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6月13日(水) 法律の 改正だけで 大人への 脱皮の時期が 変わる不思議さ

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 改正民法が、この日の参議院本会議で可決され、成立した。今回の改正の目玉は、成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げるとしている点である。この法律は、4年後の4月1日に施行されるのであるが、成人の定義が変わったのは、明治9年の太政官布告で「20歳」と定められて以来のことであり、なんと約140年ぶりということである。テレビでは、街頭でインタビューをしていたが、成人年齢が変わると聞いても、どうもぴんとこないという声が多かった印象である。
 考えてみれば、蝶々は、さなぎから孵化して成虫となる。セミなどもよく似ている。カエルの場合は、オタマジャクシから足が生えたり肺が備わったりして、すっかり違う形に変わって、成体となる。哺乳動物の場合は、そのようなことがないが、特別に規則を作って社会生活をしているわけではないから、特にいつから大人だなどという必要はない。
 人間だけが、たった1つの法律で、子供が大人に変わるのである。考えてみれば、とても不思議なことではなかろうかと私は思う。
 

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6月12日(火) アメリカと 北朝鮮は 似た者同士? こいつは割合 うまくいくかも…

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 いよいよ米朝首脳会談が実際に開催された。 NHKではほぼ終日、実況中継をし続けていたという印象である。
 まず最初に、両首脳が記者団の前で握手し、それから「1対1の首脳会談」。その後、関係閣僚や補佐官を交えた「拡大会合」。さらに、昼食をとりながらの「ワーキングランチ」。そして、記者団の前で両首脳が共同声明に署名。トランプ大統領は、その後、1人で記者会見に臨んで、この首脳会談で議論した内容やその基本的な考え方について、その説明を行った。そしてこの日の夜には、まずトランプ大統領、そして夜遅くには金委員長がシンガポールを離れ、注目された米朝首脳会談の一連の行事がすべて無事に終了した。
 私はこの行事を眺めながら、アメリカ等北朝鮮は、ひょっとしたら似た者同士なのかもしれないなという思いを胸に抱いた。両国の国旗が数多く並んでいる前で、両首脳は握手をしたり、共同宣言に署名を行ったが、私は最初、両国の国旗が見分けられなかった。赤と青の色使いが全く同じだったからである。あれれと思ってよく考えてみると、両首脳の変わった髪型、太った体型、または政治手法も似ていた。正反対の指導者のように思っていたが、実はよく似た指導者同士…だとすると、この交渉はひょっとすると今後うまく進んでいくものかもしれないと思った。

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6月11日(月) G7 サミットやけに 影薄し マスコミライトが トランプ照らして…

 今日のニュースを見ていると、明日シンガポールで行われる米朝首脳会談の話題でもちきりである。北朝鮮の金委員長が、シンガポールの観光に出向いたなど、どうでもいいことのようにも思うが、普段秘密のベールの奥に姿をひそめている話題の指導者が、テレビカメラの前に姿を現したとなると、このような扱いになるのであろうか。もっとも、今回の場合はトランプ・アメリカ大統領との間で、史上初の米朝首脳会談が開かれるわけであり、世界が注目する核問題の行方がどうなるのか、また、朝鮮戦争の停戦以来もう65年であるが、その戦争状態が終結するのかどうか、などの国際政治上も重要な問題について議論されることから、マスメディアの注目度が高まっていることであろう。


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 それにしても、いつもなら大きな話題になったはずのG7サミットが、ほとんど話題にもならないままに閉会した。サミットの会場を途中で退場したトランプ大統領が、国際政治のマスコミ・ライトを引き連れて、シンガポールに移動したわけであるから、さもありなんという気もするが、メディアの報道姿勢がこんなに極端な形でいいのだろうかと、疑問を禁じえなかったのである。

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6月10日(日) 新潟の 知事選!与党が 勝利せり 安倍政権には リトマス試験紙!

 今日、投開票が行われた新潟知事選挙で、与党である自民公明の両党が支持した花角英世氏が、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の野党5党が推薦する池田千賀子氏を破り、当選を果たした。今回の選挙では、事実上の与野党対決の形となったことから、その結果が、国政運営にも大きく影響を及ぼすのではないかと懸念されていた。今回の選挙は、最後まで接戦が報じられていたので、その結果が気にかかっていたのであるが、その結果は、55万票対51万票と小差とは言え、与党側の勝利となり、これでひとまずは、安倍政権も、ひとまずは胸を撫で下ろしているのではあるまいか。


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 それにしても、国政選挙となると、数年に1度のことであるが、地方選挙のほうは、都道府県が47、市町村が1,741もあって、いつもどこかで何らかの地方選挙が行われているという状況である。そしてその度に、国政の人気投票ではないかと思われるような選挙戦が戦わされるのである。これでは、安倍総理も、気の休まる暇もないなと、同情を禁じえなかったのである。

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6月9日(土) シャルルボア サミット開会! アメリカが 既成秩序に 「NOT」振り回すか…

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 日本時間で今日の未明、カナダのシャルルボアで、先進7カ国(G7)主要国首脳会議が開幕した。
 今回のサミットの特徴は、これまで世界のリーダーとして、このG7においても取りまとめ役を担ってきたアメリカが、逆に、これまでの既成秩序を否定し、アメリカ・ファーストに基づく主張を他の国々に飲ませようとしていることである。特に、通商問題をめぐって、その対立は順調であり、共同宣言をとりまとめられるかどうかも危ぶまれている状況である。この他にも、北朝鮮の非核化問題やサミットのロシア復帰問題、アメリカ大使館のエルサレム移転問題なども議題として取り上げられる見込みである。アメリカが主張するこれまでの国際秩序に対する「NOT」に対して、他の国々がどのように反論し、落としどころを見出していくのか、注目して見ていきたいと思う。
 この日の夜には、神奈川県を走行中の東海道新幹線「のぞみ265号」車内で、男がナタを振り回し、死傷者が出ていると報じられた。事件の詳細はまだよくわからないが、ナタも使い方を誤れば、たちまち凶器となる。トランプ大統領も、「NOT」の使い方を誤れば、世界の平和と安定を破壊する凶器となりかねない…。

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6月8日(金) 教職の 大学院で 講義せり 語りかけたは 吉田松陰!

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 今年も、愛媛大学の教職大学院で講義。これは、仲間である小田哲志教授から依頼されたもので、「教員の成長と職業倫理」という授業の1コマとなるものであった。
 今回取り上げたテーマは、「吉田松陰の教育思想」。少し前に「有志者の集い」で、山口県の萩を訪れ、吉田松陰の教育に触れてきたところであったので、その思いを学生たちに率直に語りかけた。
 これまでも幾度も論じてきたが、吉田松陰が教育の場とした「松下村塾」を訪れると、あまりに小さく粗末な建物であり、本当にこんなところから日本の国を大きく動かした人材が生み出されてきたのだろうかといぶかしく思えてならない。しかし、もしも松下村塾という教育の場がなければ、おそらくは日本の歴史は大きく異なったものになったに違いない。教育という問題が、ただ単にお金や施設の問題ではなく、教える人と教えを受ける人の心の問題としても考えるべきものであると、私は訴えかけたのであった。
 今回の私の話が、将来教師になろうとする人たちに、何らかの希望の灯を与えたとすれば幸いである。
  

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6月7日(木) 南海の 地震被害が 1400兆と 土木学会 発表したが…

 今日、ニュースの中で、センセーショナルな話題が報じられた。それが何かといえば、土木学会が、南海トラフ地震などの巨大災害発生後の長期的な経済被害額を推計した報告書を公表したのであるが、それによると、四国南部のトラフが動くことによって起きると考えられている「南海トラフ地震」の被害額が、なんと1,410兆円にも及ぶ可能性があるとされているのである。また、首都直下型の地震では、それが778兆円されている。これら両地震は、今後30年以内の発生確率が、それぞれ80~70%、70%と評価されているものであり、ただ単なる空想的な物語というわけではない。


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 今の時点で、土木学会がこのような推計をあえて発表した理由はわからないが、やはり土木事業にもっと強い関心を寄せてほしいという願いが込められたものであるに違いない。震災発生後に対処すればこれだけ膨大なお金がかかるのだから、その前に予防的土木工事をちゃんとやっておけという意味合いが込められているのであろう。
 その意味では、「マユツバ」的な部分は否定できないが、簡単に無視してよいことでもない。よく検討して、この日本国土の弱点を的確に把握しておくことが必要だと思う。

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6月6日(水) 米朝の 会談場所が 決まってみれば 銃を撃ち合う 「戦闘さ」島!

 この6月12日にシンガポールで開催が予定されている米朝首脳会談の会場が今日発表され、シンガポールの沖合にあるセントーサ島の高級ホテル「カペラ・シンガポール」で行なわれることが明らかになった。
 この島には、私はもう30年以上昔であるが、一度訪れたことがあった。あの当時には、まだ橋がかけられておらず、船で渡ったのであるが、その乗船時間も10分足らずであったと記憶している。ここには様々なレジャー施設があった。数多くの蝶々が放し飼いになっているバタフライパークというのもあって、そこで買った青い色に輝く珍しい蝶の標本が、今も手元にある。様々な創意工夫をこらして国づくりを進めている姿が印象的であった。


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 ところで、私が興味深く思ったのは、その島の名前である。日本語で表記すれば、「戦闘さ島」となる。プロイセンのクラウゼヴィッツ将軍の著書『戦争論』には、「戦争は政治(外交)の延長である」と書かれているそうであるが、トランプ大統領も、金委員長も、自らの成果をより多く獲得し、国益を高めることを目的に、この島に乗り込んでくるはずである。その外交は、「戦闘」 であるに違いなく、その先には、ひょっとすれば本当の「戦争」があるかもしれない…。

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6月5日(火) 大学入試の 出題ミスへの 対策は 問題・解答 原則公表!

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 文部科学省が、大学入試問題において出題ミスが相次いだことに関連して、全国の国公私立大学に入試問題と解答を原則公表するように求める新ルールを発表。これによって、ミスを早期に発見して、早期の対処ができるようにすることが狙いである。そして、外部からミスが指摘された場合には、それを問題作成者だけに対応を求めるのではなく、作成者以外を含んだ組織で対応することも求め、また学長以下の幹部がこの入試を統括する体制の強化も求めている。
 これはこれで、大学入試という選抜ゲームのルールを変更して、より公開性の高いものにしていこうということであるから、特に異論を唱えることではないが、私には、あまりにも形式的な部分ばかりに光が当たっていることが気がかりである。大学の本質的な問題は、この高等教育・研究の場に、どのような人を集め、どのような教育・研究目標を持ってその活動に当たっていくか、という点にこそある。そんな本質的な部分があまり大きな話題にならず、どちらかといえば瑣末な形式的問題が大問題として取り扱われるところに、むしろ私は今の時代の根本的な問題を感じてならないのである。

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6月4日(月) 森友の 文書改ざん 問題に 処分発表! 鼠が20匹

 「森友学園」に対する国有地売却に関する決裁文書が改ざんされた問題で、財務省が、その問題の調査結果と関係者の処分を発表。その処分の対象者は20名。最も重い処分を受けたのが、改ざんの中心人物であると0みられている、佐川宣寿・元理財局長。その処分が、停職3カ月の懲戒処分に相当するものとされて、退職金を減額するものとされた。国会やマスコミを挙げて大騒ぎをした事件であったが、「大山鳴動してネズミー匹」ならぬ「ネズミ20匹」という形でその処分が決着した。


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 そもそもこの「森友学園問題」というのが、ここまで大きな問題になると発覚時点で考えた人はいなかったのではないだろうか。確かに、総理の身近にいると考えられた人に対して、多少の便宜が図られるということはあったとしても、ここまでの値引きをするというのはちょっとやり過ぎだよね、といった感覚でとらえられていたに過ぎない問題だと私は思う。ところが、テレビ映りがする様々な人物が登場して、名演技を繰り広げるものだから、国民の強い関心を引くミステリー&サスペンスドラマにいつの間にやらなってしまい、大騒ぎになってしまったということだろうと思う。
 私は、この間の国会やマスコミの対応にも、検証が必要だと思うのであるが、いかがであろうか。 

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6月3日(日) 海峡の 幅がわずかに 700m ボトルネックの 街・下関

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 「有志者の集い」の最終日。今日は一日下関市で、明治維新の足跡を訪ねて歩くこととしている。
 朝まず最初に訪れたのが、下関市の東部、「吉田」という土地。この場所にはかつて、奇兵隊の本部が置かれていた関係で、高杉晋作の墓があり、奇兵隊諸士の墓も数多く並んでいた。そして、愛人と言われるおうのさん(谷梅処)が、ここで高杉晋作の菩提を弔うために暮らしていた建物が「東行庵」と呼ばれ、今は、「下関市立東行記念館」となっている。参加者一同、高杉晋作の墓前で、線香を手向け冥福を祈る。
 そこから次に訪れたのが、かつて毛利藩の支藩「長府藩」が置かれていた「長府」の地。高杉晋作が決起した「功山寺」や乃木希典将軍が祀られている「乃木神社」、また「下関市立博物館」等を見学した。
 そして、下関の中心部に戻ってきて、「日清講和記念館」や「赤間神宮」などを見学。
 下関市は、いちばん狭いところで670メートルしかない関門海峡に面した町である。そこで、古い時代から、争いの場となることも多かった。様々なものが混在していて、とても魅力的な街である。
 以上で今回の「有志者の集い」は終了。天候にも恵まれて、とても有意義な時間であったと思う。

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6月2日(土) 幕末期 明治時代と 日本を 揺り動かせる マグマを偲べり

 この日は、朝バスで萩市に移動。まず最初に訪れたのが、「道の駅・萩往還」。ここには、「松陰記念館」が建設されていて、吉田松陰の教育について、分かりやすい展示をしていた。そしてそこから次には、「松陰神社」。吉田松陰が教育を行った「松下村塾」の建物が当時のままに残されていて、神社が併設される形となっていた。この場所には、松陰神社の青田国男・宮司がお越し下さり、松陰の生き様や教育法などについてお話をくださった。
 その後、吉田松陰の生誕地とその隣接地にある墓を訪れ、松陰の人生を偲んだ。

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 それから昼食。「道の駅し~マート」での食事後、近くにあった「萩反射炉」の遺構を見学し、かつての藩校「明倫館」跡に作られている「 萩・明倫学舎」を見学。その後、萩中心部を参加者に自由に散策いただいた。
 それから、再びバスに集まり、一路下関へ。下関では、ふぐ料理で交流親睦会。
 一日、明治維新の志士たち、特にその源流に入る吉田松陰という教育者の精神に触れて、私たちの心も熱く燃え上がった。この精神こそが地中の深いところのマグマとなって、明治維新を動かしたエネルギーとなったのだと感じたのであった。

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6月1日(金) さすらえる 大酒飲みの 俳人は 苦くて甘き 山頭火鍋…

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 今日から2泊3日の日程で、「有志者の集い」を開催する。テーマは、「明治維新150年」であり、その維新の発祥の地とされる山口県(長州)の防府市、山口市、萩市、下関市を巡って、明治維新やその志士たちと関わり合いのある場所を訪ねつつ、参加者同士が語り合おうという企画である。
 正午すぎに、新幹線の新山口市で参加者が集合。そこから貸切バスに乗って、まず向かったのが防府市であった。防府市は、かつて「中関」と呼ばれた海の関所があった場所で、ここにある三田尻港には、各地の志士たちが立ち寄り、交流し合ったという。ここでは、その舞台ともなった「防府天満宮」などを訪れた。
 それから特筆しておきたいのが、ここが、自由律俳句でよく知られる種田山頭火の誕生地であるということである。それにちなんで、「山頭火ふるさと館」が昨年オープンした。私たちはそこを訪れて、いろいろな話を聞かせて頂いた。
 その後、バスは、山口市にある「朴の森」へ。鍵山秀三郎先生が「人と環境が生き生きする森」を基本コンセプトに様々な施設を建設しているエリアである。ここで、その見学と明治維新に関する学習を行った。この日は、山口市の湯田温泉で宿泊。

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5月31日(木) 森友の 問題めぐり 特捜部長 全員不起訴と 特別会見

 森友学園をめぐる一連の問題で、大阪地方検察庁は、すべての告発容疑について、財務省幹部ら38人全員を、嫌疑不十分などとして不起訴処分とした。それに対して、この問題を告発した市民グループは、今回の処分を不服だとして、近く検察審査会に審査を申し立てるという。


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 今回の不起訴処分決定について、検察が異例の対応を行ったのは、大阪地検の山本真千子・特捜部長が、わざわざ記者会見を開いて、この処分を発表したことであった。検察がこのような対応をするのは、極めて異例のことだという。この問題に関するマスメディアや国民の関心に配慮した対応ということであろう。
 日本は法治国家である。いくら国民感情が激していて、重罪を課すように求めたとしても、起訴するか否か、またはその量刑をどのくらいにするか、といったことは、あくまでも捜査に基づいた証拠と法律に基づいて行われなくてはならない。しかしそれでは国民感情が納得しないと考えて、この記者会見が準備されたということなのであろうか。そう考えるなら、検察庁もなかなか粋な計らいをしたものだと思う。
 

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5月30日(水) 「親方の 教えを守り 精進!」と 口上語りし 栃ノ心関!

 日本相撲協会は、東京国技館で臨時理事会と名古屋場所の番付編成会議を開いて、ジョージア出身の力士、栃ノ心の大関昇進を満場一致で決定。協会の使者が、栃ノ心が属する春日野部屋を訪ね、昇進伝達式が行われた。その中で、栃ノ心は、「親方の教えを守り、力士の手本になるように、稽古に精進します」と述べて、大関になる決意を表明したという。
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 栃ノ心は、身長が191センチ、体重は169キロと言われ、力士としての身体に恵まれている。しかも、どういう事情があるのかは知らないが、日本人の感受性に響き合う人柄を備えている。だから、これからも怪我することなく、相撲を続けていけば、多くの日本人ファンに支えられる力士となっていくのではあるまいか。横綱になる可能性も高いように私の目には見える。
 しかしそれには、「毎日怠ることなく精進する」ことが大切であろう。また、日本の伝統精神もよく理解して、立派な大関だと評価されることも必要であろう。そんなことを考えると、今回の口上は、とてもシンプルなものであったが、自分がこれから為さねばならないことを的確に語った言葉であったように私には感じられたのであった。

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5月29日(火) アメフトは 格闘技とも 聞きしかど 熱を帯びるは 場外乱闘!

 関東学生アメリカンフットボール連盟が、東京都内で臨時理事会を開いて、日本大学の内田正人・前監督と井上奨・前コーチに、最も重い除名処分を出すことを決定。危険なタックルをした選手は、本年度シーズン終了までの出場資格停止、そして日本大学チームは、今期中の公式試合出場停止の処分とした。
 連盟によれば、反則行為によって除名処分が下されたのは初めてのことだという。連日、マスコミ上でこの問題が大きく取り上げられ、文部科学大臣やスポーツ庁長官などが、この問題に関心を示してコメントを出すなど、異常な事態が続いていたため、連盟としても厳しい処分を下さざるを得なかったということなのであろう。


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 今回の問題では、アメリカンフットボール界の外側で、騒ぎが拡大した。よくアメリカンフットボールは、選手同士が激しくぶつかり合う格闘技であると言われることがあるが、今回はどうも、そのリング外での場外乱闘が目についた。場外での何らかの権力闘争などが絡んでいたのか、国民がよほど強い違和感を感じて、この問題に異常なまでの関心を寄せた結果なのか、私にはよくわからないが、なんとも不思議な現象であったと思う。

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5月28日(月) 四国では 梅雨入り宣言! いつもより 早いと聞きて 妙に納得…

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 今日、九州北部地方と四国地方が梅雨入りした模様と気象庁が発表。昨年は、梅雨入り宣言がずいぶん遅かったので、昨年に比べれば23日も早い宣言となったそうである。もっとも、平年と比べるならば、8日早いだけということである。時期に多少の前後があったとしても、「天行は健なり」ということであってほしいと思う。
 このしばらくずいぶん暑い日が続いていたが、やはり梅雨を通り過ぎないと、夏がやってきた気持ちがしてこない。もうすぐ6月であるが、今日の梅雨入り宣言を受けて、いよいよ本格的な夏の到来という気分である。
 それにしても、今年の春は、ずいぶん短かった印象であった。 4月初旬には桜の花の満開を過ぎていたが、それでも結構寒い日が多かった。そしてもう5月の中旬頃には、初夏のような暑い日が多かった。具体的な観測データを調べたわけではなかったが、何かしら、季節の異変を感じさせられる。昔から、天候の異変は、人の心に不安を呼び起こし、社会変革の気分を強めると言われる。この少し早かった梅雨入り宣言が、そんな社会異変の前触れでなければよいが…、とそんなことを思ったのであった。
 

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5月27日(日) 仏教が 見えないものを 切り捨てりゃ 現実社会の ただの歯車?

 「人間哲理研究会」の日。今回取り上げたのは、末木文美士著『現代仏教論』という本。この本は、現代の仏教が抱えている諸問題について、「死者の声に耳を傾ける」という視点から論じている本である。


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 著者は、「震災、高齢化、自殺者増…、多死社会の到来を目前にして、この国はなすすべもなく立ち竦んでいる。これまで問題を封印してきたツケが一気に回ってきたのだ。我々はいかに死者と対峙すべきか」と問題提起し、その解答を与える知恵は、「仏教」にあるとし、死者の問題を中心に現代仏教を問い直しているのである。
 この問題提起に対して、著者は、現代社会は、「死」という問題に目をつぶり、また死後の世界という理屈で説明のつかない問題を切り捨ててきたのではないかと指摘するのである。そして、ブッダの時代以来、死者と関わり続けてきた仏教ですら、この流儀でその理論を極めて偏狭なものにしてしまったのではないか、というのである。
 つまり、仏教が目に見えないものを切り捨てたために、それがただ単なる現実社会における歯車となってしまい活力を失う結果となっていないだろうかと指摘するのである。考えさせられる視点で会った。
 

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5月26日(土) 今回は 遠き友より 近き親戚? 北朝鮮は よく分からない…

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 この日の午後、韓国の文在寅・大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党院長が、南北軍事境界線上にある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で会談したと発表。アメリカのトランプ大統領が、 6月12日に開催予定になっていた米朝首脳会談の開催を中止すると24日に発表したのを受けて、その善後策を協議したものと思われる。
 北朝鮮は、この16日に、米韓空軍による定例訓練に反発する形で、南北閣僚級会談を拒否している。また、米朝首脳会談の準備のために予定されていた米朝実務協議も無断欠席をしている。そして、アメリカに対して強い批判メッセージを発していた。それが、トランプ大統領が会談の中止を発表すると、一変して、北朝鮮の金桂官・第一外務次官が、「いつでもどのような方法でも、向かい合って問題を解決していく用意がある」とする談話を発表して、今回の南北首脳会談の開催も、北朝鮮側が提案して行われたようである。
 ことわざに、「遠き親戚より近き友」という言葉があるが、今回の場合は、北朝鮮は、近くにいて長い間憎しみ合ってきた親戚を頼りにしたということである。北朝鮮という国は、やはりよくわからない国である。

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