4月17日(金) 中国も 統治の危機か? 経済の 不振が生み出す 国家の分断!
中国の今年1月から3月までの経済成長率が、前年同期比でマイナス6.8%であったと発表された。新型コロナウイルスの感染拡大により、1月下旬から3月にかけて、国内の経済活動が停滞した影響だという。
これら経済活動の停滞と景気の急降下によって、中国国内では、共産党に対する批判の声も強まっているという。国内における経済格差問題に、火がつき始めているという。
おそらくは、共産党政権は、コロナウイルス対策としての外出禁止措置を盾に、反政府活動も徹底的に封殺することになるであろう。
しかし、今回の経済不振は世界中に広がっていて、中国経済を急回復させることは至難の業だと思われる。それが長期にわたると、盤石を誇った習近平体制にも、今後、揺らぎが生まれかねない。中国も、今、大きな統治の危機を迎えていると考えるべきであろう。
| 固定リンク