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10月3日(水) 正倉院は 年に一度の 「開封の儀」なり 風吹き染める 天平文化

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 天平時代(奈良時代前期)の宝物を、数多く収納している「正倉院」で、その扉を年に一度開く「開封の儀」が行われた。これから「閉封の儀」までの約一か月間、宝物の点検や調査、また防虫剤の入れ替えなどが行われるという。併せて、奈良国立博物館で、これら宝物の展示を行う「正倉院展」も開催されるらしい。
 天平文化は、当時盛んに派遣された遣唐使を通して、中国の文化を積極的に取り入れる中で、都である奈良を中心に花開いたものであり、それが、今の日本にも、大きな影響を残している。ならば、混迷する現在の日本に、この古の妙なる風が吹き染めて、日本人の心を覚醒させることにもなるかもしれない。
 時ちょうど、日本列島全体に秋風が吹き始めている。熱くなった心を、この秋風で冷まして、これからの日本の行く末について、じっくりと思いを巡らせていきたいものだと思う。

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