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5月31日(金) 露店での 叩き売りでも あるまいに 暴走気味の 関税合戦

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 米中間での関税引き上げ合戦が、ますます加熱してきている。明日6月1日午前0時には、中国政府が、アメリカの制裁関税に対する報復措置を発動し、約600億ドル分の米国製品への追加関税を最大25%にまで引き上げるとしている。一方、アメリカ側も、明日以降に到着する家具家電などの中国製品に25%の税率を全面適用するという。25%もの関税がかかれば、とてもではないが、その商品は競争力を喪失してしまうことになるだろう。
 「売り言葉に買い言葉」ではないが、これでは「子どもの喧嘩」である。どこかで良識のブレーキをかけなくてはならないと思う。
 いくら露店のバナナの叩き売りといっても、それにはちゃんと原価割れを避ける計算が働いているという。この6月末のG20サミットでの米中首脳会談が、そんな良識の場となるのかどうか、注目していきたいと思う。

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5月30日(木) 沖縄からの 帰路立ち寄るは 樫の巨樹!……

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 沖縄の旅の最終日。この日は、午前中、空港近くのエリアを観光。まず訪れたのが、「福州園」という中国庭園。そしてその隣接地にある「孔子廟」。さらにそこから沖縄の第一宮である「波上宮」とその周辺にある様々な施設や記念碑などを見て回る。そして空港へ。
 松山空港には、午後3時過ぎに到着。そこからの帰路に、愛媛県の天然記念物にもなっている「惣河内神社のウラジロガシ」があることにふと気づき、立ち寄ってみることにした。その樫の木は、樹齢1000年を超えると推定されているもので、こんなに幹回りの太い樫の木があるのかと驚くような巨木であった。この樹は、長い年月にわたって、様々な人の営みや地域の歴史を見守ってきたのであろう。
 私はこの大樹を眺めながら、今回の沖縄の旅を振り返り、沖縄が背負ってきた長い歴史と人々の苦悩に、思いを巡らせたのであった。

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5月29日(水) 沖縄に 米軍上陸 74年! 今なお続くか 軍事占領?

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 続いて今日は、那覇より北側の地域を訪問。まず訪れたのが、「嘉数高台公園」。そこから、琉球王朝時代の城跡「中城城跡」や当時の庄屋「中村家住宅」などを訪れ、さらに、嘉手納基地入り口の「コザゲート通り」に行き、「沖縄市戦後文化資料展示館」を見学。
 そしてそこから向かったのが、昭和20年4月1日に米軍が沖縄本島に上陸した浜辺であった。そこは今は公園として整備されていたが、美しい入り江で、本当にこんなところにアメリカ海兵隊の大軍が押し寄せてきたのだろうかといぶかしく思うような場所であった。
 それから、嘉手納基地の展望台や資料館がある「道の駅」で昼食。そして、「美ら海水族館」を訪れた後、那覇市に戻り、「沖縄県立博物館・美術館」の見学。
 数多くの場所を駆け巡った一日であった。そして、夜は、「島唄の店」で夕食。

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5月28日(火) 沖縄の 南部戦場 訪ねし日 川崎市での 事件に驚く…

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 今日は、沖縄の南部地域を駆け巡った。ここでは、沖縄戦において、最も激しい戦闘が行われ、数多くの人々がその犠牲となった。傷病兵の看護にあたった女子学生を悼む「ひめゆりの塔」や、沖縄戦終焉の地・摩文仁の丘に造られた「平和祈念公園」も訪れ、当時の戦闘の様子や人々の苦しみに思いを巡らせた。
 特に印象深かったのが、糸数市の「アブチラガマ」の中に入ったことであった。ここは随分広いガマで、傷病兵の病院代わりに使われていた。一人ひとりが懐中電灯を持ち、ヘルメットをかぶって、ガイドの案内に従って見学した。こんな場所で、どんなに不安な日々を過ごしたのだろう、と思わざるを得なかった。
 この日、川崎市では、通学途中の小学生を襲撃する事件が発生。平和の祈りが満ちる沖縄にいて、このニュースを聞いたとき、私は、とても強い違和感を感じたのであった。

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5月27日(月) 日米の 首脳会談 あった日に 我 琉球の 史跡に佇む!

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 今日から3泊4日の沖縄の旅。この11月に予定する「有志者の集い」の事前調査が目的。
 私は、沖縄には、これまでに四度訪問したことがある。しかしそれらは、仕事で訪れたもので、琉球王朝時代や人々の暮らしぶりなど、自分の関心を満たす旅ではなかった。
 そこで今回は、自分の興味関心に従って、訪問地を決めた。そして沖縄に到着したこの日も、観光名所である「首里城」のみならず、王家の墓である「玉陵」や接待館などとして使われていた「識名園」などを訪れた。そして夜は、沖縄の知り合いとともに沖縄舞踊の店で夕食をとった。こんなことを通して、中国の「清」と日本の「薩摩藩」の間で苦心した「琉球王朝」の姿が少しは理解できたように思う。
 丁度、今日は「日米首脳会談」が行われた。アメリカと中国の間で苦悩する日本外交の姿を、琉球王朝に重ね合わせたのであった。

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5月26日(日) 大相撲 観戦をした トランプさん… 対中勝負の 決まり手研究?

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 昨日国賓として来日したトランプ・米大統領は、朝から安倍首相らとゴルフ、そして、その後国技館での大相撲千秋楽を観戦し、優勝力士・朝乃山に、この日のために準備した「アメリカ合衆国大統領杯」を授与。そして夜は、炉端焼きを楽しんだという。
 終日を安倍首相と過ごし、日米首脳同士の友好関係を強くアピールする一日となった。
 特に、大相撲観戦は大きな話題となった。ここで私が関心を持ったのは、その相撲を観戦しながら、トランプ大統領が何を考えていたかということ。相撲といえば、82種類もの多様な「決まり手」がある格闘技。その時々の状況に応じて、自在にその決まり手を繰り出さなくてはならない。私の想像するところ、トランプ大統領は、これからの対中国外交において、どんな決まり手が効果的かと、相撲を通して研究していたのではなかったか…。

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5月25日(土) ゲームへの 依存は健康 損なうと 語るは誰ぞ? WHO are you?

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 世界保健機関(WHO)が、この日、ゲームに没頭しすぎて日常生活が困難となる「ゲーム障害」を、「ギャンブル依存症」などと同じ依存症として、新たに正式認定したという。今後、治療研究の後押しなどを行うのだという。
 その「ゲーム障害」の診断基準は、ゲームを最優先し、その時間や頻度を自らがコントロールできず、問題があってもやり続ける、という状況が12か月以上続く場合だという。
 日本においても、ゲームに没入して、引きこもりとなってしまっている人も随分多いと聞く。将棋や囲碁、スポーツなどに没入する人の場合は、あまり問題視されないというのは、対人関係が保たれているからであろうか。
 それはともかく、国際機関である「WHO」がこんな決定を行ったというのは、このゲーム障害が、人類社会全体の大問題と考えていかねばならなくなったということだろうか。

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5月24日(金) メイ首相 ついに辞任を 表明す… 泥中のハスも 命尽きけり

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 イギリスのメイ首相が、ついに首相辞任を表明。3年前に登場したときには、「強い首相サッチャーの再来」と期待を集めたが、EU離脱問題の高い壁を乗り越えることができず、ついに、政権を投げ出すこととなった。
 振り返って、この数年間ほど、イギリスの政治が日本において話題になったことはなかった。EU離脱問題の決着如何が、日本経済にも大きな影響を及ぼすということで、人々の関心を集めたのであろう。そして、民主主義政治の先進国と考えられてきたイギリスの政治の実態が、泥沼のような世界であることも明らかになった。その泥沼に咲いていた可憐な一輪の蓮の花が、メイ首相であったのではないかと思うが、そんな花も、惨めな形で散り時を迎えてしまったのである。今日のウェストミンスター寺院の鐘の音は、「祇園精舎の無常の鐘の音」であったのかもしれない…。

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5月23日(木) インドでの 総選挙経て モディ首相 続投決定! 意気盛んなり

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 インドでの総選挙の開票が始まり、これまで5年間政権を率いてきたモディ首相の与党・インド人民党(BJP)が下院定数543議席のうち、約300議席を獲得して圧勝する見込み。この日夕刻、モディ首相は、支持者を前に、「この選挙は、政治家ではなく国民が戦った。そして国民が勝利した」と勝利宣言を行った。そして、強いインドを作る決意を新たにした。
 しかし、インドの政治状況は決して容易なものではない。インドの経済成長率は高いといいながら、都市部中心の成長であって、田舎が取り残される形になっている。若者の雇用問題も深刻だという。さらには、パキスタンとの国境問題は未解決であり、中国に対する防衛問題も、これからの大問題となる。
 いってみれば、モディ政権は、「サーフィン政権」。次々と押し寄せてくる大波にどう対応するか、今後の手腕が問われることになる。

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5月22日(水) ファーウェイに 対する包囲が また強まりて 取引停止の 波紋広がる

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 「ファーウェイ」に対するアメリカ政府の攻撃がさらに強まってきている。少し前には、「ファーウェイ」との取引を禁止する方針が打ち出されたが、今後、グーグル社のスマホOS・Androidの供与が停止される恐れもあり、影響がじわじわと広がってきている印象である。
 日本においても、携帯電話大手3社が、「ファーウェイ」の新型スマホの発売延期を決定。また、パナソニックは、自社のLSIなどの輸出を停止した。このような動きが、世界各地で広がって、これまで強気一辺倒であった、「ファーウェイ」も、かなり追い詰められてきつつあるのではないだろうか。
 しかしそこは、中国。国がバックについて、その経営を支える対策を打ち出すに違いないと思うので、これでお手上げということにはおそらくなるまい。今後も、その展開が読めない状況が続いていくことになりそうだ。

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5月21日(火) 裁判員 制度始まり もう10年… 市民感覚 大事と思うが…

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 今日で、一般市民が刑事裁判に参加する「裁判員制度」が施行されて、丸10年となる。テレビには、これまでに裁判員となった人たちが次々に登場して、様々な意見を語っていた。その多くは、自分にとって良い勉強になった、とする前向きのコメントであった。
 確かに、私たちの生活にしても、仕事にしても、数多くの法律に囲まれて行われているわけであり、司法の役割は重要である。だから、その司法について、現実の裁判の場で学び、その理解を深めることは極めて大切なことだと思う。しかしその半面で、神ならぬ人間が、同じ人間を一般市民感覚で裁くことが妥当なのかどうか、という点には疑問が残る。
 私は、権威主義的になりがちな職業裁判官に対して、「一般市民の感覚を教える教育の場」というのが、この制度の最も重要な意義ではないかと、思ってきたのだが…。

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5月20日(月) ウクライナ 新大統領が 就任し まず手がけたは 議会の解散

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 この日、ウクライナで、73%もの高い支持率で当選した新大統領・ゼレンスキー氏が就任し、早速、議会で就任演説に臨んだ。
 ゼレンスキー氏は、人気が高かったテレビドラマ「国民のしもべ」で、正義感溢れる教師出身の大統領を演じたタレントであった。そして、その背後には、ポロシェンコ前政権と対立した富豪のコロモイスキー氏がいるとされ、政治の素人である新大統領は、今後も、コロモイスキー氏の強い影響下に、大統領の職務を行っていくことになるのだろうと思われる。
 この演説で、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ最高議会の解散を表明。就任早々に議会の掌握を目指す方針を示した。自らの人気の高いうちに総選挙に臨んだ方が有利との判断であろう。今後の新政権とウクライナの将来展望はどうであろうか。「ウッ暗いな」とならないように祈りたいと思う。

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5月19日(日) アメリカの 月面探査に 日本が 協力するのは 衛星関係?

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 この6月末のトランプ・米大統領来日時の日米首脳会談で、宇宙開発における日米協力強化に合意する方針だという。その中には、スペース・デブリに対する監視、中国を意識した宇宙空間での安全保障協力なども含まれるようであるが、一番興味深く思ったのは、やはり月面探査・開発における協力問題。
 具体的に言うならば、今後、月面開発を行うために、アメリカでは、月の周回軌道に有人宇宙ステーションを建設する計画であるが、その計画に日本も参加するということである。いよいよ月面も、探査の時代から開発の時代へ、そしてさらに人類移住の時代へと移り変わっていくのであろう。この計画には、カナダやEUも参加する見通しだという。
 地球の衛星・月の周りを巡る衛星に対する協力とは、アメリカを中心とする国家間の衛星関係をも、同時に明らかにするか…。

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5月18日(土) ファーウェイが アメリカからの 攻撃に 織り込みずみだと 強弁してるが…

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 アメリカのトランプ政権から、様々な攻撃を受けている、中国の通信機器最大手・ファーウェイの最高経営責任者・任正非氏が、この日、日本メディアの取材に応じたという。その中で任氏は、「我々は法に触れることは何一つしていない」と反論。そして、アメリカからの攻撃は既に織り込み済みだとし、アメリカが半導体製品などを売ってくれないというのならば、独自開発で対応するとの基本姿勢を示したという。自分の一代で、世界を代表する通信機器企業を立ち上げた立志伝中の人だけに、なかなか強気である。
 しかし、私は、アメリカの「戦略的攻撃」を甘く見てはならないと思う。アメリカは、最初に脅しをかけて、それに屈しないものに対しては、徹底的に戦略的攻撃を繰り返してくる。任氏は、中国政府を後ろ盾にして戦うつもりであろうが、果たしてどこまで通用するか…。

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5月17日(金) 所有者の 分からん土地が 九州以上? まともな制度と 言えるのかいな

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 参議院本会議で、所有者不明土地の登記や管理を巡る法律が成立。具体的には、所有者調査を行った上で、その特定ができなかった土地について、裁判所が選任した管理者によって、その売却が可能になるという法律である。売却した代金は、供託されるが、時効消滅後には、国庫に繰り入れられる。
 これにより、これまで塩漬け状態となってきた土地が、活用される道が開かれてくる。公共事業や大規模開発など、この所有者不明土地が障害となって進みにくかった事業が、随分推進されやすくなるだろうと思う。
 それにしても、2016年時点の所有者不明土地は、全国で410万ヘクタールにも及ぶとされ、九州本島の面積約370万ヘクタールを大きく上回っている。今後、土地の個人私有という制度そのものについても、見直しを行う必要があるのではないかと私は思うのだが…。

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5月16日(木) 認知症 このまま増えたら 大変と… 大綱素案に 目標明示す

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 この日、政府は、新たな「認知症対策大綱」素案を発表。学校教育の中での認知症者に対する理解促進、公共交通機関や建物などのバリアフリー化推進、また地域住民による介護予防の取り組みや医療介護者向けの研修実施など、内容は多岐にわたるが、最も大きな話題になったのは、認知症者の減少を狙って、「70代の発症を10年間で一歳遅らせる」とした数値目標であった。つまり、70代認知症者割合を一割減らすという目標である。
 ただ、認知症に関しては、その発症を遅らせる手法が科学的に検証されているわけではなく、何らかの具体的な取り組みが明確に示されているわけでもない。今後、その予防法の研究も含めて、この目標を達成する努力を行っていきたい、という趣旨のようである。
 しかし、この程度の目標では、焼け石に水、ということになってしまうのではないか…。

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5月15日(水) 話しても 分からん人の 多き世に 何を語るか 犬養首相!

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 今日5月15日といえば、すぐに思い浮かぶのが、「5・15事件」。海軍の青年将校たちが、総理大臣官邸に乱入して、犬養毅首相を殺害した事件である。これが起きたのが、満州事変の翌年、昭和7年の5月15日であったことから、通常「5・15事件」と呼ばれる。
 銃撃された犬養首相は、その後も息があり、「今の若い者をもう一度呼んでこい、よく話して聞かせる」と語ったそうである。しかしその後だんだんと衰弱して、夜になって死去。この言葉が、「話せば分かる」という言葉で紹介され、犬養首相の決め台詞として一人歩きするようになったということのようである。
 今の世の中は、話の分からない人が多い。いくら言葉を尽くして話しても、そこになかなか共感が生まれてこない時代である。もしも今も犬養首相がご存命であったならば、この世相を見て、何と語るだろうかと思う。

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5月14日(火) 大阪の 古代の古墳 49基が 世界遺産に なるのだそうだ

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 この日、ユネスコの国際記念物遺跡会議(イコモス)が、大阪にある「百舌鳥・古市古墳群」49基について、世界文化遺産への登録を勧告したという。正式には、6月のユネスコ世界遺産委員会での決定となるが、これまでの事例では、イコモスの勧告が尊重されていることから、指定はほぼ間違いないと思われる。
 問題は、世界遺産ともなれば、数多くの観光客が訪れることにもなるが、それに対して、皇室祖先の墓である「陵墓」が、どこまで公開されることになるか、という点である。「尊厳と静謐さ」を守ることを重視する皇室関係者や宮内庁との摩擦が生じる懸念もある。
 地方自治体などの「立っての願い」によって、世界遺産指定が現実のものとなったが、できるものなら、このまま寝たままでいたいとする人たちとのせめぎ合いが、今後どう展開されることになるか、少し気がかりである。

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5月13日(月) 6年ぶりに 景気判断 悪化して 夏カゼならば 長引くかもね…

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 国内景気の基調判断について、内閣府は、6年2か月ぶりに「悪化」したと発表。
 ただ、この発表は、一致指数の数値などに基づき、機械的に判断を行ったというものであり、様々な要素を勘案して発表される政府の景気判断とは異なる。しかしそれにしても、長期にわたって続いてきた好景気に、そろそろ陰りが見え始めてきたというのは事実であるようだ。
 この景気悪化の背景には、米中間の貿易摩擦問題が、両国の関税引き上げを生むなど、だんだんと熱を帯びてきていることがあるとされている。その熱き戦いの中で、体力を消耗して、風邪をひいてしまう国々も生まれてきている。いわゆる経済の夏風邪である。夏風邪といえば、長引くのが、その特徴。果たして、この異常な状態がいつまで続くことになるのであろうか。少し心配になってくる。

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5月12日(日) 天誅組 「大和の変」を 連想するも 天プラ・チューハイ グミでは変だよ

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 「人間論ゼミ」を開催。今回のテーマは、「天誅組を作った人々とその思想」。
 「天誅組」というのは、幕末期に、公卿・中山忠光を主将に頂き、土佐脱藩浪士の吉村寅太郎や岡山藩を脱藩した藤本鉄石、刈谷藩を脱藩した松本奎堂を三総裁とする、尊皇攘夷派の武装集団である。明治維新の約5年前、孝明天皇の神武天皇陵参拝に合わせて、大和の国で挙兵をしたが、その直後に京都で政変が起こり、天皇の大和行幸は中止。「天誅組」は暴徒とされ、約1か月後に壊滅。しかし、これがその後の武力討幕運動につながっていく。
 この日は、吉村寅太郎の故郷を選挙区とする高知の県会議員と町議会議長も勉強会に参加していた。そこで、勉強会の後、「天プラ、チューハイ、グミ」のセット料理、「天・チュウ・グミの変」なんてのは、「変」だろうか、などと冗談半分の提案を行ったのであった。

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5月11日(土) アメリカに 攻め立てられる 中国を 見ていて思うは 戦前日本!

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 米中間の通商摩擦問題が、大きな話題となっている。昨日、アメリカは、2,000億ドル分の中国製品に対する制裁関税を、10%から25%に引き上げた。さらに、この13日には、中国からの輸入品のすべてに制裁関税を拡大する制裁詳細を公表すると発表。世界全体を巻き込んだ経済問題となってきつつある。
 トランプ政権によるこの一連の関税引き上げは、アメリカの覇権に挑戦しようとする中国政治そのものを狙い撃ちするもののようにも見える。だから、ファーウェイの機器使用を取りやめさせたり、また南シナ海における中国海軍の展開をけん制する取り組みを行っているのであろう。それらを通して、中国に対する包囲網を形成しようとしているのであろう。
 それは、私の目には、真珠湾攻撃直前の日本に対するアメリカの強硬な姿勢と重なって見えてしまうのであるが、いかがだろうか。

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5月10日(金) 国会で 幼保無償化 成立す 日本政治は 綱渡りだね…

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 幼児教育・保育の無償化を実現する「改正子ども・子育て支援法」が、この日、成立。これにより、認可保育所や幼稚園、認定こども園の利用料が無償となる。安倍政権が掲げてきた、子育て世代支援策の目玉が、この法律であり、消費税増税となる10月に施行となる。
 しかし、この法律に対しては、各方面から懸念の声が上がっている。無償化は結構であるが、その前に待機児童をゼロにする政策が必要ではないか、とか、この法律により、今以上の幼児が施設に押し寄せてくることになれば、質の低下が避けられない、といった批判である。安倍総理もなかなか大変だと思う。
 この夏には、参議院議員選挙がある。今は、高支持率を誇る安倍政権であるが、これから先の政権運営は綱渡りであろう。綱から落ちれば、下は「針むしろ」。より慎重な政権運営が求められているということであろう。

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5月9日(木) 連休が 終われば次は 五輪かな… 遊びをせんとや 日本人は…

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 今日から、東京オリンピック・チケットの申し込み受付が始まった。その予約受付サイトには、大量のアクセスが殺到し、長い時間、申し込みのできない状態が続いたのだそうだ。
 組織委員会としては、今回はあくまでも抽選への参加申し込みであり、数十万件規模のアクセスに対応できれば大丈夫だと、自信を示していたそうであるが、そこに一日で130万件ものアクセスがあって、たちまちパンク状態になってしまったということのようだ。
 それにしても、日本人というのは、多くの人が関心を寄せる「遊び」に対して、強い集団意識、仲間意識を発揮する特性を持っているようである。平安時代末期の『梁塵秘抄』には、「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん」というよく知られたフレーズがあるが、もう少し個性的に遊ぶ日本人であっていいのではないだろうかと思う。

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5月8日(水) 大津市で 保育園児ら 死亡事故! 何とも皮肉な シンクロニシティ

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 滋賀県大津市で、散歩中で歩道にいた保育園児たちに自動車が突っ込み、2歳の園児2人が死亡し、1人が重体、13人が重軽傷を負うという大事故が発生。この事故の原因は、琵琶湖畔の交差点で、直進する軽自動車に右折する自動車が衝突した衝撃で、軽自動車が園児たちがいる歩道に突っ込んだということのようである。園児たちや引率していた保育園職員たちには何らの過失もなく、それだけに悲しみがより深まっている印象である。
 「歴史にはイフはない」とよく言われるが、事故にも、同様のことが言えるだろう。もしも園児たちが少し時間がずれてこの場にいたとすれば…、もしも衝突した自動車のどちらかが、徐行運転をしていれば…、など。しかし詮無いこと。なぜこのような皮肉なシンクロニシティ(同時性)が生じてしまったのか、それは神のみが知ることなのであろうが…。

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5月7日(火) イタリアの 財政赤字が 膨らみて EUさらに 崩壊の道…

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 この日、発表された経済見通しでは、イタリアの財政赤字(GDP比)が、2019年には2.5%、2020年には3.5%となり、EU基準(GDP比3%以内)を守れない見通しとなった。EU委員会は、来年、付加価値税を予定通り引き上げ、財政規律を維持すべきだと促しているが、イタリア政府がそれを受け入れるかどうか、まだはっきりとした返答が出されていないという。
 EUは、イギリスのEU離脱問題に加えて、このイタリアの財政問題も抱え込むこととなり、今後も結束が保たれるのかどうか、極めて不安定な状況が生まれてくる懸念がある。
 EUの発足は1993年のことであり、それ以来、共同体としての力を強める取り組みが次々に進められてきた。また加盟国も増大を続けてきた。しかし、その外的発展とは裏腹に、内部の問題は年々深刻化し、今や崩壊の道を歩みつつあるようにも見えてならない。

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5月6日(月) 10連休 過ぎてしまえば 幻か…? 滅せぬものなど ありはしないが…

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 鳴り物入りで始まった今回の「10連休」も、今日で終わり。あっという間に終わってしまった、という印象の人も多かったのではないか。
 時間というのは、不思議なもの。時計で計れば同じ時間であっても、その人の心のありようによって、意識される長さはずいぶん異なる。いやいや取り組んでいる時間はひどく長く、楽しく取り組んでいる時間は驚くほど短い。後で振り返って、意識的に使った時間は、明瞭な記憶を残し、漠然と過ごした時間は、あいまいな記憶しか残していない。
 連想したのが、織田信長が出陣に際して謡い踊ったとされる幸若舞『敦盛』の言葉「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」。実はこの言葉の後に、「一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」と続く。なんということはない。いかに楽しい休日であっても、やがて終わりの日がやってくるということである。

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5月5日(日) ココロザシ(5・5・6・34) 日本一の 山城で 令和の初志を 声出し誓う!

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 5月5日は、「こどもの日」であるが、「平成牛麓舎」は、この日を「志の日」と定め、「勉強会」と「志発表イベント」を開催した。なぜかといえば、「ココロザシ」とは、「5・5・6・34」であり、そこから、5月5日の午後6時34分を期して、会員が集って、これから一年間の志を確認し合うことにしよう、と決めたのであった。
 そしてその開催場所は、「備中松山城」。なぜこの場かといえば、日本に現存する天守の中で、備中松山城天守が、日本一高い場所にあるからであった。つまり、日本一高い天守から、日本一高い志を、日本全国に向けて宣明しよう、というわけである。
 具体的には、午後1時から、市中で、『大学』の勉強会を開催し、その後、備中松山城に登城。その天守を前に、この「平成牛麓舎の令和元年の誓い」を参加者全員で唱和。メンバー一同が、思いを新たにしたのであった。

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5月4日(土) 新天皇 誕生直後の 一般参賀 人が代わりて 風新たなり

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 この日、皇居での「一般参賀」が執り行われた。今回は、新天皇即位の直後のことであり、しかも天候にも恵まれたことから、14万人余もの方々が参加したという。テレビでも、その様子が放映されていたが、新年号フィーバーも加わって、驚くばかりの人の数であった。
 私は、新天皇即位とともに、国民が日常生活で使う元号も新たにするというのは、見事な知恵であると思う。国民は、新たな天皇と元号のもとで、新たな命を得る。そしてそんな命を次々に引き継いでいくことによって、日本という国家は、長期にわたる命を生き抜いていくことができるのではないだろうか。
 日本列島全体に、新しい風が吹きはじめた印象である。その風に乗って、新しい時代が空高く鳥のように舞い上がっていく。「鳥改まりて、風新たなり。そして、風新たにして、鳥新たなり」と、こんな気持ちである。

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5月3日(金) 憲法も 人・モノ・カネと 情報が 支えてこその 共同幻想??

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 今日は、「憲法記念日」。今の日本国憲法は、今年で72歳ということになる。施行以来一度も改正されたことがなく、「不磨の大典」とも呼ばれている。この改正が行われなかったのには、様々な理由があるが、何といっても、長い間、日本社会が比較的安定していたことを取り上げなくてはならないだろう。
 国家の安定には、俗に「経営の四資源」と呼ばれるものが、国家にもきちんと備わっていなくてはならないと私は考える。つまり、「人・モノ・カネ・情報」の総てが大切である。
 しかし、最近の日本を見ると、少し不安になってくる。その一つに「カネ」の問題がある。昨年末、国が抱える借金総額は、1,100兆円を超えてしまった。こんな巨額の財政赤字をいつまでも放置していいはずがない。
 そこで、この日の勉強会では、「国の財政赤字問題」を取り上げ、語り合ったのであった。

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5月2日(木) イラン産 原油がついに 全面禁輸! そう言やガソリン 高くなったね

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 イラン産原油の禁輸措置について、アメリカ政府は、適用除外措置を打ち切ると発表。今後、イランからの原油を輸入すれば、米国の厳しい制裁措置の対象になるとしている。
 イランにとっては、原油が最大の輸出産品であり、この禁輸措置は、イラン経済に大きな打撃を与えつつある。イラン国民の不満も、そろそろ限界に近づきつつあるようである。
 問題は、この経済制裁の真の目的が何かということである。イラン弱体化によるイスラエル支援? 原油高を通したアメリカ国内の原油生産業者支援? またはアメリカ国内の武器産業への大きな利益?…。
 トランプ大統領の再選戦略の要として、このイラン問題が取り上げられていることは確かであろう。日本でも、この頃ガソリン価格が高くなってきた。その給油機を見ていると、トランプ大統領の姿に見えてきた。さて…。

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5月1日(水) 連綿と 維持されてきた 我が国の 元の思想は 年号維新?

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 今日は、新天皇が即位される日。
 新天皇は、「剣璽等承継の儀」において、歴代天皇に伝えられてきた神器等を継承された後、「即位後朝見の儀」に臨まれ、天皇として初めてのお言葉を述べられた。これによって、天皇の譲位が、つつがなく終了。今日を期して、「令和元年」が始まることになった。
 この譲位と元号刷新には、確かに人心を一新する力がありそうである。一つの生命が連綿と続いていくためには、生命の本質が確実に引き継がれると同時に、そこに時代の変遷に対応する新たな要素が付加されねばならない。つまり、継承のみならず、維新ということが、重要な意味を持つことになる…。
 わが国においては、その維新を、天皇の譲位と元号の更新を通して行ってきたということではないだろうか。こんな日本人の知恵について、深く考えた一日でもあった気がする。

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