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8月31日(金) 埋め立ての 承認撤回… カタストロフに 突き進むのか 沖縄県政…

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 沖縄県が、米軍普天間飛行場の移設先となる予定の名護市辺野古の埋め立て承認を撤回。これによって、工事は一時的に中断されることになるが、政府は、この撤回処分の執行停止を裁判所に申し立て、さらに撤回処分の取消も求める予定である。
 沖縄では、9月30日投開票で、沖縄県知事選挙が行われる予定であり、おそらくは、この結論が出るのはその選挙の後ということになるのであろう。沖縄における基地問題の難しさを痛感せざるを得ない。
 わき目から見ていて、この米軍基地問題は、もう理屈の議論ではなくなってしまっているようだ。沖縄の人たちの本土との差別に対する反発感情が燃え上がって、問題を肥大化させているように思われてならない。
 さらに、理屈ではなくて、感情で動く選挙があるため、政治家の思惑が絡んで、さらに事を難しくしているように思われてならない。

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8月30日(木) 我々は 未来の人らに 数多く 借財作りつ 生きているかも…

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 今日のニュースで、私が関心を持ったものを列挙すると、以下のようになる。①日本原子力研究開発機構が、高速増殖炉「もんじゅ」の最初の一本目燃料棒を取り出し終えたと発表。②経済産業省が、福島第一原発で保管中の処理水処分について、一般市民からの意見を聞く公聴会を開始。③トランプ・アメリカ大統領が、米韓合同軍事演習を当面再開しないとする一方で、将来的には、大規模な軍事演習を行う可能性を示唆。④自動車製造のマツダが、西日本豪雨による工場休業により、国内生産が30%余り大幅に減少。⑤沖縄県が、辺野古の埋め立て承認を明日撤回…。
 このように列挙してみると、毎日毎日いろいろな問題や事件が起こり、それが新しい横糸となりながら、次の時代を作っていきつつあることを実感する。ただ、未来の人たちに大きな借財となるような問題が多すぎる。こんなことでよいわけがないと思うが…。

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8月29日(水) 知事選の 候補者決まり 沖縄の 進路決する 舌戦始まる

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 翁長雄志・沖縄県知事の突然の死去に伴う沖縄知事選挙に、玉城デニー氏が立候補を表明し、この知事選挙が、実質的に、自民・公明両党が推す、前宜野湾市長・佐喜真淳氏と、野党が支援する玉城氏との一騎打ちとなる構図が明らかになった。これから、9月13日告示、9月30日投開票の知事選挙に向けて、沖縄県内のみならず、日本全体を巻き込んだ激しい舌戦が始まることとなりそうである。
 ところで、私は、選挙戦のことをよく「舌戦」と表現されることに強い興味を抱いた。もちろんこれは、弁論による戦いという意味合いであるが、「舌」と表現される以上、舌の何をもって戦い合うのか、と考えたのであった。それは舌のもつ勢い?、舌の長さ?…。いやいや、おそらくは、舌の枚数だろう。少し皮肉な見方であるが、今の日本政治を見ていると、おそらくはそうであるに違いない、とそんなことを考えた次第である。

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8月28日(火) 法律を 作る役所が 法律違反? 日本の国は 浮草同然…

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 少し前に発覚した中央省庁の障害者雇用率の水増し問題に関して、加藤厚生労働大臣が記者会見を行い、これまでに行った調査の結果、昨年6月時点で、27行政機関の計3,160人について、対象外の職員を、不適切に障害者として算入していたと発表。国の機関における障害者の法定雇用率は、2.5%だが、実際の雇用率は1.19%となり、法定雇用率の半分以下という実態が明らかになった。
 これには当然のことながら、障害者団体からの厳しい批判を呼んだ。加えて、法治国家日本に対する疑問の声が上がってきている。法律を自らが作り、それを国民に義務づけている国の役所自身が、このような法律違反を行っているとなれば、法律の権威が失われてしまい、日本の国は、法治国家としての根を失った、浮草同然の国家になってしまうのではないかという指摘は、まさにその通り。これは、かなり根深い問題になりそうである。

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8月27日(月) ちびまる子 作者亡くなり 「平成」は いよいよたそがれ 暮れてゆくなり

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 「ちびまる子ちゃん」を描き続けてきた漫画家のさくらももこさんが死去したと報じられた。その死は、この8月15日の夜だったそうだ。53歳のあまりにも早い死であった。
 さくらももこさんが、漫画雑誌に、この「ちびまる子ちゃん」を連載し始めたのが、1986年。そして、1990年からは、テレビ放送もされるようになった。とても息の長い漫画である。
 平成元年が、西暦で1989年。そうすると、「ちびまる子ちゃん」は、平成という時代が始まる頃に登場して、この平成という時代が幕を下ろそうとする頃に退場するということになる。手塚治虫氏は、「昭和を代表する漫画家」とよく呼ばれるが、その言い方をするならば、さくらももこさんは「平成を代表する漫画家の一人」と称されるかもしれない。
 いよいよ平成も、たそがれ暮れゆく時を迎えつつある印象である。

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8月26日(日) 安倍総理 出馬表明 その日には 『自然の奥の 神々』語れり

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 安倍総理は、この日訪問していた鹿児島県垂水市で、9月7日に始まる自民党総裁選挙への出馬を正式に表明した。そして、日本が大きな歴史の転換点を迎えている中で、新たな国づくりの先頭に立つと決意を表明した。
 この日私は、若葉書院で、「人間哲理研究会」を開いていて、哲学者・内山節氏の著書『自然の奥の神々』を取り上げて論じていた。写真家・秋月岩魚の抽象的な自然写真に対して、内山が文章を書き記した本である。この本の中で、内山は、私たちが見る自然というのは、自然と人間の長い間の営みを通して生み出されてきた「時間の蓄積」であると語っていた。そしてそうであればこそ、それは本物となりうるのだと主張していたのである。
 これからの自民党総裁選挙であるが、これはあるいは、長期政権となる安倍政権が本物になるか否かの戦いだとも言えそうである。

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8月25日(土) トランプさん 何があったか 突然に 国務長官 訪朝中止

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 アメリカのトランプ大統領は、ポンぺオ国務長官の北朝鮮訪問中止を発表。訪朝4日前の突然の発表であった。さらには、北朝鮮に対する中国の対応も強く批判したのだそうだ。
 6月の米朝首脳会談以降、北朝鮮をめぐる緊張が緩和していると観測されていたが、それはあくまでも、「北朝鮮がアメリカの意向に沿う対応をする」 ならば、という条件が付いたものであったようだ。
 私はこのトランプ大統領の対応を見ていて、戦国武将の織田信長を連想した。確かにあの果断な判断と実行力で、古い時代を断ち切って、日本を新しい時代に移行させた功績には大なるものがある。しかし、それには大きな犠牲が伴った。そしてさらに連想したのは、その信長の後を継いだ「秀吉」というのが、今後の世界では、ひょっとしたら「中国」かもしれないなというものであった。

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8月24日(金) 九州の 地銀同志の 合併話は お金を捨てて ようやく承認?

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 公正取引委員会が、「ふくおかフィナンシャルグループ(本店・福岡市)」と「18銀行(長崎市)」の経営統合を承認すると発表。この申請からここまでに、2年余もの時間がかかったのが何故かといえば、この統合を認めれば、長崎県内における貸出金シェアが約7割まで上昇し、競争政策上、不都合だと考えたからであった。そこで、銀行側も、融資先の一部について、その融資先の借入「金」を、他の金融機関に切り替えるという方針を示し、ようやく承認を得ることができたということである。
 一方、この日のニュースでは、ジャカルタで開催されている第18回アジア大会で、競泳の池江璃花子選手が、6番目の金メダルを獲得したと報じられていた。アジア大会で、日本人最多の金メダル獲得なのだそうである。こちらの「金」メダルは、獲得する上限があるわけではない。この違いとは一体なんだろうかと、つい考えてしまったのであった。

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8月23日(木) 今回は 夜半に嵐の 吹きしかど 仇桜なる 花も無ければ…

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 今年は、台風が数多く発生している。昨日は、台風20号が、強い勢力を保ったまま徳島県南部に夜の9時ごろに上陸し、さらに、0時ごろには兵庫県姫路市付近に再上陸。日本上陸時に、気圧が950hpaとかなり強い台風であったので、大きな被害が心配され、警戒されたが、比較的軽微な被害で済んだようである。
 このコーナーで何度か取り上げてきた親鸞作とされる短歌がある。「明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」というものである。今回の台風は、これまでにも大きな被害をもたらしたコースであった。それにもかかわらず、比較的被害が小さかったというのは、これまで幾度か来襲した強い台風によって、仇桜がもうすでに散ってしまい、残っていなかったということなのかもしれない…。
 台風の来襲に耐えられる国土になってきているということであろうか、とも考えた。

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8月22日(水) 党首選 国民民主も 自民党も 立候補者は 中四国のみ…

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 国民民主党の初の代表選挙が告示された。この選挙に立候補を届け出たのは、玉木雄一郎・共同代表と、津村啓介・衆議院議員の2人。9月4日の臨時党大会で代表が選出される運びである。今の段階で、支持率が1%にもならない国民民主党の党勢をいかに拡大していくか、今回の選挙戦で選出される代表には、党の基盤を確立する上での厳しい取り組みが求められることになりそうである。
 興味深く思ったのは、この2人が、瀬戸大橋を挟んだ香川県と岡山県を地盤とする国会議員であることである。もうすぐ自民党の総裁選挙も行われるが、その候補予定者は、山口県出身の安倍晋三総理と、鳥取県出身の石破茂・元幹事長である。すべてが、中国・四国地方の政治家…。もしかしたら、このエリアに光が当たる時代が訪れる、その予兆なのだろうかとも、感じたのであった。

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8月21日(火) 甲子園 100万人もの 人々が 猛暑の中を 駆けつけたって…?

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 8月5日に開幕した「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」は、今日、決勝戦が行われ、17日間に及んだ大会が閉幕した。熱暑が続く中での選手たちの全身全霊をかけた戦いは、とても爽やかな印象を残した。
 ところで、今回の大会は100回目の記念大会であったが、入場者数も、史上初めて100万人を突破したのだそうだ。ちなみにこれまでの最多入場者数の記録は、第72回大会(1990年)の92万9,000人だったのだそうだ。
 今年の夏は、異常な暑さであった。連日、猛暑の話題がニュースで取り上げられ、熱中症の注意喚起が朝から夜まで行われていた気がする。それにもかかわらず、熱暑のルツボである甲子園に、こんなに数多くの人たちが集まってきたのである。今の世の中には、不平や不満が満ち溢れているように思うが、何かを求める気持ちがあれば、「火もまた涼し」となるということであろう。お疲れ様!

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8月20日(月) マレーシアの 老練政治家 その一声で 「一帯一路」の 裏が見えたり

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 北京を訪問中のマハティール・マレーシア首相が、この日、李克強・中国首相と会談し、前政権が中国との間で契約した大型事業について、その見直しを求めたそうだ。
 マレーシアのナジブ前政権は、異常なまでに中国に傾斜して、中国との連携の下で、実力以上の大型事業を数多く進めていこうとしていたようだ。その結果、マレーシアの財政が行き詰まり、財政的な援助も含めて、ますます中国への依存を強めざるを得なくなる。そうして、中国の属国化が進むことになるのである。事実、こんな形で、政治的にも軍事的にも、中国の傘下に組み入れられた国がある。
 マハティール首相は、現在93歳。長年にわたってマレーシアを率いてきた老練な政治家である。中国も、一目置いたということであろうか。私の目には、まだまだこれで一件落着という風には見えないのではあるが…。

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8月19日(日) カント言う 教育さるべき 被造物! それが人間! 学ぶが人生!

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 教育思想研究会の日。今回取り上げたテーマは、「生涯学習」。今は、世の中の移り変わりが激しい。さらに人生100年時代とも言われる時代に、一生涯を通じて学び続ける必要があると語られている。文部科学省も、学校教育以上に、この生涯学習が重要であるというスタンスになってきている。そこで、一度、この「生涯学習」の問題を大きな視点から考え合ってみたいと思ったのである。
 そういえば、ドイツの哲学者カントは、「人間は、教育されなければならない唯一の被造物である」という言葉を、自らの『教育学』という本の冒頭に書き記している。ということは、人間は、学ばなくなったら人間でなくなる、とも言えるのではなかろうか。学び続けてこそ人間、相田みつを氏の「一生勉強一生青春」という言葉を胸に持ちながら、参加者に対して、そんな思いを語りかけた勉強会であった。

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8月18日(土) 2年後の オリンピックの 前哨戦? アジア大会 熱戦始まる

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 第18回ジャカルタ・アジア競技大会が開幕。これから9月2日までの期間中に、45か国・地域からの選手たちが、41競技465種目において、メダルを争うことになる。このアジア大会は、基本的には、オリンピックと同じく4年に一度、開催地を変えながら開催される。
 正直なところ、これまでのアジア大会は、オリンピックに比べると規模は小さく、また話題性も低くて、報道も、ごく限られたものであったが、今回は、ずいぶんと様子が異なっている印象である。それはやはり、2年後には東京でオリンピックが開催されるため、その前哨戦として、日本選手が、どのくらいこの大会で活躍するかという点に、関心が高まっているからであろう。今回出場する日本人選手の数は、水泳の110名、陸上競技の79名など、選手総数が762名にも及ぶのだそうだ。
 ご奮闘をお祈り申し上げたい。

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8月17日(金) 日本的 慣行を悪と 決めつけて 成り立つものか… 伝統の芸…

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 全日本剣道連盟の「居合道」の部門において、その昇段や称号審査を行う際に、受験者が審査員たちに現金を渡していたことが明らかになり、ニュースでも、大きく取り上げられている。スポーツ庁の鈴木大地長官も、「非常に遺憾なことである」と語り、このような慣行は許してはならないと明言をした。
 しかし不思議なのは、国の行政機関が、なぜ個々の民間団体の慣例や慣行に対して、その是正を求めることができるのかということである。おそらくは、スポーツ団体の法人化に伴って、行政に指導や監督の権限が与えられているからだと思うが、この種のことは、茶道や華道などの伝統文化に関わる組織で、ごく当たり前に行われているように私は聞いている。それらを全て悪だと決めつけると、日本の伝統的な芸能なども含めて、慣例や慣行の多い団体が成り立ち行かなくなるのではないかと、気にかかってしまったのである。

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8月16日(木) こりゃひどい! 岡山県下の 被災地巡り 自然畏れぬ 天罰思う

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 前日は、高梁市で宿泊。この日は朝から、高梁市内の知り合いを、被災のお見舞いを申し上げながら回り、その後、総社市に移動。総社市では、水害時に爆発事故を起こした工場周辺地域の様子を見て、さらにそこから倉敷市真備町に移動。4,000棟以上の家屋が浸水したという一帯を見て回った。
 もうすでに水は引き、道路なども、流木や土砂などが除去されて、自動車の通行には問題がない状況であったが、未だに、住民は避難している人が多い様子であり、店舗なども閉店されたままであった。その被害は、想像を絶するものであった。この住民たちの今後の生活再建のことを考えると、心が重くなってきた。
 その様子を見ながら、自然を畏れることなく、人間の力ですべての問題を解決できるのだと思い上がった現代社会の誤りについて、深く考えざるを得なかったのである。

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8月15日(水) このお盆 この世とあの世の 結び目で 「松山踊り」を 堪能したよ…

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 今年のお盆は、岡山県高梁市に出掛けた。西日本豪雨災害に負けず、これから復興に力強く立ち上がっていく決意を示そうと、今年も「松山踊り」を一日だけ開催すると、聞いたからであった。そしてこの機会に、水害の様子も見て回りたいと考えたのであった。
 「お盆」といえば、亡くなった人の御霊をお迎えして、お祀りする行事。つまり、この期間は、あの世とこの世を隔てている門が開き、御霊が行き来できるようになるのだという。そして、この世に生きる人たちにとっては、この世のことを一時離れて、あの世に思いを巡らせる日ということにもなるのであろう。
 松山踊りでは、音頭が歌われるのであるが、その歌詞が、「金の苦労も、浮世の義理も、今宵ばかりは、空吹く風よ。踊り一つも踊れぬ野暮に、明日の果報が巡ってこようか」といったもの…。なかなかの風情と感じた。

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8月14日(火) アメリカの 国防予算が 成立し レーガン時代に フラッシュバック?

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 アメリカのトランプ大統領は、来年度(10月から来年9月まで)の国防権限法案に署名し、計7,160億ドル(約79兆円)に及ぶ国防予算が成立した。大統領は、ニューヨーク州にあるフォートドラム陸軍基地で大勢の兵士を前にしてこの署名式を開き、巨額の予算を確保して「米軍再建」を重視した取り組みを行う姿勢をアピールしたという。
 ニュース解説によれば、この国防予算が脅威と見据える国は、中国だという。軍備を拡張する中国に対して、ステルス戦闘機や最新鋭軍艦を導入し、さらに、核戦力の近代化やミサイル防衛の強化を計るとしているらしい。
 こんな話を聞いていると、かつてレーガン米大統領が、ソ連を「悪の帝国」と呼び、軍拡を通じてこの冷戦に勝ち抜くと宣言した時代を思い起こした。これからの国際社会は、米中が対立し合う新たな冷戦時代となるのか…。

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8月13日(月) 亡くなりし 人らの思い出 振り返り 深き感謝の 新盆参り

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 8月13日。この一年間に亡くなった方の御霊が、初めてのお盆に家に戻ってくるとされる「新盆」の日である。
 この日、私は、心の中に残っている人の家を訪ねて、その御霊にお参りを行った。とはいっても、この頃は、昔とは違って、ごく限られたところを回るだけである。
 御位牌を前に、祈りを捧げていると、その人との様々な思い出が頭の中に蘇ってくる。嬉しかったこと、辛かったこと、お叱りを受けたこと、一緒に旅したことなど、様々な情景である。改めて、いろいろな方々とのつながりの中でこれまでの人生を歩んできたことを思い、深い感謝の思いを胸の中に抱いた。
 今、日本社会では、人間同士のつながりが年とともに希薄になってきているといわれる。人と人との絆ということについて、思いを巡らせた一日でもあったのである。

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8月12日(日) 「永遠の 平和のために」 なすべきことは こんなことだと カントの提案!

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 「人間論ゼミ」を開催。今回のテーマは、「カント著『永遠平和のために』を読む」。
 8月15日の終戦記念日を前にして、戦争への関心が高まっているこの時期に、著名な哲学者・カントが考える「平和実現に向けての考え方」を学び合おうと考えたのであった。
 この原著本は、「フランス革命」から6年後の1795年に世に出されたものである。あの当時のヨーロッパは、各地で戦争が行われていて、カント自身も、一時的ではなく、永続する平和がどのように実現できるかということに心を砕いていたのであろう。国家が持つべき基本的な姿勢について、様々な視点からの提案が具体的に行われている本である。
 今の時代に読んでも、これが200年以上前に書かれた本だとはとても思えないような視点を持った本だと私は思った。流石は、思想界の大家・カントならではのことである。

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8月11日(土) 米国の 貿易赤字 問題に 解決探る 日米協議 … 要するに 日本は何を するのかと 脅迫含みの 日米協議

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 日米間の貿易不均衡問題をめぐって、日米の閣僚級による新たな貿易協議の初会合が開かれ、二日間の日程を終了した。この協議に出席した茂木・経済再生大臣は、この会合の後で「それぞれの立場の相違を埋め、日米貿易を促進させる方策を見出していくという基本的な方向は一致をみた」と語り、今回の協議では、具体的な合意をほとんど得ることができなかったということを暗に示した。
 この9月下旬には、両国の首脳会談が開催される見込みであり、それまでに、どこまで具体的な成果を導き出すことができるかが問われることになるだろう。
 米国側にすれば、米国側が大幅な貿易赤字を抱える状況は許容できるものではなく、その解決を探る協議だというが、日本側にしてみれば、「要するに日本は何をするのか」と脅迫の中で行われている協議?…である。

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8月10日(金) 石破さん 総裁選への 名乗り上げ! 大軍勢の 包囲の中で…

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 自民党の石破茂・元幹事長が、国会内で記者会見し、9月に行われる自民党総裁選への出馬を正式表明。このしばらくの国会で大きな論点となってきた、政治家による恣意的な便宜供与問題や行政の情報公開問題などを踏まえて、石破氏は、「正直で公正な政治」を公約に掲げて、この総裁選を戦うと語った。
 今回の総裁選挙は、現職の安倍総理は、まだ出馬表明をしていないが、もうすでに国会議員票の8割程度を固めたとも言われていて、出馬は間違いないと思われる。これ以外の候補が立候補できる状況ではなく、この二人の一騎打ちになる公算が高い。そして、安倍首相の国民的支持率を考えれば、安倍氏の当選は、ほぼ間違いないと見ていいだろう。
 石破氏は、この総裁選で、自民党のビジョンに新しい一面を切り拓き、党への貢献と存在感をアピールするという考えだろうと思う。

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8月9日(木) 愛媛では ダム放流の 是非めぐり 説明されたが 神学論争?

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 西日本豪雨で、野村ダムが「異常洪水時防災操作」を行ったのに伴い、その肱川下流域で甚大な被害を発生した。それを受けて、西予市と国土交通省野村ダム管理所が、そのダム操作や避難指示に関する初めての住民説明会を地元で開催。住民約700人が参加して、この問題に関する関心の強さを示した。
 国土交通省側の説明としては、今回の記録的な豪雨を予想できず、事前により多くの放流ができず、基本的には「異常洪水時防災操作」に従って放水操作を行った結果、大規模な洪水を発生させてしまったということである。それに対する住民の反応は、当然のことながら、とても厳しいものであったという。
 ダムの管理側と被災住民側では、当然のことながら、その問題に対する前提が異なっている。だから、どこまでも噛み合うことのない「神学論争」にならざるを得ないのであろう。

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8月8日(水) 翁長知事 病にゃ勝てず この世去る 米軍基地への 怨念残して…

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 沖縄県の翁長知事が、死去。67歳。膵臓癌とは聞いていたが、ほんの少し前に、「沖縄慰霊の日」に挨拶に立ち、また辺野古の埋め立て承認取り消しの記者会見でも、その姿を見ていたので、突然の訃報に驚いた。
 翁長知事は、2014年に行われた県知事選挙で、普天間飛行場の辺野古移設反対を掲げて、現職を破り当選。それ以降、辺野古への移設を進めようとする国と激しく対立し、常に大きな話題を振りまいてきた。
 それにしても、わずか67歳での逝去。その顔を見ていると、ずっと年輩のように思っていたが、私と4歳しか違わなかったのか…。沖縄だけに偏在する米軍基地への怨念が、あの実年齢以上に年老いて見える風貌を作り上げてきたのだろうか。虎は死して皮を残すというが、翁長知事は死して、米軍への怨念を残して旅立ったということのようである。

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8月7日(火) トランプさん イランは要らんと 圧力強化! 何が何でも 戦争したいか?

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 アメリカのトランプ政権が、イランに対する経済制裁を再発動。さらに、11月5日には、原油取引も対象とするすべての制裁を再発動するということである。今回の経済制裁は、イランと取引するいかなる国の企業であれ、アメリカと取引できなくなる、としていることから、イランに進出していた国際企業が撤退の動きを見せているという。今後、イラン経済に相当の影響を与えることになると思われる。
 しかし、その一方で、アメリカは、イランとの外交交渉を求めていて、アメリカが有利に交渉を進めるための脅しではないかとする観測もある。また、アメリカがイランに対して軍事力を行使するための下準備を始めているのではないかとする観測もある。厳しい経済制裁は、軍事力の衝突を生むこともある。そろそろアメリカは、戦争をやりたくて、うずうずし始めているということかもしれない。

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8月6日(月) 原爆と 豪雨災害… 広島は 遠近ともに 目が霞む夏

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 広島市で、原爆で亡くなった人たちを悼み、世界の平和を祈る「平和記念式典」が開催された。もうすでに原爆投下から数えて73年目ということになる。原爆死没者慰霊碑には、31万4,118人の死没者名簿が収められているという。たった一発の原子爆弾で、これほど多くの人たちの命が失われたという事実には、驚愕せざるを得ない。
 加えて、広島では、先日の豪雨災害で、数多くの人々の命が失われ、数多くの家屋が損なわれた。その被災地の光景が瞼に焼きついているせいか、今年の平和記念式典をテレビで眺めながら、広島の人たちの深い悲しみを思わざるを得なかった。
 この日もとても暑い日だった。遠くも近くも眺めることができる遠近両用メガネのレンズが、自分の汗と涙で曇ってしまい、遠近ともに、霞んで見えてしまったのであった。

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8月5日(日) 甲子園 高校野球が 100回目! 貫く棒の 力強さよ!

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 「第100回全国高校野球選手権記念大会」が、甲子園球場で開幕。今回は、第100回という大きな節目の大会であることからか、皇太子ご夫妻も出席されて、盛大に開会式が挙行され、テレビなどでも、これまでの甲子園大会の歴史を振り返る報道が行われていた。
 それを見ていると、甲子園の高校野球大会も、これまでに幾多の困難を乗り越えてきたことがよくわかった。最初の立ち上げ期の困難。そして続いて、太平洋戦争期、大会が中止となったり、主催者が文部省になったりした時期があったという。戦後の復興期は、貧しさとの戦い。さらに高度成長期、大学の受験戦争が激しくなる中で、野球のみならずスポーツ全般が軽く見られる時期もあったようだ。
 これらの困難を乗り越えて、100回目の大会。始めたことを、常に創意工夫を加えつつ貫き通すことの大切さを考えたのであった。

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8月4日(土) 大学と 受験生とは 対等な 契約関係? 入試において…

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 東京医科大学の入試における不正問題が、このしばらく大きな話題となっている。
 今日は、大学自身による内部調査の詳細が明らかになり、特定の受験生に対する加点操作だけではなく、女子受験生や三浪以上の受験生の合格者数を抑える操作も行われていたことが明らかになった。そして、このような差別に対して、強い批判がなされている。
 しかし、東京医科大学は私立大学であり、試験の点数だけで形式的に合格者を選別しなくてはならないわけではないだろう。私塾では、昔から、教育する側が、そこで学びたいとやってくる人をかなり恣意的に選別していたように思う。成績よりも、その教育理念と響き合う人を合格させてきたのではなかったか。
 そんなことを考えると、私にはむしろ、教育が成績だけで評価される傾向のほうに、強い危惧を抱かざるを得なかったのである。

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8月3日(金) 被災地と ノン被災地を 対比して 災害が持つ 不条理思う

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 広島市での予定は、昨晩で終了したので、今日は四国に戻る道中に、キャラバン活動。
 まず立ち寄ったのが、坂町と呉市の被災地。もう豪雨災害を受けた日から3週間余り経っているので、幹線道路は復旧していた。しかし、その道路から被災地に入ろうとすると、まだ交通規制がかかっていた。また、道路脇には、災害ごみが山積みされている場所もあった。改めて、あの豪雨災害の甚大な被害について考えざるを得なかった。
 その後、被災していない地域も回った。呉市では、戦争について思いを新たにしたいと、「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」を訪れた。それから、呉市の島「下蒲刈島」も訪れて、「松濤園」などの観光施設を廻った。
 被災地とそうでないところに大きな落差があった。有意義なキャラバン活動であった。
 それから、夜遅く、新居浜の自宅に戻る。

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8月2日(木) 猛暑だね 「いつき島」なる 宮島は 「あつき島」だと つい愚痴ったよ

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 この日は、昼間に自由な時間があったので、世界遺産の「宮島」を訪れることにした。以前から一度訪れてみたいと思いながら、なかなか時間が取れず、ずっと持ち越しになっていた場所であった。
 広島市内から、路面電車を乗り継いで、宮島口へ。そしてそこからフェリーで宮島に渡った。そして、宮島の中では、「厳島神社」だけでなく、「宮島歴史民俗資料館」や「宝物館」なども訪れて、宮島の歴史、特に戦国時代の「厳島の戦い」などについての見聞を広めた。
 それにしても暑かった。最高気温が37度に達していたのではないだろうか。これじゃあ、厳島神社の名の由来とされる「いつき(斎)島」ではなくて、「あつき(暑き)島」だよと、つい愚痴っぽくなってしまったのであった。
 帰り道には、「頼山陽史跡資料館」に立ち寄り、それから夕刻からの会合に参加。

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8月1日(水) 健やかに 子ども育む 大役を 背負いこんでこそ 栄養教諭!

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 今日は、広島市で夕刻から講演があるので、宝船ビタミン号で移動。その道中で、大三島に立ち寄り、豪雨の被災地を視察した。
 広島市には、夕刻の5時に到着。そして、6時から講演。お招きくださったのは、「栄養教諭期成会」。総会が開催される機会に、私からも話をしてほしいという依頼であった。
 私の話の要点は、「学校栄養教諭制度」が導入されて、もうすでに13年。「学校栄養士」ならば、給食の栄養バランスを考え、衛生上の配慮をしておけば、それで十分であったかもしれないが、「教諭」となれば、子どもを健やかに育てる上に必要なすべてのことを考えていかねばならない。だから、身体のことだけでなく、心(徳)や頭(知)のことについても、よく学び、そして栄養教諭自身が幸せに人生を生きて、子どもたちをよく導く気持ちにならなくてはならないということであった。

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