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4月30日(火) 平成の 落日最後の 輝きに 山のお寺の 鐘が鳴るなり…

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 いよいよ平成時代も今日が最後。今上天皇が、今日退位され、一つの時代が幕を下ろす。
 天皇陛下は、皇居の宮中三殿で、「退位礼当日賢所大前の儀」を行われた後、歴代の天皇や皇族の御霊を祀る神殿に拝礼され、その後、国事行為としての「退位礼正殿の儀」において、天皇としての最後のお言葉を述べられて、天皇としてのお務めを終えられた。日本国の象徴としてのお務めを、最後まで力を尽くしてなされた天皇・皇后両陛下に対して、心よりの敬意と感謝の念を捧げたいと思う。
 これで明日からは、新しい「令和」の時代が始まることになる。ふと思い出したのは、童謡「夕焼小焼」。「夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る。お手々つないで皆帰ろ、カラスと一緒に帰りましょう」。このメロディーとともに、心の中では、平成最後の鐘の音が響き渡るような気がした一日であった。

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4月29日(月) 昭和の日… 20世紀の 日本も はるか彼方に 霞みゆくなり…

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 今日は、「昭和の日」。昭和時代には、「天皇誕生日」という名で呼ばれていた日である。
 その昭和時代が終わったのが、1989年(昭和64年)1月7日。今から数えれば、もうすでに30年あまり前のこととなる。
 この昭和時代は、日本にとって大きく揺れ動いた時代であった。始まってすぐに大恐慌があり、それを克服するために、中国大陸に進出。それが日中戦争を引き起こし、さらには第二次世界大戦にも突入して、敗戦。その後、焼け跡から立ち上がり、高度経済成長時代、さらには「ジャパンアズナンバーワン」とまで言われる全盛期を迎えた。
 しかし、そんな激動の昭和時代も、平成時代の終わりを前にして、ずいぶん彼方になってしまった印象である。この頃は、昭和時代の出来事が、何かぼんやりと霞んで見えるようになってきたな…、これが私の率直な印象。

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4月28日(日) 今の世に 最も大事な 心とは 温かさだと 中村博士!

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 「人間哲理研究会」の日。最近流行の言い方では、これが、「私にとって平成最後の勉強会」である。今回取り上げたテーマは、「中村元著『温かなこころ~東洋の理想』を読む」。
 中村元(1912~1999)氏は、サンスクリット語やパーリ語にも通じた仏教学者。東京大学で長い間教鞭をとり、文化勲章も受章され、数多くの著作も残された。
 そんな仏教学の泰斗とも言うべき研究者が、最終的に辿り着いた境地というのが、「温かい心」の重要性であったというのが、とても興味深いことであった。この中村氏がよく語っておられたのが、「幸せになりなさい。幸せでいなさい。幸せを分かち合いなさい」という簡明な言葉であったそうだ。
 今の殺伐とした世の中に戸惑い迷っている私たちが、その心の羅針盤とすべき、とても尊い言葉だなと思ったのであった。

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4月27日(土) 日本じゃ 10連休だと 騒いでいるが 僕 働くよと 安倍総理かな

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 アメリカ訪問中の安倍総理は、この日(アメリカ時間では26日)、ホワイトハウスでトランプ米大統領と会談し、5月末のトランプ大統領訪日に向けての打ち合わせなどを行った模様。なおこの場で、トランプ大統領は、6月に大阪で開催するG20の出席も明言したという。アメリカの大統領が、2か月続けて訪日というのは、異例のことであり、安倍総理とトランプ大統領の親密な関係が改めて示された。
 安倍総理は、この暫く、G20開催を前に、世界各国を飛び回っており、さらに、4月30日には天皇の退位、5月1日には新天皇の即位が控え、これから先も慌ただしい日々が続く。
 日本列島は、今日から10連休であり、テレビなどを見ていても、この連休に関係するレジャー情報などが数多く流されているが、安倍総理は、僕にはそんなこと関係ないよ、と仕事一筋をアピールしているようである。

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4月26日(金) 瀬戸芸が 本日開幕! 島という 異次元世界を 覗き見る穴?

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 今日、「瀬戸内国際芸術祭2019」が開幕。11月4日まで、三つの会期で通算107日間、このイベントが行われることになる。32か国・地域からの200組以上の芸術家たちが、各地の会場で213の作品を展示するという。海外からも数十万人の来場を見込み、100万人を超える来場者を予定しているのだそうだ。私も、すべてを回ることは無理だと思うが、時間を見つけては、島々を巡ってみたいと考えている。
 私たちにとって、島というのは、日常生活でなかなか触れられない異次元世界である。海という障壁はとても高く、何らかの用事でもなければ、わざわざその障壁を越える気持ちになりにくい。その意味では、この芸術祭は、その異次元世界を訪れるきっかけを与えてくれるものとなるであろう。この瀬戸芸の成功を祈るとともに、これが島々の未来を考える大きな契機になることを願いたいと思う。

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4月25日(木) 真実は 表面だけでは 分からぬと クレーターを 作る人たち!

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 今日、「はやぶさ2」が、この4月5日に小惑星「りゅうぐう」に金属製の弾丸を打ち込んで作った「人工クレーター」の写真を撮影し、地球に送ってきた。JAXAの発表によれば、今後、「はやぶさ2」は、このクレーター部分から岩石を採集して、地球に帰還する予定である。これにより、小惑星の地中に残されている太陽系誕生当時の謎に迫る取り組みを進めていくことになる。成功を祈りたいと思う。
 世の中には、表面だけを美しく着飾ったものが跋扈している。その表面の装飾を取り除いて、その奥に宿る真実を白日のもとにさらしたい、そう願う人は数多くいるだろう。国会の野党各党の安倍政権追及も、この日保釈された、ゴーン・元日産自動車会長の日産幹部に対する裁判も、それを狙っているであろう。
 それにしても、奥に潜む真実を暴くのは、なかなか大変なことだと、私は改めて思った。

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4月24日(水) 強制の 不妊手術の 救済法が 全会一致で 成立したが…

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 旧優生保護法の下で、障害者が強制的に不妊手術を受けさせられた問題に対して、この日、国会は、満場一致でその救済法を成立させた。そのポイントは、旧優生保護法施行期間中に不妊手術を受けた人を対象に、一律に一時金として320万円を支給するというもの。
 しかし、この成立後に開いた被害者側記者会見では、この法案に対して、「被害者の立場として納得していない」とする意見が表明されていた。その内容とは、金額の少なさであったり、加害責任の曖昧さであったり、またはその連絡通知の方法を巡るものであったりと様々であった。この種の問題は、被害者の中に、その思いを巡って濃淡があり、なかなか全員が納得できる結論というのは難しいだろう。そのような問題に対して、国会が、各党の思惑を超えて、全会一致で法案成立を成し遂げた意味は、高く評価したいと思う。

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4月23日(火) 中国の 海軍創設 70年! 武器を片手に 語るは協調!

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 中国は、山東省青島の沖合で、海軍創設70周年記念の「国際観艦式」を挙行。空母「遼寧」の他に、新型駆逐艦や原子力潜水艦など艦艇32隻、戦闘機や爆撃機など39機が参加したという。また海外からも、60か国余りの代表団、10か国以上の艦艇を招待し、盛大な式典となったという。
 そこで挨拶に立った習近平国家主席は、「共に海の平和を守り、秩序を築くべきだ」と述べて、今後は各国と協調していく姿勢を強調したと報じられた。しかし、一方で強力な武器を見せつけつつ、国際的な友好関係を呼びかけても、それで「そうですか」とはならないだろう。中国は、政治面でも、経済面でも、また軍事面でも、世界の覇権を求め始めている。世界各国が、その二面性といかに付き合っていくことになるか、大きな課題が突きつけられている気がしたのである。

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4月22日(月) 大阪と 沖縄であった 補選では 自公ダルマが 一緒に転んだ…

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 昨日、統一地方選後半戦と同時に行われた、衆議院大阪12区と沖縄3区の補欠選挙で、自民党公認(&公明党推薦)候補が共に敗れた。第二次安倍政権が発足した2012年末から6年余の間に行われた補欠選挙では、今回初めて自民党公認候補が敗れるという結果となった。選挙に強いことが安倍政権の求心力の源であったが、今回の結果は、その政権基盤の揺らぎを示すものとなるのであろうか。
 この夏には、参議院議員選挙が行われる。その前哨戦と位置づけて、与党側も全力で戦った今回の選挙であるが、選挙必勝の「自公ダルマ」が、二つとも転んでしまったのである。
 子供の遊びに「だるまさんが転んだ」というゲームがあるが、野党側が、今回の補欠選挙で、自民党と公明党との結び目に手刀を入れて、両者を切り離す第一歩とできるのかどうか、今後の展開を見守りたいと思った。

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4月21日(日) 「スリラー」と 「アンカー」合わせりゃ 「スリランカ」? 今回最後と 隠喩含むか?

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 今度は、スリランカで、同時多発自爆テロが発生。高級ホテルやキリスト教会など8か所で相次いで爆発が起こり、200人強の死者が発生しているという。
 これまでスリランカといえば、ヒンズー教徒のタミル人と、仏教徒中心のシンハラ人の間で長い間にわたって抗争が行われ、治安が悪化していた時期があった。しかし、2009年に、「タミル・イーラム解放のトラ」が敗北宣言を行い、その後は、大規模なテロが発生することはなかったという。また、人口の7%を占めるキリスト教徒を対象とする襲撃事件も、これまではあまりなかったという。それだけに、この事件の背景には、ISの関与も噂されている。
 今日のイラ短は、「スリランカ」=「スリラー」+「アンカー」の連想から、このようなテロ事件は、もう今回を最後(アンカー)にしてほしい、という願いを込めて描いたのであった。

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4月20日(土) 全盲者 太平洋の 横断に 初成功せり! 諦めないで…

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 全盲のヨットマン、岩本光弘さんが、小型ヨットによる太平洋横断に成功し、今日、ゴールの福島県いわき市にある小名浜港に到着。アメリカのサンディエゴ出港から、約2か月をかけて、無寄港で約1万4,000キロの航海を行ってきたことになる。とはいっても、全盲の岩本さん一人でこの航海を成し遂げたわけではない。同乗の晴眼者が風の向きや周辺の状況などを伝え、全盲者がヨットの舵と帆を操るという「ブラインドセーリング」での挑戦であった。この成功は、世界初の偉業だという。
 小名浜港に到着した岩本さんは、「諦めないで夢を実現できた私は、世界一幸せ者だ」と語ったそうだ。野球の神様とされるベーブ・ルースは、「決してギブアップしない人を打ち負かすことだけはできない」という言葉を残している。「諦めない」ことの大切さを私たちに教えてくれた、今回の快挙であったと思う。

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4月19日(金) 高齢の 運転者による 事故起きて 年寄り差別の 空気が流れる…

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 この日の正午すぎ、池袋で、母子2人が死亡し、8人が重軽傷を負うという大事故が発生した。87歳の高齢男性が運転する自動車が暴走した結果の事故であった。警察はブレーキとアクセルを踏み間違えた結果の事故とみて、自動車運転処罰法違反の疑いで捜査を行っているらしい。
 この事故の報道を見ながら私が感じたのは、高齢者の自動車運転に対する批判的な目線の強さであった。まだ事故原因が明らかではないが、おそらくは、この高齢運転者の認知機能や運動機能に、大きな問題があったのではないかと推察する報道ぶりであった。
 日本社会は、まだしばらく超高齢社会への急速な移行が続くが、その中で、年齢層間のストレスはますます高まってくるだろう。年代間の大きな衝突が生じる事態が起きるかもしれない。ふとそんな気がしたのであった。

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4月18日(木) 天皇の “終活”…なるか? 氏神の 伊勢神宮への 退位報告!

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 この日、天皇・皇后両陛下は、自らの退位報告を行うために、伊勢神宮に参拝。最後の地方訪問ということもあってか、多くの人たちが、両陛下をお迎えしたということだ。
 いよいよ今月末のご退位を前にして、天皇皇后としての総仕上げに取り組んでおられるようである。最近よく使われる言葉に、「終活」があるが、その「有終の美」を飾る「終活」を見事に成し遂げようと、今、両陛下は力を尽くしておられるということであろうか。
 天皇陛下は、昨年の誕生日、「私は即位以来、日本国憲法のもとで象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を求めながら、その務めを行い、今日までを過ごしてきました」と語られた。退位を前にして、様々な思いが胸の中を巡っていることだろう。無私に徹して、象徴としての務めを果たしてこられた両陛下に、心からの敬意と感謝を捧げたいと思う。

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4月17日(水) 白鵬が 日本国籍 得る決意! 国技館には 白船来航?

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 横綱の白鵬が、日本国籍取得の決意を会見で表明。今現在、モンゴル国籍からの離脱を既に申請していることを認めた。白鵬は、力士引退後も角界に残り、親方として後進の育成に取り組む考えのようである。白鵬がこれまでに残した業績や日本人女性と結婚してすでにその子供が4人もいることなどから考えて、国籍の問題さえ解決するならば、親方となる道は開かれてくることとなるだろう。
 しかし、日本相撲協会としては、元外国籍の力士が親方になったという事例はこれまでになく、いささか当惑気味のようにも見える。江戸幕府が、ペリーが率いる「黒船」来航に困惑したように、相撲協会は、白鵬の「白船」来航に身構えているという図であろうか。とはいえ、相撲界も、これからは国際化を進めていかねばならない時代。いつまでも門戸を閉じたままで事が済むというわけではあるまい。

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4月16日(火) フランスの ノートルダムが 焼け落ちて 祇園精舎の 鐘響くパリ…

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 今日のトップニュースは、パリにある「ノートルダム大聖堂」が炎上し、屋根部分が崩落してしまったという報道であった。私は、この大聖堂に、もう20年以上も前に一度訪れ、この場で小一時間を過ごしたことがあった。とても美しく荘厳な石造りの建物であった。
 それだけに、火災で尖塔と屋根が崩落したと聞いて、なぜ石造りの建物がと、意外の感を禁じ得なかったが、ニュースを聞いていると、屋根などは、木材でその骨格が造られていたようである。また、この火災の原因は、修復工事に伴う失火のようであり、異教徒によるテロ事件ではなさそうである。
 私は、そのニュース映像を見ながら、なぜか西洋文明の終焉を連想していた。諸行無常の象徴とされる「祇園精舎の鐘の音」が、パリの街を中心に、西洋社会全体に鳴り響いているように感じたのであった。

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4月15日(月) 事故8年! 核燃料の 取り出しが やっとスタート! 神様は 7日で天地を 創造したが…

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 東日本大震災の直後に重大事故等を起こした「東京電力福島第一原子力発電所」で、核燃料の取り出し作業が始まった。まずは、原子炉建屋上部に設置されていた「核燃料冷却プール」内の核燃料棒566体を、これから2年の間に取り出す予定とのことである。
 それにしても、もう事故から8年以上の年月である。これだけのことに8年以上もかかるとすれば、原子炉の廃炉作業をすべて終えるのは一体いつのことになるのだろうと、途方に暮れるような気持ちにもなる。事故を起こす以前に、もう少し災害に対する配慮があったならばと、悔やまれてならない。
 聖書では、神がこの世界を創造するのに費やした日時は、わずかに7日間であったという。神ならぬ人間ではあるが、もっと早期に様々な対処を行うことはできないものかと考えてしまったのであった。

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4月14日(日) 朱子学を 「虚妄の説」と 断じたる 異端の儒者なり 荻生徂徠は…

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 「人間論ゼミ」。今回取り上げたのは、江戸時代中期の儒学者・荻生徂徠(1666~1728)。
 徂徠は、父親が第5代将軍・徳川綱吉の侍医を務めた縁もあり、その側近であった柳沢吉保の家臣になり、学問を講じたり、諮問に応じるなど、重要な役割を演じた。綱吉の死去と吉保の失脚の後も、第8代将軍・徳川吉宗の諮問に応えるなど、大きな存在感を示した。
 この徂徠の儒学思想は、当時官学とされた朱子学とは異質のものであった。朱子などによって、後の世に解釈を加えられた儒学を「虚妄の説」であると断じ、古代中国の原典を基にする儒学を主張した。それゆえに、徂徠は、当時主流の学者たちからは、強い批判や圧力を受けるのであるが、それを跳ね返して、自らの説を主唱するのである。そんな旧弊に捉われない人物であったからこそ、改革を志す将軍たちに重んじられたということでもあろう。

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4月13日(土) G5 G20など ジー多し 国内見ても 爺多くなったな

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 ワシントンで開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議が、2日間の協議を終えて閉幕。参加国間で世界経済原則の認識を共有したものの、その具体策については、それぞれの国の思惑がまとまらず、成果の乏しい会議に終わったようである。
 その背景には、アメリカのトランプ政権が進める保護的で内向きな経済政策がある。このような国際会議で議論しても、アメリカの姿勢に変化は見られず、参加国代表たちも、半ば諦めの気分になってしまっているようである。これでは、合意を目指す熱のこもった議論などは期待できまい。
 要するに、これまで世界を牽引してきたアメリカが年老いてしまい、世界を引っ張る気力も体力も失われてきたということか。そしてそれは、日本も同じ。今後は、「G20」は、「爺20」という名に変更しなくてはならなくなるということかもしれない。

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4月12日(金) 日本も 日本人も 萎みゆく… 人口も減り 企業も売られて

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 この日、二つの気になるニュースがあった。
 一つは、総務省発表の人口推計。2018年10月時点で、前年比26万3,000人減となり、その減少率は0.21%。統計を取り始めた1950年以降で、最大の減少率になったという。
 もう一つは、これまで産業革新機構の下で経営再建に取り組んできた「ジャパンディスプレイ」が、結局、台湾と中国の3者連合の金融支援を受け入れ、その傘下に入ることを決定したというニュース。花形産業でも、外国資本に身売りする時代になってきたのである。
 日本の国は、高齢化に加えて、人口減少までも現実となり、さらに今後大黒柱となると期待される企業も身売りをする事態である。年ごとに萎縮していく印象を否めない。人と同じく、国家にも、成長を遂げる青年期の後には、縮みゆく高齢期があるということであろうか。少し寂しい気がするのではあるが…。

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4月11日(木) ウィキリークスの アサンジさんを 逮捕してみりゃ いつの間にやら 浦島太郎

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 イギリスの警察は、アメリカの身柄引き渡し要請に基づき、ジュリアン・アサンジ容疑者を逮捕。アサンジ容疑者とは、内部告発サイト「ウィキリークス」を創設した人物であり、匿名で投稿された内部告発情報(様々な機密文書)を、インターネット上で次々と大量に公開し、アムネスティインターナショナルの人権報道賞を受賞したりもした人である。
 その後、アサンジ容疑者は、ロンドンにあるエクアドル大使館に亡命し、そこで保護されてきたが、エクアドルで親米政権が誕生し、アサンジ容疑者に対する亡命許可を撤回したことにより、今回の逮捕となったものである。
 驚いたのは、テレビ画面に登場したアサンジ容疑者の顔つき。その顔を見ると、ヨガの行者のような顔相であった。まるで、竜宮城から戻ってきた浦島太郎が、玉手箱を開いて一気に年老いたかのような印象であった。

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4月10日(水) 天空の ブラックホールに 連想したは 東京夜間の 航空写真!

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 天文学分野の国際共同研究グループが、巨大ブラックホールの撮影に初めて成功と発表。その画像を見ると、真ん中が暗黒の球状エリアとなっていて、その周りを、赤色系の大きなリングが取り囲んでいた。ブラックホールは、あまりに重力が強くて、光さえもそこから外へ出ていけない、と説明されているが、この写真を見ると、まさにその通りであり、ブラックホールの存在が一気に「身近な実存在」と感じられるようになってきた。映像の力というのは、やはり大変なものであると思う。
 それから、この写真を見てふと連想したのは、夜間に空高いところから東京中心部を撮影した写真。東京にも、その中心に暗く写真に写る場所がある。皇居である。皇居のことをよく「宮城」と呼ぶが、これは、「球状」のブラックホールにも相通じる。それだからどうだということではないのではあるが…。ハテ…。

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4月9日(火) 新紙幣 その顔ぶれを 眺むれば みんな同(おんな)じ 世代の人だね??

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 今日のサプライズは、政府と日銀が、新紙幣発行方針を発表し、1万円、5,000円、1,000円の3種類の紙幣を刷新するとしたことであった。最新技術で偽造防止を強化した紙幣を、2024年度に流通させる方針という。
 多くの人が関心を持ったのは、この紙幣に取り上げられた人物である。1万円札には、実業家の渋沢栄一氏、5,000円札には、教育者の津田梅子氏、そして、1,000円札には、細菌学者の北里柴三郎氏が選ばれた。
 私が関心を持ったのは、これら3人が生きた時代! どういう理由か知らないが、みんな同じ世代の人たちである。明治維新の前に生まれ、昭和初期に、揃ってこの世を去っている。しかも誕生年は、3人とも「ねずみ年」。
 ダヴィンチ・コードではないが、何かこの選定の裏には、秘められたものがあるのかもしれないな、と面白がった次第である。

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4月8日(月) 大阪の “維新の会”の 圧勝に “アッソウ”と言う 永田町かも…

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 前日の日曜日が、統一地方選挙前半の投票日であり、全国11道府県知事選挙と6政令市長選挙などが行われた。
 今回の選挙で特に注目されたのは、大阪の選挙であった。大阪維新の会の知事と市長が同時に辞職して、「大阪都構想」を旗印に掲げて、たすき掛け選挙を行った。その結果は、府知事も市長も、大阪維新の会の候補が圧勝。
 全国の知事選挙で評価するならば、自公推薦候補が、8道県で勝利。2県では、推薦候補は敗れたが、自民党系の候補が当選。非自民の知事は、大阪府知事だけであった。
 しかし、安倍政権にしてみれば、大阪維新の会の主張は、決して安倍政権の主張と大きくかけ離れているわけではない。その意味では、総理官邸は、この結果をまあまあの結果だと受け止めているのではないだろうか。

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4月7日(日) 「刷新」は 「暗黙知」足す 「形式知」! この循環が 成長を生む!

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 「フォレスト・トレンド勉強会」の日。今回は、野中郁次郎・勝見明共著『イノベーションの本質』という本を用いて議論し合った。
 その要点は、イノベーションを生み出すためには二つの「知」が大切だということであった。二つの「知」とは、言葉に表すことは困難だが、本質的なものを直感的・主観的に把握する「暗黙知」と、言葉に表すことができる明示的・客観的な「形式知」である。これらが相互に作用し合いながら、バランス良くより高い次元の「知」を生み出す「知識スパイラル」を形成していくところに、「イノベーションの本質」がある、という主張であった。
 この本の中には、13のケーススタディーが紹介され、多くの示唆があった。変化の時代に、いかに新たなものを創造していくべきか、大きな教訓を含む勉強会であったと思う。

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4月6日(土) 米中の 通商交渉 やってみて ため息つくか 米大統領!

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 アメリカで行われていた、通商問題を巡る米中高官級協議が終了。ホワイトハウスは、「多くの重要課題で進展を見たが、かなりの作業が残っている」との声明を出し、今後の合意に向けての道程の困難さを吐露した。
 この協議の中では、劉鶴・副首相が、ホワイトハウスにトランプ大統領を訪問する場面もあった。その時、大統領は、「合意の見通しについては、あと4週間でわかる。文章にまとめるのはその後2週間かかるかもしれない」と語ったが、当初予想に反して、現実が極めて厳しいという認識を持ったのではないか。
 アメリカは、対中貿易で年間40兆円近い赤字を抱えている。しかも、経済や社会に対する考え方、国民意識のギャップが大きく、そのギャップを埋めることは決して容易なことではない。トランプ大統領が、この交渉にため息をつきたくなる気持ちも、よくわかる気がする。

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4月5日(金) はやぶさが 小惑星に 弾撃ち込みし日 国会じゃ 疑惑のホシに 弾命中す!

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 JAXAがこの日、探査機「はやぶさ2」が、小惑星「りゅうぐう」の表面に、金属弾を打ち込むことに成功した模様と発表。これにより、小惑星に小さなクレーターを作り、そこから内部の物質を採取するという、人類初のプロジェクトがまた一歩前進した。
 一方、国会では、野党各党が、「塚田・国土交通・忖度小疑惑星」に対して、次々に追及弾を打ち込み続けてきたが、それがこの日ようやく命中。塚田国土交通副大臣を辞任に追い込んだ。しかし、このホシを辞任に追い込んだからといって、その奥に潜んでいる謎の解明については、これからのことである。
 しかし、野党各党の反応は、これで一件落着という雰囲気であり、そこからさらに疑惑の核心に迫ろうという気迫はあまり見られない。また、忖度政治(?)に対する改革の動きを目指そうという動きも見られない。さて…。

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4月4日(木) 日産を 私物化せしと また疑惑… 元会長は 4度目逮捕

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 日産のゴーン元会長が、今日逮捕され、再び拘束された。これで4度目の逮捕である。今回の逮捕容疑は、オマーンの販売代理店に対して、日産の子会社「中東日産会社」から送金した1,500万ドルのうち、500万ドルを、ゴーン元会長が実質管理する預金口座に還流させて、日産に損害を与えたというものである。今回の問題は、「日産を私物化させた」という一連の容疑の中でも、その事実さえ確認されれば、特に決定的な容疑となりそうである。
 ゴーン元会長といえば、やり手として世界にその名を轟かせた経営者である。それだけに、細心の注意を払って、自らの私腹を肥やす取り組みを進めてきていたようだ。空気吹き込み口の栓は、ゴーン元会長がしっかりと握っているが、大きく膨らんだ風船のあちらこちらに小さな穴が次々に開いて、その風船も徐々に萎み始めてきたようである。

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4月3日(水) 「平成」の 元年・末年 東邦が 甲子園での 優勝達成!

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 第91回選抜高校野球の決勝戦。愛知県の東邦高校と千葉県の習志野高校が対決し、東邦高校が勝利、30年ぶり5度目の優勝となった。
 この30年前の優勝というのは、平成元年の優勝ということである。そして今年は平成最後の選抜高校野球での優勝である。つまり、東邦高校は、「平成」という時代を見事に挟み込む形で、優勝したということである。よく諺では、「始めよければ終わりよし」と言われ、また「終わりよければすべてよし」とも言われる。物事というものは、いかに始めるかということと、いかに終わるかということの両者が、特に重要だということを意味している諺であろう。その意味では、東邦高校にとって、平成の時代は良き時代であっただろうか。
 私自身も、平成が始まった頃と終わろうとしている今と、この二つでサンドイッチして、この時代を振り返ってみたいものだと思った。

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4月2日(火) トヨタでは 「トラの子」技術を 開放す 「トラぬ狸」の 皮算用して…

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 トヨタ自動車が、自社の戦略技術である「ハイブリッド自動車技術」の無償開放を決定。トヨタが保有するハイブリッド自動車関連特許の数は約2万にも及ぶそうである。その中から、今、無償提供の範囲を詰める作業を行っているそうであるが、この決断は、今後開発される自動車の主流をハイブリッド車とする可能性を持ち、今後の自動車業界に、大きな影響を与えることとなりそうである。
 トヨタ自動車の源流といえば、自動織機の発明家であった豊田佐吉である。この豊田佐吉には、「障子を開けてみよ、世界は広いぞ」というよく知られた言葉がある。ただ自社の利益だけでなく、世界を見て商売をやれ、という意味だと思う。それが今現在のトヨタ自動車経営者にも受け継がれているということだろうか。ただ「トラの子技術」が、「トラぬ狸の皮算用」とならねばいいが、と思う。

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4月1日(月) 新元号 発表フィーバー 万葉集に 日本文化の 源流訪ねむ

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 新年度始まりの日。そして今日は、「平成」に続く新元号が発表される日。
 正午前に、菅官房長官が、新元号が「令和」に決定したことを発表した。そしてその後、安倍総理が記者会見を行い、この新しい元号に込めた意味や思いを、国民に語りかけた。
 その中では、この「令和」という元号が、「万葉集」に由来するものである点が強調されていた。早速、メディアは、この万葉集について紹介し、これが、太宰府における「梅花の宴」で詠まれた短歌を紹介する序文から紡ぎ出されたものだとも伝えた。その太宰府市の人たちの喜びぶりも紹介されていた。
 しかし誰より驚いたのは、この宴を主宰した大伴旅人かもしれない。まさか1300年も後に、自分が主催した酒宴が、元号になったのだから。これを機に、古代の日本文化に関心を持つ人が増えることを期待したいもの…。

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