9月30日(月) 明日から 消費税率 アップだと 報じるニュースに 秋風の吹く
今日のニュースには、明日10月1日に10%にアップされる消費税の問題が大きく取り上げられている。その一方で、「賢い消費者キャンペーン」も展開され、新たに導入された軽減税率やキャッシュレス決済でのポイント還元など、消費者が知っておくと便利なことを啓蒙するような報道も幅広く行われていた。
しかしこの消費税増税は、国が税収入を増やすために行うものであり、結局は、消費者の財布を苦しめるものになるのは確かである。少子高齢化に伴う、年金や医療、福祉などの歳出増加が、その最大要因であるが、それと同時に、このしばらくの世界秩序の揺らぎの中で生まれている新しい課題への対処に、新たな財源が求められてもいるのだろう。
これからの日本の行く末を思うにつけて、秋風に枯葉の舞い散る何となく寂しい風景を頭に思い浮かべたのであった。
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