半の連休が4月28日から30日まで、そして後半の連休が5月3日から6日までであり、その間の5月1日と2日を二日間休みにすれば、9連休になるから、大型の休みを取ることができると報じられていた。確かに、サラリーマンにとっては、9連休というのは、めったにないことであると思う。
 しかし、定職に全く就いていない私にとっては、ほとんど毎日が自由な「休日」であり、その意味では、「年中連休」である。改めて、今の自分の立場をありがたいものだと思った。
 もっとも、休日のような自由自在に使える日とはいえ、やるべきことが数多くあって、決して時間を持て余しているわけではない。むしろあまりの忙しさに戸惑いを覚えることが多い。それもまた良し、という気分で、私はテレビを眺めていたのあった。

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5月5日(土) ファシズムの 足音高まる 世の中で そもそも論を 語り合ったよ…

 「フォレスト・トレンド勉強会」の日。今回取り上げたのは、佐藤優著『ファシズムの正体』という本。
 佐藤氏は、元・外務省主任分析官という肩書きを持つ人で、国際問題に関して、数多くの著書を持っている。雑誌等への寄稿も多く、テレビにも時々登場しているので、ご存知の方も多いことと思う。
 この本のまえがきで、著者は、最近の世界情勢に様々な懸念を示し、その上で、「内政的な基盤を強化するために、外交的危機を煽るのは、ファシズムの常套手段だ」と語り、「ファシズムの思想と論理を理解し、それを国内外の情勢分析に活用できる力を身につける」ことが重要だと指摘している。

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 そしてその一方で、「ファシズム」というと、すぐに「ナチズム」や「ヒットラー」を思い浮かべるなど誤解している人も多いので、「失業・貧困・格差などの社会問題を、国家が社会に介入することによって解決することを目指すもの」という基本的な理解を持つことの重要性を訴えているのである。
 考えさせられることの多い勉強会であったと思う。今後さらに思索を深めていきたいと思う。

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5月4日(金) 世界一 権威があると される賞 セクハラ疑惑で 見送りだってさ…

 今日突然、一体何事が起こったのかと戸惑いを覚えるニュースが流れた。今年の「ノーベル文学賞」の発表を見送ると、その賞の選考主体である「スウェーデン・アカデミー」が発表したのである。
 この理由は、アカデミーのメンバーだった詩人、カタリーナ・フロステンソン氏の夫による性的暴行疑惑やセクハラ、その妻から得た受賞者名の事前漏洩疑惑まで浮上して、審査にあたるアカデミーメンバーが次々に辞意を表明する事態になっていたことである。このままでは、かえってノーベル賞の名声を損ねることになると判断したようである。

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 今、セクハラ疑惑で高名な人たちが追及されることが増えてきているが、いよいよノーベル賞の世界でも…という印象である。それならば、ノーベル賞を「セクハラ」に関連するものに与えてはと、思いついた。例えば、「ノーベル生理学・医学賞」は、「セクハラ・アレルギー研究」に、「ノーベル平和賞」は、「セクハラMeToo運動」に、「ノーベル物理学賞」は、「セクハラのダークエネルギー研究」に…といった調子である。いかがであろうか。

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5月3日(木) 新憲法 施行の日から 71年! 改正議論は 空回り気味!

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 「憲法記念日」である。日本国憲法が施行されたのが、今から71年前の5月3日。この70年余りの間、憲法の条文は一字一句たりとも変更が加えられたことがない。「不磨の大典」と呼ばれる所以である。
 しかし、このしばらくの選挙を通して、衆議院・参議院がともに、改憲勢力が3分の2を超えた。つまり、改憲に向けての合意が成立さえするならば、日本国憲法として初めての改憲発議がなされる状況が生まれたのである。そこで、安倍総理も、改憲の動きを加速しようと、折に触れて、その意欲をにじませる発言を重ねている。しかし、それが必ずしもうまく噛み合ってはいない。いやむしろ、改憲のスケジュールが示され、改憲の議論がより具体的なものになってくる中で、総理の意欲が空回り気味…。
 野党は基本的に改憲反対であり、マスメディアも、そのほとんどが反対である。それが、国民の間にも、「改憲に反対」という空気を生み出してきているのであろう。すでに総理の頭の中では、改憲実現の歯車が思い切り回っている様子であるが、周りとの噛み合いはどうもよくないようである。

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5月2日(水) 「中立」と 言葉で言うは たやすいが 嵐の海峡 操舵は神技?

 連休を利用して、アラブ首長国連邦、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区と、中東4か国・地域の歴訪を行ってきた安倍総理は、この日、全日程を終了して、帰国の途についた。
 今回の中東訪問の目的は、エネルギー問題やシリア情勢、中東和平問題などについての協議を行うためとされているが、トランプ・アメリカ大統領が、イランに対する核合意を破棄し、また、駐イスラエル米国大使館のエルサレムへの移転を明言する中での中東諸国訪問である。日本としても、「中東における存在感を高め、対立を深めるこの地域での和平に協力していきたい」としつつも、それは中々容易なことではなかったようである。

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 特に、イスラエルとパレスチナ自治区の関係は、一触即発の状況である。日本が「中立国」の立場から、両者の間に入って調停を行うとは言ってみても、現実には、何かの成果を得るということはほとんど不可能であったと思われる。
 安倍総理が船長の「日本丸」、嵐の海峡で、「操舵の神技」を見せることはできたのであろうか…。

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5月1日(火) 空海が 産声上げし 「善通寺」 天と地結ぶ 人生思う!

 5月。薫風香る好季節である。この日、私は、香川県善通寺市に向けて、愛車「宝船ビタミン号」を走らせた。一日をかけて、「善通寺市キャラバン」を実施するためであった。

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 これにはいくつかの目的があった。一つは、最近関心を持って追いかけている乃木希典・大将に関連する展示が行われている、陸上自衛隊善通寺駐屯地内にある「乃木館」の見学であった。二つ目は、弘法大師生誕地にある「善通寺」で、日本で三番目に高いという「五重塔」の内部が特別拝観できるというので、それを見学したいと考えたことであった。そして第三には、この善通寺市周辺には400を超える古墳があると言われていて、それらも時間が許せば訪れてみたいと考えたのであった。
 晴天にも恵まれて、気持ちの良い一日であった。そしてそれぞれの場所で、色々なことを感じ考えた。それらに共通したことが何であったかといえば、天と地の間を結び合わせる「何ものかの存在」であった。それらを体感することができた、有意義な一日であったと言えそうである。

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