8月6日(月) 原爆と 豪雨災害… 広島は 遠近ともに 目が霞む夏
広島市で、原爆で亡くなった人たちを悼み、世界の平和を祈る「平和記念式典」が開催された。もうすでに原爆投下から数えて73年目ということになる。原爆死没者慰霊碑には、31万4,118人の死没者名簿が収められているという。たった一発の原子爆弾で、これほど多くの人たちの命が失われたという事実には、驚愕せざるを得ない。
加えて、広島では、先日の豪雨災害で、数多くの人々の命が失われ、数多くの家屋が損なわれた。その被災地の光景が瞼に焼きついているせいか、今年の平和記念式典をテレビで眺めながら、広島の人たちの深い悲しみを思わざるを得なかった。
この日もとても暑い日だった。遠くも近くも眺めることができる遠近両用メガネのレンズが、自分の汗と涙で曇ってしまい、遠近ともに、霞んで見えてしまったのであった。
| 固定リンク