9月3日(火) 英国は 過去の光に しがみつき いつの間にやら 落日の時…
イギリス議会が再開。この議会での焦点は、10月末のEU離脱を主張するジョンソン首相と、「合意なき離脱」に強く反対する野党勢力などとの対決である。
さっそく野党労働党などは、来年1月末までの離脱延期を要請する法案を提出。それに対して、ジョンソン首相は、10月中旬の総選挙をちらつかせながら、その野党を牽制。テレビでその議論を見ていると、相当激しいやりとりが展開されているようである。
イギリスといえば、現代に続く「議会制民主主義」発祥の国であり、長い間、その鑑とされてきた。しかし今の英国議会は、逆にその「議会制民主主義」の限界を、私たちに示しているという気がしてならない。
イギリスは、過去の栄光にしがみついて、今、かえって凋落への道を転がり落ちているのではないか…。そんな気がしてならない。
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